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天竜



 W杯日誌 くそ〜もう何日目でもいいよ〜

買っておいた祝い酒を自棄酒にして呑むこの悲しさ。アルコールが入っているのでちょっとくらい口が悪くても勘弁してください。

日本 vs デブちん

私は詳しい戦術とかそういったものを語れるほどサッカーを深く知っているわけではないので三試合通してのジーコ采配がどうだとかこうだとかは言うつもり全然ありません。でもねー、開幕から今まで30試合近く観てきましたが、日本代表ほど闘志が表に出ないチームは他になかった。本当にW杯を戦っているのか訊きたくなるくらい。ハリウッドの合成CGじゃないのかと。

別にね、あからさまなパフォーマンスだって良いんですよ。世界トップと言われるGKが泥だらけになって地面を這いずり回ったり、交代させられた選手がベンチで監督への怒りを顕にしてペットボトルを蹴散らしたり、自らのミスを取り戻すために激しくファールして墓穴を掘って赤紙もらったり。この間のクロアチア戦で川口にPKを阻止されたスルナだってそう。自分の失敗を取り戻そうと必死で、追いつくわけないボールを追ってカメラマン席に飛び込んでいったり、そういうのを観ると、彼らは国民の期待を背負って本当に戦ってるんだって、私みたいな素人でも胸が熱くなるわけですよ。敗戦は悔しいですよ。だけどそういう気迫さえ見せられなかった代表のどこがサムライなんじゃと私は言いたい。
おまけにデブちん復活させちゃうしさー。なんだよなんだよー。

ダブルショック! vs イタリア

チェコも負けてグループリーグ敗退。泣けた。これにはまいった。彼らには言いたい。本当にお疲れさま。また世界でもっとも美しく華麗なフットボールを復活させて、W杯の舞台に戻ってきてください。


がんばれロシ。君の背中にはウルチカサッカーの未来が懸かってる。

オージービーフ vs クロアチア

日本との折り合いもあり結果を知ってから観たわけですが、この試合、開幕からのゲームの中で三本の指に入るくらいの面白さだった。すんごかった。どちらも最後は戦術うんぬんを通り越して、がっぷりよつの格闘技状態。もう観ていて結果知ってるのに「うおー」「わおー」しか言葉が出てこない。あまりに凄い試合だっただけにレフェリーもぶっとんじゃったのか、クロアチアのシムニッチがイエロー二枚で退場なのにそのままプレーを続けさせ、最後に三枚目のイエローでようやく退場させるなんて事態も。笑えるが普通はありえん。


君ら二人を仲直りさせたのが最高のヒディンク采配なのかもね。

2006年06月23日(金)



 W杯日誌 そろそろ使い回しも見逃して十三日目

メキシコ vs ポルトガル
最後は負けちゃったけどメヒコ達の決勝T進出は決定。この試合もまた凄く良かったんですけど、どうも結果だけが伴わないのが惜しい。メキシコの選手達は日本人よりもさらに小柄なんですが、あれだけの粋なフットボールができるというのはジャペーンも見習うべし。
メキシコは決勝Tではアルゼンチンと初っ端から当たりますが、南米喰いとして有名なので、これはもしかしたらもしかしちゃうかもよ。


「俺らがアルゼンチンを食う!」「はーい!」

アルゼンチン vs オランダ
優勝候補同士の「もし決勝で会ったらそんときは本気モードでヨロピコ」的な一戦。しっかしオランダのなあなあぶりはそろそろヤバいんじゃなかろうか。いつもはライオンに見えるニステルローイがいつまで経っても猫ひろしなんですけどニャー。


メッシとのキス:PRICELESS

そろそろカメラマンもモッサイ男ばかり撮り続けているのでちょっとおかしくなってきてるんでしょうね。

2006年06月22日(木)



 W杯日誌 ああオーウェン…な十二日目

まだ信じちゃいないけどさー vs エクアドル 

3連勝という最高の形でグループリーグを突破したドイツ。おかしい、日本と同じくらいのトワイライトゾーンがバックラインにあるはずなのに…。


「ちゃんと見てた? 俺らそんなに弱くないんだって」


イングランド vs スウェーデン

ア、ア、ア、アルバックがゴールしてもうた!!まだシャンペン買ってないよ〜。ああ、これでアルバックもネタキング卒業しちゃうのね、残念。じゃあチームメイトが君と同じ部屋だと禁欲できないと愚痴ってたことは内緒にしておきますね。
あ、キャプテンも途中交代ながらヘディングでゴール決めました。君はいつでもできる子だね。


「俺はやればできる子!!」

2006年06月21日(水)



 W杯日誌 オーレオーレ!な十一日目

スイス vs トーゴ
スイスというと涼しげなイメージがあるのですが、これがまた観客も選手も熱い熱い。もしかしたら大物食いのダークホースになっちゃうかもな〜。


「トリャ!」「アウチ!」

フィリップ、君は黄紙リーチなんだから気をつけてちょうだい。

スペイン vs チュニジア
同点に追いついたときは朝っぱらからちょっと泣いちゃったわよ。いつもならあのまま個々が身勝手にプレーしてグダグダになって終わることが多いのに、組織でちゃんと点を取れるなんて!くそー、思い出してもジーンとするわ。シャビはこの試合のマン・オブ・ザ・マッチ。そうよ、君はこんなところで躓いているわけにはいかないからね。


「キャプテン、真犯人が分かりました!」



それにしてもスペインのサポーターは良い意味でも悪い意味でも自由過ぎやしませんか。


「あんたもスペ代も愛してるわー」

まあ、アタイはそこが好きなんですけど。

2006年06月20日(火)



 W杯日誌 恐ろしやアルバック十日目

崖っぷち vs 超崖っぷち

ご覧になりましたか皆さん?恐怖の瞬間を。柳沢にアルバックの生霊が憑り付いたその瞬間を!もうね、左サイドのトワイライトゾーンといい怖いわ!
まあでも、首の皮一枚望みが繋がったわけですから、ブラジル戦はとにかく勝ってください。多分ジニーニョとかシシーニョとかロビーニョとか、若手ニョ軍団が先発できそうな気がしますが、ほんとに勝ってくださいお願いしますお願いします。


「久保っち元気かな〜」

それにしても、クロアチアのスルナ、今はウクライナのリーグでプレーしてるんですが、来シーズンはウッシッシなオヤジどもに唾を付けられて、名のあるクラブチームにドナドナされそうな予感がぷんぷんしますね。リバポ右サイドいないんだから買っちゃえよ。可愛いし。

なんだよ余裕かよ vs 別に余裕じゃねえよ

日本としては、さっさとブラジルに勝ってもらわなくちゃいけない一戦だったのですが、どうも観てるとオーストラリアを応援したくなっちゃうんですよね。しゃーない、キューウェルとビドゥーカにはリーズ時代から愛着あるべ。


「なんてこった!デブが(ちょこっとだけ)走った!」

2006年06月19日(月)



 W杯日誌 脱力全開な九日目

ポルトガル vs イラン
世界中でもっともゲイのハートを掴んで離さないC.ロナウドが、世界最高のドリブラーになるか、世界最高の独りよがりになるかはこの大会にかかっているような気がします。にしてもポルトガル安定してんな〜。


「俺は自分が大好きダーー!」

チェコ vs ガーナ
チェコにはモダンサッカーの真髄があるとかなんとかどこかの誰かが言ってましたが、ガーナのパワーとスピードの前に完敗。チェコのこの強さと脆さのアンバランスさがたまらんわけですが、嫌だ、絶対に勝って決勝トーナメント進出してください。ふんとに頼んます頼んます。


「やだやだ負けてないもん、ぜんぜん負けてないもん」

2006年06月18日(日)



 W杯日誌 「ナイロビの蜂」は面白い?八日目

スペイン代表だってお昼寝してるばっかりじゃなく、暇な時間若造たちはゲームしたり、ゲームしたり、プレステしたり、ゲームしたりしているらしいのですが、そんな中、シャビはひとりミステリ小説にはまってジョン ル・カレを読み耽っているらしい。お姉さんはシャビに友達がいるかちょっぴり心配です。

アルゼンチン vs セルビア・モンテネグロ
あまりに強すぎてわけがわからんアルゼンチン。それなのに「僕らよりイングランドやブラジルの方が強いし」とか言ってるし。謙虚なのかとぼけてるのか一体どっちなの〜。


「ロナウド見てる〜?」

オランダ vs コートジボワール
勝つには勝ったけれど優勝候補オランダ、なんだか中身のほどがグダグダです。


「なあ、うちに来ちゃえば?」「でもぉ、ジョゼさんとアブラさんがダメって言うし〜」

メキスィーコ vs アンゴラ
渋くて通好みのいい試合をしたんですがメキシコ勝ちきれず。映画「GOAL!」のサンディのように不屈精神でどうにかグループリーグ突破してけれ。


「次は俺らがずぇったい勝ぁつ!」「は〜い!」

2006年06月17日(土)



 W杯日誌 いっこく堂的な七日目

(あれ)あれ、(なんだか)なんだか、(おかしいぞ)おかしいぞ



(眠くて)眠くて、(人が)人が、(斜めに)斜めに、(見えて)見えて、(くるよ)くるよ。  【協力:オーストラリアラグビーチーム】

イングランド vs トリニダード・トバゴ
ほらね〜ほらね〜、前日にシャビがゴールを決めれば、そりゃキャプテンもきっちり時間差アベックゴールを決めてきますよ。シャビが三年に一度のへディングなら、キャプテンは二年に一度の効き足とは逆足での強烈ミドルシュート。仲良きことはなんとやら。


「兄貴、あっしには待たせてる奴がいるんでやす」

アルバックはネタ要員なの
どうなのよ スウェーデン! vs パラグアイ

面白かった!超面白かった!こうね、きっちり閉まった鉄の扉を、手を変え、品を変え、とにかく出来うる限りの手段を使って抉じ開けにいったスウェーデンの迫力ったらない。
それにしてもFWのアルバック、初戦といい、今回の試合いい、決定的な瞬間で超ファンタスティックにゴールを外しまくる天才。本大会中に彼がゴールを決めたらあたくしシャンペンを開けますわ。

2006年06月16日(金)



 W杯日誌 六日目

スペイン vs イングランド

「正々堂々がんばります!」

あ、間違えた。こりゃ二人ともテニスプレーヤーだ。

スペイン vs ウクライナ
三年に一度あるかないかのシャビのヘディングシュートでスペイン代表のワールドカップ幕開けです。そりゃ日本、豪雨にもなるわ。
結果は4-0で圧勝でしたが、スペイン贔屓な私だって分かる。3点目のあれは間違いなく誤審です。トーレスが勝手にこけただけです。そりゃパンツ引っ張るのもファールにはファールだけれども、PAの外でのことだし、レッドは酷すぎた。


「でも勝ちは勝ち!」

そう、それがフットボール。


でもシャビよ、ジュリエットのもとに一歩近づいたね。


「ったく遅せーなー」


強いのか弱いのか(略) vs ポーランド
二戦目に突入。私は眠い。一戦目で不甲斐ない戦いをしたポーランドが今回は粘りに粘って頑張ったんですが残念ながら二連敗。


「君は本当に凄かったんだから」

ドイツ代表、やっぱり強いのか〜?

2006年06月15日(木)



 W杯日誌 五日目

スイス vs フランス
点が取れないフランス病は四年前のコリアジャペーンから継続中。足を骨折したシセのために、何人かの選手は彼の名前の入ったリストバンドをつけてましたね。


「ええー、なんでイエローなのさー」

ってフィリップよ、ジダンの横っ面に頭突きすりゃあカードの一枚も出されるわい。

ブラジル vs クロアチア
ビーエス実況解説ではブラジル強い強い!とワーワー言っておりましたが、王者の風格は感じられませんでしたね。ドイツ入りしてから夜遊びしすぎとんねん。


いいかい、走れないブタは――ただのブタさ。

2006年06月14日(水)
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