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天竜



 マジョルカのアランゴ

痛い痛い一日から数日しか経っていないというのに、またしても痛いというか、ほとんど恐怖にも似た痛い話。

またしてもサッカーなんですが、昨夜録画してあった我が(枕詞)セビージャとマジョルカの試合を観たのですが、ドリブルしていたマジョルカ選手アランゴの顔面に相手選手の肘が激突して、アランゴが卒倒。顔を血だらけにして、ゴム人形のように倒れ込んだアランゴの様子がただごとではなく、周囲の選手が異常を感じ集まり出したときには意識のないアランゴの全身がひどい痙攣を起こし始め、一瞬スタジアム全体が騒然というより、血の気を引いたように静まり返り、試合が中断。アランゴのもとにドクターが駆けより応急処置をほどこしている様子を他の選手が口に手を当てて見守っている姿は、生命の危険さえ感じさせる状態でした。

で、すぐに病院に運ばれ、しばらく昏睡状態が続いたらしいのですが、どうにか意識を取り戻し、脳にダメージもなかったという報告が入りようやく一安心。頬骨骨折という外傷だけですみそうだということでした。よかったねアランゴ〜(泣)

サッカーの試合では流血や激しい衝突というのは日常茶飯事なのですが、今回ばかりは本当に心臓が凍りつきそうになるくらいショッキングな映像でした。
一日も早くアランゴが無事ピッチに戻ってきてくれることを願っています。がんばれアランゴー!

2005年03月24日(木)



 イオリン

兄弟小説はどうにか2/3ほど書き終わり、もう一息どっこいしょです。

さてさて、いろいろな皆さんにオススメ頂いている藤原伊織さんの小説を三冊ほど読み終えました。もーーっね!皆さん、私の萌えツボを心得ていらっしゃる!ヨッ、大統領!
面白いですね〜、いや〜ほんとに面白いですよ。パラソルのヤクザ浅井は、あれです、室井ラブラブ国分組長の次にくるくらい、島村スキスキーでしたものね。
そして、ひまわりの原田!原田!!原田!!!!<うっさい!
こんなね、フェロモンモンの原田を襲わん秋山はひとでなしですよ。ろくでなしですよ。ドーナツばかり食ってる場合じゃないですよ、ったくもう。
しっかし参りましたね。しばらく私の中で原田熱が続きそうです。

ってここで書きすぎると読書記録が空白になってしまうのであれなんですが、そうそう、藤原先生がねー、黒田博行先生と仲がいいらしく、短編集の解説を黒田先生が書いていらっしゃるのですが、藤原先生のことをイオリンって呼んでるんですよ。イオリンイオリンと可愛く呼ばれる藤原先生も藤原先生だが、普通にそう呼んでる黒田先生も黒田先生です。五十男が二人して。ほほえましいったらないです。

さてそんなわけで、日々の活力はハードボイルドから。また皆様、オススメ本がありましたらこそっと耳打ちしてやってくだいませねー。

2005年03月22日(火)



 福岡県西方沖地震

九州での地震驚きましたね。福岡を中心に地域の方、大丈夫でしたでしょうか。新潟、スマトラ島と大きな災害が続くなかでの今回の地震、否が応にもそれらの天災が決してひとごとではなくなってきている昨今、だからこそ一刻も早く政府から復興への手が差し伸べられ、それが一時的なものではなくすべての復旧を見届けるまで継続性を持って行われることを願いたいものですね。被災地の皆様には一日でも早く被災前の不安のない生活を取り戻せるよう心から祈るばかりです。

2005年03月21日(月)



 痛い痛い一日

ホワイトデーにチョコばかり貰って血糖値上昇中の天竜さんですこんにちは。

映画話の続きで申し訳ないんですが、メル監督作「パッション」も観ました。もーーーね、痛いです。壮絶に痛かったです。日本人にはあまり「鞭打ち」というものに対して恐怖感というのはないじゃないですか。よく外国映画で先生が悪いことをした生徒に鞭を打つシーンや、軍隊でヘマした人間が教官から鞭打たれるシーンを頻繁に目にしていて、日本人の体罰に比べたら大したことないんじゃないかとすごくぼんやりとしたイメージを持っていたのですが、聖書に書かれている「鞭打ち」が映像化され、これほど残酷なんだと知った今は、キリスト教国で鞭打ちをバツとして用いている理由も分かるし、痛みもさることながら、背後から背中や尻を鞭打たれるという精神的なダメージの大きさにおいて、行いを正すという意味合いも強いんだろうなということが察せられましたね。

さてそんな感じで「痛い!痛い!」とわめきながらパッションを見終わったあと、気分転換にサッカーを観たのですが、試合中にですね、スライディングをした選手のスパイクの裏がボールを持っていた選手の太股にクリーンヒットし(大ファールだ!)、肉がね、肉がね、抉れたんですよ。またしても痛い!痛いよ〜!
泣きたかったです。選手はもっと泣きたかったでしょうけれど。腱まで達していなければいいんですけどね。

そんなわけで天竜さんの痛い痛い一日でした。

2005年03月16日(水)



 アフガン零年

映画「アフガン零年」を観ました。この作品は私が書いたアフガン小説とちょうど同じくタリバンが国を制圧していた時期を舞台にした作品で、監督もアフガン人、俳優は監督がアフガンでスカウトした一般市民ということで、映像がすごくリアルでしたね。本で得た知識だけでは解かりえないような部分もたくさんあって、当時の市民がタリバンにどれほどの恐怖心を抱いていたのかとか、手酷い女性差別の現状とか、そのなかでデモ行進する女性たちの強さとか、あらためて知ることができました。
映画としても完成度は高かったと思います。主役の女の子は監督が配役を決めるためにアフガン国内の施設や学校を見て回っていたときに、物乞いをしてきたストリートチルドレンだったそうなのですが、演技するのは初めてとは思えないくらいの好演でした。実際、9.11以前のアフガンを生き抜いてきた彼女にとって、例え映画といえども、実体験の再現でしかなかったのかもしれません。映画撮影時にもよく当時のことを思い出して泣いていたと監督も仰ってましたからね。

DVDの監督インタビューの中にもありますが、同時多発テロ以降再び世界から忘却の国になりつつあるアフガニスタンが歩んできた歴史的悲劇は(タリバン支配だけでなくそれ以前の大国によるパワーゲームや、いまだテロが続き、民主化が行き詰まる現在など)こうして映像にすること、何かに残すことで、今後の戒めにしていくべきなのでしょうね。
皆さんも機会があればぜひ。

2005年03月15日(火)



 ごはんの国の人だもの

昨日は鰻を食べて元気ハツラツの天竜さんですこんにちは。

ボケーとしている間にもう三月ですね。面白い小ネタひとつ思い浮かびません。なにかあったかな〜、本当になんにもないのですが、そうそう、私もともと「パン派」か「ご飯派」かと訊かれれば、間違いなく「パン派」だったのですよ。それがね〜、最近また拍車が掛かってしまい、気が付くと朝、昼、晩とパンを食べてるんですよ。一週間のうち白米を食べたのが一回きりだとか、普通にあるんですよ。

これはマズイですよね〜。なんたって太るさ〜。
気をつけなくてはいけませんね。
さてそんな、皆さんにとっては脛毛一本程度の興味もないだろう天竜さんの食生活をご披露してみました。
次はもっとまともな話題を探してきます…。

2005年03月10日(木)



 ローレライ

観てきましたよ映画ローレライ!
もうね、初っ端浅倉が出てきた時点でヤバかったね涙腺が。あれなんですよ、映画も確かに良かったんですが、原作を読んでると例えば浅倉なら浅倉がああいった行動を犯すまでの経緯がはっきり解かるじゃないですか。だからそれを思い出して泣けてくる。パウラが出てくれば、収容所で起こった出来事や、フリッツのことを思い出してまた泣けてくる。それの繰り返しでした。
映画はですね、そういった意味で映像のインパクトは圧巻でしたし、俳優さんたちの配役も良かったですし、想像以上の出来だったと思います。
ただね〜、残念なのが上手い具合にごまかされてしまったラスト。すごく綺麗に終わってしまって、彼らが最期で見せる戦争の悲惨さや、彼らの命を犠牲にして成り立つ現代という流れがね〜、希薄になってしまって個人的にはちょっぴり残念かなと。でももちろん、映画は映画ですごく解かりやすいストーリーになっていて良かったんですけどね。

それほど期待していなかったローレライがこの出来だと、亡国のイージスが本当に楽しみ。原作への思い入れも強い作品なので、あの読了後に味わったなんともいえない清々しい感じをぜひとも再現して欲しいところですね〜。楽しみです。

2005年03月07日(月)



 読書記録更新

更新しました。今回はなんといっても沢崎シリーズでしょう!お時間のある方はどうぞ偏りまくった読書記録、読んでやってくださいませね〜。

2005年03月06日(日)



 モヒカンでしたよモヒカンでしたね

いきなりですが私信です〜。
こんにちわんこそばで私の横隔膜を刺激したナタデココさん、メールの返事が戻ってきてしまうので、もしお時間があればご一報くださいませ〜。

2005年03月05日(土)



 迷信は迷信だけれどもさ

今日はひな祭りですね。雛あられ食べましたか?雛壇を3月3日過ぎても出しっぱなしにしていると嫁に行きそびれるという話がありますが、大丈夫です、3月3日までにきっちりかっちりすっきり仕舞い終っても、いきそびれる人間はいきそびれますから。

さて、小説更新うんぬんの話は取り敢えず置いといて。今日、めざましに福井さんが出ていらっしゃいましたね〜。映画ローレライのインタビューで。なんか丸っこくなってて可愛かったです。あれなんですって、「終戦のローレライ」のハードカバーのデザインは、「世界の中心で〜」の雰囲気をパクったらしい(笑)あやかれるもんやあやかっとけ!と表紙をデザインした監督が言ってました。その潔さが好きです。映画、週末観にいきますとも!

さて、福井さんといえば伊坂さんです。<関係ない。
私の知らないうちに(つっても2003年の話ですが)、伊坂さん、ミスターギター(例のバンドの)のラジオにゲスト出演されたことがあったんですね〜。くそー、聴きたかったなー。「小説は持続力」という話をされていました。物書きには空想を持続させる根性が必要なのだと。
ちなみに、ミスターギターは私よりもたくさん小説を読むんじゃないかと思うくらいの読書家なんですが、伊坂さんのほかに、垣根さんの本とかも読んでますね。ルースター読み終えたって話をしてましたから。あれですよ、多分アキとカオルのいちゃいちゃも読んでますよ。垣根さんの「サウダージ」も読んだのかな〜。妙な因果か、単なる偶然か。面白いもんですね。
そう、ここ最近続けて垣根さんの本を読んだんですが、もうね、「尻の穴」とセックス擬音の「ぺしょんぺしょん」のイメージが頭にこびり付いて離れんのですよ。一歩間違えればお下品官能小説。際どいよ先生!いろんな意味で!

さてそんなわけで、最後はきちんと下ネタでしめてみました。
さあ皆さん、帰ってから急いで雛壇片付けましょう。

2005年03月03日(木)
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