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天竜



 痛い痛いも好きのうち

更新が遅れていてすいません!ストックが残り少なくなってしまったので、慌てて書き溜めてます。
今、自分を鍛えるために、ボーイズから逸脱した話を平行して書いているのも原因のひとつであります。マゾっけ炸裂です。
ワンフダフォー更新は明日にでも致しますので、もう少し待ってやってくださいませね〜。

あ、そういえばサッカー話でスイマセン。この間のユーロでも大活躍したデンマーク代表のグロンキア(現チェルシー在籍)が、私が応援するスペインクラブ、セビージャへの移籍に合意した模様。良くやったフロント!ヒューヒュー!アブラモビッチさんにちゃんとお中元贈っておくようにネ!

2004年07月11日(日)



 「風」を読みつつ

百器徒然袋「風」を読みながら、それとは関係なく「陰摩羅鬼の瑕」のことを思うのですが、やはりこの作品、もちろんひとつの完成されたストーリーとして充分に楽しませてもらったのですが、今までの京極シリーズと比べ合わせてみても、どうにも腑に落ちない部分が多い。で、これは京極先生の策略なんじゃないかと思うんですよなんとなく。この陰摩羅鬼の瑕は“前触れ・前兆”あるいは“ふせん”またあるいは逆に“余韻”みたいなものなんじゃないかと。

どう考えても榎木津の名前が間違っていたことや、最初から犯人が解かるようなストーリー展開だったこと、榎木津の視力が失われた件での前後のフォローが少ないこと。あの緻密マシーン京極先生が、あえてそう書いたとしか思えないんですよねー。考えすぎかなあ〜。

まあとにもかくにも、総合的に榎さんはサイコーだということなのです。すなわち、京極が沼上君に善く榎さんの噂をしてのろけているということなのです。

ああ!なんだか榎京書きたくなってきちゃったヨ!

追記。伊坂先生の「チルドレン」が直木賞候補作品になりましたねー。受賞できるといいですね。発表が楽しみダ!

2004年07月09日(金)



 EURO2004

優勝はギリシャでした!おめでとう!


うひょひょひょひょ〜〜〜

今年はトロイに始まりユーロを経てアテネに繋がっていくらしい。
恐るべしグリース!(泣)

2004年07月05日(月)



 「ワンダフルデイズ!」 11話目UP

11話目アップです。すでにジェラール・ウリエ監督はリバプールを解任されてしまいました。ヘミングの禁酒は当分かないそうもありません。

話し変わりまして、昨日ですね、深夜にBSで映画「ゴッホ」をやっていたんですよ。ゴッホをティム・ロスが演じてまして、そりゃあもう、名演でした。血まみれにさせてあれほど似合う俳優はティムくらいです。

あの、ゴーギャンとの蜜月(?)アルルでの同居生活も描かれていたのですが、きっと本当にこんな感じだったんだろうナ〜と思えるくらい、ゴッホが可愛かったです。アルルでの生活に飽きてパリへ帰ると言い出したゴーギャンの上に馬乗りになって唇を奪っちゃうシーンもあって、彼らの関係は同性愛的なものではないという考えもあるようですが、この映画の中では、少なくともゴッホはゴーギャンに対し、尊敬以外の感情を抱いてましたね。
結局、ゴーギャンはそんなゴッホから逃げるようにパリに戻り(この甲斐性なし!)、捨てられたゴッホは精神を病んで耳たぶを切り落としちゃうわけです。
唯一の理解者であったゴッホの弟テオ。この兄弟愛も深かったですね。ゴッホが拳銃自殺を図った翌年、ゴッホと同じように精神を病んでゴッホの後を追うように死んでしまうテオ。
もう映画の最後は泣けました。機会があれば皆さんもズェヒ!ティム・ロス最高です。

2004年07月04日(日)



 読書記録更新

六月分を更新いたしました。
先月読んだ柴田さんの「聖なる黒夜」関連の作品をまとめてチェック。

そういえば7/6には、京極センセの「百器徒然袋 風」が発売されますね!めちゃくちゃ楽しみです。映像化の余韻を吹っ飛ばすくらい(まだ言ってる(笑))面白い榎京作品になっていることを期待しております。

2004年07月03日(土)



 がんばれカルロス君!

うちの母の同僚に、カルロス君(仮名)という青年がいます。
彼が今日、会社で開口一番「鼻が潰れちゃった!」と母に伝えてきたそうです。その理由を訊いた母に、カルロス君は言いました。

昨日会社からアパートに帰るとガス会社の人がいて、「隣の部屋の人から集金をしたいんだが、どうやらずっと帰ってないらしい。どこにいるか知っているか?」と訊かれました。ぼくは隣人の顔も見たことないので「わかんないよ」と答えました。ガス会社の人はとっても困っているようでした。仕方がないのでぼくは管理人さんのところまで行って、事情を説明しました。すると管理人さんは「仕方ないねえ」と言って、一緒に部屋の中を見てくれることになりました。
ぼくも成り行き上、一緒に確認することにします。
管理人さんが隣人の部屋のドアに鍵を突っ込むと、「なんだ、鍵開いてるよ」といいました。物騒です。家を空けるのに、鍵を掛けていかなかったようなのです。ぼくと管理人さんとガス会社の人の三人は、「おかしいね」と言いながら、開いたドアから部屋の中を覗き込みました。

「で、どうしたの?」と母。
「それがね、ドアを開けた途端にすごい臭いがしたんだ!わかるかい?隣の人は留守じゃなかったんだよ!部屋の中で腐っちゃってたんだ!」

カルロス君はそれから真夜中までずっと警察の事情聴取を受けたそうです。
「鼻の中をアルコールで洗って欲しいくらいだヨ…」と、すっかりしょげて肩を落としていたカルロス君。
日本を嫌いにならないでねとそっと心うちで思う母であった。


※ 実話です。

2004年07月01日(木)



 「ワンダフルデイズ!」 10話目UP

ワンデイ10話目アップです。

そっか……阿部ちゃんか……(まだ引きずってる)
でもさ〜↓のキャスティングを見ると、宮迫と阿部ちゃんてアットホーム・ダッドじゃん。確かに榎さんは子供好きだけどサー。あの二人が木場と榎木津になるのかと思うとちょっとね〜(かなり拗ねてる)

きっと長身でコミカルでオットコマエという部分で阿部ちゃんになったんだろうな〜。鳶色の瞳とか西洋の磁器人形とか栗色を通り越して茶色い髪とか色素の薄い肌とか、どっかいっちゃうんだよね。
赤襦袢とか着るのかな。半目とかするんだよきっと。それで「京極!」とか呼ぶんだよ。くぅぅぅ〜。(女々しいぞ!)

公開は来年の夏だそうですね。
くそ〜かかってきやがれ(泣)!
なんだかんだ言っても、やっぱり楽しみにしております。

2004年06月30日(水)



 そうですか、そうなんですか、阿部ちゃんですか。

京極シリーズ、映画化されるそうですね。

京極…堤真一 榎木津…阿部寛
関口…永瀬正敏 木場…宮迫博之


個人的には、京極シリーズの映像化は悲しい以外の何ものでもありませんが、今までオファーを断り続けてきた京極先生が製作者側の熱意に押され快諾したといことなので、少しでもいい作品になるといいですネ…。<できればずっと断り続けて欲しかったけど…(泣)

2004年06月28日(月)



 「ワンダフルデイズ!」 9話目UP

9話目アップです。なんだか連載を続けるに従って不安になってきまして、登場人物は多いし、サッカーサッカーだし、スペインスペインだし、興味のない方には本当に申し訳ないです。
取り敢えず、完結まで待ってやってくださいませ(泣)こういう時、器用に連載を二つ並行して書ける技量があればいいんですけどね。

さて、話変わって。ようやく観てきましたデイ・アフター。
何かね、思っていたよりもぜんぜんくどくなく、あっさり塩味でした。確かにCGすごいヨーとかは思いましたが、人間関係が必要以上にベタベタしていなかったせいか、すごくあっさりしていたという気がしました。だから、観終わった後も全然疲れなく、すっきり爽快てな感じ。
ただ日本の描写はどうかと思うね。もうね、口をすっぱくして言いたい。タランティーノにも言いたい。(←ようやくキルビルを観たらしい)もう少し日本と中国を区別して撮ろうゼ!

そんなわけで。
次はブラザーフットを観にいきたいです。トロイVSブラザーフットの兄弟愛対決が大変です。<私の中でね!

2004年06月27日(日)



 「ワンダフルデイズ!」 8話目UP

8話目アップです。
そうそう、文中にですね、ヘミングウェイの話題がちょろっと出てくるのですが、フレデリックという主人公が出てくる作品は「武器よさらば」。
男女の悲恋を描いた作品なんですが、妙にホモっぽ描写が多くて私ははっきり言って萌えました(すんませんすんません)

抜粋してみる。(すんませんすんません)

+++

「きみは、まったくいいやつだよ」
「やっとわかってくれたね。心のなかじゃ、おれたちは同じなんだ。おれたちは戦友だ。さよならのキスをしてくれ」
「感傷的なやつだな」
「いや、おれのほうが、すこしばかり情が深いだけのことさ」
彼の息が近づいてきたのを感じた。「さよなら。また近いうちにくる」彼の息が離れていった。「きみがいやなら、キスはやめるよ。きみのイギリス娘をよこしてやる。さよなら、コニャックはベッドの下にある。早くよくなってくれ」
彼はいってしまった。


+++

どうなの!このイチャつきぶり!
このままデキちゃうに三千点!!このときの描写は「キス」ですが、ほかにもたくさん「接吻」してますこの二人。ううーん、ステキ。

ああ、天国からヘミングウェイに一本釣りされそうです。

2004年06月24日(木)
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