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■ 役に立たない旅日記
新年早々、会社が潰れそうなほど暇なので(いつも言ってるな〜)、旅行のことを日記代わりに書いておきます。ほとんど独り語りなので、何の参考にもなりませぬ。
まず、フィレンツェに到着して思い知ったこと。イタリア人の陽気さといい加減さ。まいったズェ。時間がなくて日本で円をユーロに両替できなかったんですよね(私も悪い)。んで、まあ最悪レート悪くてもホテルですればいっか〜なんて安易に考えていたのですが、到着日が26日。「24,25と祝日だったからホテルにお金ないねん」とフロントのおっちゃんに言われ、「だけど近くに銀行あるから、明日にでも行けばええよ姉ちゃん」と説得され納得。翌日銀行までの道を新しいフロントマンに訊いたら、「今日も銀行はお休みやで」と素っ気無く言われる始末。どないやねん!近くに両替所もないというし、初日から立ち往生したわけですが、結局カードでタクシーに乗って街へ出て、両替所が開くのを待ってようやく念願のユーロを手にしたわけですハァ〜。ピザ食う気力もねぇ〜。<ウソ。
ちなみに宿泊したホテルは「ノルド・フローレンス」。郊外にあるので案外不便。おまけに節水なのか節約なのか湯が温い!つうか水やん!イタリア人は熱いのが苦手と言うが、これはあまりにヒドイ(泣)泣きながらフロントに訴えると、1.5度くらいあったかくなりました。<誠意だけやん〜 しかし、ひとつおいしいことも。ホテルのレストランのウェイター、顔がジュード・ロウにそっくり。可愛ええ〜。ハゲてさえいなければカンペキね。
フィレンツェには三日間滞在して、本当にもう足が棒になるくらい歩き回りました。ルネッサンス美術に対しさして興味があったわけではないのですが、ウフィツイ美術館やアカデミア美術館は壮観でしたよ〜。ボッティチェルリの「春」や「ヴィーナスの誕生」は鳥肌が立つくらい凄かったです。他にも色々観光場所を巡り、二日目にはピサの斜塔まで足を伸ばしてきました。相変わらずナナメってました。(当然)残念ながら雨に降られましたけどね〜。
ああ〜、何だか本当に思い出メモになってきちゃったな。 三日目に電車に乗って日本人観光客らしくブランドのアウトレット店に行ったのですが、その電車というやつがまた曲者でチケットひとつ買うのにも悪戦苦闘。結局買い方失敗して電車の中で罰金まで取られちゃったよウエーン。ガイドさんに、「イタリアの若い男に泣き落としはきかん。狙うならおじいちゃんよ!」と技を教わっていたのですが駄目でした残念ショボーン。
四日目の朝、フィレンツェからヴェネツィアに移動。ここから長くなりそうなのでまたあらためて。 しかし食べ物とワインは本当に旨かったです。 あ、そうだワインで思い出した。近くの店でワインを買って友達と部屋で飲もうってことになったのですが、そういえばワインオープナーを持っていなかったことに気付きフロントに電話。(うるさい客だ) 「こっちに下りてきたら開けてやる」という甘い言葉に誘われてワイン片手に降りて行き「開けてちょ」と可愛くおねだりすると、「五メートル先にバールがあるからそこで頼んだらええがな」と冷たい返答。 それならそうと先に言え。 凍死しそうな夜中、ワインボトル片手にバールのおやじのところまで走ったワシ。おまけに財布も持ってなかったからチップも払えなかったじゃないの。 綺麗なバラには棘があり、人の親切には一癖アリ、うまいワインには困難がある。フィレンツェで知った教訓であります…。
2004年01月07日(水)
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