ヒビワレ。
 
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2005年08月27日(土)  夏の終わり
今日も母は寝込んでいた。
昨日よりはいくらか回復したみたいだけれど、
それでも朝はサラダを少し食べるのがやっとみたいだった。


今日も仕事を皆より少しだけ早めにあがらせてもらい、
会社を出てすぐに家に電話を入れた。
こんな時に父は週明けまで不在なので、すぐ母が出た。
何か食べたいものある?と聞いたら、すいかが食べたい、と。

ところが地元駅に着いてすぐの大きなスーパーSにはもうすいかがなかった。
梨やぶどうはたくさんあったのだけれど。
まだごはんものがほとんど食べられないであろうゆえ、
せめて食べたいと言ってるものくらい買って帰りたかった。

帰り道にあるスーパーMは、すでに閉店している時間だった。

少し遠回りして、普段行かないスーパーCへ。
閉店5分前にすべりこんだが、しかしなんとここでもすいかは売り切れ。
すぐに店を出て、更にその先にあるスーパーBに向かった。

そこにはすいかはあった。よかった!
駄菓子菓子!
丸いカットされていないすいかのみで、まあそれはいいんだけれど、
私のお財布の中身が少し寂しい事に気付いた。
明日のごはんの買い物もしていかなくてはいけないので、
それを全部買うには少々予算不足だった。

スーパーBでお買い物をするのにコンビニへ…
お金をおろそうとしたのだが、
なんとスーパーB近くのコンビニにはATMが無かった!ガーン!
自転車を走らせたが、他にもお金をおろせるところが無い…
わーんもうヤケですよ〜、と、自宅を通り越し(爆)、さらにその先のコンビニへ。
ようやくお金をおろしたが、すでにスーパーBよりスーパーYのほうが近い。
スーパーYは駅近くだし(地元駅とは別の駅)、きっとすいかもあるはず。

そしてついに、無事すいかを発見!
まるいすいかを一玉。よかったー。買えた!!
でもやっぱり売り場の広さは、梨のほうが広かったなあ…


思わぬところで夏の終わりを感じた。
少しずつだけど、季節は確実に秋に足を踏み入れてる。
明日は今年最後のすいかをいただこう。
今夜は北から風が入ってくるよ。
涼しい夜です。




2005年08月26日(金)  emotionally unstable
朝起きたら母が具合を悪くしていた。
風邪とは少し違う様子。
めずらしく、頭が痛いという。
頭が痛いなんて言う事は滅多にないので心配になり、
居間で小さく丸まっていたので、
一度押し入れにしまった布団をまた敷き、
横になったら?と声をかけた。

母は非常にパワフルな人で、
常にアクティヴに動き、普通にフルタイムで仕事をし、
家事も完璧にこなすスーパーマザーである。
病気らしい病気もほとんどなく、
(ただし病気になるとたいてい大きい。入院とか)
どっちかっつーと私のほうが断然よく寝こんでいる(苦笑)
顔はそっくりだが、中身は正反対である(苦笑)

だから、そんな母が具合が悪いなんて言うと、
物凄く心細くなってしまう。
会社を休もうかギリギリまで迷ったんだけど、
今、全く当日欠勤ができるような雰囲気ではないため、
何かあったらすぐ電話してね、と言って家を出た。

電車の中で、後ろ髪を引かれる気分になった。
なんだか異常に心細い。大丈夫だろうか。
ちょっとつつかれたら泣きそうな気分になった。

エレベーターの中で同僚に会ったので、
今日は早退可能そうか?と聞いたら、
受講必須の試験があることを伝えられた…忘れていた…
普段は仕事中に携帯を見るヒマもないのだけれど、
事情を話してたびたび中座をする断りを入れた。

特に携帯にはメールも無く。

ようやく電話できたのは昼休み。
今は寝ていたけど病院には行けたよ、と母。
風邪と診断されたらしい。
ひとまず安堵。

でも仕事中も気になってしょうがなく。
できるだけ早めに切り上げて、いつもよりはやや早い時間に退社。
帰りに、スーパーで買い物を。
食欲なくても食べられるようなものを…とか考えてたら、
ヨーグルトとかバナナとかゼリーとかうどんとか、
なんかいろいろ手当たり次第に買ってた。
自分が幼い頃、かつてそういうものを用意してもらってたなあ、
と考えて、また泣きたくなった。
(私は非常に病弱だったので、その回数は多かった)

帰ってきたら、すでに帰宅していた父はのんびりTVを見ていて、
母はスヤスヤと寝ていた。
びっくりするほど安心した。


自分が調子を崩すより、
両親が体調を崩すほうがとてもめげる。
人間、年はとるのだし、両親は自分よりも長く生きてるのだから
当たり前のことなんだけど。

なんていうかさあ。
両親には、いつまでも元気で、
「お父さん」「お母さん」としていてほしいなんて、
思ってしまうのですよ。
弱くなってる状態を見たくない、なんて、
いつまでも子供でいたいワガママな考えなんだけれど。

でも、ここ何年かは、
いつもお参りする時に、
「まわりの人の健康」を、一番にお願いしている。
願わずにはいられなくなっている。




夏も終わるせいか、
情緒不安定なのかな。
母が風邪をひいて、こんなに心細くなったのは初めてで。
ぼそぼそと書いてみた。



外で子供が泣いてる。
ごめんねごめんねって火がついたように泣いてる。
かき乱される夜。



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