ある音楽馬鹿の徒然カキコ♪...みゅう太

 

 

秋ドラも終わり・・・ - 2005年12月20日(火)




ところでこの秋シーズン、
忙しい、忙しいと言いながらしっかり週に3本の連ドラを見ていたわけだけど
「あいのうた」と「野ブタ。にプロデュース」の2本、
すごくよかった。


全然違う2本だから、比べられないのだけど、
どっちかというと「野ブタ。…」の方が心に残ったかな。

「あいのうた」を書いた脚本の岡田惠和さん、
「ちゅらさん」で有名なこの方の書いたドラマは
テーマは重いはずなのに、いつも清々しく、
そして深く沁みます。


「野ブタ。…」は、なんというか、
自分とはだんだん離れていってしまう世代の話なのに
私には「今の時代」の辛さの感覚、
喜びの感覚、
どっちもとってもリアリティがあった。
基本コメディ風なのに、とっても迫ってきた。(どっちかといえば「辛さ」の方が)



それにひきかえ昨日最終回だった「危険なアネキ」は
なんだってこんなのを全部見てきてしまったのだろう、
時間の無駄だった…。

「なんかあるだろう。いいところが。」
と思って途中で止められない自分がイヤだ。







...

継続こそ力なり - 2005年12月15日(木)




12月に入って、恒例の聖歌隊の練習が始まりました。

と、いいつつ、クリスマス・イヴ本番の前は
今度の日曜にちょろっと合わせるだけと
前日のゲネプロだけなのです。

これは教会のスケジュールの都合で仕方がない。


結局今までも5回練習に行っただけ。

まあ、ここ数年は80%が同じ曲で(同じメンバーだし)
今年も新曲はひとつだけなので、とりあえずいいんだけど。

でも正直、ヘタなんです〜。これでよく人に聴かせるよな、って感じ。
私以外、専門にやっていた人間はおらず、
それどころかアマチュア・コーラスすらやったことのない素人さんばかりだから
仕方ないんだけどね。


でも、それを考えたら、逆にこれだけよく歌えるな、とも思う。

ここ数年歌っている歌で、「アウェイ・イン・ア・メインジャー」(邦題:「久しく待ちにし」)
というかなり有名な曲があるのですが、
これを20世紀前半のハンガリーで活躍した大作曲家、ゾルタン・コダーイが編曲したア・カペラ版というのを使って歌っています。

このコダーイ編曲がすばらしくよくできていて、3声(女声2パートと男声)が複雑に、でもとても効果的にからみあって、原曲の価値を数倍にも上げています。
より神秘的になって緊張感も高いポリフォニー。


しかし、その分難しいのなんの。


さすがの私も数年前、初めて歌ったときは途中で音が全然わからなくなったり、
見失ったり、自分の出を誤ったり散々で、
家のピアノの前で何度も音とりをしました。

ましてや周りの団員には想像を絶する大変さだったと思うし、
実際、一昨年くらいまでは本番でも音が行方不明でグチャグチャ、
気合だけで人に聴かせてた感じでしたが
今やどうよ。

なんでできるの?てか
できるのが自然、な状態。


私自身も、普段たいして練習しているわけでもないのに(てか正直全然してない)
耳と声がバージョンアップしたのか、
周囲の全パートを完全に聴き取りながら、
そして周囲の男声をひっぱりながら、部分によって出すところは出し(させ)、
ハーモニーの中になる部分の時は控え(させ)たりして、
かつ男声部全体を、合唱全体の響きを溶け込ます、
(わかります?)
という微妙なバランスの舵をとる芸当もできるようになった。


ちょっと自慢。


もっともこういうことは、合唱をやる上では当然前提になっていなければいけないことなのだけど・・・(汗)

以前、私がオーケストラで頑張ってた頃(アマチュアですが)には
うんと叩き込まれたことだった。


ようやくこの歳になって「声」でもそれができるようになった。嬉しいっす。



でも、それって、私だけでなく
みんなも全体のハーモニーの中に自分のパートがどう響いているかをよく感得してなければ
いっくら私ががんばっても実現できないこと。



まさに「継続こそ力なり」だ。



てなわけでもうすぐ本番。
あとはみんなの体調しだい。


私なんぞ、いっつもこの時期になると秋のシーズン疲れか
カゼをひいたり、なにかしら体調を崩す。



頼むぞ〜。(←誰に言ってるんだ?)







...




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