ある音楽馬鹿の徒然カキコ♪...みゅう太

 

 

シャイン? - 2005年05月17日(火)




社員、じゃないっすよ。(←オヤジ化さらに進む)


映画「シャイン」。
デイヴィッド・ヘルフゴッドという知的障害(?)になってしまった
悲劇的、と同時に感動的なピアニストの映画があったでしょう?



さっき仕事から帰って来てニュースつけたら
この「シャイン」を彷彿とさせるような出来事があったそうで
ビックリした。


イギリス南東部で、先日ずぶ濡れの男性の若者が行き倒れで(?)
発見され、本人は全く口が利けない状態で記憶もないらしく
まったく身元がわからないそうで
(こんなニュースがあったことも知らなかったが)

この青年を教会に連れて行ったところ、
教会のアップライトピアノを見て急に目を輝かせ
4時間ほどぶっ通しでクラシックの曲を
プロ並の腕前で弾いたというのですよ。


この「プロ並」というのを誰がどう判断したのか知る由もないですが、
(ちなみにマイハニーは、OLが事件に遭う時よく報道で「美人OLが・・・」なんてことを言うからなァ、などと毒舌をはいておりました)
本当だとすれば興味深いですね。
まさに「シャイン」だ。


クラシック音楽関係の方でこの人を知っている人がいたら情報提供を求む、
とニュースで言っており、写真も出ていました。
金髪で短めに刈り込んだ髪で、結構カッコいい。そして若い。
20代後半くらいか?


とりあえず私には心当たりないですけどね。(あったら凄い)


ちょっとドラマティックな匂いのするネタだし、
クラシック関係のネタでは珍しいニュースですのでね、
少々ドキドキしました。








...

カン違いで反省っ! - 2005年05月16日(月)




私、以前に
東京「オペラの森」で上演された
小澤征爾さん指揮の、R.シュトラウス「エレクトラ」の演出のことで
(演出は当代気鋭の若手、ロバート・カーセン)
前に見た蜷川幸夫さんがBunkamuraで上演した
大竹しのぶ主演の舞台「エレクトラ」のパクリじゃないか?
みたいなことを書いてしまったのですが、
これは大いなるカン違いでした。


というか、無知なことを全国ネットでさらしてしまい
とっても申し訳ありません。


ああ、恥ずかしい。



私は、あのエレクトラの後ろで絶えず踊ったり歌ったりして
彼女の心理状態を表現している黒いワンピースの女性の群れのことを言ったのですが、

これってギリシア劇における
いわゆる「コロス」って役割の人たちですよね。



カーセンにしても蜷川さんにしても
ギリシア劇の原点に立ち返ってこの「コロス」を使っただけだった。


何でわかったかといえば
先日、新聞でやはり蜷川さん/Bunkamuraの制作した
(そしてやっぱり大竹しのぶ主演の)
「メディア」の批評を読んでいて、ハタと気がついたのでした。



ただハズカシついでに負け惜しみ言うけど、
オペラの森での「エレクトラ」の時は
そういう変わった演出だった、というようなことしか紙面には書かれてなかったぞ。


どこの評論家のセンセイも「コロス」には触れてなかった。





...




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