ある音楽馬鹿の徒然カキコ♪...みゅう太

 

 

外国人の遠足 - 2005年04月15日(金)




春になると、駅とか電車でよく子供の遠足に出くわしませんか?


私は昨日、途中駅から
なんだろう?インターナショナルスクールかな?
英語やらフランス語を話す子供達がたくさん乗ってきた。


うるさいのなんの。


「あそこの席あいたぞ!」(英語で)
と叫んではピューと飛んでくる。


朝、そういうシチュエーションに遭遇するのは正直とてもウザイ。

でも明るいですよね。
席とったりする、っていっても
周りの迷惑考えず、って感じじゃない。
どことなく日本の子とは違う感じがするんですよ。

ピューと飛んできても、座る瞬間周りをみてペコッとして
笑顔を見せて座る。


ところでしばらくして
少し大きめの乗降客が多い駅に停まった時のこと、

「バ〜〜イ♪」「バ〜〜イ♪」
とさかんにおっきな声がするので
「あれ?仲間が途中で降りちゃうのかな?」
と思ったら、そうでもないらしい。
誰に言ってるんだろう?


と不思議に思っていたら謎は簡単にとけた。



私が次の駅で降りる時、
女の子が2人、「バ〜〜〜イ♪」と
満面の笑顔で手を振ってくれた。


なんだか嬉しいよね。
こっちもすっかり笑顔になってしまって
「バイバーイ♪」と返してあげた。



人間、こうありたい。



外人慣れしてないと、ちょっと照れるかもしれないですけどね。





...

高〜〜い! - 2005年04月14日(木)




コンサートのチケットは高い!!



…何言ってんだ?オマエらのせいだろうが。
って言われそうですが、
やっぱり普通にコンサートに行こう、それも2人で行こうとすれば
相当に高い。



仕事場にいれば、ひとつのコンサートを成立させるための
ギャラ、海外渡航費、宿泊費、ホール代、宣伝費etcetc…・
を考えて、「これでも安いくらいだ!」
ってなってしまうのだけど
いざ、自分が家で他社のチラシなどを見て「これ行きたいな〜」と思っても
超一流のオーケストラだったら1万から2万円、
ピアニストやヴァイオリニストだって7,8千円、
オペラに至っては、例えば今年来日するミュンヘン・オペラや
来年のキーロフ・オペラ、メトロポリタン・オペラなど
安い席でも3万、高いところは5〜6万に達する。



今の給料ではとてもムリ(><)
だってコンサート行かなくたって、普段の生活費でカツカツだ。

実は去年から給料が減った。
結婚してから収入が減るなんて、マイハニーには何と言っていいか
晴天の霹靂だったが、これは私のところに限らず
大手のオフィスでも、音楽界全体にそういう傾向がでている。

で、食費の切り詰めから始まり、
お風呂の水量、トイレの回数、電話はできるだけサービスの良いパックを、
等々、我ながら涙ぐましい努力をしている。
それでも赤字になる月もある。


その状態でどうやってコンサートに行けば良いのだ!?



ムリ。



それでも、私はこういう仕事だし、
音楽に生きていく人間だから聴かねばならない。

だから多少の無理はしても、行く。



その代り、行くコンサートは名実ともに超一級のもの、
オケならシュターツカペレ・ドレスデンやロイヤル・コンセルトヘボウ、バイエルン放送響とか、(ベルリン・フィルやウィーン・フィルは高すぎてムリ)
ピアニストならポリーニやアルゲリッチ、ツィメルマンなど

こんな感じに絞るしかない。



本当は若い、評判の高まっているアーティストなんかをもっと聴きに行きたい。



でも自分の勉強と予算を考えれば、こうするしかないし、
まあ、前にも書いたが、結局は名人・大家と呼ばれる人の演奏で聴いた方が
音楽が「わかりやすい」のだ。
こういうレベルの人たちは、ベートーヴェンならベートーヴェン、
ショパンならショパンの音楽の「核」みたいなところに
寄り道なく、ダイレクトにたどりついてそれを音にしてくれる。
安かろう、悪かろうを聴きにいくワケにはいかない。


なんか自分に言い聞かせてるみたいになってきた…。



こんな中でひとつ有難いのはN響のチケットが安いこと。
一番安い当日の自由席が1500円で買える。


ハイ・コストパフォーマンスだ。



てなわけで、今週末の休みには
準メルクルが指揮するベートーヴェン畢生の大作、
「ミサ・ソレムニス」を聴きに行きます。



すごい楽しみです。










...




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