イヴの悪夢 - 2004年12月09日(木) 前回聖歌隊で歌うことを書いて、 そしてぺっぱーさんがBBSに書き込んでくれたことにレスを書きながら ふと思い出した。 私って、よくクリスマス頃になると体調崩すんですよ。 聖歌隊に入って歌うようになったのは 大学の頃からだから、かれこれ20年近く(うそー!?)になるわけで その間、3〜4回くらいアクシデントがあった。 はっきり覚えているのは7〜8年前かなあ、 イヴ礼拝本番の日、会社を早退して教会に向かっている途中、 電車の中で「なんか、胃がムカツクな〜。」と感じていたのだが、 「まあ、歌って盛り上がれば吹っ飛ぶさ。」と思っていた。 ところが練習が進むにつれ、吹っ飛ぶどころかますます気分が悪くなってくる。 吐き気もしてきた。 そしてよせばいいのに、本番前の休憩時間にだされた豚汁もたいらげて (だって、食べれば元気になると思ったのだ) 悪化させてしまい、直前には気持ちが悪くて冷や汗まででてきた。 まじ歌うどころじゃないくらいの状態になってきて 「えー、どうしよう、ちょっと待ってくれよ〜」と 心身ともに真っ青。 しかし私には一曲だけ(短いが)ソロがあって 「どうしてもそれだけは歌わねば…」と執念で合唱席につき そのソロまでもうガマンガマン、 なにしろ「歌う」なんて吐くことを助長するような行為ですからね(キタナイ話でスミマセン) そりゃもう辛かった。 でも執念でソロを歌いきった。 不思議なものでそういう時はテンションが上がり なんともないのだ。(でも人の話では音程がかなり下がっていたらしい) しかし歌い終わったら一気に吐き気がこみ上げてきて 舞台上からそそくさと抜け、 庭から廻り込んで教会の裏からトイレに入り … … … すっとした。(><) で、そこから直行で家に帰りフトンに倒れこんだのであった。 他にもここまではいかないが、 こういう風に具合が悪くなったり、インフルエンザにかかって 悲惨なイヴを迎えたことが何回かあったのだ。 やっぱり秋の「死の」コンサート・ロードの疲れが この年末の時期にどっとくるのだと思う。 目にものもらいがいくつもできて 止まらない、なんて年もあった。 秋の仕事量はどうしようもないので 予防のしようもない。 近年はそういうこともなくなったが、油断はできぬ。 こんなことを書いている横で 「あ〜、熱っぽいな。」などと言っているヤツがいて あー、心配さー。 ... クリスマスに向かって - 2004年12月06日(月) 先週から教会の聖歌隊の練習が始まった。 私はクリスマスがいつも楽しみで仕方がない。 もちろん、みなさんもきっとクリスマスは楽しいだろうし 私の中にも色んな楽しみがあるんだけど 中でも聖歌隊で歌うこと。 ヘンデルの「メサイヤ」のナンバーの一つ二つや 「オー・ホーリー・ナイト」や 私の行っている教会オリジナルの歌があって 私は毎年それらを全力で歌いきる。 馬小屋の飼い葉桶での、イエスのひっそりとした誕生を心から祝って歌う。 これが最高。 全身全霊を持って歌っていると 「第9」の「人間はみな兄弟になる」じゃないが 生きている人たちすべてと気持ちがつながるような 天国に近づいているような(危ねぇ書き方) すごい高揚感が全身に満ちるのだ。 こんな感じはなかなかないんだよな。 他に自分が音楽をやってる時、 例えばピアノやアマチュア・オーケストラのコンサートの時とは また全然違った種類の高揚なのです。 マイハニーには、せっかくのクリスマスに自分をほっとかれてるみたいで、 私のこの思い、なかなか理解できないみたいだけどね、 きっと聴いてもらったらわかってくれると思うんだ。 ...
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