ある音楽馬鹿の徒然カキコ♪...みゅう太

 

 

トリビアネタ? - 2003年11月13日(木)

これトリビアにだしてみようかな?
というネタ。



サザエさんの作画には



























サザエさん定規が使われている!!























昔ながらのキャラクターの輪郭を変えないため・・・らしい。
若いスタッフも可哀相に(なのか??)



ところでようやくBBSが開通しました。
ここのHome Pageのところをプチッ、と押してみて下され。

よろしくお願いしまーーーす。m(__)m


...

キーシンのリサイタル - 2003年11月11日(火)

の報告っす!


いや〜、やっぱりすごい、キーシンは。
今年になってからポリーニ、ツィメルマン、アルゲリッチやフレーレを聴いた耳ですら、そう感じる。

まず音の充実ぶり。
底光りするような、完全に楽器が鳴りきって限りなく美しく、限りなく大きくって感じだ。
それにあの超絶技巧たるや、リストのメフィスト・ワルツやハンガリアン・ラプソディーみたいなゴテゴテの極限技巧で飾られた曲でも
彼にかかったら簡単に弾けちゃう、っていうか余裕がありすぎてえらくスマートに聞こえて物足りないくらいだった。

もっとも前半はシューベルトの生涯最後のピアノソナタで、
これは後半のリストと全く違う種類の精神的で、怖くなるくらい孤独で美しくって静かな曲だけど、これをキーシンは素晴らしく弾いた。
聴くほどに、私はどこかあの世にでも行ってしまうんではなかろうか?
などと思ってしまったくらい。
他にこんな演奏をできるのは誰がいるだろう?
私にはあと2人か3人しか…ルプーとかシフ?くらい…思い浮かばないな。。

ただコンサートの満腹感ってことでいったら
前回の「展覧会の絵」の時の方が上だったかも。


それにしてもキーシンはたしか17歳くらいの時から聴いているが、
最初は天才肌の、でもどこか不安定で
曲によって底の知れない凄みのある演奏を聴かせてくれるけど
時には「どこへ行ってしまうんだ!キーシン!」って時もあった。
その頃の彼はチック(?)の症状もあって
たけしみたいに肩や首を小刻みによく動かしたりするクセが抜けなかった。
とても神経質になっていた年頃だったのだろう。
「この少年は将来リヒテルのようになるんだろうな…」なんて思っていた。



でもカラヤン/ベルリン・フィルとチャイコフスキーの協奏曲を演奏したのをテレビで見た時に、「随分、大きくなったなー。」と感じ、
その数年後、ニューヨークのカーネギーホールでのオール・ショパンのCDでは
音が素晴らしく鳴りきっているのと、音楽が堂々と覇気に満ち溢れていて、
かつて感じた神経質さなんかは微塵もなく
「今度はルービンシュタインみたいになってきたな!」と驚いた。


そんな感じでキーシンはどんどん成長している。
今や「世界最高の」ピアニストのひとり、と言って誰も反対しないだろう。
私も心からそう思う。


それに見かけも随分オッサンになった…




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