ひぽこんコラム

2012年01月22日(日) プレスリ〜〜〜

 また元・オレの店(笑)←コンビニ。。。でギーコギコとコピーとっていたら、いつも来ていたホームレスのオッさんがいたから話しかけてみた。。。

 したら、オッさん、ホームレスじゃなかった!!

 えええええええええええっ? マジ。。。。。。てか。

 東電の仕事してたんだ。でも福島のアレでさ、辞めて。今は中央郵便局の工事のところの仕事してる。

 って言うてた。

 オッさん。。。。どう見てもホームレスにしか見えないし。

 てか。ゴミ漁りとかしてるし。。。

 その話、本当かっ???  って信じないオレ。ひどい奴だね。。。オレ。

 人はいろいろで。人の人生はいろいろで。見ただけじゃ分からなくて。話してみないと分からないことだらけで。話しただけでも分からなくて。

 人は永遠にわからないな。。。

 と。その後、図書館に行ってエルビス伝の本、下巻を借りてきた。これ、上下でクソ分厚い本なのだが。。。。すばらしいのだ。すばらしいのだ。すばらしすぎて読むのに3ヶ月くらいかかりそうな本だ。。。。上巻と下巻、どうも出した出版社も違う。上巻はたしか4000円くらいだったのに、相当に売れなかったようで、下巻は8000円もしてやがる。びっくりだ。

 しかしこれを読むと(まだ上巻しか読んでないが)アメリカ文化最高のアイコンがどんなだったかがよく分かる。事実が淡々と描かれ、そして事実以上にすばらしいものはないことがよく分かる。

 エルビスはオレたち世代からするとドーナツ食いすぎた、ジャラジャラ変なものん腕からブラさげてる変わったオッちゃんだが、だが、死んだのは42歳だからオレより年下じゃんっ! そして変わったオッちゃんなどではなく、アメリカ文化の、その音楽文化のすばらしいルーツのつながりの中の、最も重要な1人だということが本当によく分かる。ハンク・ウイリアムスとかロバート・ジョンソンとかとひとつながりの中に居る。今までに作られてきた妙ちくりんな偶像とか、いろんなことのウソっぱちさに、おいおいなんてこったい、と思う。

 カートコバーンが世界1かっこいい。。。なんて思い込んでるおバカさんに、この本を読ませたいね←と、また最後に意地悪いことを言おう。

2012年01月21日(土) フリート・フォクシーズ

 昨日はバルト優勝に驚いてしまった。

 白鵬はなんか負けて、桟敷席んとこに琴欧州にブン投げられて落とされた瞬間、ああ、もう、いいや、どうでも〜みたいなというか、腑抜けた顔してたな。今まで強い強いできちゃったから、意外と2敗とかしちゃうと、もうイヤになってしまうタイプなのかも。諦めちゃうというか。どうでもよくなるというか。意外とボンだしな。ボン。

 と、昨日はせっかくご招待いただいてフリート・フォクシーズのライヴに行ったのだが。。。。

 フリートフォクシーズ<<バルト、、、、、だったわ。

 ツイッター見ると、みなさんもう、それはそれは激ベタホメなのだが。。。

 オイラはどうも心が入らなかった。。。

 どうしたってものすごく遠かった。それが一番感じたこと。遠くて遠くて。すぐ前にいるのに、その音はその歌は遠かったなあ。。。

 彼らがヴァン・モリソンの『アストラル・ウィークス』のような世界を目指したとか。すごく分かるんだけど、ヴァンがそのアルバムで聴かせてくれたような、宇宙を旅するような、深い森を旅するような、そういうのはなかったなぁ。。。イヤ、別に同じ世界を旅させてくれなくていいんだけど。

 でもあまりにもどこにも行けなくて。ひたすら立ち尽くしていた。そしてサイモンとガーファンクルのイントロみたいだとか。賛美歌みたいだとか。メロディがどれも同じでソングライターとして弱いなとか。なんか細かいところをチクチク突いてしまいたくなるばかりだった。

 でもツイッター読むとみなさん大々的に大ベタホメなので、おそらくオレが間違っているのだろう。オレが分からず屋のコンコンチキなのだろう。

 そうだと思う。

 でもいいんだ。分からず屋のコンコンチキで。

 彼らは牧歌的なサウンドで、彼らの歌世界には圧倒的にネイチャーな、偉大な力が込められているんだとは思うんだけどさ。。。でもさ。でもさ。オレたち日本人は1年前に圧倒的なネイチャーの偉大な力と、そのネイチャーの偉大な力に反抗しようとしてまったく歯が立たなくて自分たちの世界を破壊してしまった恐ろしいことを目前にしてしまっただろう。

 そんなオレたちからしたら、彼らが歌おうとしている圧倒的なネイチャーの偉大さは薄っぺらに思えてしまうんだ。。。。って、まぁ、だから、オレたちというより、オレだけがそんな風に思っているんだろうが。

 オレはヘンクツで何事にもツバはいて。みんなが愛するものにケチつける野郎だからだけど。

 ごめんね。でも、オレには遠くて遠くて遠くて。まったく手が届かない音楽だったよ。目の前にいるのに。

 それはグオオオオオオンとオレを巻き込んでくれることはついぞ1度もなかった。

 招待してもらったのに。本当にすまん。すまん。。。

 でもみんなはすばらしかったとべた褒めしているから、いや、きっと本当にすばらしかったんだと思うよ。。。。きっとね。

 ま。世の中に1人くらい、アレはなんだったの?という人がいたってエエじゃん。。。。ね。

 全員が同じ感想ってのはまずないんだからね。

 

2012年01月20日(金) ジャニスとオレと雪だるま

PS:おかげさまで行きました↓。。ありがとうございました。ぺこりん。


 今日はフリートフォクシーズのライヴの日。。。赤尾先生のご手配でもしかして入れそうなのかもしれないが、しかしこの天気だ。。。。うがっあああああ。

 家の前はずううううっと工事してて←中野区のムダ金使いでムダに道路をキレイにしますとか言うてるが、そんなの意味がない。だって滅多に車も通らない道なんだ!。。。。。変な板が渡してあって、そこが異常に滑る。殺人板。サイアクだ。。。

 あああああ。今朝は朝1でインターFMがジャニスジョプリンとか流すから、朝から恨みます〜〜〜〜〜なムードになってしまったではないか!!

 こんちくしょおおお。恨みます〜〜〜〜インターFM! がるるるるる〜〜っ。

 。。。。そして雪の中、郵便局に行っただけで「めまい」を起こしてしまった虚弱すぎる私。

 ふんがあああっ。。。。寒さに弱い。暑さにも弱いけど。

 私の人生はこうしてフンガッフンガッ進んで行くしかないんだなとまた思う。

 元気に明るくポジティヴシンキングに進めて行けたら本当にいいのだけど、どうしても倒れたり、クラクラしたり、痛くなったり、不安になったりして、立ち止まり、うずくまり、途方に暮れる時間のが多い。

 今朝ジャニスを聞きながら、ジャニスってその短い人生の中でいろんなことや人を恨んで恨んで妬んで妬んで、それゆえに苦しんでいたけど、それって、ジャニスなりの愛し方だったんだよなぁと思った。

 オレも似てる。恨んで妬んで、それがオレなりの楽しみ方なんだ。

 それしか知らないから。ほかにやり方がわからないから。

 そうする。

 そうなる。

 
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