ひぽこんコラム

2011年07月06日(水)

 トロさんとえのきどいちろうさんがやってるレポTV、昨日はラジオ福島のスタジオをお借りしての中継だった。アーカイブで見られる。

 ゲストはラジオ福島の編成部長さんで自らアナウンサーである大和田さん。

 大和田さんのお話が本当に良かった。胸に迫った。何度も涙が流れそうになって、最後に泣いた。

 「福島は3月11日から時間が止まったままです」

 最後のその言葉に本当に泣けた。それはそれはそれは。。。なんてつらいんだろうか。

 そして番組の前半で大和田さんがおっしゃってた。

 「私たちは東京電力福島第一原子力発電所と呼びます」と。

 それは福島で使う電気を作っていたわけじゃないことをハッキリさせるため。これは東電の、東京の電力のためのものだということをハッキリさせるため。

 時間の止まった福島に比べたら東京は浮かれてる。そりゃ節電とか言うてるけど、でも浮かれてるよ。もちろん浮かれて悪いわけじゃない。

 私だって自分のことばかり考えて生きてるよ、また。

 でも違うんだ。ズシンと来た。ズシンと来なきゃいかんっ。ズシンときた上で浮かれて生きなきゃいけない。胸の中にズシンと重石を入れてから浮かれるんだ。

 私たちは東電の被害者のようなツラして生きてるが、福島の人の視点に立ったら、東京人はすべからく加害者だ。それを忘れてはいけない。

 それを思った。

 それから大和田さんの言葉で「リスナーの信頼を失ってはいけない」というのもあった。震災直後にそれを一番大切にして、放送していたと。
 それは本当にすばらしいと思った。放送人として基本の、大切なものを、非常の場合にも持ち続けてるって奇跡のようにすばらしい。

 ラジオが身近に感じるのは、ラジオを作る人が、第一にリスナーの信頼を大切にしてるからだよなぁと思う。テレビはそれを第一にしてない。だから遠い。

 とにかく大和田さんのお話にはズシンと来るので、ぜひ聴いてみてください。。。。しかし2時間もあって、長い長いっ!

 トロさんとえのきどさんが番組終盤で「次のレポに原稿を書いてください」とお願いしていた。大和田さん、書いてくださったらいいのにぃ。そうしたらギュッと濃縮したのが読めるのになぁ。。。

 
 
 ところで漫画家の和田慎二先生が亡くなったらしい! スケバン刑事ですよ〜〜〜〜。明日香ですよ〜〜〜〜。和田慎二先生の自画像が好きだったなぁ、先生の一言欄みたいなところの。。。たくさん楽しいをくれた先生、ありがとうでした。。。


 

 

2011年07月05日(火)

 朝から汗でべたべたするから、汗拭きシートで拭き拭きしたら、思ってた以上にすっきりした。すっきり。汗拭きシート、大切だな。避難用リュックにも1パックだけ入れてあるが、あれは1パックでいいのだろうか? まだネコ砂も買ってない。

 そして昨夜は死んだ婆ちゃんが夢に出てきた。そろそろお盆? まだだよね? 婆ちゃん、私が呼んだら起きてきて、いっしょに写真を撮ろうと言っていっしょに撮って、そしてまた行ってしまうという言う。最後に「おじいちゃんによろしくね」って言ったら、なぜか一瞬考えて、そして「うん」と言った。お、おばあちゃん、そのタメは何? 何?

 昨日の夢の世界はあの世につながっていたのか、そのまま誰かのお葬式の夢になり、お経をあげていた。

 でも今は私が弱っているのかもしれない。私が弱ってるとお婆ちゃんが夢に出てくるんだ。

 婆ちゃん、生きてるときは小遣いばかりセビって、ごめんね。。。おいらまだ、幼稚園とか小学生だったからさ。お菓子買う小遣い、いつもセビってたさ。金づる。。。と思ってた。いけすかないガキだったんだ。

 ジイちゃんとかバアちゃんとか。生きてるときにもっと色んな話を聞いて置けばよかった、と今さら思っても手遅れだ。戦前の話とか、聞いて置けば面白かっただろうなぁ。まるでそのまま「おひさま」な、ドラマの世界だったかもしれんのに。

 て。まぁ。普通の話なんだろうが。。。


PS:夜になったらまた不整脈じゃけえええんんん。うぐぐぐぐ。いつまで生きるか分からんが、生きる間は健康がいいなあ。

 

2011年07月04日(月) クソジジイ

 暑すぎる。。。

 昨日からの不調を引きずったままバイトへ。

 もはや「ちょっと具合悪い」なんてことで休めない境地に達しているバイトである。。。

 そしてさっそく失敗。。。お弁当温めたら、添付のおしょう油とかラー油とかはずすの忘れていたらしく(まったく記憶ナシ)、いっしょに温めて、それが破裂していたらしく(まったく記憶ナシ)、お客さんが途中で気づいたらしく「変えて」って持ってきたらしい(まったく記憶ナシ)。

 マダムに怒られた。。。。でも怒られてても今日は本当にボオオとしてて頭痛くて、はぁ、すいません、はぁ、すいません。。。とヌカにクギの私。

 ううう。

 しかしそれ以上に問題が。。。てか。いつも来るジジイらしいのだが、とにかくわがままいっぱい。

 レジがいっぱいで、私が油やってて、手洗ったりで、忙しくて、ちょっと待たしたら「客を待たせるなっああああ! あんただけだよ、客を待たせるなんて!」といきなり怒鳴り散らす。

 待たせるってたったの30秒足らずの話であり。。。

 ジジイ。。。どっからどう見てもヒマそうで。

 あんたの30秒なんて、どうってことないだろうに?

 えっ?

 そのうえ、お蕎麦を茶色いお弁当袋に入れようとしたら、「白い袋に入れろっ!」と、怒鳴り散らすっ。

 とにかく怒鳴り散らすっ。

 あまりにも腹たったからブン殴ってやろうかと思ったが、グッと耐えて、超インギンブレイに心ゼロで「もうしわけございませえええええん」とだけ言った。

 帰り際、ジジイの背中にノロいをたくさんたくたんたくさんたくさん込めた。

 したら、出来るおばちゃんが「大嫌いっ。あの人、大嫌いっ。いつもああなのよっ!」と言ってくれて、スウとした。

 んで、お昼んときにまたそのジジイの話になり「あのジイさん、どこ行ってもああなんでしょうかね?」

 「この間も来て、お弁当がまだないって怒ってね。あっちの店にはもうあった。いい加減なこというな!とか怒るのよ。なら、あっちの店で買えばいいじゃないねええ? もう、ほんと、いやっ」と、出来るオバちゃんも怒り狂ってる。

 「ああいう人って、どこでもそうなんでしょうかね? 家族は?」

 「一人なんじゃないの?」とオバちゃん。

 「じゃ、寂しいのかな。それなら今度思い切り抱きしめてあげようかな? 寂しいのね、そうね、そうね、そうなのねって言って。ぎゅううううううってさ」というと

 オバちゃん「抱きしめるのは出来ないとしても、お釣り渡すときにギュウウウと手にぎって、大丈夫よっ。アタシがいるわって、和田さんなら出来そうだから、やって。やって」という。

 ふっ。。。。やってやるかな。クソジジイイ。

 ジジイを撃退するにはお手手握りだよな。。。。ふっ。

 つか。ジジイ、本当に寂しくて、その場で泣き出したらどないしよう?

 ぶはっ。。。面白そうだな。やろ。。。。
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