2010年10月13日(水) 婆さん、トレトレフォール!
PPS:で、また行ってきた。婆さんとこ。
ダイエット番組のありえない結末に怒り心頭のまま(爆)スーパーライフへ。そこで半額になったパンと野菜ジュース持って。。。きのうの場所へ。
いたっ。ちょっと横の方にいた。昨日のこと覚えてて、婆さん、最初から笑顔だっ! 良かった。
だから、最初に「おばさん、これ」って、言って、中野区役所や「もやい」の連絡先を書いて、30円(電話代)入れた、鬼太郎の封筒を渡すと、婆さん喜ぶ。「優しいね優しいね」って。。。。
あ。婆さん、勘違いしてる。金だと思ってる。。。。チャウチャウ、ただの連絡先だから、と言っても、まだ勘違いしてる風。。。まぁ、いいや。。。
で。パンとか渡して、また帽子もらう。今度は黄色いの。
「あそこね、いいのよ。一番」と、昨日もいた場所がいいって教えてくれた。雨が降ったら?「そうしたら中(サンモール商店街。屋根アリ)に入るから)」って。でも「今夜はまだ店が閉まってなかったから、行けないのよ」って、だから、少し横に座ってたんだ。
婆さん「今度、ホンモノの帽子、編んであげようか?」とか言う。えっ? 「あたし、教えてたのよ。編み物」って。そうなんだ。。。やっぱり。
おばさん、名前はなんての?と聞くと「名無し」って笑う。ええっ、ヒデとか桃子とかあるじゃない、と言うと、照れたように「あさ子」って教えてくれた。じゃ、アタシは静香、とか言う。
あさ子ばあちゃん。いろんなものをカートにくくりつけて運んでる。今日は「さっき男の人にももらったのよ」と、パンをもう1つ持ってた。こうやって、けっこう、もらってるのかも。中野、意外と捨てたもんじゃないのかもしれない。。。今日の区役所のオッさんは「どうやって生きてるのやら」とか言ってたが、こうやって生きてるんだ。
あさ子ばあちゃん、寒くない?って聞いたら、「大丈夫よ」って言ってた。足元はでもサンダルだった。
PS:100円宝くじ買いました。
壮絶だった。。。そこは。
きのう会ったホームレス婆さん、なんとか施設とか入れてもらえないものか?と、中野区役所に相談に行った←ヒマです。朝から。
で、案内されたのが「生活援護課」。行ったらそこは生活保護の申請とかする部署だった。。。
初めて私が出会うような人たちであふれてた。正直薄汚れて、荒んだ空気を放ってた。もちろん大人しそうな、普通の人もいる。デジタルテレビのチューナーを申請に来ている、どっから見ても「あんた、大丈夫なんじゃ?」ないいカバン持った女性もいた。でも。。。
なんか、すごい、ビビった。初めて見る風景。初めて嗅ぐ香り。初めて感じる空気だった。今まで足を踏みいれたことなかった世界。自分はまだまだ本当に甘っちょろいと思った。ここに来るには覚悟がいる、と思った。
中野区だからかもしれんが。。。。これが世田谷区とかなら違うかもしれんが。。。
でもって、窓口の女性に相談したいことを告げると、「ええっと、とりあえず下で(受付で)ここに来いって言われたんですよね? じゃあ、ちょっと待ってください」と、たらい回しにはされなかった。
そんな会話をしてる最中にも次々人がやって来て、みんなどうやら担当者は決まってるようで、自分の名前を告げて、「誰誰さんお願いします」と言う。すると担当者が出てきて「ああ、どうも〜」なんて笑顔で言う。中野区役所、とりあえず生活保護対象者には親切のようだ。よかった。。。。私が行くときがあっても、そういう風にしてもらいたい。
ただ、一人、どうやらずっと待ちぼうけ食わされてるらしいおじいさんがいて、上下ヨレヨレのスウェット姿で、まっ茶色の顔してて、小柄で、遠めから見るとサルみたいなおじいさんで、「いつまでも待ってりゃいいんだっ!」とか怒鳴り込んでて、すごい怒りというか、行き場のない思いが爆発してて、おじいさんの迫力に圧倒されてしまった。。。
そして窓口の女性の案内でやって来たのが大柄の男性で、私の話を聞くと、どうやら昨日のお婆さんは前からいる人だと言う。そして「そういう人、ほかにもいるんですよ」とか言う。でも女性だから、と言うと「いや、もちろん女性ですよ。もみじ山公園にもいるし、新井薬師の方にもいる」とか言う。そして「そういう人にはとにかくここまで来てもらわなきゃダメなんです。うちは何にも出来ない。ここまで来ようとしないんです。話なんて聞かないから」とか言う。。。
他人事。。。。。
あああ。やっぱり。。。。ダメだ。
おじさん、そりゃそうだよ。
人に迷惑かけることなんてダメだと思ってるホームレスの人たち。頑なな心になってるホームレスの人たちが、そう簡単に役所のおじさんの言葉に、耳は傾けないよ。
とは言え、おじさん、毎日この風景の中にいたら、そりゃもう貧困や路上生活なんて当たり前に思えて、そしてワンサカやって来る生活保護の人の対応で忙しくて、それ以上踏み込むことなんて無理だろう。
おじさんは役所対応だけど、そうそう責めるわけにもいかない。。。
とりあえずまたバアさんとこ、行ってみよう。今年の冬はすごく寒くなると言うし。今年の始めに路上死したジイさまのことも思い出す。さらに2月に路上で事故に遭って死んだ(消えた?)ネコのことも思い出す。
トレトレフォール。トレトレフォールだ。
ベンダビリリのステージで、すごくセクシーに1本弦のサトンゲを弾いて、「まちがいなくJay-Zとかカニエが狙ってる!」と思わせる、すっごい声も聞かせたロジェだって、元々は路上の子供だった。パパ・リッキーが真摯に向かいあってくれなかったら、彼は今頃死んでいたかもしれない。そしてベンダビリリも今のように成功してなかったかもしれない。
婆さんにもらったピンクの帽子。これでオレが宝くじでも当たれば、「幸福のピンクの帽子」とかいう絵本でも作りぃ(←画:たごもりのりこ先生。。。笑)おばあさんを大金持ちにしてあげれるのだが。。。
さらに宝くじでオレも年末のコーエンを見にいけるのだが。。。って。爆っ!
とにかく。トレトレフォール。トレトレフォールなのだっ、婆さんっ!