ひぽこんコラム

2006年06月24日(土) すばらしい音楽たちよ! そしてイタリアのちょいワルおやじ!

 すばらしい新譜が続々ですわ、みなさま。

 1つ目はこのあいだ来日〜〜〜〜〜〜!と大騒ぎしたスクリッティ・ポリッティの、え〜〜、何年ぶり? 10年ぶりくらい? いや、そんな前じゃない? でも少なくとも7年以上ぶりではあろう新譜は驚くほど素晴らしい。大傑作です。やはりグリーンは天才。本物は何十年たっても本物で、そしてまた素晴らしい作品をこうもいとも簡単に(簡単にじゃないはずだけど)作れる。すごい。すごい。サンクスの欄に懐かしいお仲間、フレッド・マーやデヴィッド・ギャムソンの名前も見つけて涙・・。
 これ、輸入盤買わないように。日本盤出ます! しかも映像(ライヴ)付き!その方がずっとお得だよね!

 それから2つ目は待ってました! マーズ・ヴォルタの新譜! またまた混沌と爆発の嵐! むき出しの感情! すごいすごい! この人たちのロックは完全にアートだよなぁ。この価値の高さというか、芸術性に武者震いがするほどです。インタビューしたいしたいしたい!と叫びまくっていたら、オファーしてもらえて、はてさてどうなるやら? ほとんど海外メディアの取材なんてシカトぶっこくそうですが・・・。
 マーズ・ヴォルタをデッかい音で流しながら、巨大な絵を描いてみたい・・・。ま、ただのネコとかなんだが・・・。

 それから3つ目は、私がライナーを書いたディヴァイン・コメディの新作です。ヴィクトリー・フォー・ザ・コミック・ミューズというのです。ディヴァイン・コメディ=ニール・ハノンはスカした、お気軽な、おしゃれ風ポップで中身ナシのように思えますが(爆)、今回のは良い。なぜならオーケストラとバンドをせ〜の〜でで生録音してるから。そういうものはやはり贅沢で面白い。この人のダンディズムに漂うウソ臭さが消えて、いい感じで生かされております。
 ニール・ハノンの楽屋は、今まで私が取材で訪れた楽屋の中で最もとある煙が充満していたで賞!であったのを思い出す。あまりの煙に気持ち悪くなって窓もドアも開けてもらったくらい。

 ・・・ワールドカップの大騒ぎは終わりましたが、私は今さらながらイタリアのインザーギに惚れ惚れしてて、これからだわっ! せっちゃん@サッカー狂が、「インザーギはその昔はもっとエロの塊みたいな雰囲気だった。最近はオヂ化してる」と言ってたけど、今くらいがちょうどエエですわ。で。そのイタリアではセリアAの八百長が大問題になってて、もう、みんなプレイできんでは?とかも言われてると聞きました。インザーギ、浦和とかさぁ、日本のJリーグに来ればいいなぁ〜。したらまたお楽しみが増えるなぁ〜♪ ふふふ。

2006年06月22日(木) 映画『トランスアメリカ』

 今日は『トランスアメリカ』という7月下旬から公開される映画を見てまいりました。

 これ。トランス・セクシャル(性同一性障害)の男性が、「肉体的に完全に女性になるための手術」を目前にしたときに、大学時代のGFとの間に、実は子供が生まれていたことを知り、その子がNYの刑務所に入ってて、で、知らん顔してようとしたけど、手術の同意書にサインしてくれるはずのカウンセラーから「子供のことをちゃんとしなきゃサインしない」と言われて、息子に会いに行って・・・という物語。ロードムービー。

 テーマが重いからどんなもんだい?と思って見に行ったのですが、いや、これは面白かった。ワハハハ笑う場面が多くて、しかもその息子役の少年ケヴィン・ゼガーズ君が超〜〜〜美少年(←映画中ではゲイっす→→そして彼の次回作はエルトン・ジョンが製作に乗り出した映画・・・。ああっ・・・エルトンのニヤニヤ笑いが思い浮かぶ・・・)。楽しみました。

 映像もロードムービーだからアメリカの風景がてんこもりで、そしてその風景にぴったりの音楽が美しい。最後の、ハゲちんも大好きなドリー・パートンの歌も素敵でした。サントラ、素敵です。インペリアルさんからリリースされます。

 にしても。このあいだの『サムサッカー』しかり、この映画も、テーマは「本当の自分」ということ。ありのままの自分をさらし、そしてなりたい自分になるためには痛みと苦しみがともなう・・・ということ。う〜む。まさに今の自分が抱える葛藤そのものがテーマの映画に立て続けに出会ってしまったのです。やはり求めよ、されば与えられんというか。人は必要なものに必要なときに出会うのですね・・・。神は私に「ありのままにあれ」と言うのでしょうか? はっ!これって、英語にすると「レット・イット・ビー」だね。だから何ってないけど。

 ちなみに今日は映画の前に、ユキさん@ご近所フォトグラファー・・・といっしょに渋谷の粥屋@香港ロジへ。おいしかった〜のだが、そこでも「和田がより和田らしくあるために」なども話し。それにはやはりまず「衛生病院in荻窪」の肥満外来でも行って、ダイエットか?などと安直な(しかし重要だわさ)結果を手にしたりもしていたのでした→そう言いながら、私は揚げパンとかモグモグしていたわけだが→しかしユキさんはフジロックなどに向けて体を作り中で、そういうもんを食べてない→ユキさんは本当にプロフェッショナルな人で、すごい覚悟で仕事してて、普段もすごく節制してる→本当に尊敬する→本当のプロってそのような人です。

 それにしても。ありのままの自分かぁ〜。本当の自分かぁ〜。難しい。いまだ分からない気がする。みなさんは分かりますか?

 PS:HPによると、高砂部屋の一部はすでに名古屋入りしてる! そう、朝青龍のいる部屋です。 ああ。もうじき名古屋場所! 燃えるわ!燃えるわ!

PS2:占い好きの私がちょくちょく覗いているジョナサン・ケイナーの星占いを覗いたら、今週のかに座な私にはこんなご神託がくだっていた!おおおっ! シンクロニシティ! まさに今週の映画たちとの出会いは、ソレっしたね。当たってるよ、ジョナサンおぢ!↓↓↓

何かを必要としているのに、具体的に何が必要なのかわからない……そんな思いにとらわれたことはありませんか。そんな時、抜群のタイミングでその何かが「出現」することがあります。その出現は目覚まし時計の役割を果たしているのです。この種の偶然の一致が起こると、私たちは膝を打って「あー、そうだったのか」と納得します。
 偉大な心理学者カール・ユングはこの現象を「シンクロニシティ(共時性)」と名づけました。でも、多くの人々がこの現象を「セレンディピティ(幸運な偶然)」と混同しています。でも両者には違いがあります。セレンディピティには教訓が含まれていないのです。水星によると、今週、たくさんのシンクロニシティがあなたの人生で起こるとのこと。そこから努めて教訓を学んでください。そうしたら、すばらしい助けがあなたにもたらされるでしょう。

PS3:REMHQにあったハゲちんのマルホランド・ドライヴのストーリー読みましたか? ソレに伴うLAタイムズの記事もありますんで。 

2006年06月21日(水) なんてくだらない私

 音楽評論家の赤尾美香先生が、すげえ音楽サイトを立ち上げた。すげえええ。ただただ驚愕。

 いや、同じ仕事してるのに、なんたる差。このページとそのページ(笑)。己の馬鹿さとかだめさとかなまけものさとか、さまざま感じますね。いや。すごいすごい。赤尾先生は本当にこのページに現れているとおりに目茶パワフルな方です。私の5000倍くらい動いて生きてる。私がウジイとして自己嫌悪の海を泳いだり、ジトオとした目で地面堀りまくって、人の悪口言ったりしてる間に120個くらい仕事して、300人くらいに会ってる。そんな方です。それでいてタアアアアッとご飯作って食わしてくれたり。

 世の中ではそういう、ガアアとまっしぐらに進め、歩める人が「成功」します。そういえばこの間フリーランスの、私とは違う職種の友達が「なんでもっと成功できないのかなぁ。どうしてももっと認めてもらえないのかなぁ。こんなこと言うと謙虚さゼロだけど」と心の叫びを吐露していたけど。ふむふむ。たぶんこういうことなのだと思う。とにかく何か即、実行に移せる人。しかも的確かつ明確なアイディアを(←これが大切だよな)。

 それから好奇心を持ってること。持ち続けること。ちょうど田口ランディの本(日記モノ)を図書館から借りてきて読んでいたのだけど、彼女については盗作騒ぎだの色々あって色眼鏡で見ていて、今まで全く読んでいませんでしたが、やはりあれだけ売れるだけある。すごい好奇心で、それで躊躇なく突っ走っていく。その好奇心は物事だけじゃなく、人にも向けられ、好きな人にぐんぐんと会いに行く。早い早い。むろんそして才能があり(文章が本当にうまい)、売れるのも当然だなぁと思った。

 と。そんなに分かってるのに何故和田には出来ないか? ふ〜む。そりゃやっぱり私はウジウジの海を泳ぐのに忙しかったり、近所の野良猫をいじったりするのに忙しかったり、人にたくさん会うと人アタリしちゃって寝込んだり、誰かの言った言葉を100万回くらい反芻して頭の中がグルグルになったりして忙しかったりで。それにアイディアとか思いつかず。第一、自分は頭悪いから駄目だと思う(←と卑屈ちゃんモード全開)。

 そんなこんなで成功したいあなた! ウジウジしないで即実行あるのみっす。

 成功か〜〜。いいなぁ。お金いっぱい入るんだよなぁ〜。ふ〜〜。まぶしいぃ〜(←成功=金と思ってるオレ)。

PS:きのうI社の方々と行った渋谷の東急東横店の上にある、お蕎麦屋さんがおいしかった。そばがき・・・美味でひた。ふだんはうどん好きですが、おそばもおいしいわぁ。ガツガツ食いまひた。また。

PS2:映画『サムサッカー』ですが、サントラ(エイベックスさんから8月リリースです)いただき、聴きました。うおおおおおおん。これまた最高です!ポリフォニック・スプリーとエリオット・スミス。子供たちのコーラスとかが泣ける。インストも美しい。まるで抽象画のようなインスト。号泣モンです。なんて情緒があり。なんて優しく。なんて美しいことか! 本当は監督はエリオットが突然死んじゃって困ったそうですが、最終的にポリちゃんたちも加わり、すばらしい音楽になったそうなんです。

PS3:友達ママは集中治療室で頑張ってます。がんばれがんばれ! 

PS4:そうそう。それからすぐに「うぉぉぉぉん」とか「きゃあああああ」とか「いや〜ん」とかHPに書かない人が成功します(爆)。
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