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2001年06月08日(金) 夢の欠片も無き時代

NHKTV『プロジェクトX』で純日本国産ロケットH-2開発を取り上げているのを見る。
昭和30年代、秋田の海岸でおもちゃみたいなロケットを飛ばしていた男達が夢を現実化させる国家プロジェクトに参加出来たあの時代とは何だったのか?
夢を現実化出来た時代。
月へ行こうと思い立ったら本当に月へ行けてしまう時代。
男が男でいられた時代。その影には婦女子たちの献身的な支えが不可欠だったという。プロジェクト実践者のほとんどは世帯持ち。何も特殊な環境にいた特殊な男ではない。
男が夢に夢中になっても生活出来たのだ。
だがそんなロマンに満ちた時代は過去のもの。
今、男が夢を抱いてもそれを支える婦女子など何処にもいない。夢は妄想と消え何一つこの世界で現実化されることはなく朽ち果てるのみ。
誰かが言う。
「ロマンは女性の犠牲のもとに成り立っているからそんな犠牲はもう御免」と。
そして婦女子たちは自由を獲得し、気の毒な男達は絶望に死ぬのである。
献身なき時代に未来はない。
もはや希望の欠片さえみつけることはないのだ。


2001年05月19日(土) 「改革」を謳う背後に潜む邪悪な影

内閣支持率90%以上。
ある報道機関が報じた値。
この國は何時から輝かしき指導者を戴くようになったんだ?
メディアの自作自演で築き上げられた「ワイドショー内閣」と呼称されるモノ。
民はその巧な呪術にはまり、幻覚を見る。

馬鹿の一つ覚えのような「改革」の連呼。
改革ってなんだ?
いったい何を改革するのだ?
彼等に従来の偽政者と著しく違う確固たるものでもあるのか?
彼等が既得権益の一つでも手放したと言うのか?
否。
何一つ変わるものなんて無い。
血で購われない改革など存在するものか。
あの馴れ合いのような国会答弁を見ればすべて茶番劇だと言う事が解ろう。
野党も与党も官僚も沈みゆく泥舟にしがみつき、僅かばかりの命綱に群がる愚か者ばかり。
そんな屑を巧みに操り、無垢な民をミスリードする怪しき影・・。

曾て共産党が世論を操作して成立したボルシェビキ戦後社会主義諸国、紅衛兵、クメールルージュが掲げた偽りの「改革」・・。そして、今、メディア自身が世論を操作して築き上げた2001年の日本。
その末路をここで語るまでもあるまい。

メディアの背後の邪悪な影を忘れるな。


2001年05月16日(水) 特に死ぬ理由もないが生きる意味もない

「特に死ぬ理由もないが生きる意味もない」
そんな遺書めいた文章を残して飛び下り自殺した女子高生二人組の事がニュースで流れる。
二人は福岡の高校で「アニメ部」に所属していたという。
どこまでが真実かは知る由も無いが、今の絶望時代に生きる若年層にとって正に模範的スローガンでこの世を見捨てた行動に称賛の言葉を贈りたい。
「おめでとう!」と。
何の希望も無い今日の若年層がとるべき最良の選択はやはり死以外にあるまい。
死以外すべて絶望なのだから。

皇太子妃御懐妊が正式発表され妊娠3ヶ月とのこと。
だがこれで曾ての現皇后陛下の時のようなベビーブームは起こるだろうか?
否!
断じてベビーブームなど絶対に起こりはしない。
邪教徒に洗脳された日本婦女子は、子を設ける事を忌み嫌い、雅子妃の妊娠を憧れどころか気の毒にしか思っていないのは周知の事実。
もはや何が起ころうとも少子化の流れを止める事は出来ない。
そう。こんな時代に子供が生まれてきたって何の意味もないのだ。

「特に死ぬ理由もないが生きる意味もない」

祝賀の言葉は自殺したあの二人の女子高生に贈るべきであって、懐妊した雅子妃にではない。
雅子妃に贈るべき言葉は
「お気の毒に」であろう。

希望はどこにもない。


2001年05月12日(土) 浅草短大生刺殺事件の真相

2月上旬、東京上野署に一人の男が拉致された。
北海道出身の29歳、知的障害で「前科」のある身寄りのない元塗装工。
頭にはレッサーパンダの帽子。
「こいつは使えるな」
上野署の一室に集まった黒い服の男達が呟く。
彼等はこの哀れな知的障害者にこう唆す。
「なあ、君。女の子を襲いたいんだろ。ひとつやってみないか?脅す武器とかはこっちで用意するよ。逃走も手助けする。浅草辺りでやってくれよ。この帽子を被って・・」
もはや生きる気力も失せた哀れなこの絶望知的障害青年は黒服の男の言われるがままに街に放り出された。
そして4/30。彼は実行した。

山口誠。
彼は策謀の操り人形だった。
彼の起こした事件の一部始終はまるで茶番そのもの。
何故あんな目立つ格好で周辺を徘徊し、何故あんな目立つ場所で人を襲い、何故あんな目立つ所に凶器を投げ捨て、何故遠くに逃亡する事もなく、何故あんなに似ている似顔絵が公表され、何故あんな都合良く埼玉の内装業者に雇われた挙げ句、警察に通報され、何故あんなにメディアが注目するタイミングで夕方のニュースの時間に逮捕され、何故群集の見守る中に連行されてきたか?
この見事なまでの不自然さ。

何故ならそれはすべて仕組まれていたからである。

そう、彼は罠にかけられたのだ。ある目的のために。

かつての埼玉連続幼女殺害事件と同様、ひとりの知的障害者の犯罪を日本のプライドある青少年全体の犯罪に置き換えること。
それが今回の事件の最大の目標だとしたら実に合点がいく。
いや、それ以外考えられぬ。

昨今、児童ポルノ規制法等と合わせ、日本の全てのアニメ、ゲーム、コミック表現物を焚書に附し、この日本固有の新生文化をこの世から抹殺するための策謀はここにきて勢いを増した。
まさに今回の事件はその計画を軌道に乗せるための布石のひとつ。
『ピカチュー』を代表とする日本のアニメ、コミック、ゲーム文化が邪教徒支配下の世界を脅かす新たな脅威になっていることは今更言うまでもない。邪教徒にとって何としてもこの新しい波を潰す必要があった。
そのためにはありとあらいる策謀を展開し、プライドある創造的日本青少年を抹殺しなければならぬのだ。
今回の事件もまた邪教徒が背後で操る中、メディアと警察が一体となり、日本の未来ある創造的青少年に犯罪者のレッテルを貼らんがための策謀の一環と考えるのが最も合理的だ。

見ているがよい。
近日中に烈火のごとく差別と弾圧のキャンペーンが開始されよう。
すでに一部の新聞、テレビは今回の事件をいわいる『ヲタク』の犯罪と決めつけ、今すぐ『ヲタク狩り』を開始せよと喚き立てている。
いずれは、犯人の所持品からアニメグッズやら同人誌が出てきたと騒ぎ始めるであろう(無論、これも最初から警察が予め用意したもの)。
こうして先進的創造系青少年を犯罪者集団に仕立て上げる世論を作り上げ、大虐殺(ジェノサイド)の容認する下地を練り上げるキャンペーンが発動される。
扇動された大衆により同人誌の祭典『コミックマーケット』会場が焼き討ちされ、10万人以上が生きたまま火に焼べられ殺される事件が起こる。
だがメディアは被害者であるはずの参加者を恰も加害者のごとく宣布する。
曰く「連中は犯罪者であり悪魔だから焼き殺されて当然!悪魔に死を!」とね。
この悪魔狩りキャンペーンが軌道に乗れば、一年後には秋葉原に集う『ヲタク』たちやアニメ、ゲーム産業に関る青少年は全て「性犯罪者」として登録され、特定のマークをつけた服しか着用を許されない法律が出来るだろう。
基本的人権は剥奪され、もはや彼等に恋愛や結婚は許されない。
更には彼等の創造的遺伝子を根絶やしにするため去勢が義務付けられよう。
逃れた者達もいずれは片っ端からゲットーやラーゲリーに検挙、投獄され、強制収容所で拷問に掛けられ、最終的にガス室で処分される運命となる。
こうして日本全国で100万人以上の罪なき青少年が「合法的」に殺されるだろう。
これが邪教徒の最終目標だ。

邪教徒に慈悲心はない。
この大虐殺計画は最後の一人を抹殺するまで完遂されよう。逃れる術はどこにもないのだ。

そしてその「一人目」となる彼も逃れる事は出来なかった。

今頃、山口誠は東京浅草署の取調室で「騙された」と気が付いているだろう。
「俺はあんた達に言われてその通りにやっただけなのに!」とね。
しかし、もはや成す術はない。
彼を囲んだ黒服の男達は警官にこう指示するだろう。
「この男を口の利けないほど拷問に掛けろ」と。
こうして彼は真実を語ることもなく獄死するだろう。

これがこの事件の真相とその背後にある恐るべき影だ。
しかしそれは永遠に語られぬ事のない真実。
我々はこんな救いのない絶望的時代に生きている。
いや死ぬのを待っていると言うべきか?

希望はどこにもない。


2001年05月07日(月) アメリカ国家安全保障局による策謀

先日、北朝鮮の指導者の長男が日本に密入国を謀り、拘束され中国に強制送還されたという事件報道があった。
馬脚を現した小泉政権の対応などどうでもよろしい。所詮茶番に過ぎぬ。
そもそも北朝鮮の存在自体、ある勢力にとっては都合の良い茶番なのだから。

ここ数年大きく報道された北朝鮮による弾道弾ミサイル発射、工作船侵入事件等。
実はすべてアメリカの国家安全保障局によるシナリオ通りの策謀であることは公然の秘密。
アメリカの軍産複合体にとっては北朝鮮はなくてはならない道化役だ。
あの国をテロ国家とする事によってその近隣諸国を恐怖に陥れ、その防衛のために武器を買わせる良い口実にすることが託せる。
事実、ノドンミサイル発射事件や工作船侵入事件直後、日本は有事における地位協定やTMD戦略ミサイル防衛構想の参入を強要されていることからも解ろう。
実は金正日書記はアメリカとすでに手を組んで多くの契約を交わしていると考えるのが合理的だ。
アメリカ国家安全保障局曰く「これだけの金額を支払うからまた日本を恫喝する行動をしてくれないか」
それに答えて金正日書記「よっしゃよっしゃ!」
例のノドンミサイルさえ実はアメリカが提供した古い弾道弾ミサイルという噂がある。
すべてはシナリオ通り。
日本はこんな稚拙な茶番劇にまんまと乗せられてアメリカから高価な兵器を押し売りされる訳である。霊感商法も真っ青だ。
今回の事件も書記の特使として長男が密かに日本でアメリカ当局者と密談打ち合わせするためにやってきたのだろう。
哀れな日本当局者は「押し売り密談」が国民にばれるのを恐れ、「そういう相談はどうか中国でやっていただけませんか?」とでも哀願したのだろう。
それが今回の事件の真相といえる。
結局は小泉政権も従来と同じ小心者の家畜人だ。
希望はどこにもない。


2001年05月06日(日) あっちの世界

異常な事件報道が肥溜のごとく悪臭を放っている。
異常なのは事件ではなく、それを伝えるメディアの方であることを知らしめる事象がまたひとつ。
たとえばレッサーパンダの帽子の男。
曾ては街の「変質者」「異常者」はそれなりのステイタスがあり、犯されざる存在として社会の一角を占めていた。「変質者」「異常者」「気狂い」は、それぞれ生きざまというものがあり、たとえ彼等が凶悪な犯罪を犯したとしてもそれは報道に価するものではない「あっちの世界」のことだ。
その犯罪理由など追求しても不毛であることは最初から解っているのだから。狂人には狂人にしか理解出来ない世界がある。
昨今の異常報道はその「あっちの世界」とこの現実社会の境を曖昧にしているところに罪がある。
つまり「異常者」の犯罪をある目的のために使おうとしているのではないかとね。
つまり特定の健常者を犯罪者集団として貶めるための策謀ではないかと。
いうまでもなく、メディアの背後にはこの國を滅ぼそうと画策する邪教徒がいる。連中はあらいる事件をこの國のプライドある青少年を貶めるための梃子に活用しようと狙っている。
今回の通り魔事件もそのために仕組まれた陰謀であると考えた方が合理的だ。
陰鬱な事件報道ばかりをばらまき、社会を「異常者」レベルにまで落し、人々を痴呆化させるところにこの異常報道の目的がある。
児童虐待、保険金殺人、若年層暴行等、こんな屑人間レベルの犯した「犯罪」にも満たない排便行為を朝、昼、夜とがなりたてるメディアこそ「異常者」と言わざるおえない。
こんなメディアに支配されて日々生活しなければならないとは・・。
希望はどこにもない。


2001年05月05日(土) すべては終焉に向かって

子供の数が1970年代後半を境に減り続けている。
もはやすべては終焉に向かってまっ逆さまに堕ちていく。
若年層の失せた社会に活気も希望もない。ただ保身の為にのみ社会は存在し、やがて泥舟のごとく、絶望の深海に沈み行くのみ。
NHKアーカイブで1975年最後の集団就職列車のドキュメントが放映されていた。
良し悪しは別にして新たな新鮮なエネルギーが次々投入され、新たな価値観が古きものを飲み込んでいったポジティブな時代。たとえ幻であろうと希望はあった。
でももうそんな時代は終わり、今年から集団絶望列車が運行されるという。
希望を無くした若者が集団自決するために死地に赴くための列車だ。
希望はどこにもない。


2001年05月03日(木) 不毛な改憲論議

俄に不毛な改憲論議が沸き立っている。
護憲派はかく言う。
「憲法第9条のお陰で日本は戦後、戦争に巻き込まれずに済んだ」と。
笑止千万。
戦後日本の実態をみよ。
戦後半世紀、この日本はひたすら金儲けに惚けていただけの守銭奴に過ぎなかったではないか。内外から「エコノミックアニマル」という罵声を浴びる程、経済至上主義に走る一方で国際紛争には自ら血を流す事なく後方で資金を提供するだけで身の保全を計るという卑怯極まりない存在だったのだ。
それが可能だったのは、憲法のお陰なんかではなく単に東西冷戦下、アメリカの核の傘の庇護の下にあっただけの話。日本はアメリカに飼われていただけの家畜に過ぎなかったのだ。
この俗と恥に塗れた戦後日本のどこがこの「崇高」な憲法第9条の実践者というのか?
冗談にもほどがある。
いったい、戦後日本でこの第9条に殉じて死んでいった者がどれだけいるのか?
国際紛争の現場に丸腰で立ちふさがり、地雷原に歩み出て自爆してまで交戦を阻止した「護憲」実践者はいたのか?
それを国是としたか?
国民の義務としたか?
教育の骨幹としたか?
そのために命を捨てたか?
否!否!否!
崇高な理念実践のために血を流した者など一人もいなかった!
ひたすら金儲けに血眼となり卑しき獣に甘んじてきただけ。
もし、本当に憲法第9条が守られるべき条文であるとするならば、日本人すべてこの条文を実践すべく、一切の経済活動を放棄し、理念実践者として総出家し、世界各地の紛争地帯に赴き、自らの命を投げ打って弾幕に身を曝し死んでいく必要がある。これを実践してこそ第9条は意義ある条文となろう。
では一方で改憲派の主張は正しいか?
否。
現情況下で条文を改編したとしても、はたして今この國に命懸けで守るべき理念などあるのか?
そんなものはどこにもない。
集団的自衛権行使のための改憲?
これまたお笑いだ。一説によると朝鮮半島で有事勃発した際、日本の自衛隊は邦人保護よりもアメリカ人の荷物やペットを優先して守らねばならぬという。
要するにアメリカの使い走りとして命を落とせということらしい。
哀れな雑兵として犬死にしろということだ。そんなことのために憲法を改正して自衛隊員を死に追いやるのか?
冗談もほどほどにせよ。
改憲の前にやることがあろう?
行政府から売国勢力を一掃しない限り、真の国軍は成立しない。
改憲はクーデターの後の仕事だ。

いずれにせよ血で購わぬ条文になんら守るべきものはない。論を要する以前の問題。
護憲派も改憲派も、単に机上の空論で遊戯する痴呆の自慰レベルのもの。
所詮は身の保全と既得権益保持の茶番劇に過ぎぬ。

連中に憲法を語る資格など微塵もない。


2001年04月27日(金) 「不良債権処理」という罠

「不良債権処理」
バブル経済崩壊以後、何度となく聞かされたお題目。
事あるごとに「不良債権処理のために公的資金投入」とか報道されるが一向に改善される気配はない。それどころか悪化の一途を辿っている。
どうもおかしいとは思わぬか?
そろそろ気が付いてもよかろう。
これが実は日本を破産させるための巧妙に仕組まれた詭弁であることを。
実は不良債権なるものは存在しない。
日本を破滅させるために邪教徒が帳簿上操作して限り無く借金があるかのように見せ掛けるトリックなのだ。
借金はその分返せば借金はなくなる。しかし、借金が自動的に膨らむシステムを構築すれば返しても返しても永遠に返済は完了することがない。
この巧みなシステムを開発し、日本に罠を賭けたのがIMF(国際通貨基金)などの国際金融機関だ。
日本を破産させて奴隷化させるための経済的侵略組織。「大和民族絶滅計画」の実践部隊なのだ。
曾て中国に阿片をばらまいて侵略の口実を作った東インド会社のような存在。
連中が1980年代末、日本の内需拡大を口実に土地や株に恰も錬金術のごとく富が産まれるなどと嗾け、その口車にまんまと引っ掛かったのがバブル経済だった。
一度このシステムを取り入れたら最後、無限地獄の借金監獄に放り込まれたと同じ。
国際金融機関は幾らでも日本の土地と株の操作が可能だ。
怪し気な格付け会社、ヘッジファンド、外国人投資家を巧みに操って日本経済を混乱させる。だからいくら日本行政府が不良債権処理策を講じてもその裏をかかれるから成果など上がる訳がないのだ。
デフレ・スパイラルなるものも国際金融機関の誘導のもとに日本のあらゆる資産価値を下落させるための策謀なのだと考えれば納得がいこう。

バブル以降、阿片のごとく土地と株に資産を依存する体質へ陥った日本企業。その土地と株価操作を全面的に国際金融機関に掌握された今となっては釈迦の手の孫悟空のごとし。
地価を操られ、それに依存した債務は無限に膨らみつづける。
凡ての資産を搾り取られ自ら育てた人材、技術さえ剥奪されつつあるのになお永遠に「借金」を取り立て続けられるのである。
見よ!不良債権処理を叫んでる間に尽く日本の銀行、保険会社は外資系に飲み込まれていったではないか。処理をすればするほど略奪される。
おかしいではないか?
不良債権処理の美名の下、日本を破産に追い込もうとする邪教徒の真の目的がここにある。
このままでは凡ての日本の資産は根こそぎ奪われ、国民は国際金融機関の奴隷として自由と尊厳をも剥奪されよう。
神聖な大地に値を付けた報いがこの有様を産んだのは明らかだ。
いかにバブル経済が邪教徒の策謀であったか思い知るべきなのである。

もし、日本がこの策謀から逃れたいのならば、どうすればよいか?
そのための唯一の救国経済策を提示したい。
名付けて『日本神道原理主義救国経済政策』
とにかく一切の不良債権なるものを破棄しなければならぬ。
まず土地と株から一切の資産的価値を放棄する。そもそも神聖なる大地に値をつける事自体、大罪に価したのだから当然だ。
土地は凡て伊勢神宮の直轄地として、いかなる金銭的取り引きをも禁止する。宗教的共有財産として地価という概念を完全に破棄、不動産なる概念は存在しないこととする。そうすればもはや土地に対する不良債権など初めからありえない。
次に貨幣制度の廃止。
すでに現在の貨幣制度は国際金融機関の世界金銭奴隷化計画に組み込まれている。そんなものに縋っていれば搾取されるだけ。
だから直ちに廃止する。
当然株式市場も廃止。国債も破棄。物流は配給制に。必要なものを申告する制度に変更。今の日本なら充分に可能だ。
次。国民をすべて日本神道神子として出家させ、不要な贅沢、経済活動を禁止。物欲を廃すれば最小限の経済活動でもこの神の國は立派に成立する。多少の餓死者、国外逃亡者が出てもやむおえまい。
いずれにせよ、一切の経済活動を破棄することから始めなければならぬ。すれば我が国を奴隷化しようと企む邪教徒とその配下にある国際金融機関は手も足も出せなくなる。
こうして我が神聖なる大地は守られ、八百万の神の國は未来永劫純粋潔癖に維持されるだろう。
ここに至って日本が経済大国である必要性はどこにもないのだ。
あとは核武装宣言し、一切の干渉を排すればよし。

もし今度の新政権が本気で日本再生を目指すならば上記の凡てを実践せねばならない。
近日、G7という国際金融機関主導の世界金銭奴隷化計画会議がまた欧州で開かれようとしている。例によって連中は日本に対し「不良債権処理」で脅迫してくることは確か。
「国際公約なんだから今すぐ実行せよ!でなければ身ぐるみ剥げ!このイエローモンキー!」とね。
その時こそ、毅然としてこの『日本神道原理主義救国経済政策』を提示すればよい。
誇りある神國日本の毅然とした態度。
これこそが真の日本外交というものではないのか。


2001年04月26日(木) 矯正されるべきはどちらか?

昨年12月、東京・新宿歌舞伎町のビデオ店に手製爆弾を投げ入れて爆発させたとして、殺人未遂容疑などで逮捕された栃木県の少年(18)に対する審判が25日下され、所轄の家裁は少年を中等少年院送致とする保護処分を言い渡したという。
 決定は「鑑別所で依然としてアニメの放映を楽しみにするなど、切実さが感じられない。再び『いきなり』激しい攻撃性を表出する危険がなくなったわけではない」と矯正教育の必要性を指摘した。
 決定によると、少年はきまじめで融通がきかない性格で、欲求不満や葛藤(かっとう)を処理できず、小学生から中学生にかけてエアガンで虫や鳥を撃ったり、戦闘がテーマのアニメに熱中したほか、爆弾を何十個も作って爆発させ楽しんでいた。
 高校入学後は授業のレベルの低さに落胆し、大学進学だけを目標にクラストップの成績を維持した。しかし、入念に準備した毒物劇物取扱者試験に失敗。部屋にこもって、アニメ番組などを見る時間が増えた。空想と現実があいまいになる中、昨年12月の期末試験にほとんど答えられず、「もう引き返せない」と事件を起こしたという。

以上は昨年暮れに起きた歌舞伎町ビデオ店爆破少年に対する司法の下した処分の報道要約である。

矯正されるべきはどちらか?
そもそもこの事件は別の目的をもって仕組まれたといってもよい。
将来日本唯一の基幹産業に位置付けられるアミューズメント産業を殲滅するための布石として、昨今の青少年犯罪の原因を凡てアニメ、ゲームにこじつけるための邪教徒による謀略に過ぎぬ。
彼はその生け贄にされただけ。
この絶望の時代において彼の行動はむしろ讃えられるべきである。
この現実世界になんの希望もない。
あるのは絶対的な絶望である。邪教徒が支配するこの日本において志ある青少年は絶対に報われない事を彼は悟ったのだ。
今や行動すべき模範は仮想現実を描くアニメ、ゲーム、コミックの中にしか存在しない。
そこにこそ真理がある。
彼はそれに気が付き実践した。このどこが間違っていると言うのだ?
処分決定の中で「鑑別所で依然としてアニメの放映を楽しみにするなど、切実さが感じられない・・」などという記述があるが何を言うか!
この現実世界がいかに欺瞞に満ちた邪教徒の悪意で作られているかを理解しているからこそ彼は真理を説くアニメ放映を切望するのだ。欺瞞現実を避け、仮想現実に真理を求める彼のどこが間違っている?
これが切実でないといったら何なのだ!
彼の行動は全くもって正しい。
正に彼こそが模範生であり、彼の行動こそ凡ての青少年が見習うべきなのだ。
なぜ、このような素晴らしい少年を少年院に送らねばならぬのか。これこそが、今の日本における若年層男子の絶望を明確に物語っている。
彼はヤマトタケルだ。彼こそが、この絶望の日本を救う事の出来る真の勇者の資格がある。それを恐れたからこそ邪教徒配下の司法は彼を少年院送りにして抹殺を計ろうとしたのだ。
模範的英雄が社会から追い出されなければならぬ情況をこのまま許して良いのか?

彼のような男子こそ、特待生として表彰し、全国青少年のあるべき姿として将来の指導者として鍛えることが唯一の真の教育なのだ。
それを全否定し、彼を犯罪者として抹殺しようとする現状になんの希望もない。
あるのは絶望だけだ。
矯正されるべきは彼を絶望に追い込んだこの社会の方だ。
彼ではない。


絶望皇太子