今週の土曜は、久しぶりに普通の土曜だった。
ミスは、親に頼まれたビデオの録画の時間を勘違いしていたことくらい。
無事に済んで何より。

「普通」よりいいこともあった。


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自分のやりたいことに手を出していいのかどうか、迷っている。

自分の中ではもうほとんど、手を出す方向に決まっている。決めている。
しかし、これが正しい選択なのかどうか、自信がない。

それでも、案外それしか道はないのではないか、
と、心の奥の奥では思っている。

朝から晩まで仕事仕事だ。
締め切りが近づいた時の自分のやる気は、我ながらすごいと思う。
これだけできるなら段取り良くやっとけ、と自分に言いたい。
しかしそれは矛盾なので、言うに言えない。

2002年2月3日に（日付はいま必死で調べたのだが、）
やるき君としめきり君の話を書いた。
あの時は何の締め切りだったか・・・。
しかし、相変わらずの自分である。


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古い日記をつらつらと眺めていると、
いかにも不安定そうで変人そうなことがたくさん書かれている。
最近は、あまり不穏なことを考えないように生きている。
それが今年の目標だから。
あとひと月で終わる今年の目標のひとつ、
「平穏無事」。

結果として、全然平穏でない事実を残しつつあるが。
心の内だけを見るなら、そこそこ達成できて・・・いる・・・気が。

切羽詰ってきた。
それは、11月がそろそろ終わりを迎えることと関係している。気がする。

あとひと月で、石井のDVD見放題の精神的余裕ができる。筈。
旅だってしてやるさ。あぁしてやるとも。

今は身体を動かすしかない。
やっと「具体的に」を実行できる気がする。

パチンコ（すみませんごめんなさいついつい出来心で遊んでしまいました）。
通り道のパチ屋で、CRシティーハンターの様子を見ようと思ったが混んでいた。
その横に並んだ台で、前からちょっと気になっていたのが、
SANYOのCRキングパニック。
(このページ↑には、パチンコと全く関係ないオンラインゲームがある。)
時間もないし、2000円で来なければ止めようと思っていたら、1000円で大当たり。
結局１時間で４箱半、1000円が27000円＋菓子に。
こういう日もある。


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先日お世話になった、都立大●保病院に行ってきた。
素直に新宿駅から歩けばよかったのだが、なまじ地図を持っていたので、
見比べた末、新●久保駅から歩くことにした。
迷った。
厳密に言うと、迷ってうろうろしたわけではない。
道を間違えたことに気づいてちょっと気落ちしただけだ。
自分が方向音痴だと十分承知しているにもかかわらず、
知らない道でも近道できると考えたことがそもそも間違いなのである。

90°逸れた方向にしばらく歩いてしまった。
しかし、途中で面白い光景に出会った。
路上で生着替え。
（K.F.C.のカーネル・サンダースおじさんの。）
サンタクロースの衣装に着替えさせられる途中だったらしく、
真っ赤なズボンが膝下辺りまで上げられていた。
そういうことは閉店してからやってやればいいだろうに、と、
文句を言えないサンダース氏がちょっと不憫に思えた。

昼の都立大久●病院は、清潔感の漂う、新しくて大きな病院だった。
それでも周辺には新宿らしく、遊ぶためのビルが林立している。
ラブホテルとボーリング場に囲まれた病院。いやはや。

「　テルミィは立ち止まり、そこに座り込んだ。やはり、疲れが出て
　きている。この先、たとえ、今度は楽しいものが待っていようと、
　新しい環境に入っていくのはいつだって力仕事だ。・・・」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　 　　　梨木香歩『裏庭』より

‘小説’というよりも‘物語’という方が正確に思える雰囲気の話を読んでいる。
主人公のテルミィは、愚かではあるが、主人公らしい一生懸命さを備えた女の子だ。



引用した小説とはかけ離れた話になるが、
僕が小学生の頃まで住んでいた、引っ越す前の家には、裏庭があった。
夏になるとアメリカシロヒトリ（という蛾）の幼虫が大発生する木があって、
他にもいくつかは問題があった気もする。
けれど、ちょうど風呂場の裏に当たるその裏庭の向こうには、
ピアノを弾くお姉さんが住んでいて、いつも夜には何かを弾いていた。
とても巧いとは言い難かったピアノを聴きながらの、それでも少しだけ贅沢な気分の風呂。
そんな想い出の風呂場も裏庭も、今はもう無い。
我が家の４人家族が今のマンションに引っ越してから、
すぐにその家は建て替えられた。
今は、当時から住んでいた祖母と叔父と、新たにその奥さんが住んでいる。

こちらがなんとなく時間を過ごしている間に、
全ての物事は具体的に変化していく。

真 ｜MAIL