想
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凄く書きたいネタが幾つかあるが、
もう少し時間ができたらにしようと思う。
今日はもうそろそろ日も昇る頃だし、寝ることにする。
あぁ、書きたくて仕方がない。
明日が来るのがあと20時間くらい遅ければなあ・・・。
何にせよ、安定しているということはいいことだ。
ちなみに、付け足しておくと、
「安定しているべきところ」が、ね。
アルコールに弱くなったのは、歳の所為なんだろうか。
それとも、1人の人生で飲めるだけの酒を飲んでしまったからなんだろうか。
どちらにせよ、なんだか嬉しくない。
たぶん、酒を殺して飲もうと思えばいくらでも飲めるとは思うのだが。
そうまでしなければならない職業でもないし。
休肝日休肝日。
| 2002年03月23日(土) |
最終日 〜アホバカ自慢〜 |
驚くべきは、この日の昼飯。
単純な言葉で伝えたい。
まずは飾らずに。そう。
「ますのすし@上野駅」
でも、これだけじゃ伝わんないなぁ。
あのときの自分の奇妙さを、もう少し詳しく話そうか。
* * * * * * * * * * *
とにかく、最終日だったんだ。アートの。
そんなわけで、僕は正午も間近の上野駅へと降り立った。
胸をときめかせながら。あの感動が再び蘇ることを確信して。
ところが、気付いてしまった。
(・・・腹減った・・・)
人間だから。時間の経過に伴い腹も減る。
とりあえず駅構内のコンビニでサンドイッチでも買おうかと
思ったその矢先。
両の眼に飛び込んできた、紛れもないそのことば。
「富山名物 ますのすし」
・・・ここで、話を少し前に戻さなければならない。
あれは多分、ひと月ほど前のことだ。
近所のスーパーで、全国駅弁大会(仮名)が催された。
何週間か前からそのイベントに目をつけていた僕は、
その日が来るのを心待ちにしていた。
確かにその日も仕事があることはわかっていた。
けれど、まさか運命がそんなに残酷なものだなんて、思いもよらなかったんだ。
仕事が終わってそのスーパーに行くと、確かにまだイベントは終わっていなかった。
ただし、僕が求めていたその駅弁だけが、キレイに売り切れていた。
よりによって、それだけが。他の数種類の弁当たちは、まだ棚に積まれているというのに。
(やっぱり、人気あるんだ。・・・明らかに旨いもんなぁ・・・)
その駅弁こそが、言わずと知れた「ますのすし」だったのである。
僕はだから、結局、オアズケを食らった形で放って置かれていたわけだ。
普段の僕なら喜んで食べるそこらのコンビニの「ますのすしにぎり」じゃ、
もうとても満足できないくらいに、本家「ますのすし」への欲求は高まっていた。
そんな中、駅構内でただでさえ目立つ濃紺の幟に、
ひときわ印象深く染め抜かれた「富山名物」の文字。
この状況で、食べない方がどうかしている。
* * * * * * * * * * *
片手にますのすしの入ったビニール袋を下げ、
まさしく意気揚々とそのコンビニを出てきた僕。
さて、実はここからが問題だったのである。
念願のますのすしを手に入れたのはいい。しかし、だ。
何処で食べよう?
もちろん上野だから、駅から一歩出れば行楽に最適な公園がある。
そんなことはもちろん理解っていた。仮にも元下町っ子だから。
けれど、そんな僕の足を止める想いがあった。
(最近、アホなことしてないなぁ・・・)
アホえねるぎぃが切れかけていた最中だったのである。
天の声を聞いた僕は、何を想ったか、階段を下り始めた。
しかも、狙ったのか期せずしてそうなったのか今では判然としないが、
その階段が、まぁるい緑の電車のホームだったことをここに記しておく。
何が言いたいかというと。
そのホームには、3〜4分に1本の割合で、電車が入ってくるのだ。
大衆の目に晒されながら、
僕はその薄い円形のますのすしを、
実に旨そうに、満足げな笑みを浮かべながら、
五感をフルに活用し全神経をますのすし唯一点に集中させて、
約20分かけて味わい尽くした。
御馳走様。
ちなみに、この日山手線上野駅のホームで、昼頃、
喫煙所の隣のベンチにひとりで座ってニヤニヤしながら笹の葉を広げ、
ピンクのますと白いご飯を無心に食べる黒服の東洋人を見かけた方。
特に、運悪くそいつの目の前で乗っていた車両が止まってしまい、
ドアが開いた途端に目を丸くされた数人の方。目までばっちり合ってしまった方。
ご迷惑をお掛け致しました。それは紛れもなく僕です。
また、この文章をお読みになり、
(変態?)
とお思いになられた方。
ご迷惑をお掛け致しました。あながち間違いとも言えません。
今後も精進してゆきます。
| 2002年03月22日(金) |
棄てる神あればなんとやら |
言ってみれば、きまぐれで拾ってきた石と同じような感覚。
形や手触りで選ばれた石たち。
いくつもいくつも。
手元になんとなくあって、どんどんそれが増えていって。
どの石がいつ拾われてきたかなんてことは、
拾った方はほとんど覚えていないし、それはあまり重要なことではない。
それでも、拾われた方は、忘れていないのかもしれない。
覚えていないのはこちらだけ。
人生の転機。運命の出会い。
なかなか、理解し難いところではあるが。
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行ったり来たり。
こんなことをしばらく繰り返している。
ただのアホでしかない。
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不器用?
いやいや。