想
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| 2001年12月07日(金) |
地平が闇に沈むまで。 |
薄暮れの向こうの夕焼け空に一条の飛行機雲。
輝き続け伸びては消えるオレンジ。
もっともっと。
闇が彼方を覆うまで。
屋外で電話中に、足元に何やら昆虫がいるのを発見。
硬そう・・・。あ、背中触ったら本当に硬い。
色はねぇ、いかにも冬の落ち葉に紛れられそうな茶色で、
形は野球のベースみたいな感じ。羽根って言うより、甲羅のイメージ。
目が、すごく小さい。針の先くらいのが2つ・・・。
(相手は、「ソレどーせ複眼でしょ?」と言った。複眼で何が悪い。)
飛ばないのかな。さっきから歩いてばっかり。
ほっそい脚・・・さすが昆虫・・・。
などと、詳細に実況中継していたら。
「中途半端に言語能力の発達した小学生のよう」*(K.Miyoshi,2001)
と形容された。
なるほど。
発達したのが単に言語能力だけだったら、
もう少しマシな生き方ができたかもしれないなあ。
* K.Miyoshi Personal Communication.2001/12/2
上手く付き合えば、とてもいいパートナー。
時々たしなむ程度が最高のようです。
(長寿に効くかどうかはまだ実証されておりませんが。)
本当に相性の悪い人も、たまにはいるかと思います。
ところが、浸かってしまう人がいるのですね。
どっぷりと。のめり込んでしまうのですね。
嫌なことを忘れさせてほしい、と思ったり。
飲んでいるつもりで、飲まれていたり。
一度はまると、なかなか抜け出せないようなのです。
とどのつまりは依存症です。
朝から晩まで。昼夜を問わず。
何かにつけ、「そのこと」が思い出されます。
依存症は、不治の病です。
アルコールの依存症患者が死なないためには、
生涯、アルコールを断つしかないそうです。
トリガー。「引き金」のことですが、
酒を長らく断っていた人が再び飲んでしまった、
そのきっかけの、1杯のことです。
断酒を続けた期間が長ければ長いほど、
油断してもう1度触れようものなら、
反動が大きく、死亡率は高いのです。
歯止めが利かなくなってしまうのですね。
飲み続けることしかできなくなってしまうのですね。
それでしか、救われなくなってしまうのですね。
アルコール依存は、一生、それを断つしかない。
人間への依存は、一体、どうしたら治るのでしょう?
アイツの方が、ちょっと素直なだけか。
| 2001年11月28日(水) |
可も無く不可も無く? |
・・・それって不可でしょ。
すくなくとも、強気のときには。