日記
INDEX past will

2004年10月23日(土) ちゃんと帰ってこられました

どうなることかと思いましたが夕方頃に無事日本到着ですよ
今日早いうちに着く予定ではありましたが結婚式は明日なので
むしろ全然OKです 余裕です こんなに順調じゃあネタとして いやなんでも
とりあえずKんちに荷物置いて一息入れて夕飯食いに
近くのイタリアンの店へ 行く途中で見かけてしまった別のイタリアンの店に
食材が切れてしまったそうで予定のコースから少々変更あり 構いませんとも
あーうまいもん食うって幸せだねえ メニュー見て選んでるのも待ってる間もたーのしーねー
さて一品目はイサキのカルパッチョすだち風味 これが仰天
少 ね え なんだこりゃ デパ地下のご試食ですか あっさりしてて旨かった 気もするが
魚介の温かいサラダ あっこれうまい
イカ墨のパスタ トマトソース ちょっと濃い でもパスタはもちもち でも少ない
牛ヒレ肉のソテーバルサミコソース これ前に言ったの撤回 こないだは作り方が悪かった
うまいです 牛とバルサミコ
そういやポン酢でしゃぶしゃぶだってばくばく食うじゃん 甘い煮物だって全然食うし すみませんでした
しかし少ない
皿が運ばれてくるたびにKとすごいアイコンタクト
『何これ』 『何なのこれ』 『少ない!』 『うん少ない!』 『『足りない!!』』
旅行行って帰ってくると余計に思います いやスペインはそれほどでもなかったか
イタリアやイギリス行った時のようななんだよこれ みたいな量のものはあまり出なかったですねそう言えば
たまたまこのお店が盛りが上品だったんですね それでうちらが腹へってたんですね すみません
帰ってきてKお勧め時計仕掛けの才レンジDVD うんかっこよかった いいから寝ろよ

 


 

2004年10月19日(火) 帰りたくないときにはすんなり帰れるのに帰らなきゃいけないときには帰れない

もう3年近くたってしまいます すみません 順番にとか克明にとか言い出すともう書けなくなる いいからとりあえずアップを

マドリード なんか最後のドの発音は小さいんだかしないんだかだっけ?
まあいいや間違ってるかもしれませんがとりあえずここの分はマドリー とします
プラド美術館はまた行きたいなあ ボティンもまた行きたいなあ
ただもうタクシーには乗らない トラウマ
バルセロナからマドリーには電車で移動です
チケットだけはもらってあるのですが移動は全部自分達で
駅に行ってとりあえず飲み物と食べ物を調達 その場で食うこともできるカフェで
小さめのバケットに切り込み入れてハムとかチーズとかはさんであるのを買いました
あとオレンジジュース これはそのカフェで買ったんだったか売店で買ったんだか どっちだっけ

トレド つうかもういつ行ったんだっけ よかったです 古い町っていいですね 道も町並みも景色も素敵
古いお城とか今国営でホテルにしてたりするそうで
泊まりはしませんでしたが喫茶店でお茶飲んでテラスから景色見たり写真取ったりしてきました
いいです 景色はいいわ雰囲気はいいわ ちゃんと泊まってのんびりしてみたいです
気のせいかこれまでピリピリしつつ来たのにこの町はなんとなくあんま心配しなくても大丈夫なんじゃないか
雰囲気がのんびりしてて町歩いてても治安にあんまり不安を感じませんでした
あーそうだ アルカサル(昔”アルカサル−王城−”ていうマンガがありおかげでこの単語だけは即理解)
なんか見学ができるんだかできないんだか 今おそらく城のまんまではないんだが
とりあえず行ってみて聞いてみました 一部だけでも入れないかと思って
聞いてみました って もちろんスペイン語はできません が何となく通じます
入ろうとしてみて入口でスタッフらしき人が出てきたところで 何となく身振り手振りで だめっぽい
これダメっぽいよ アルカサルやっぱ無理なんじゃないの
日本語で話しているうちらの言葉の中から『アルカサル』だけは向こうも聞きとってくれたらしく
「ノーアルカサル」 わっかりやすいですね No アルカサル アルカサルだめ
うちら「Noアルカサル?」スタッフ「Noアルカサル。」 会話成立ですよ
もはやどういう順で行ったかは忘れましたがあとは美術館
けっこうグレコの絵がトレドにいっぱいあると聞いていまして 特にKが好きなので
確かに割と数ありました そして先日プラドでみたのとすごい似たようなのとかもありました
同じテーマで同じ構図で何枚か描くってけっこうあるんでしょうね ゴヤも似たようなの見ました
いやプラドのとトレドのとどっちがよりいいかとかそんな審美眼はありません すみません
エルグレコ プラド美術館 ボティン フェリペ4世 ルーベンス ベラスケス ゴヤ 
あー書くことは死ぬほどあるんだが 全部書いているとまた何年か後とかになってしまいそう またの機会に
タパタパ 塩だらのサラダ アジア人のウェイターさん 日本語のメニュー
クレマカタレナ 海老のガーリックオイルで焼いたやつ ブルスケッタみたいなやつ なのに話題はコミケに関して ごめんねK
夜行ったレストランのステーキもにんにくスープも ボティンの仔豚の丸焼きも
今になるとトレドであったかと思われる
期待しないで入ったらルーベンスだのカラバッジォだのあって嬉しいショックを受けたおそらくどっかの教会の豪華宝物庫も
カラバッジォのジョバンニが超かっこよかったような気がするんだが もうどこのどういうのだったか不明な

まあそのうちまたの機会に いろいろあってこの後20 21 22くらいで帰るわけです
そしてこのスペイン旅行が終わると日本で友人の結婚式が待っているのでした
がその前に なんと飛行機が遅れ乗り継ぎができなくなるアクシデントが待っていたのでした
何度も申し上げているのですが俺ら日本語以外は話せません
なんだかずいぶんと飛行機が遅れ 乗り継ぎ空港に着いたらどうやら乗るはずだった便はもう出ちゃったらしい
らしい というだけですが そして割とどうしようもないわけですが 乗れるのに乗るしか 何とかなるだろう のような
空港のカウンターで どうしてくれんだよ 前の飛行機が遅れたんだから何とかしろよ みたいなことを言ってる方も
いや多分そんなことを言っているのだろうなあという雰囲気だけです 具体的には分かりません
やっぱり帰らなきゃいけないのは我々だけではないのですな 皆さんいろいろと予定があるんでしょう
俺らは割とどうしようもないのでとりあえずぼんやりしているだけです
結婚式間に合わなそうならとりあえず一緒に余興やることになってる子たちになんとか連絡しなきゃ
時差を考えて国際電話のかけ方といつかけるかのリミット一応考えてみたり まあ念のため一日余裕見てはいるが
そしてたまたま同じ便を利用していた日本人乗客の方がいろいろ話したりどっか連絡したりしてるのに密かに聞き耳立てつつ
そしてどうやらさっきの便乗り逃がした乗客をいろいろ振り分けて運んでくれるらしいブリティッシュエアウェイズの案内を必死で聞きつつ
実はほんのちょっとだけおいしいと思いつつ 何とか日本行きの飛行機におさまりました
まったく 翌日が結婚式とかでなく仕事ならば むしろ大歓迎なんだがアクシデント
実は飛行機にアクシデントがありまして出社したいんですがどうにもイタリアから出れないんです とか 言ってみてえ…!

 


 

2004年10月18日(月) 日程表出てこないかなでも部屋片付けてる間に書いた方がと思う

最早日付はあってなきが如し
思い出した スペインに着いたのは16日の夜でした 黒髪のきれいなお姉ちゃんが空港に迎えに来てくれて
多分現地の方ですが日本語超上手 空港からホテルまで車で送っていただいて説明とか注意とか
空港出てまず寒くてびびりました 南のイメージだったのに 暖かいかと思ってたのに
丁度ここ何日かで急に寒くなってきたとこです と言うお姉ちゃんは黒のタートルネックのセーター
あと色々 ホテルからの最寄り駅はここ とか 街のこの辺は危ないので夜は私も行きません とか おいおい
夜は外歩くのは危ない とか 地下鉄はあまり遅い時間に乗らない とか タクシーも気を付けて とか おいおいおい

その時は暗いのでわかりませんでしたが17日の朝気付いてびっくり ホテルすぐちょっと先が海でした
例えがあれですが熱海とかの海っぱたみたいな 砂浜があって遊歩道みたいな部分があって道路があってホテル
入口入ると正面やや右がフロント 正面やや左に下に向かう階段 右に行くと食堂
朝食はそこでバイキング サラミっぽいソーセージチーズハムパンコーヒー果物トルティーリャ
ここで言うトルティーリャはメキシコ料理やなんかのとうもろこしの粉でできた皮とかでなくオムレツだそうです
具のバリエーションもあるそうですがおそらく最も一般的な具材の一つがジャガイモ
ホテルでは薄く切ったジャガイモだけぎっしり入って裏も表も焼いてありました むしろ卵を繋ぎにしたジャガイモ料理
おいしかった プレーンオムレツよりこっちの方が好きかも知れません

で多分初日はホテルまで車がまた迎えに来てツアーのほかのお客さんとかと一緒に出かけたんじゃないかな
朝はまずユダヤ人墓地の丘通って昇って どこ行ったんだっけ
近くに日本の兜を模したとか言う水泳用の競技場があって たしか 井浦じゃねえよ ええとアラ夕
イソサ゛‡了ラ夕氏の建物だって言いましたか それは手を模した聖火台だかの方だっけ
でその後またバスでグエル公園とか行ったんじゃないかな
そういやグエル公園下の白い柱がいっぱい並んでるとこ バイオリン弾きのお兄ちゃんがいました BGMできすぎ
グエル公園のとこにダリの家もありましたか 前歩いただけで入り損ねましたが もったいない

サグラダファミリアに入る前にその近くのファーストフードっぽいとこで飯食った記憶があります 写真もあります
ということは昼前にツアーは解散か オレンジジュースとサンドイッチ
いっつも旅行の途中オレンジジュースとコーヒーは頼んでしまう 重要単語 スペインではオレンジはナランハ
スビラクスさんという彫刻家の人がいるんですが サグラダファミリアの彫刻の一部作ってるんですが
これまでの他の人が作った彫刻が概ね写実的だったのに対して この人のは何と言うか
抽象と言って良いんでしょうか 人なら人の物なら物の形をしてるんだけどかなりデフォルメが
すごく大胆な形の 直線を強く感じる彫刻で
教会建築の指揮者にこの人が指名された時は過去最大と言って良いくらいの議論になったそうで
しかし見たらものすごくかっこいいです 何が良いのか悪いのかまでは知りません がかっこよかった
彫刻作る前のスケッチと言うかデッサンと言うかも見られますが ちょっと複製欲しくなりました
夕方ごろ座ってぼうっとまたファサード眺めてたような気がするのでその日はそれで終わりでしょうか
そうだよなたぶん疲れるよな 広い 塔歩いてるだけで道に迷う 立体迷路

でサグラダファミリア行ったおそらく翌日 これが18日
たぶん市場を見に行きました そして市場のはずれの店で飯食いました
市場 期待してたのはウサギ つうか肉屋とか大丈夫かな とか言って
大丈夫に決まってるんですが 一応うわあとか思うのかなみたいな妙な期待なんですが
丸のままの動物 皮はがれた動物がぶら下がってるとこって日本ではあまり見る機会がない が
だからと言って肉片以外を見たらひくってのもどうかと思う で見てみたい と
ウサギとかこう足のとこにくるっと切れ目入れてそっから皮はぐんですって
靴下みたいに足先だけ毛皮が残って その状態をソックスをはいてるっていうって言ったかな
で肉屋さん ウサギもありましたが別にそれでどうということもなく
ひくまいと思っているのでそれでいいんですが むしろひきそうになってしまったのは羊でした
ていうか多分あれ羊だよな? 出汁とるんでしょうか 横長の三角形の 顔だけ切りとって皮はいだ状態の物が
片手いっぱいくらいの大きさか? もうちょっと大きいか それがまとめて山と積んであった
皮はいであるだけで目玉は入ってるので見ると目が合うような合わないような
ちっちゃい口からちっちゃい歯が見えて でも羊の歯って鋭いのか 形も含めてちょっと魚っぽい ピンク色だけど
あっそれか脳みそ入ってたら食えるのかな スペインとかじゃ食わないかな
あと生き物とか食い物とかとは別の意味でちょっとダメだったもの ビニール袋いっぱいのエスカルゴ
でもエスカルゴだからちょっとダメで済みました 蛙とかだったら泣いてしまう 近寄れない
そんな市場の外れの店 もう昼は過ぎてましたが 夜はカフェバーぽくなるのかも 天井高いとこ
恐る恐る入ってお昼 確かプリフィクススタイルのランチコースを二人それぞれ違う物選んで取りました
選んでつうか 予想がつくのは数単語 後はあてずっぽう まあ来りゃわかんだろみたいな
トマトと玉葱とツナのサラダ イタリア同様オイルとビネガーが一緒に来て適宜かけて食います
あ皮を剥いた胡瓜も乗ってました あと人参の細切りとグリーンオリーブも
人参と玉葱甘くて旨いサラダだった気がします
ほうれん草のラビオリ トマトソース 上にチーズがかかって
中なんだっけかな リコッタチーズか何かだったかな 割に濃くなかったような
とりあえずこの2品がまずお互い一皿目 もちろん全部半分こ 飲み物はガス抜きの水
メインはそれぞれ魚と肉を 片方がサーモン ムール貝が一緒に乗ってきました
トマトだったかなあっさりめのソース 赤 付け合わせに茹でたジャガイモ
もう一人は鶏 ぱりぱりに焼いてあるの 塩味だったか 付け合わせにフライドポテト
どちらもおいしかったです 鶏が油乗ってた どれも量はそんなでもありません ちゃんと食えます
デザートがアロッスコンレチェ とカスタードプリン 
アロッス→米 コンはwithとかandとかですかね レチェ→ミルク 米を牛乳で甘く煮たやつ
カスタードプリンも何の香料か少々くせがありましたが アロッスコンレチェ 残念ながら我々だめでした
まず上一面にシナモンがかかっていた時点で俺がアウト Kが米と牛乳の取り合わせに抵抗があり
それでも挑戦していましたがこちらも香料か何か 他に苦手な味がしたらしく断念
あとそのデザート食べながら2人ともカフェコンレチェ
カフェ コン レチェ なるほど カフェ オ レ なるほど コーヒーミルク カフェラテ(この場合はエスプレッソだそうだ)
そしてその後カサミラの前に 行ってるとこの名前が思い出せません でも良かったよ
一面白でアーチ型の天井が続く廊下とかごくちっちゃい螺旋階段とか嫌なツボを押されるあそこ
聖ジョージの竜退治がモチーフとか言うやたらにかわいいおうちです
確か吹き抜けが海のイメージとか言うおうちです
古そうなエレベーターのドアがガラスだったおうちです
そう昨日色とか形とかがかわいいかわいい言ってたのはこの辺を思い出して のせいでもあります
サグラダファミリアはかわいいってのとはちょっと違う
でそこ出て カサミラ なんのことだかわかりませんが CASA カーサ が家らしいですよ
で今の場合はミラは家の持ち主の名前らしいですよ カサミラ で ミラ邸
中もいいけどならではと思うのはやっぱ外観と屋上かなあ
中は外国の古いおうち ってそのまんまだが キッチンかわいかったな 家具道具とか 土産物はまあ うん
屋上は屋上なのにすごい起伏があって階段ばっか で煙突があちこちに 夕方でほっそい月が出てました
これまで何故かあんまり他の日本人観光客に会いませんでした がここの屋上では何人かいた
煙突が変わった形で全体として景色がすごく面白い 屋上の絵のポスター買っちゃった かっこよくって

 


 

鈴木  MAIL

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