IHクッキングヒーターいいなあ･･ってお店で見ていたら
じゃ嫁入り道具として持ってきてくれ、って。
行く先ないもーんと答えたけれど、君はこういう風に
突然ほんの少しの甘いお菓子を差し出すね。
まだ先だよ。
全然見通しなんて立たないよ。
だけど、ありがとう。

搾取してるのはどう考えても私なのにね･･。

一ヵ月も前の喧嘩をどうして今更ネタにするかなあ。
ゲームだって一所懸命してるじゃん。
今日なんて自主的にレヴェル上げしたしさ。
おかげで気持ち悪くなって午後中寝てたのは･･内緒。

タイムリミットが近づいて、怖かったり苦しかったり。
でももう少しがんばろう。
シンプルにしていこう。
今一番大切なものを大事にしよう。
嫌だけどいい、なんてことは本当はないんだよ。
明日のことを今日考え過ぎる必要はないさ。
そんなに余裕ないだろ＞俺。

長かった私の夏休みはもうすぐ終わり。

昔、身体と気持ちはばらばらで、時間ごとに別の私だった。
今は離れていても思い出しちゃう。思い出さない方がいい時に。

そんなに器用じゃないんだな。
隠そうとして生まれた歪みにもう私は耐えられないんだな。

だからね。
けじめつけた方がいいんだと思う。
今失うという我慢はできそうにないから。

･･手放す勇気もないんだけどね･･。

6回目の夏が来る。

やっぱり、君みたいな優しさがよくて君みたいな厳しさがよくて
君みたいな賢さがよくて君みたいな莫迦さ加減がいいよ。

出会ってひと月目、君はうんとつらかっただろうか、って最近になって
よく考える。
君はそんなこと決して言わないけど。

悪者になるのは怖くない。いや怖いけど、足がすくんで動けないのは嫌。
ふらふらとよたよたとぽよぽよと歩いていきたいよ。

もっと主張していかなきゃダメだよ。ひるまないで引っ張って行きな。

私は甘やかされっ子で変な風に気を遣っちゃうところがあって。
あきらめて、でもあきらめ切れなくて後でぐずぐず言ったりする。

本当に嫌な時ははっきりそう言うから。僕で練習しな、もう少し。

･･うん。

連絡が急に取れなくなるって心配だ。
起き上がれないような状態なの?緊急入院?

元気になって連絡をくださいね。
貴方の声を聞かないとなんだか寝付けなくなってるみたいです。

きっかけは他愛のないこと。
子どもみたいだって我ながら思うよ。
君は電話をくれないし、私はそれならいいよと意地になる。
話し合うことさえできないなら、付き合ってるとはいえないと思う。
私はそう思ったから。

でも。
わかってる。
一人じゃないって思えるからあんなことが言える。
多分君もそのことを知ってる。

私は揺れています。
僕は別れることなんて考えたことないのに、って言葉を
うれしく感じるのも私なのに。

寂しい気持ちを誰かに埋めてもらおうとするのは危険、
って知ってるはずだった。
なのに甘い方に簡単に傾くね。
言いたくて言いたくて言いたくないこと。
言葉にできるのは最後の｢言いたくない｣だけで。
飲み込んでしまうのは何故なんだろう。
何が言わせないんだろう。

わかってるのは待ってること、意地っ張りなこと、欲張りなこと。

手を。口を。心を。押さえつけるエネルギー。
ベストな選択ってわかってて、安心もしているのに。

真夏のような日差しの中、自転車を走らせる。
男の子っぽい気持ちになって、心の中ではちょっと悪い言葉を使って。
吹き出した炭酸をシャツに浴びて、あーなんかこういうの懐かしいなって。
プール行きたくなっちゃった。

そういう風に一日が過ぎていけばいいな。
明日のことを考えず。