囁き
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2004年09月25日(土) 飲み会と反動

 高校の同窓会・・・と、言うほどでもないか。高校の学園祭があるときは、来れる人で飲むのが、毎年恒例のこと。さすがに就職やら、就活やらで、ほとんど集まらなかったんだけどね。

 やっぱり、あいつらといるのが楽しい。気を使わずにすむし、昔のようにいられる唯一の場所。みんな、やっぱり自分を出せないみたいでね。鬱憤溜まってたよ。まぁ、仕事帰りに飲んで、騒いでるおっさんと変わらないんじゃないかって、苦笑してた友達もいたけど。こんな気持ちなのかな?
 これで、少しは立て直そうって思ってた。けど、そういうわけにはいかなかった。

 帰り道、やっぱ、寂しいんだ。騒げば、騒いだ分。反動のように襲ってくる。楽しければ、楽しいほど。それが、痛かった。一人になることができればいいのに。プラスを知らなければ、マイナスを知ることもない。
 明日、久しぶりの友達と会う。同じようになるのかな?

 誰しも、双頭の鷲にはなれない。常に孤独を抱えて生きている。それならば何故、完全に孤独になれない?恐ろしい話じゃないか。生まれたときから、誰かがいるなんて。それが、決められているなんて。誰かがそばにいなければ、生きられないなんて。愛さなければ、生きられないなんて。


 ただ鋭く、ナイフのように。


2004年09月24日(金) 大学

 今日から大学だよ。・・・朝、きついわぁ・・・ってか、いきたくない。そのままぐたってたい。疲れも残ってるし、何より、精神状態がね。

 ってか、やっぱり疲れる。みんな、結構テンション高いのね。久しぶりに友達に会えたからかな?わからなくもないけど、今の僕にはつらいかな。そりゃあ、久しぶりに会ってテンション少し上がることもあるよ?けど、数人だよ。それ以外は、別にどうってことないし。向こうの高さにやられちゃうんだよ。
 しかも、いきなりがかなり大切な授業の塊の金曜日。しょっぱなにしては、重すぎるんだよね。なんか、もう少し軽い感じにしたかった・・・

 授業が終わって、学内バイト前の一服。非常階段が喫煙所なんだけど、電気がついてなく、かなり暗くて・・・それが、なんか嬉しくてね。やっと、一人の時間だって。一瞬だけど、一人の時間だって思えてさ。その後の仕事も、少し楽になれたよ。
 最近、煙草多くてね。一日二箱・・・もう少し吸ってるかも。やっぱり、不安定になると増える。握りつぶして消したくなる。身体に押し付けて消したくなる。

 それでも、体勢立て直すことくらいは出来たかもしれない。連れの前で見せるわけにはいかないから。少なくとも、表に出さないくらいのことは出来る。

 自信あるよ。今まで、そうやって生きてきたから。


2004年09月23日(木) 帰宅

 夕方の飛行機で帰宅。それまで、またじいさんばあさんがいたんだよ。正直、つらいんだってば・・・

 ってか、マジでわけわかんない。今日帰るのに、何で僕の服洗濯するわけ?そのために、昨日自分で洗濯したのに・・・濡れたまま、かばんに入れろって言うの?ってか、そのつもりで洗濯してたしね、あの人。だって、そのために別においてあったものまで洗濯したわけだから。マジで怒鳴りつけそうになった。

 ってか、こっちにいる間、平均三時間前後しか寝れなくてさ。その疲れもあるんだろうけど、松山空港つくあたりから、どうしようもなくなり始めた。
 絶望。世界。存在。何もかもに。この世界から、足跡も痕跡も全てなくして消えれるボタンがあるなら、躊躇せず押せるだろう。ってか、くれ。
 気が狂いそうだった。いっそ、狂ってしまえれば。そう考えて苦笑した。誰もが狂ってる。ひずみに気が付かないほど。よく見てみろよ。世界には、存在には、こんなにもゆがみやひずみが渦巻いている。その先にはなにがあるんだろうな?・・・気にしてる僕のほうが、おかしいんだろうな。わかってるよ。


 今は、少しマシになった。明日、大学が始まれば、体勢だけでも立て直せるだろう。こんなものを見せるわけにはいかないから。今はただ、気を抜くと暴れそうなほど、気が狂いそうだ。そんな気力もねぇけどさ。


2004年09月22日(水) 一人でいたい

 忙しい1日だった。朝起きてから少し前まで、一人になれる時間がなかった。僕にとっては極めて苦痛なこと。なによりも、苦手な人達…祖父母…といることが、それに拍車をかけている。一人になれれば、自分の殻に閉じこもる事も出来るのに(笑)。
 劣等感と下から睨みつける気持ち、そんな気持ちでいっぱいになる。今よりもまともじゃなかった過去。心配されていてという気持ちが、その二つを駆り立てる。どうせ僕は、医者でもなければ、しっかりとした大学にも入ってない。家系に、気持ちが負けている。あんたらはすごいかもしれないけど、こういう奴等だってごまんといるんだぜ?
 一度、こっちで三ヶ月くらい過ごしてたとき、祖母が叔母に心を開いてくれてないって、相談したらしい。今でも、変わってないよ?ただ、演技が上手くなっただけさ。勘違いしといてくれ。

 強烈な劣等感は、時に恐怖に変わる。何かを頼まれるとき。感謝されたとき。しょうがないから。他に頼む人がいない。世辞や建前ならいい。あんた達が思うほど、更正も変わってもいない。それなのに…可笑しな話さ、手伝いに遣わされてるわけだからね。

 切り捨ててもらった方が、楽なんだよ。僕は、この家の汚点以外の何物でもない。


2004年09月21日(火) 一言

 この日記は、僕のHPからは来ることが出来ない。隔離している。それは、HPの方は、大学の知り合いや、それ意外の友達も知っているからだ。けれど、ここを知っている友達も、何人かいる。教えた人もいるし、探し出した人もいる(HPでの僕のミスにより)。ちょっとした冗談みたいな方法で、ばれた人もいる。別にいいんだ。僕は彼等を、大切な友達と想っているから。いや、偶然にも、僕が知っている、僕のこの日記を知っている人達は、僕にとっての大切な人達だから。

 昨夜、二人の友達と電話した。一人には用があり、一人は、この日記を見て、心配してくれた人。合計で何時間話していたのだろう?今日も眠れず、結局は朝まで起きていたが、その二人に感謝の気持ちでいっぱいだった。こんな僕でも、友達運だけはある。素晴らしい仲間がいてくれる。
 ・・・だからこそ、痛いときもあるが。僕はあいつ等を、信用しているのか?信頼はしている。それは間違いないんだけどね。信用していないなら・・・それは、人として、ひどい裏切りの行為だ。このことは、昨日も書いたからいいか・・・

 
 その、用があった友達と、朝方メールのやり取りをしていた。死にたいといったそいつに、僕は答えた。自分なら、死体すら発見されないやり方(一つだけ、知っている)か、誰かを護る・・・いや、誰かのために死にたいと。言われたよ、そんな綺麗事いってらんない、死ねればいいって。
 綺麗事・・・確かにそうだよ。僕が言っているのは綺麗事だ。まるで、目が覚めるように思えた。間違っちゃいけないことがあったんだ。僕はそれを失念していた。
 まだ甘かった。もっと鋭く、強く切り込まなきゃいけない。切り裂かなきゃいけない。切り裂いて、その奥も探さなきゃいけない。世界を。社会を。森羅万象の物事を。自分を・・・自分の心を。そして、真実を。
 今はまだ、浅い部分で遊んでるだけにすぎない。奥まで切り裂けるように鋭く、誤って叩き潰さないように薄く鍛え上げられた刃のように。そうでなければ、僕が求めるものは手に入らない。真実。世界の。社会の。存在の。自分地震の心だって、把握できてないんだ。
 強く、鋭く。僕は、いつから忘れてしまっていたのだろう。綺麗事なんて、吐く意味もない。そう考えていた僕が、一番甘かった。乱雑にでもいい。自分がどうなるかわからない。けれど、それを恐れるせいで、手に出来るものすら取りこぼしてしまうわけにはいかない。
 死を望まず、けれど、恐れもしない。生を望み、けれど、無駄に執着はしない。しがみついているだけでは、届かない思いがある。死への疾走というリスクを背負ってこそ、見える夢もある。殺意を否定もしなければ、優しさや温もりを振り払わなければいけないときもある。負の感情は誰にでもあるし、傷ついても、傷つけても進まなければならない道もある。
 僕には素晴らしい友がいる。だからこそ、僕は一人だ。すがるとき、甘えるときもあるだろう。けれど、道は重ならない。自分自身の答えを求めるには、一人で進まなければならない。
 忘れていた。求めているものがある。そのためなら、死すらも厭わない。唯強唯孤高。それでいいんだ。温もりはいらない。優しさもいらない。痛みだけで十分だ。俺が壊れるか、掴み取られるか・・・ただ、それだけだ。

 僕は、まだおまえから学びたい。だから、死ぬな。僕の勝手な意見だ。死んでほしくない。いつまでも、生きていてほしい。


 わかってる。これも強がりなのだろう。精神の落ち込みは解消されていない。日に日に、僕を侵食していく。だから、なんだ?どうなろうが、その中の答えを探してやる。
 あばいてやる。




 四季望む
  移ろい民の
    その先に
 春日のたまう 夢物語


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