囁き
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目を覚まし、反射的に携帯を見た自分に苦笑した。何を考えてるのやら・・・ 外に出ても、時折携帯をみてしまう。時計として使うにも、何度も見すぎている気はするんだがね・・・メールをしないことなんか、今まででほとんどなかったから。もう日常の一部どころか、身体に染み付いてしまっているようだ。 それでも、基本的には変わらない生活。驚くほど。基本的にはメールと電話しかなかったんだね。知ってはいたけど、再確認。だから、生活にはなんの支障も無い。感情は・・・どうだろう。でも、やっぱり生活には支障は無い。いてもいなくても変わらない・・・
考え続けていた。なんでこうなったのか、どうするべきなのか。出来るだけ悲観的にならないよう、そして、楽観的にならないように。 始まりの一つは、僕等が慣れてしまったことにあるだろう。お互いがいることに。幸せに。喜びに。今まで幸せだったことが、そうとは感じられなくなっていく。よくある話ではあるけどね。そして、更に上を望む。今の僕等の環境では手に入らないものを。 そして、忙しさもある。向こうもこっちも、色々と面倒ごとが増えてきた。考える事も増えてきた。時間が必要になり始めたんだ。全てを手に取れるほど、人間の掌は大きく出来てないから。 ほかにも、逢えなかったこと。そして僕のリスカなんかも関係はあると思う。
そして、どうするか。 ・・・僕達は今、何をしてるのだろうか?喧嘩や衝突ばかり。疲れた身体で、睡眠時間を削っての電話で、更に疲れてしまう。意味がないのならともかく、悪い方向に向いている。疲労も重なり、お互いがかりかりしてる。だからぶつかる。 お互いがやるべきことがあり、それに向かっていかなければならないはず。俺達は・・・やはり、ね。別れた方がいいんじゃないか。そう思う。それに、今このまま続けても、同じことを繰り返さないと言う保証がどこにある?何かが変わらなければ、繰り返す。そんなことはしたくない。悪い言い方をすれば、別れるには最適な時期だ。今が一番、ね。 けれど、早く結論付けるのは止めよう。まだ時間はあるはずだ。急いで答えを出さなくてもいい。ゆっくりと考えれば・・・
深夜、メールが来た。電話がしたいと・・・了承した。 淋しかった。向こうはそう告げた。声が聞きたかった、と。僕はまだ明確な答えを出していない。少し話して、終わると思っていた。 向こうがバイトを止めると言い出した。決めたと。だから続けようと。 ・・・悩んだ。もう少し時間を貰おうかとも思った。しっかりとした答えも出さずに、続けていいものだろうか?けど、どこかで続けたいっていう気持ちはあった・・・強く。 バイトを止めるという事は、時間的余裕も少しは出来、向こうも時間を取れるという事。そこは変わった。あとは・・・気の持ちようだろうか。 続けてみながら考えるのは・・・いけないことだろうか?何かが変わっていくのか、どうなっていくのかを見極めながら、考えていきたい。続けていこう。そう決めた。
うだうだ書いたところで、結局好きで離れたくねぇんだろうな・・・余計な理屈をこまごまつけやがって、この男は・・・
この考えは、いがみ合いが増えたころからあった。お互いが忙しい身になり、いらつきも増える。後は言うタイミングだったけど・・・すでにそんなことを考える必要もないだろう。少し離れて、お互いがよく考える必要がある。向こうも了承してくれたよ。付き合って一年。色々と考えることだって増えてきた。更に相手を知り・・・わからなくなる所だってある。 「浮気はだめ、傷つけるのもだめ。あとは・・・距離を置いても、好きだということは忘れないで」 お互いが言った台詞。しかし、再び電話したとき、まだ付き合えるかどうかなんてわからない。わからないからこそ、そう言ったんだろう。 向こうは疲れた体を休める必要もあるし、俺は俺でバイトだなんだで、色々と整理しなきゃいけないものもある。そのための時間でもあるが・・・いったいどうなるだろうか。俺の思考の先、向こうの思考の先、それがどう向かうのか・・・片方が続けることを望み、もう片方が望まなかった場合・・・続けていくこと、別れること。
考えよう。そのための時間なんだから。
最近多いな。何でもないことですぐ言いあいになっちまう。向こうが疲れてるってこともわかってる。俺だって疲れてる・・・LVの差だろうね。俺は耐えることが出来るから。 朝から夜までのメールのやり取りがなかった。お互い、待っていた。向こうがどんな思いで待っていたのかは、想像するしかない。僕は・・・ 一週間前、『用済み』って言われた。その言葉が深く僕の中に残っている。しばらくは消えることがないほど。たとえ、仲が修復されても・・・だからこそ、知りたかった。もう、違うと。・・・いや、あのときの感情の爆発が言わせたことだとはわかっている。わかってはいるけれど・・・耐えればいいんだろうね。
終わりなのかもしれない・・・例え愛があっても、別れることだって無数にあるさ・・・
バイト先の人たちと飲みに行った。新人歓迎会のようなもので、社員も何人か参加してくれた。久しぶりの飲み会で、かなり楽しかった。 そのことで、少し喧嘩になった。俺が飲み会に言って飲んだことでね。実際、『彼女』といるときはあまり飲まない。すぐ寝てしまうから。それも気にくわなかったらしい。電話の最中で電波落ちし、かけなおしてまたすぐに落ちたのを、僕が向こうが切ったと勘違いしたり、同じく電波がつながらなかったのを、向こうが電源を切ったと勘違いしたり・・・最悪の喧嘩だった。最終的には喧嘩は収まったけれど・・・それも、なぁなぁで終わった感が否めない。
例えば、向こうは飲むと人にくっつく癖がある。僕は、ウィスキーなんかを飲むと口説く癖がある。僕はそういった酒を飲まないようにしている。向こうは、種類は関係ない。仕方がないことだと思う。耐えるしかないことだと思う。たとえ、どんなに嫌だって。向こうにも向こうの生活があり、大学やらバイトやらで飲むことだってある。・・・だからこそ、聞きたかった言葉がある。 『出来るだけやめてみる』 飲むことをではなく、飲んだときにくっつくことを。けど、自分では言ってくれなかった。俺が言って、言ってくれた。人に聞かれて言う言葉と、自分の中から言った言葉では、やはり違う・・・無性に悲しかった。
何かが・・・何かがおかしくなり始めている・・・
最近メールのやり取りが少ない・・・というより、あまりこない。こちらが送って、くれるというのがほとんどで・・・題名どおりさ。不安になるよ。
浮気とかは考え・・・いや、嘘だな(苦笑)。不安に思うってことは、そういうのを考えてるからか。信用してないわけではないんだが・・・ そんなときに『男友達に偶然会って、車乗せてもらった』とか聞きゃ・・・不安も倍増されるよ(苦笑)。隠されてたらその程度じゃすまないんだろうが・・・向こうの思考、ある程度は読めるつもりだからね。隠し事だって、見ぬける場合だってあるだろうから・・・
疲れてんのかな・・・
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