本当に大切なものとはなんだろう答えなんか一生でないって知ってるけどそれでも大切なものを探して眠るいつかは忘れてしまう記憶を抱いて
小学生の音楽会の練習の時皆でひとつの曲を何回も何回も練習した笛を吹き木琴を叩き棒を振る疲れきっていた演奏の休み外は雨が降っていたかえるのが面倒くさくて雨は嫌いだったけど体育館から聞こえる雨は拍手のように聞こえたよそして今日も背中を押すように雨は降るんだ
先輩がいなくなることが寂しくて拍手をする手が痛かったもう学校で会う事もなくなるのが辛くておめでとうという言葉が震えた涙目なのをあくびのせいにしたけれど本当はあなたが好きだったんです卒業おめでとう、先輩
言葉にすると傷つくこともあるかもしれないそれでも言葉にしなくちゃいけないときだってあるそのために人間は言葉をもっているのだから
大音量で音楽を聴いていたのは聞かなくてもいい言葉を聞かないようにするためその言葉はきっとあたしを苦しめるだから聞こえないフリをしていたんだ
小さな思い出すら捨てられず嬉しい言葉は箱にしまっていつでも思い出せるようにしていたそれはあたしの弱さと強さ+++++++++++++++++++++++違う人を好きになって1回ゴミ箱に捨てた諦めきれずにすぐ拾ったけど見つかって本当に良かったあなたとの小さな思い出もなくしてしまったような気がしていたからごめんね、もうなくしたりしないよ
空晴れくもり雨毎日同じのようで毎日違う気付かないのはいつも傍にいるから少し離れて眺めてみてその存在が大きい事に気づくんです。