Dozy days

2003年05月31日(土)

一昨日の夜、耳元で虫がぶんぶん飛んでいて安眠妨害されていたのですが。起きたら目が腫れていました。半端ない腫れっぷり。二重まぶたが一重になり、それだけでなく重く垂れ下がって目が三角形に(ほんとよ)。

揉んだり冷やしたり温めたり、ありとあらゆる手段を尽くしたのですが結局腫れた目のまま出勤することになりました。はー。今日は新生児室の担当で良かった。

そして、今日目が覚めても目が腫れているのはどういうわけか。どんより。明日は元に戻っていてほしいなぁ。っていうか受診しなくちゃだめかなぁ。

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雨が降って、湿気を沢山含んだ空気。湿っぽい匂いがする。

暑くて、じっとりとした夕方。お祖母ちゃんの家とか、夏の合宿とか、非日常の場面が思い出される。あとは大好きだった人に告白された海とか、男の子と行った旅行。夏は、私にとって「そういう」季節。

半袖を着る季節になると泣きたくなるよ。きっと何歳になっても同じように泣きたくなる。今年の夏はどんな服を着て何をしようかな。もうすぐ22歳だ。

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国家試験を取ったのだから自分はそれなりの時間を使ってきているはずで、それは誰とも比べられないものであるのは知っている。違う時間を過ごしてきた人達を羨ましく思うことを恥じたりはしないけれど、もっと自分に自信が持てたらいいのに、と思う。

2003年05月30日(金)

超ノーリアリティーだよ今日の「ブラック・ジャックによろしく」!

漫画読んでる時は思わなかったけれど、こんな医者がいたらいやだなぁ。と思った。看護室で絶対「あの人熱いけれどもそれだけだよ」とか、心ない看護師に陰口をたたかれると思う。

現場、いやーん。

2003年05月29日(木)

お休みだったので、自転車でお散歩。六本木ヒルズに行こうと思い立ち、久々の六本木通り。(2年前くらいまで入ってた吹奏楽団が六本木にあったので)あの通りは坂道が多くて疲れる。筋肉痛になりませんように…。

六本木ヒルズはなんか整っていた。きれい過ぎる街。自転車降りてお店の中入ろう、とは思えなかった。きれいだけれど、「きれいだなー すごいなー」と思うのみでした。なんでだろ。人がいっぱい居たからかしら。しかも中年女性の集団な。観光な。もっと閑散としていたら素敵。恵比寿ガーデンプレイスみたいな感じ。このまま六本木の空気に毒されずに「文化都市」のままでいられるかしらー。

麻布十番のたいやき屋さん。「1時間待ちますよ」って、えー。と思いつつお昼ご飯食べてればいいか。と思い2コ注文。昼ご飯なににしようかなぁ、と陽射しの強い麻布をうろうろ。暑いよ。つかれたよ。と適当なカフェでごはん。ランチセットにデザートが付く、というのでるんるんしてたらさいころくらいの大きさのチョコレートケーキ。ほんとに。誇張なしで、さいころ大。おいしかったけどね。

1時間待ったたいやきは、皮がさくさくで、はしっこはぱりぱりで、あんこがたくさんでおいしーい。「まいにち まいにち ぼくらは てっぱんの」で有名なあのおじさんも見かけることが出来ました。白くて大きなコックさん帽子をかぶって、お客さんと話してた。効果音を付けるなら「ちゃきちゃき」。

帰りに本屋によって、雑誌購入。着物についての雑誌。今年の夏はケイタマルヤマの浴衣を、何としても手に入れたい。

浴衣好きだけれど、子供の頃に着たきり。あとは温泉宿の白地に紺の浴衣とか。

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来週のTBSが見逃せない。スパスパ人間学!ではなにやら「毛」の特集をやるみたいだし。(毛には悩まされております←思わぬところでカミングアウト)うたばんにはBON-BON-BLANCO犬神サーカス団が出る。キワモノ。すばらしい。

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…「ムコ殿2003」って…面白い…よね…。ストーリーとかはよくわからないのだけれども、小ネタが面白いよね。

TOKIOの歌をうたっているひと(浜崎あゆみの彼氏なひと)がだらしない格好でメガネをかけているのがたまらない。あと、酒井法子がかわいい。かわいいったらない。かわいいったらなさすぎる。胸がきゅんとするほどかわいい。うれピーとか言っていた過去は私が抹消して差し上げます。余計なお世話ですね。

服喪中じゃねーのかよ、と言った感じの強烈に俗っぽい話題が続いています。いやだわ。自分が。

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日常と非日常がぱきっと分かれていたららくちんなのに。グラデーションがかかってぼやけてしまうのね。大人になったのだから、自分で線引きして行かなくちゃいけないのにね。

2003年05月28日(水)

患者さんが亡くなりました。産婦人科・小児科病棟に務めるわたしはこの病棟では死に出会うことはないだろう、と思っていました。直面はしていても。

赤ちゃんがいて、お母さんがいて、亡くなる人が居る。心電図って、ほんとにぴーって真っ直ぐになるんだ、とか。

何日も続いた曇り空がすっきり晴れた今日。何年も病気と過ごした方の穏やかな死。瞼を閉じた時の睫毛の長さ。医療従事者は泣いちゃいけないのなら、わたしたちは看護師失格です。だけれど、それでも良かった。

思い出すのは去年の10月、病院で死んだ友達。彼女の睫毛も長かった。あの日も暑かった。

2003年05月27日(火)

「このひとすごいなぁ」と思ってたひとの好物が「プッチンプリン」であったりしたらなんか、すごい上に大好き、になると思う。

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「孤高」は素敵だけれど、そういう高みにいる人に「仲間」「友達」が出来る、というのがもっと素敵だと思う。ああ、この人は「孤高」を演じてたんじゃないんだ、よかった。という安堵もありつつ。

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共同作業は好き。「この人なんでこんなこと言うんだろう」とか思うのも好き。感情がぶつかる刺激は、痛くても気持ち悪くても、なんか好き。アロエの棘々を指でつついてしまうのと同じで、なんかやめられない。

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こんなことをだらだら書いているのは他人への興味も自分への興味も薄れかけているからで、また完全にそれが亡くなってしまう自分が怖いから。

インプットもアウトプットも無くなったら、残るのはなんだろう。無駄に消費をする身体だけだろうか。怖いな。

日記記録、未来。他 日々のインプット等。