Dozy days

2003年11月25日(火)

のんびりと耳かきをしていた。あまりにのんびりしていたから、わたしはうつらうつらした。かくん かくん。もうおわかりですね。

耳の奥が痛いよー ずきずきするよー

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小中学生の頃、耳かきしてて耳の奥を突くたびに「初体験とこれとどっちが痛いだろう…」と本気で思っていました。割とひどい子供だった。

あの頃のわたしの肩を叩き、世の中には想像を絶する痛みがあるのだということを教えてやりたい。そしてその痛みを知った今、わたしが出産を恐れていることも教えてやりたい。そして喪失には物理的な痛みが伴うのだ、と小難しいことを言って頭を悩ませてやりたい。あの頃の甘ちゃんなわたしよ、弱っちい痛みに怯えていてはいけない。

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今日も今日とてレミオロメンに fall in love であります。頭を抱えながら目を閉じて聴き、涙を流す始末です。うう。

曲を聴くくらいでこんなに切なくて息の詰まる、苦しい感じになるなら聴くのやめればいいのに。と思うけどそういうわけにもいかないのよね。音楽はそういうのが不思議だよね。

あー気持ちいい。こういうの気持ちいいな。

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お腹がすかない。昼御飯しっかり食べたからかしら。こういう時は夜中にお腹がすく可能性が高いから危険だ。

あ…座ってディスプレイを見つめていたらなんか、眩暈がする…やばい。立っても居ないのに眩暈が。ずうっと眩暈が。

おおーなんだこれは。新しい感覚。普段健康なわたしは異常を感じると心配の前にちょっと楽しい。度を超えると泣きたくなるのだけれども。ぐーる ぐーる する。

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眩暈は治り、空腹がわたしを襲う。おなかすいたー。

ところで、男女で逢い引きすることを「デート」と言うのよねー。とふと思い出した。近頃は「会う」っていうからなぁ。なんか心ときめく響きじゃないか「デート」。思春期の香りがするじゃないか「デート」。

というわけで連れの人に言ってみた。「デートしようよ」「いいよー」うわー ノーリアクション でも即答だ、かわいいやつめ。

ところで小林深雪の小説で「デートしようよ!」ってあったよね。講談社X文庫。

つーか懐かしい!すっごい好きでした小林深雪。女の子がすっごい格好いい男の子とラブラブで幸せな感じになるお話がたくさんでした。夢見る少女の心釘付け。終着点はとろけるような甘いちゅー。

しかし、例外もある。「16才 子供じゃないの」「17才 奥様は高校生」「18才 ハネムーンへ行こう」「19才 浮気はしちゃだめ」「20才 ハッピーエンドへようこそ!」のシリーズにはびっくりした。最終的には赤ちゃんができる。そしてその赤ちゃんが少女になったところでまた物語が始まるのだ。うひょー

それにしても、まだ牧村久美とコンビを組んでやっているとは思わなかったなぁ。すごいなぁ。10年前のわたしが釘付けだったように、今小学生は「深雪さん(←ほんとにこう呼んでいた)の新作読んだっ!? きゃーきゃー」とか話したりするのかなぁ。

わたしこういうのばっかり読んでいたから、恋愛に対してちょーうスウィートなイメージしか抱いていなかったのだっ。うわー しかし、その片方で三島由紀夫とか読むような中学生だった。嫌なやつだなぁ。

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誰だ「川村幸子 NANA」で検索かけたひとはぁぁ

幸子許すまじ! 18才で年上男子と同棲、許すまじ! いや、別に若くして同棲はオッケーだが幸子だというのがいけない。いけないのよ!きー!

心の狭い未来さん。

日記記録、未来。他 日々のインプット等。