どうしてかなぁ。
最愛の人がありながら、かつて一緒に眠った人に「彼女が出来ました」とか言う報告を聞くのが、なんとなくせつない。寂しいとは違う。悲しいとも違う。あえて言うなら「せつない」。男友達が同じ状況にあったらどうかしら。似た感情は抱くけど、「せつない」感じでは決してない。
わたしが極度のやきもちやきだからこんなふうに思うのかな。多方面に、薄いけれども根が深い独占欲があるのは感じているけれども、異性に関してその傾向が強いのか。
どうしてかなぁ。
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今実家にいるのだけれども、妹が反抗期だわっ!きゃー!
しかし、わたしも18の頃正論をぶつけられると必要以上に不機嫌になっていたものでした。そして「道徳なんて無い」とわたしに言ってくれる人や物を探してひとりでふらふらしていたのでした。
妹には私がいる。真っ当な女子より、ちょこっとだけ奔放に生きた姉が居る。苦言を呈しまくる(時には暴言を投げつける)姉が居る妹がちょっとだけ羨ましい。わたしの存在がプラスにもマイナスにもなっているのだろうけど。
わたしは18で家を出て、寮生活を始めた。わたしがもっとも多感だったのと同じ年齢を生きる妹の側にわたしは居られなかった。彼女の葛藤は知らない。さっき「羨ましい」と書いたけれど、こんな時期に側にいてくれない姉だったら要らないかもね。
こんなことをつらつら書いていたら、彼女は部屋のドアを閉めて寝に入った。姉は立派な人間ではないけれどあなたのことを心配している。家族の反対を押し切って自分の道に進んだ姉は、家族みんなを愛しているよ。
おやすみなさい。