週末は博多に行ってました。安旅館に母と泊まりました。母はお嬢様だったので、「お母さんこんな所泊まるの初めて」としきりに言ってました。わたしはお仕事の関係でもっとひどいところに平気で泊まるので、「チッ お嬢が」という思いを禁じ得ませんでした。もうっ ママったらっ
目当てだったSPEEDのコンサートは最高でした。エリコかわいいー、元気。女の子は元気が一番。あの子たち、成人してるのになんかまだ17歳のような印象がある。女子の、一番いい時の姿で居る、気がする。成長してない、って意味じゃなくて、SPEEDの良さがそのまんな残っていてほんとに良かったなぁ、とか。そんなかんじ。
コンサートの後は、母、チケット譲ってくれた友達、あと友達の友達で御飯食べた。もつ鍋。醤油味。さっぱりしててうまーい。もつ鍋の後の雑炊、最高でした。あと友達の友達とヲタク談義で盛り上がりまくった。母は笑ってた。娘は複雑な気持ちだった。
いつも地元で会うような友達と博多で「またねー」って、すごく変な感じだった。お腹いっぱいのわたしと母は歓楽街を抜けて安旅館に戻った。
夜遅く着いて一日時間があって、朝早く発ったものだから1泊2日のような気分だった。わたしは滞在中ずっと着物を着ていた。安旅館のイメージにはぴったりだなぁ、と思っていたけど、旅館のおじさんはなんて変な客だろう、と思っていただろな。
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東京に着いたら暑かった。10月は何処に行ったんだ。車で父が迎えに着てくれたので、実家に帰る。
父の友達が我が家に遊びに来た時に、キックボードを置いていった、っつーことで着物でキックボード。妹は大喜びで写真を撮りまくっていた。下駄だとあんまり速度が出ないことが判明した。
連れの人に電話した。彼は釣りに行く予定だったけれども、予定は変更されてうちに遊びに来てくれることになった。
午後、風が涼しくなる頃に連れの人はうちに来た。テレビ見てお喋りした。野田家は禁煙なので、連れの人は外に出て階段の踊り場で煙草を吸った。空が綺麗だった。
「だいぶ涼しくなったねぇ」「そうだな」
ふーっ、と連れの人が煙草の煙を吐く。「たまにはどっか行くか」とか言われて、わたしはなんだか幸せでにやにやした。連れの人は空を見ていた。
あの人は、「好き」とか「一緒に居よう」とか言わない。そんなことよりわたしを楽しくさせることで愛情表現をしようとしている。こういう人は見たこと無い。ご機嫌とるのが上手な人に、掌の上でころころと遊ばれていたいなぁ、とか思うけど、なんか今は連れの人がこんな風に「たまにはどっか行くか」とか言ってくれるのが一番嬉しい。
そんな風にわたしを喜ばせつつ、連れの人は来夢(妹)と長谷川(妹の彼氏)を連れて東京タワーに行き(見ただけ)、わたしを寮に送った。その後、来夢と長谷川を連れて帰った。
こんだけときめかされて二人きりになれんのか!と、やっぱりこいつは解ってないんじゃないのかなぁ 的な矛盾を感じ、しかし幸せに眠りについた昨日だった。
