Dozy days

2003年05月28日(水)

患者さんが亡くなりました。産婦人科・小児科病棟に務めるわたしはこの病棟では死に出会うことはないだろう、と思っていました。直面はしていても。

赤ちゃんがいて、お母さんがいて、亡くなる人が居る。心電図って、ほんとにぴーって真っ直ぐになるんだ、とか。

何日も続いた曇り空がすっきり晴れた今日。何年も病気と過ごした方の穏やかな死。瞼を閉じた時の睫毛の長さ。医療従事者は泣いちゃいけないのなら、わたしたちは看護師失格です。だけれど、それでも良かった。

思い出すのは去年の10月、病院で死んだ友達。彼女の睫毛も長かった。あの日も暑かった。

日記記録、未来。他 日々のインプット等。