村上春樹にくびったけ。 夢中なのである。 目が無いのである。 とるもの手につかないのである。
それはさて置き、今私は彼が書いた「TVピープル(文集文庫)」という短編を読んでいる。 初版は1993年だが書かれた時は1990年頃。 約11年経っている。 11年前というと私は14歳である。 即ち中学2年である。
あの頃はたぶんだが、私は橋立中学校の2年生だっただろう。 休みの日は私の家から自転車で30分ほどかかるフクの家でよく遊んでいた時だ。 ダイチャンやクロチンやカツヒサンやモリテも居たのだ。 そのフクの部屋の事を思い出すと、なぜかラビットの Thank you my girl を思い出す。 音楽をあまり聴かない私としては情景と歌がいっしょに思い出される事は本当に珍しい。
ところでラビットは今頃何をしているんだろう。
ここで Thank you my girl の歌詞抜粋 −−− 勝手だね 男は澄ました顔で 違う扉を覗きたがるけど 最後に帰る場所はひとつだけ 安らかな君のぬくもり −−− 彼らにとってドラマのタイアップやスマッシュヒットは違う扉だったのだろうか。
50%ノンフィクションの自分の小説を今更読み返してみるとかなり恥ずかしかった。 題材となる元ネタも、稚拙な文章も、全然面白くないギャグも、すべて恥ずかしかった。 今日から少し自粛していこうと思う。 調子に乗って書いた文章は後で読み返してみると大抵恥ずかしいくお粗末である。 弱気になっている理由は解らないが、その方が恥ずかしい文章を書かないので良しとしよう。 その分つまらなくなってしまうかもしれないけど仕方ない。 今は自分をまもりたい時期なんだろう。 そう思うようにしている。
| 2001年09月06日(木) |
究極の手打ちうどん「紅葉鍋茶屋」 |
どういうわけか後輩のじゅんちゃんが究極の手打ちうどん「紅葉鍋茶屋」を知っていた。 だから勢い余って夜にそこのうどんを食べに行く。 この店は知る人ぞ知るというより、ほとんど誰も知らないうどんのお店である。 雑誌に取り上げられたことも無いのではと思う。 だが店に入ると壁には有名人のサインや写真がいっぱいで、本当に隠れた穴場だと解る。
まず、男7人で注目のだし巻きを食べる。 だし巻きはかなり大きいがとても柔らかくて、だしもたっぷりで本当においしかった。 残っただし巻きが取り合いになったのは言うまでもあるまい。
だし巻きを食べ終えるとメインのうどんに突入する。 うどんはとりあえず熱かった。 美味しいよりまず先に熱かった。 次に量が多かった。 確かに歯ごたえはよかったが期待しすぎたせいか「まぁこれくらいだろう」って思ってしまった。 だし巻きが予想以上においしかったせいで、うどんまで過剰な期待が及んだ事も原因だろう。 またも学んでしまった。 予想以上の期待は必要無いっていう事を。
帰りの車の中から外を見ながら梅田の「はがくれ」のうどんを是非とも今食べたいと思った。 お腹がいっぱいなのに、なんですぐに食べたいって思うんだろうって疑問になった。 意外に納得してないからかな。 自分の気持ちなのに理解できないことばかり思ってしまう。 それが人間なのでしょうけど。
| 2001年09月05日(水) |
人生において一番大切な事 vol.3 |
今1人になって考えるとあの時は言えなかったが、更に付け加えることがある。
今のありのままの自分を最大限に肯定する事が甘えになっては必ずイケナイ。 だから今のありのままの自分を最大限に肯定することとは別に必要な物がある。 それは自分の姿より皮一枚分大きいプライドだと私は思う。
自分の姿より皮一枚分大きいプライドを絶やさず 現時点のありのままの自分を最大限に肯定する事
これが人生において一番大切な事だと今は思う。
−−− 人生において一番大切な事 終わり
| 2001年09月04日(火) |
人生において一番大切な事 vol.2 |
彼女は自分と他人を比較する事によって、今の自分と別の人生の自分を比較した。 自分と他人を比較することで容易にありもしないもう1人の自分を想像できたからだ。
実験を続けている別の道を進んだ別の人生の自分を。 とても輝いて見える違う道を選んだ自分を。 今の自分と比較していたのだ。
それでは羨ましくなって当然だし、後悔だってする。
私は彼女に、
あなたは自分の事と他人を比較しすぎている。 ありもしないもう一人の圧倒的な自分を比較してネガティブな感情を持ち込み過ぎている。 そんなことを思い続けても何も解決しないし、良くもならない。 ポジティブな考えをしないと、どんなで事も良くならず、解決には至らない。 だからされるべき事は、今のありのままの自分を最大限に肯定する事だ。
と言った。加えて私はリクルートに行く理由を説明した。
私は今の自分を最大限に肯定していてるし後悔は無い。 今の自分で納得もしている。 その今の自分がリクルートに行きたいと思っているからリクルートに行く。 この気持ちを裏切るほうが絶対に後悔する。
彼女は小さく頷いた。 私は家庭教師宅をあとにした。
−−− 人生において一番大切な事 vol.2
| 2001年09月03日(月) |
人生において一番大切な事 vol.1 |
私は家庭教師をしている。 そこのお母さんと話した。
今、彼女は40歳近く。 大学で実験中心の研究室を卒業してから、すぐに今の夫と結婚した。 実験して研究することに見切りをつけて結婚したのだ。
彼との間にできた2人の子供も小学校に行くようになれば、自分の時間が余ってくる。 パートとして結婚式の司会などをするようになった。
彼女は言った。
「自分の研究室の同期は仕事として実験などの研究することを続けている人が多いんです。 サンスターとかでまだ実験しているのよ。で、かたや私はパートの司会でしょ。 なんかさぁ、やっぱり私も実験する事を見切らないで、 続けておけば良かったなぁって今になって思うのよ。そんな同期がうらやましいし。 だからあなたも自分が研究してきた分野を続けたほうがいいと思うのよ。 今までせっかくやってきた事を捨てるのはもったいないよ。 リクルートに行くよりそうしたほうがいいんじゃない。」
彼女の理論はとても筋が通っていた。 とても共感できた。
確かにそうかもしれません。と同意した。
しかし、だからといってリクルートに行かないことは無い。 もちろん行く。
彼女の理論は納得できたが、ただ彼女は自分自身のことを他人と比較し過ぎていた。
−−− 人生において一番大切な事 vol.1
彼は私の大学からの友人である。 今の彼を形作っているものに、彼の大嘘トークとセンスの良いボキャブラトークがある。 彼は根っからの大嘘つきでこれはだれしも認めるところである。 最近ではその嘘が膨らみすぎて、彼の存在までもが嘘ではなかろうかという説が有力である。 本日はサカキダを構成する2本柱の1つのボキャブラトークに焦点を当ててみよう。
ある日のことだ。 私とフクイとサカキダは車に乗っていた。 行き先ならどこでもいい。青空だったし。 注目のサカキダは後部座席に座っていた。 私は助手席に座り、運転席で運転するフクイと話していた。 せっかく時間を費やして書いたプログラムを私が保存し忘れて困った、という話をしていた。 その話題にうしろから唐突にサカキダが最高のボキャブリで割って入るというシーンである。
私:「それでさ、バックアップを取るのを忘れていたんだよ。ほんとに最悪。」
フクイ:「そりゃ酷いな」
サカキダ:「えっ、ビーバップ?」
こんな彼であるが、世界規模においてトップ企業であるトヨタに内定を頂いている。 バックアップとビーバップハイスクールなんて少しも関係ないが、 こんな彼がトヨタから内定を頂けるとは、まったくもってこの世は解らないものである。
腰痛が直っていく気配。
接骨院のドクターに感謝。
昨晩の風は少し肌寒くもう秋が迫る予感。
学生最後の夏が今まさに終わろうとしている。
最後だからどうだということは無い。 このまま過ぎていくだけだ。
最後の夏だからこそしっとり終わって社会人の夏を迎えるべきなのだ。 そう納得したいだけだ。
巨人はもう死んでいる。 滅亡している。
近年巨人はプロ野球史上に類を見ない程の大型補強をした。 最高に強引であって、最低に単純な手段で。 だがこの様だ。
巨人はもう死んでいる。 滅亡している。
ヤクルトに追いつけるはずが無い。 優勝なんてほぼ無理である。
バカしか本気で考えない大型補強は監督が長島茂雄だったから可能であったといえる。
長島茂雄は引退する時にこう言った。有名な言葉だ。
「巨人軍は永遠に不滅です」
そう願いたいのだろうが。
巨人はもう死んでいる。 滅亡している。
そもそも君が原因なのだが。 解っているのかね。
彼は引退する時こういうべきであったのだ。
「長島茂雄は永遠に不滅です」
それなら大きく納得である。 君なら必ず不滅です。認めます。 セコムも全力で君を守るでしょうから。
そうめん会議はその日の昼に行なわれた。 基本的にそうめん会議は昼に行なわれる。 朝や夜には行なわれない。 みんなが基本的に昼が一番集まりやすいからだ。 私達の会社からは私とナガサワが出席した。
今までのそうめんの減り具合と残っているつゆの量と8月末という時期を踏まえて私達は 「1人1束・つゆ残し」 を主張した。 そうめんの残量はピーク時の半分くらいで、つゆの残量は指2本分くらいであったが、 つゆ残しは妥当といえる選択だったと思う。 でもなにせ私達の会社の出資者であるフクイが、ちょっと南国の島に1泊2日の羽を、 伸ばしているから思いきった行動が取れない事も一因としてあった。
会議は難航を極めた。 フクイはリゾートで楽しんでいる場合ではなかったのだ。 私は立ち上がり叫んだ。 ナガサワは机を叩いた。 フクイの車が当て逃げされた事などそもそも関係無かった。 私はメガネを取った。 ナガサワは上着を脱いだ。 フクイは南国の島へ行くと言ったが、車で行ける南国の島など何処にあるというのだ。 私はストレートを放った。 ナガサワはタックルした。 しかし会議は無常にも 「1人2束・つゆ完全使いきり」 という結果をもたらした。
つゆが入っていたビンはぴったりカラになり、もちろん捨てられた。 会長のフクイのためにそのビンを持ちかえリたいと主張しても無駄だった。 私達は泣く泣くそうめん2束を胃の中にほうり込んだ。 悔しさのあまりナガサワの口から嗚咽が漏れた。 僕達はあの時の悔しさをたぶん忘れないだろうし、あの味は絶対に忘れない。
そうめんはもともとは9束あったが4束減って残り5束になった。 私達はその5束になったそうめん箱をしっかりと抱え会社に持ち帰った。
午後からのお米会議は水の量が多すぎて決裂したらしいが、我々には関係のない事だった。
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