妄想更新日記
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学童の指導員さんとはなしてました。役員会の任命で本音を聞けと。
精魂つきはてました。
どーして自分はこういう役回りかな。
ちゃんと話は聞けたけどちゃんと伝える自信がない。
人は立場によって目が曇るからなぁー。
だめだおやすみー
ぐおおおおーーーーーーっ
ぬおおおおーーっ
ぬああああーーーーーっ
動物的乾!!
すべて神の掌の上....踊る腐女子...これが運命?!(アオリ文句より)
乾のATフィールドを破り全国の腐女子を混乱のるつぼに落とし誰もが乾の活躍ぶりを期待してるこの週でここまで完膚なきまでに叩き付けるか!
いじめられてこそ乾といいたいのか!!
神様はすごい。おそろしいほどにオタク女子を振り回してます。うちのフードカッターより回ってるよ!
でも私は信じてる!サダハルの時代を!今がその時なのだと!
「データーを捨てた」?いやこの言葉にも必ず落とし穴があるはず!そうでしょ?神様!
もうこんなに少年誌に振り回されて夜も心臓があぶってるのはまともじゃない(今さら)
神様!お願い!サダハルを勝たせて!!
私信チコリさーン!御心配ありがとうございます!完治です!乾効果で身体の熱があがり滅菌しました!今週.もうどうします!?倒れてない?奥様倒れてませんか!?
2004年02月15日(日) |
ssモドキ5(乾不二) |
オートロックの暗証番号は記憶済み。
エレベーターをあがってマンションの合鍵で中に入る。
真っ暗だ。
僕は気にせずひとつのドアをあける。
青いパソコンの明かりだけしかついてない部屋。 机と椅子が彼の身体にアンバランスでなんだか小さく見える。
「フジ、勝手にはいってくるなと言ってるだろう」 「ゴメンゴメン」
振り返りもしないでよくわかる。
「全く。親がいたら何て言い訳するつもりだ」 「今週は遅番でしょ?それにそれくらいの言い訳のバリエーションは考えてあるよ」 「まぁお前のことだからそうなんだろうが......で?」
「で?」
「お前が俺の所に来る時は....」 「来る時は、何さ?」
モニターを逆光に振り返り
「寂しくて慰めてほしい時。100%だ」 「御名答」
すりよって首にキスをしてひざまずいた。
乾は身じろぎもせず僕のする事を黙ってみていたが、ふと僕の手をとって 「その傷はどうした?」 「これ?なんでもない擦り傷だよ」 「手に怪我なんかするな」 指先をなめられてぞくりとした。
「気をつける...よ」
僕も仕事に熱中した。
「ねぇ、こんな時くらいマウス、カチャカチャするのやめてくんない?」 「悪いが海堂に明日までにメニューの改定表を渡さねばならんのでな」 「乾って結構尽くすタイプだよね」 「突然やってきて予定を狂わせたのはお前だ。我慢しろ」 「はいはい、僕はどうせ、愛人ですから。本妻優先は仕方ないですけどね」 「人聞きの悪い事をいうな。『練習台』だろ?」 「....乾。僕、慰めてもらいにきたんだけど?」 「後でゆっくり話も聞いてやる。オプションでな」 「すぐ終わる?」 「ああ、すぐだ。大人しく待ってろ」
しょうがないから脇腹に跡をつけてベットに寝転んだ。
「乾って酷いよねぇ」
そう恨みがましく呟いたが集中している彼の耳には届かなかったようだ。
だが彼のやってる事はハッキリと自分の考えに基づいて行動している。僕みたいに刹那的な感情に揺り動かされたりしてその場限りの行動なんかは絶対しない。彼には彼の「メリット」があるからやっている。
僕との関係も本当にただの「来るべき時の」練習台だし、それは本当に相手を大事に傷つけまいとする心からだ。 その中に自分の性欲処理ももちろんはいってるとは思うけど もしかしたら手塚への優越感なんてのも僕を通してあったりして?
「フジ!終わったぞ。シャワーと話とどっちを先にするんだ?」
......僕への「友情」も少しはあるのかなぁ....
明かりをつけて黙ってシャワー室へむかった。
******
確実に気持ちよくしてくれると分かってる相手とのSEXは安心感があっていい。 ピンポイントを刺激されてうっとりしてると、感じるか感じないかの瀬戸際の位置にずらされてじらされるのも、かえってのぼり詰めて行く。
ここらへんのやりくちが乾らしいなぁーと思うんだけど基本的に僕達仮想プレイ中だしね。そんな事考えるのはルール違反。
前に 「乾もたまには僕とSEXしてくれてもいいんじゃない?やりたい体位とかあるでしょ?」と言ったら 「うーーーーーん....。大変興味のある申し出ではあるが、今はお前の身体に溺れるわけにはいかないからな。大物と対戦する前に海堂のように練習フェチになりそうだ」 と返ってくるから笑った。
貞操観念があるんだか義理堅いんだかわかんない男だ。
でも僕達からだの相性はいいんだよね。 手塚とはこんな事にはならないだろうな。
あいつは堅物でやり方なんかもわかんなくて...それより僕と関係を結ぶなんて思いつきもしないだろう。
でも....でも、もしそうなったら...? ....きっと....そうなったら誰とするよりも感じてしまう。
そんな事を考えてたらまた身体が熱くなって来た。
処理を終えた乾の大きな背中に
「ねぇ......」と甘えたら
じっと見つめ返して「はぁー」とため息ついて
「いつか海堂がこんな風に甘えてくるようになんてなるんだろうか....!!」
とか言うから全く持って失礼だ!この男! いつか海堂に僕達の関係をぶちまけてみたい。
純情な彼がどんな反応するかと思うとわくわくするけどその後の制裁も恐ろしいからしない。 乾の恐い所は機械的なところでなくて現状がデーターを越えた時の思いもよらぬ大胆な行動だ。
そんな危ない橋はわたらない。それも含めて彼の予測の範疇の上で僕との関係を続けてるとは思うけど。
拗ねてる僕に軽くキスをして耳の後ろの一番弱い所を攻めて来た。大きな身体でぎゅっと抱き締められてちょっと胸が痛くなった。
僕は大きい人に弱いらしい。
***********
むしゃくしゃしてたからかバカみたいにねだってやりまくった。
乾はスタミナがあるのか平然としているが小さな身体のぼくはへとへとに疲れて眠ってしまった。
起きたらきちんと服を着せてもらってて、あんな痴態をみられた後なのに着替えさせられた事の方が妙に気恥ずかしくなってしまった。
「.....起きたのか?」
またパソコンに向かっている
「うん...ゴメン。ありがと」
「話はいいのか?」
「うん...いいんだ。解り切ってる事をあらためて英二にいわれちゃってさ。ちょっと凹んだけど大丈夫」
「あいつも今いっぱいいっぱいだからな。お前とあそんじゃくれなかったろう」
「ハハハ....うん。遊び相手は乾に限るって再認識した所さ」
「菊丸へのお前の気持ちは弟君に通じるものがあるよな」
「へぇ...初めて言われたよ、そう?」 「ああ。お前は自分が人一倍守ってほしいタイプなのに誰かを守る事で自分を保とうとする。英二が離れてなにもかもなくなっちゃうような気がするんだろう?」
乾は振り返って僕を見たが僕は顔があげられない。
「そう...そうかもね...裕太も英二もみんな僕からはなれていっちゃう。」
「手塚もな...」
「うん。僕の好きな人はみんな僕から離れていっちゃうんだ。なんでかな...。」
ほんと、なんでかな....。
「お前だけじゃないさ。そう思ってるのは」 「そうかな?」 「そうさ。欲しいものが手に入る確率なんて数%さ」
英二も桃も...こんな思いをしてるのだろうか?
「タカサンがお前を心配してるぞ」 「タカサンが?」
「ああ...わかってるんだろ?」 「うん...だけど...」
タカサンにだけはしられたくない。僕がこんなだって。
「お前が望めば...」乾が続けて言った 「お前も英二や桃になれるって事さ」
そうか、そうだね。そうできたら楽だよね。
「乾はなんでも知ってるんだね」 「自分の事がわからないのは一緒だよ」 「乾でも?」
「ああ....恐くてさっぱり踏み出せない」
「僕達見てたら尚更...だよね...」
皮肉に言うと
「ああ、だからめいっぱいデーターをとらせてもらうさ」
と、眼鏡を中指で持ち上げた。
その様子が全然凹んでなくてしたたかに図々しかったので言葉とは裏腹に僕は救われた気持ちになって笑えてしまってこう言った。
「乾って酷いよねぇ....!!」
最初からぼくから離れる宣言をする乾が誠実に見えた。
覚悟を決めたら楽なのに。最初から一人だと。
寂しいなら誰でもいいと割り切ってしまえばいいのに。
僕だって最低。
僕だって中身は英二とかわらない。
僕が一番酷くて最低。
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