新幹線が復旧した。仙台-盛岡の各駅停車。
ありがたい。
早起きをしなくて済む。
ありがたい。

懐かし下りの新幹線ホームに行くと、既に車両は来ていて
中を覗くと結構乗客はいたが、
ゆったり座れた。
職場に着いたら同じく新幹線組のWさんは
早めにホームで待ってたら、新聞社の取材を2つも受けたそな。

夕方も無事走る新幹線。
朝の便もそだが、出発時間はいつも乗ってた時間より早めでも
徐行運転するから到着時間は大体いつもの時間と同じ。
ここんとこずっと帰り時間を気にしていた大典が
心配してLINEをくれてた。
遅くなるので、先におべんと食べてて、とも。
巨大な精進落としのお弁当。

軽米滞在中からこっち、ずっと弁当を食べていたので
とにかく弁当以外のものが食べたくなり、
（昼も職場で頼む弁当だった）
帰り道にパンを購入。
でも明日の朝食べる予定。
夕飯は、ミニ典が好みそな物をレンジやオーブンで温めて食べる。
やっぱり弁当以外のものが食べたい。
美味しのだけど。

例によってばあちゃんへの弔辞を読むことになったわたし。
ばあちゃんについては、
バイタリティがあり過ぎて、死ぬことが想像つかなかった。
入院して、あまり容態がよくないあたりに
「不死身だと思ってた…」とままんちに言ったら
「わたしも」と言ってた。

昨夜書こと思ってたが、書けずに結局
支度するギリギリまでかかってしまった。
わたしが一番ばあちゃんに可愛がられ、
一番似てると言われてて
ばあちゃんもその自負はあるのか、
小さい頃からいろんな呪いをかけてくれてた。
「オレに似てみたくねえ（醜い）から、〜〜するな」とか
「〜〜しろ」とか。
容姿については、その呪いから未だ逃れられない。
大人になってからは、その頑固さや
他人の悪口や噂話好きに辟易して、
接するのが苦手になっていた。

でもなー。小さい頃はわたしだってばあちゃんが大好きで
夏休みや冬休みに福島に来たときは
帰りたくなくて何度も逃走を試みたのだ。
寝るときはわたしだけじいちゃんとばあちゃんの間だったし。
岩手と違う暖かい気候の福島でのバカンスは
今思い出しても幸せだった。

大好きだった福島のおうちが人手に渡り、
じいちゃんが亡くなって、遂にばあちゃんも亡くなり
あのバカンスはもうこの世からなくなってしまった。
ミニ典にも体験させてやりたかったな。

というようなことを弔辞で読みました。
涙は出なかったけど、声が震えて泣いてるみたいだったから
ミニ典が驚いていた。

葬儀は、参列者は身内のみ。
焼香のお客さんは、参列は許されず、拝んだらそのまま帰っていただく。
ドライブスルーだとままんちが言ってたのはこれだったのか。

福島のイトコが、みんなの写真を撮ってくるよにと
来られなかった兄弟から指令を受けていたので、
最後に斎場の前で集合写真。

帰りは暗くならないうちに出発。
恐ろしのは、
通夜の弁当の2倍はあるかと思われる精進落としの弁当3人分。
昨日と同じくボリューミーな昼の弁当が胃に残ってて
夕飯を食べる気にはならなかったが
大典ミニ典は、帰りのSAでラーメン食ってた。

ままんちぱぱんちお疲れ様でした。
少し落ち着いたら、旅行にでも誘おか。

ままんちが作ったカレーがあるけど
おにぎりとかパンが余ってそだったので
そっちを片付けよと手を出してしまった。
遅く起きたのもあり、割とすぐに斎場へ移動。
そっちで昼ごはんのお弁当を食べるよにとのこと。

新潟の伯父夫婦が斎場に泊まっており、
ばあちゃんの通夜の番をしていた。
遅れて福島の叔父と従兄弟も到着。
安代ばあばも来てくれた。
今日は本当は予定があったが、急遽代わってもらったという。

ばあちゃんのお顔も拝む。
遺影はじいちゃんと同じく、金婚式の写真だから
70代のばあちゃんで、ふくふくとしている。
棺の中のばあちゃんは、ガリガリで老人らしく
安代ばあばはその印象しかなかった。
軽米に来てからの知り合いは、みんなそだろなと思う。

大体みんな揃ったところで出棺。
バスは出ず、各々のクルマで移動とな。
コロナ禍ルールのよだ。

聞いてはいたけど、軽米の火葬場がリニューアルしていた。
前のはかなり古い施設で、
なんつーか、原始的な印象すらある火葬場だった。
隣の久慈市の火葬場を数年前に見てたから
軽米の火葬場は…と思ってたが、
とても現代的な施設になってて、
見栄えを気にするばあちゃん、良かったねと思う。

火葬が終われば今日は
通夜振舞い代わりのお弁当を各自持ち帰って終了。
昼の弁当も結構な量だったが、
更にそれを上回るボリューム。
とても食べきれなかった。

萩田のおうちで、久しぶりに大集合した一族全員
通夜とは思えない宴会になる。
近隣の町では法事で集まった親戚でクラスターが起こったという。
うちはまだオミクロン株の免疫はあると思うが
BA2はどなのかわからない。

仕事を終えてお家帰るなり、夕飯食べずに支度。
スーツの喪服と、着物の喪服用の小物と
着替えと、草履とパンプス持って
食器を洗うくらいで部屋を整えて、1時間経ってしまった。
夕飯にパンを買っといて良かった。
ミニ典の長ズボンは買わず、
黒チェックのズボンでいいことに。

出発は20時になってしまった。
高速に乗って早々、大典が眠そに見えたので
宮城県を出る前に運転交代。
夜の高速道はトラックがいっぱいで、
頑張って追い越すのだけど、
追い越しても追い越してもトラック。
大典とミニ典はぐーすか寝ている。
こんなかあちゃんの運転でよく寝られるな!!
盛岡を過ぎて、交通量もだいぶ減ったところで交代。
八戸自動車道はスッカスカだった。
ここを運転したかった。

在宅担当している施設に、来月転勤するというお知らせを
今日でほぼやり終えた。
なんとなく、一安心。

明日岩手に出発するので、仕事帰りに小物を買い込む。
ATMにも寄る。
最近キャッシュレス決済が多いので、
財布には数千円しか入っていなかった。
香典その他は現金払いよね。

ミニ典の礼服が無い問題。
入学式で着たスーツを出してみたら120cmだった。
あれ、こんな小さかったんだっけ。
入学式はこれがまだぶかぶかだったはず。
でももう3年生なんだから、当たり前なのか。
着せてみたら、ワイシャツと上着は何とか大丈夫だったが
下が半ズボンなので、4月とは言え寒い軽米で着せるのは
いくらなんでもかわいそで。
長ズボンの普段着で黒っぽいやつを探し、
上はワイシャツとグレーのカーディガンとする。
若干カジュアルだが、子供だからいいと思。
しかし、黒っぽいズボンが、チェックか薄いグレーしかなく、
グレーは膝に穴が開いている。
チェックはカジュアル過ぎないだろか…。
最悪、遅くまでやってるイオンとかで買えばいいやとペンディング。
実は今日の帰りに、無印の子供服で探したのだけど、
合いそなやつは見つからなかった。

ズボンの膝に穴…。
子供服は、ボトムスの痛みの方が激し。
大典のお姉さんから、子供服のお下がりをたくさんいただいてるが
どれもトップスばかりである理由、今更気づいた。

ばあちゃんの火葬と葬儀の日程が決まり
ままんちからLINEが来たので、
薬局長に連絡して、土曜日忌引きをもらうことに。
日曜日の踊りのお稽古もキャンセル。
とりあえず今日明日はできることはないので、
元々のスケジュールをこなす。

とあるインタビューに答えてきた。
自分の演劇人としてのこれまでについて。
結構じっくり聞いてもらえたとは思うが
後で振り返ってみると、自分が思っている演劇人生と
違う印象になったかもしれない。
ああっ、なんであの質問にコレ言わなかったのだ!?みたいなのが
たくさんある。
ヘラヘラ調子良く喋ってきたくせに、
なんか全てやり直したい気分だ。

ロクばあが亡くなった。
バスに乗ってたらままんちから電話が来て
出られないのでその旨LINEを送ったが、既読がつかない。
きっとわたし以外にもいろんな人に連絡をしてるのだと
想像するに、ロクばあが亡くなったのだなと確信した。

仙台駅についてから折り返すと、
1時間ほど前に息を引き取り、最初に電話したのがわたしだったらし。
ロクばあの容態については、
1月くらいに、固形が食べられるよになってきたから
もすぐ施設に入るかもしれないと
聞いたのが最後になっていた。
その後、
口から食べると肺炎を起こすが回復するというのを繰り返し
徐々に弱っていたよだ。
昨日から容態が悪くなり、
それでも今朝は熱が下がって一時持ち直したよに見えたそで
ままんちとしては安心してたら、
夕方に連絡が来て、
1時間ほどで亡くなったという。

コロナ禍のため、面会ができなかった。
子供の代までという病院の謎ルールで。
孫っつっても40代なのだ。
ほぼ同居してたよなわたしの弟もダメだったという。
アクリル板越しでも、ガラス越しにでもして
時間や人数や回数を制限すればいいだけの話だ。
じいちゃんの時もそだが、病院の対応に疑問が残る。

今日発注担当なので、昼休憩に一番早く入るから
いつも頼んでるお弁当は（到着が間に合わないので）
先週のうちにキャンセルしておいたが、
代わりの昼食を買い忘れた。
まー、もーすぐ転勤だから、職場の近所のパン屋さんも
食べ納めと思って買いに行く。

食パンも買おか迷ったが、
バスで帰るのに、荷物になるので断念した。
ケーキとか焼き菓子も売ってたな。
試してみたかった。

昨日壊れたミニ典のメガネの鼻当て
結果から言えば、あっという間に直った。
よく観ると鼻当ての金属が、なんか付け替えられそな
小さなパーツから出ていて、
多分それごと抜いて付け替えるのだ。
Loftの中にある、購入したメガネ屋さんに持ってったら
ものの5分ほどで直してもらえた。
しかも無料。
わたしが小学生の時は…

午後は東京の偉い先生に見てもらう発表会のお稽古。
いつもと違う空気を感じたのか、
ミニ典も一緒に踊るYくんも、いつもよりお行儀が良かった。

仕事帰りにスマホ見たら大典から
「ミニ典がメガネの鼻当てを壊した」とLINEが。
げげ。
わたしが小学校高学年の頃、
教室で紙を丸めたボールを投げ合いっこしてた男子たちがいて
そのボールが当たり、メガネの鼻当てが取れたことがあったが
あの時はメガネまるまる買い直しになった覚えがある。
当時に比べれば安いメガネをかけているミニ典だが
鼻当てがよく変な方向むいてて、気にはなっていた。

メガネ屋さんの会員カード見たいのがあった気がしたが
おうち帰ってから探したけどなかった。

夕方、わたしはお芝居観に行く予定があったので
修理に行くのはもー明日にする。

クグリド「Frankenstein」を観る。
エルパークは久しぶりだ。
4方を客席が囲んだ四角い舞台。対角線上に紗幕がかかっている。
照明サスが低めに下ろしてあって
いつも見ているギャラリーホールとは景色が違うのも面白い。
一昨年に動画配信で観たイギリスの舞台とどしても比べてしまうけど
ああ、お芝居を観たーという
劇場の空気を楽しんでこられた。