『ハウス・オブ・アオヤマ』


 下腹部の痛みはまだあるものの、ちょっと小走りもできるようになった。
そんなことさえ嬉しい。
あまり眠れてないのに眠くないのは、痛みのせいか?

 大学ゼミの先輩Nさんの月命日で、ゼミ仲間と集まる。
全く酒など飲みたくないし、19時からの集まりなのに仕事が終わったのが21:30。
身体はかなりきつい。激しく疲れて、行くのを止めたい。
でもNさんにもらった『プリーツプリーズ』のドレスを着て来たし、皆に会いたい。

頑張って渋谷『ハウス・オブ・アオヤマ』。10人以上いたと思う。
Nさんの上の代で、私は初めての先輩も何人か。

ゼミとNさんの思い出話、亀田興毅の話、ジャニーズの誰か(亀梨?)の話。

そして、ワインを2杯飲んだら元気になる。

 渋谷駅から『ハウス・オブ・アオヤマ』に向う途中、母から電話。
「どう?」
「痛いよ」
「入院だね」
「そうですね」
入院して欲しいのか?

 『ハウス・オブ・アオヤマ』で飲んでる間に恋人から電話。
「今、(略。彼のいる場所)で、どうたらこうたら」
「なんだか全く聞こえませんが、はーい」
「(大きな声で何か。多分早く帰りなよ、とか?)」
「よくわからないけど、はーい。後で電話しまーす」

 Nさんを語る会、終了。
『ハウス・オブ・アオヤマ』から駅に歩きながら、皆に今の私の体調を話したら、心配される。
Nさんのこともあるから、「大丈夫なのかよ」と真顔で。

 帰宅後、気がついたら4時まで『抱茎亭日乗メモ』。「母の毒気」を書く。
本当に、大丈夫か? 私。
2006年05月10日(水)

痛い!


 子宮が痛い。ほとんど眠れず朝になる。
しかしこれ以上休むわけにもいかないので出勤。19時まで頑張って働く。

昨日からお粥続きだが、昼もお粥。

 辛い。恋人の名前を心の中で呼び、泣きながら家に帰る。

夜、電話。恋人もハードな生活が続いているらしい。
「今日はもう寝よう」
「はい」
「週末、デートしよう」
「頑張る!」
俄かに元気になる。しかし電話を切ってまた泣く。痛いよー!
2006年05月09日(火)

慶應義塾大学病院


 GWで時給労働者は収入激減なのに、今日も休んで9時に慶應病院。
予約外だが母の手回しのお陰なのか、よくわからないけれど12時過ぎに終了。

担当医は検査結果が悪ければ電話すると言ってたが、私の電話番号は知っているの?と確認。
知っていた。なんで?いつ何に書いたんだ?

 なんとか歩くことはできるが、小走りはとてもできない。
いつもなら余裕で渡れる青信号の点滅している横断歩道も、恐怖だ。
顔を歪めながら、そろりそろりと歩く。

帰宅後、洗濯、掃除など家事もしなければならず、大変。

「明日できることは今日やらない」by村上龍。
「明日できることは明後日以降になる」by桜井真理。

心配してメールをくれた大切な友人が、実は自身も婦人科系のガン検査を控えていると教えてくれる。
ああ、どちらも何事もありませんように!
2006年05月08日(月)

GW終了


 熱は37.8度→39.5度→38.8度。
慶應病院には「今日緊急外来で来ても、休日診療所レベルの対応しかできない。明日予約外で来てもらったほうがいい」と言われる。

恋人から電話。「かわいそうに」と心配してくれる。
この間は彼が体調を崩して、私は「看病したい」などと言っていたのに、なんで?
GWは病気で終わり。悲しい。
2006年05月07日(日)

休日診療所


 昨日の夜から悪寒がして、今日はどんどん体温が上がって、倒れる。
恋人に「休日診療所に行け」と言われ、必死の思いで風呂に入り、身体を引きずるように歩いて行く。
 
症状と経緯はこちら。

私は間違いなく婦人科系だと予想しているが、医師は「インフルエンザかもしれない」と言う。
「検査しますか?」と医師。
「いくらですか?」
「それは重要な問題ですね」
2000円程なのでやる。検査結果を苦しみながら待つ。
やはりインフルエンザではなかった。
炎症を抑える薬をもらって、帰りはバス。
2006年05月06日(土)

デート


 デート。やっと会えた感じ。しっとりとご飯を食べる。
ゆっくりしたいのだがそうもいかず。でも楽しい会話。

昨日の母の様子を話す。「自己中だね」と彼。「まさに」。

 家に帰って日記。まだ3月。

 だんだん寒気がしてくる。風邪か?
2006年05月05日(金)

『覚醒サーカス』パブ企画,『ネプチューン』,質問『ご近所さん』


 昨夜NANIOさんは柏のバー『JUICE』にはまったらしく、気に入ってもらえてよかった。
『JUICE』は柏のいかした不良と元不良のやんちゃな男女の集まる店、という感じでお薦め。

 NANIOさんの処女小説『覚醒サーカス』が近く発刊とのことで、パブリシティ企画いろいろ。
NANIOさんにメールを送る。楽しみ。

 復活大興奮の母が、東雲の極上海鮮レストラン『ネプチューン』でご馳走するから来い、というので出掛けた。
母が幹事で、欠員が出ているので誰か誘って連れて来いと言う。
NANIOさんら数人に連絡するも、GWで皆さん忙しい。

集合時間に10分以上遅れて着いて、母に怒鳴られるかと思ったら、母はまだ到着しておらず。
ケータイも反応なし。事故ったか?

暫く待っても来ないので「始めましょうか」と言い、ビールが来た頃に、階下からギャアギャアと母らしき声が聞こえてくる。

登場した母は「アー疲れた!暑い!遠かった!足が痛い!」などと言い、自分一人が10人を30分近く待たせたというのに謝らない。私を見て
「あら、あんたいたの」
「何やってんの?遅れるなら連絡してよ」と私。
「うるさい!いつも遅刻ばっかりしてるくせに!私は遅刻したことないんだから!」
「してんじゃん」
「うるさい!足が痛いのよ!」
「で、みんなを待たせて謝りもしないわけね」
まあまあ、乾杯しましょうと誰かが言い、母は男の人に座椅子を用意しろとか、座布団を2枚重ねて一枚は半分に折れとか、大威張りで命令している。
そして母のビールが来て、漸く乾杯となったところで一言「ごめんなさい」。

しかしその後も、それはもう、ものすごい爆発的テンションだった。

亡くなった青木パパの話から「スカパラって知ってる?」と参加者に聞き、
知る訳ないだろうというご年配なのに「あら!知らないの?だめねえ!」
「私デートしたのよ。でもちょっとおじいちゃんだったわ。え?私より若いの?ええ?!本当?!」

都合で奥様が来られなかったという参加者を
「なんで?どうして連れて来ないの?だめねえ!」と責める。
「来たくないからです。嫌いなの。お母さんに会いたくないの」と私が代弁してあげる。
殴られる。しまった。母の隣に座るんじゃなかった。

心療内科に通っていること、昨夏の塗装工事件のこと、しゃべるしゃべる。
「お母様、明るくていいわね」と母の友人。いいのか?

「私はね、恋をしたのよ!」と塗装工事件のことは何か色っぽいエピソードにすり替わっている。
もう、好きにしてくれ。

 帰りは私一人りんかい線。眠ってしまい、赤羽まで乗り過ごして引き返す。

 21時過ぎ、質問『ご近所さん』からメール。

> ゴールデンウイークはおやすみ?

はい。

> 飲みははおやすみですか

飲んでます。

> どこでですか
>
> いま渋谷 TSUTAYA

私は東雲。

> 読めないや
> すみません
>
> 実家?

違います。

などというやりとりが1時間もかけて行われ、24時近くになって

> ごめん
>
> うち電波悪い
>
> もう飲まないよね
>
> 渋谷で飲むなら付き合います!

渋谷では飲まない。以上終わり。
電話なら5分もかからず終わる話だ。
イライラしながら付き合ってる私もバカ。
2006年05月04日(木)

抱茎亭日乗 / エムサク

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