日本酒&本格焼酎処『月』,満月


 決算データの締め切りは今日だが、全く終わらず。

 そんな状況なのに、日本酒『ご近所さん』のご招待で、湯島にある『日本酒&本格焼酎処 月』にて滋賀『笑四季』の蔵元を囲む会。
30分以上遅れて着いたら大盛況ギュウギュウ。写真はこちら

「笑四季』は新酒鑑評会で平成5年から17年にかけて通算9回金賞を受賞していて、これは滋賀で最多らしい。
それはすごいが、その金賞受賞酒をこの会で飲めないのは残念。

いかにも女性向けの『うらら花』とか、『陶狸夢(どりーむ)』(これも本日出品はなし)とかは私の趣味ではないが、蔵元の竹嶋加奈子さんは20代の女性なので、彼女のカラーなのだろう。

『笑四季』のいろいろな種類の酒をいろいろな温度で飲んでみる。

日本酒『ご近所さん』は日本酒の薀蓄ブログをやっているので、アフェリエイトについて聞く。
年間実績は3,000円!そんなものなのか。
日本酒というジャンルを限定して詳細な解説をしたところでそれでは、私の日記など、どうなるものでもないだろう。
まあ、遊びということで。

 今日の店も『月』だが、今日は満月。
美しく、まあるいお月様を見ながら、彼を思う。
「愛してるから」
「ハーイ。私も愛してる!」
「酔っ払ってる?」
「ハイー」

一緒に月を見たいなあ。ぎゅーっと抱き締めて、いい子いい子をしたくなる。
大切な大切な人。
2006年03月15日(水)

ホワイト・デイ,経理,愛Nメッセージ

 ヴァレンタイン・デイもデートはなかったが、ホワイト・デイなどまるで関係なし。
しかしラブラブ。
「愛してる?」と彼。
「愛してる」と私。
「デートしようね」
「いつ?」
「わからない」
ガクッ。スケジュールが「真っ白」ってことかい。

 会社の決算をやらなければいけない。
マイラブリー税理士君には15日までにデータを送るように言われているが、今日から作業を始める。
去年もギリギリでなんとかなったので、甘く考えている。
たいした売上があるわけでもないので、余裕だ。きっと。多分。

 大学ゼミ仲間から、闘病中のNさんへの「愛Nメッセージ」が届く。

Aちゃんは、自身も辛い事があったけれど、Nさんの「子供のために死ねない」という言葉が心の響いたと。

> Nさんの姿を見て生きる力をもらっている人もいるのだということを
> 伝えられる機会があればと、ちょっと遅くなりましたがメールしました。

「本当に、すごい生き様だと思います。
偉い、立派です。
ご家族から7日がヤマだとか、あと3日だとか聞いたけど、今もNさんは生きていて命の炎を消さないように頑張ってる。
それは毎日奇蹟を起こしているということだよね」

> 真理ちゃん自身は幸せそうだけど!?
> 彼の事情とか問題って何かなあ?といろいろ想像膨らませてます。

「幸せなんだけど、心配事はあって、まあ恋愛につきものですから。
障害があると燃えるのさ。ほほほ。

Aちゃんもご家族も元気になりますように。

今日、漫画家の西原理恵子がNHK『スタジオパークからこんにちは』に出ていて
『いつも最悪を想定してる。明日は今日よりも絶対悪い日になると考える。
だから今日一日が無事に終わることが有り難い』
と言っていたよ。
今でも売れなくなったときのことを考えてエロ本の仕事も断らないそうです。
ははは。皆必死ってことよね。がんばろー!」

と返信。
2006年03月14日(火)

Nさん


 闘病中の大学ゼミの先輩Nさんの容態を知らせるメールが来る。
ほとんど眠っているらしいが、先週末には「もう人には会いたくない」と言ったとか。

若いとがんの進行が早い、というのはよく聞くけれど、若いから最後まで頑張る力も、またあるのだろうか。
偉いなあ。
2006年03月13日(月)

『伊勢丹』,『紀尾井町プラザ歯科』,デート


 友人とその婚約者にいろいろお世話になっているので、お祝いは何がいい?と『伊勢丹』から電話。
考えていた食器は必要ないそうで、友人が「アイスクリームがいい」というので、12個カップを持ち帰り。
ドライアイスも入ると結構重くて、ひーこら言いながら新宿三丁目→赤坂見附→紀尾井町。

 『紀尾井町プラザ歯科』にて、検査の結果を聞く。
過去2回の矯正失敗によるダメージはなく、キレイになりますよ、とのこと。
しかし、現在の噛み合わせの位置が定まっていないため、手術になるか、装置だけで済むか、判断しかねると言われる。
その見極めをするための装置を暫くつけてみることになる。
手術になれば、保険が効くので返って安くなるらしい。5日間ほど入院するようだが。

 終了後、院長室で友人と婚約者とアイスクリームを食べながら、歯科のプロモーションについて。
「二人はまだ結婚してないんだから、『セレブ歯科医の合コン』とか『嫁探し』とか、そんなようなバラエティ番組に出て、見事結婚へ!みたいのはどうかしら」
「ああ、なんかそういう感じの前に出たことあります」

しかし、そんなやらせはしなくても、友人の婚約者は優秀なインプラント歯科医だし、矯正治療は画期的な装置を日本に初めて導入するという、わが槙先生なのであった。
この装置は取り外しができて目立たないので、人前に出る仕事の人にお薦めらしい。

友人の美容皮膚科構想も進んでいるらしく、話を聞く。

 デート。昨日のNANIOさんとの会話を彼に報告。
「『誰かわかった』って言ってみただけなんじゃないの。かまかけられたとか」
そうか。
NANIOさんが知っている私の人間関係は、電脳キツネ目組とナインアンダー周辺ぐらいだもんな。
おほほほ。
2006年03月12日(日)

焼肉ブランチ,『ご近所さん』たち,フジテレビ『めちゃ×2イケてるッ!』,『檸檬屋新宿』,京風バー

 昨日包んでもらった極上カルビを、フライパンで焼いて食べる。
起きてすぐ、昨夜の続きで昼から自宅焼肉は、かなりヘビーだった。
頑張って全部食べる。うへぇ。

しかし昨日の焼肉デートは楽しかった!1人思い出し笑い。

 1日のうちで激しく幸せだったり、悲しくて堪らなかったりの今日この頃だが、Nさんのことで胸が締め付けられるような思いをしているところに、『ご近所さん』Gから数ヶ月ぶりにメール。

> ご無沙汰です。お元気かな? (^-^)

「はい、元気です。」

以上終わり。何の用だよ!

と思ったら、日本酒『ご近所さん』からもメール。

> 蔵元を呼んでの会にお誘いしていましたが、お返事はないようですね。
(略)
> キャンセルしておくことにしますね。

あら、また『ご近所さん』のエラーだ。困るなあ。
慌てて「行きたいです」と返信。

しかし、なんでいつも同じ店なのかなあ。
ご招待して頂くのだし、美味しい日本酒の飲めるいい店だけど。
素敵な店はいっぱいあるのだから、いろんなところに行きたいなあ。
って、大変失礼なもの言いだが、女のホンネということでご勘弁を。
ああ性格悪いね、私。スミマセン。

 三浦和義さんから「見てください」と連絡があって、フジテレビ『めちゃイケ』を見る。
三浦さんは、初プロデュース映画『風雲児』のプロモーションのために出演。
『風雲児』には『めちゃイケ』のレギュラー雛形あきこが出ている。

番組自体のあまりのくだらなさにげんなり。全く笑えない。
しかし雛形あきこがこんなになっているとは知らなかった。
台本には呆れるが、彼女のはじけぶりには感心する。

三浦さんの登場シーンは笑った。やっぱり可笑しいなあ、三浦さんて。
映画製作は本当に情熱を傾けて真面目にやっている。
でも何か胡散臭いことをやっている、ふざけているようにしか見えないところが三浦和義。素敵だ。

 NANIOさんに誘われて、『檸檬屋新宿』で二人で飲む。

2月17日の日記について。メールをそのまま載せるのはよくない、と言われる。
「俺のことはいいんだけど」とNANIOさん。そうは言いつつ嫌だったんだろう。
しかし、かつて「書いていい」と言った手前があるのだろう。

「そのまま」ではないし、配慮はしてるし、「やめない」と私。
「まあ、言っても無駄だろうけど」
言っても無駄なことを一生懸命言って聞かせるのがNANIO道なのであった。

「だってもう書かれたら嫌な人は私にメールなんて寄越さないし」
「俺は真理ちゃんのことわかってるけど、あなたは誤解されやすいでしょ」
「いいよ。誤解されても、メールが来なくても。忙しいから助かるよ」

私の大学ゼミの先輩Nさんと、NANIOさんのお友達のガンについて。
NANIOさんのデビュー作『突破流 実践ヤクザ式対話術』と処女小説『覚醒サーカス』の進捗について。

「真理ちゃんの彼氏、わかったよ」
「誰よ?」
「あのまめさ、優しさ、(あともう一つ忘れた)は……」
「日記に書いてることが事実とは限らないわよ。うふふふ」
「あ、動揺してる」

 『檸檬屋新宿』閉店で、近くの小洒落た京風焼酎バー。

「私の彼氏って誰?」と再び聞くも、答えないNANIOさん。
「身を固めたいんでしょ?」と聞かれる。
「私の身はもう固まってますから」
「実質的に、だよ」
「実質的に固まってるの」
「そうじゃなくて!」
「結婚ってこと?私は結婚願望はない」

 ある人が「借用書や契約書は、信用していないから締結するもので、婚姻と離婚で精神や態度が変化するということは相手との関係性や距離を国に保障してもらわなければ信用できないということだ。夫婦、友人、仕事関係など相手との関係性は常に自分自身と相手自身ですべてを決定するべきだ。親子関係も夫婦関係も友人関係も、国や法律がそれを定めることは、すべての争いの元凶である。」
と言っていて、私はこれに全面同意。

私たちの愛は、国や法律に守ってもらう必要はない。
相手が結婚したければするが、私は望まない。
何かメリットがあるなら考えてもいいが、日本の結婚制度には全く魅力がない。

愛する人と自分の子供が欲しいとは思う。それは多分生き物の本能として。
結婚とは関係ない。

 NANIOさんとは他にザ・ローリング・ストーンズについて、mixiについて。
他いろいろ話して終電で帰る。
2006年03月11日(土)

お仕事、なしよ,ゾロメ外れ,焼肉デート,愛Nメッセージ


 住宅情報サイトのライター仕事は不採用となる。理由は「経験者優先」。
「プロのライターでないと難しいんですか?」
「いえ、そういうことではないです。住宅業界に非常に詳しい人がいたので。桜井さんの能力的な問題ではないですから」

クソー!そうか。
今まで派遣会社でライター仕事の紹介はなかったので、職務履歴では触れていなかったのだが、小さな仕事も経験として登録しておこう。

 宮崎学さんのサイトが今晩にもアクセス数2,222,222に達するとのことで、タイ旅行が当るゾロメ賞を狙って20時半からスタンバイ。
まだまだ余裕。テレビを見ながら緊張の時を迎える。2,221,875(21:54)。お、近い。
しかし9:58には2,222,239。ダメじゃん!クソー!

 人生いろいろ。今日は楽しい美味しい焼肉デートでもあった。
帰宅後、食べきれず包んでもらったキムチと、夕張土産のメロン酒で、全く合わないけど、ヤケ酒。

 届いたNさんへのメッセージに返信。

うろたえてしまいメッセージは「考えても考えてもどんな言葉も浮かびません。」という友人は死について、幸せについて、残された人たちについて考えたことを送ってくれた。
しかしNさんには送らないで、と言う。

> 私のうろたえなんて伝えても、なんの励ましにもならないし。
> 自分の考えや言葉に実感がこもっていないから、無責任なようでいやなの・・・

「そっか。わかりました。
でも、うまく言えないけど、
(略)のうろたえもNさんの一生懸命生きた命の証だから。
いろんな人の記憶に生き続けることになるってことだよね。
それはNさんも望む事だと思うわ。

私宛のメールどうもありがとう。勘違いしちゃってスミマセン。
また、みんなで語れるといいね。」

と返信。
2006年03月10日(金)

Nさん

 悩んだ末にメーリングリストでNさんへのメッセージを募ったら、何人かからメッセージが届いて、やっぱり知らせて良かったかもしれないと思った。
良い悪いは私が決めることではなくて、大事なのはNさんがどう思うかだけど。

名古屋から見舞いに駆け付けたいというゼミ仲間と段取りをしているところへ、今日お見舞いに行った先輩からメール。

> (略)バーッと情報が伝わったために昨日はかなりの見舞い客が来たらしく、本人も相当疲れたようで、眠っていました。
> ご家族の許しを頂いて、最後に手を握って言葉を交わすことができましたが、一昨日よりやつれた様子で、広めてしまったことをちょっと反反省した次第です。
> もう本人は来るべき時に備えて、気持ちの整理をつけているし、ここに至るまでに、会いたい人にはコンタクトをとっているから、今また徒に広めることで、更に色々な人が登場して、本人やご家族の負担にならないことを祈るばかりです。
> ことここに至っては、知らされなかった人のことより、彼女の気持ちを優先したいよね。

しかし、Nさんが先に逝くと決まったわけじゃない。
誰だって次の瞬間に死んでしまうかもしれない。
私が先に死ぬかもしれないし、大地震が起きて、何千人もが一緒に死んでしまうかもしれない。
命にも人の気持ちにも、優先も後回しもない。というのは私のへ理屈である。

Nさんの命を縮めるようなことはしてはいけないのであって、お見舞いが負担になるなら行ってはいけない。
MLに病院名を書いたので、お見舞いは遠慮して欲しい旨再度知らせた方がいいのでは、ということになる。
ああ、またなんて書きにくいことだ!

名古屋の友人には、

「せっかく段取り決めたのに残念。ごめんなさい。祈ろう!」

> わかった。何だか人間ってじたばたしたくなるけど、Nさん本人が一番落ち着いている気がする。

本当に。全く。

MLには

「ただ、皆様の気持ちが、祈りが、言葉が、Nさんの命のエネルギーになればと思います。
私は『道きわまれども神に祈らず』ですが、Nさんの細胞一個一個にお願い!という感じで。

なので、お見舞いは無理でも『愛N』メッセージは寄せて頂ければと思うのですが。
言葉にしなくても、ただ祈って下さるだけでもいいかな。
みんなの思いが伝わりますように」

と投稿。
2006年03月09日(木)

抱茎亭日乗 / エムサク

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