お仕事,インド料理『TARA』,映画『ミュンヘン』,宮崎学責任編集webマガジン『直言』,愛×3


 2月最終出勤、1分遅刻。
「だめだよ、毎日遅刻して。(作業の)説明するのに困るじゃないか」と担当の0さんに叱られる。
毎日ではないけれど「申し訳ありません」。
ああ、ここが沖縄かパプアニューギニアだったらなあ。

 1週間ほど前に、会社の社内報が届いてません、と話したら「あれ?調べとくよ」と社長。
返答がないので確認したら「あ、桜井さん会員じゃなかった」。ありゃ、そうなの?
1月17日に聞いた話と違うが、改めてメリット、デメリットを聞いて現状で行くことになる。
「じゃあ社内報は、誰かに見せてもらえばいいじゃない」
ははは。その辺は相変わらずの緩さ。

結局2月は7日間しか働かず。そして明日から北海道旅行6日間。自分でも不思議だ。

 池袋駅西口のインド料理『TARA』でカレー。味は普通だけど、店内が汚い。
席からトイレや雑然としたプライベートスペースが見えて、気分が悪くなる。
古くても小ぎれいな店はある。手入れと掃除の違いだろうか。

 映画『ミュンヘン』を見る。
ある人は「梅干顔の宇宙人がチャリンコで空飛ぶ映画を撮った監督と同一人物とは思えないほどの傑作」と言い、井筒和幸は「真実ではない!メッセージがない!」とボロクソに言っていて、さてどうなのだろうと楽しみにしていた。

私はいい映画だと思った。面白かった。
国家VS国家とか、国家VS個人を描いて「新たな事実、解釈」の表現はあったとしても「誰もが認める真実」なんて表現できないだろうし、そこに「明確なメッセージ」が表現されていたら、ものすごく歪ないやらしい映画になるだろう。

男たちが鼻水垂らして泣きじゃくり、女たちが叫ぶ「戦争の悲劇、平和の希望」を見たい人もいるだろうけれど、「平和の祈り」的メッセージよりも、虚しさ、愚かさが徹底して描かれることによって湧く感情の方が重く強いのでは。

 待ってました、宮崎学責任編集webマガジン『直言』創刊。
「この国を捨てたい」「国民はバカだ」「絶望している」と言い、世間が驚いたり怒ったり夢中になったりする出来事に対して、いつも「そんなもんだろう」と醒めて見ている、でも言うことは絶対にやめない宮崎学さん。
素敵。面白い。
『直言』は毎日更新で1ヶ月経った過去記事は削除されるらしいので、皆様要チェック。

 朝、彼の夢を見た。夕方、気になることがあった。明日からの夕張、なんだか不安。
夜「愛してる?」と聞かれる。
「愛してる、愛してる、愛してる!」

 荷造りを全くしないまま寝てしまう。
2006年02月22日(水)

お仕事,『プシケパスタ倶楽部』,アフェリエイト


 お仕事。最近朝は全くダメで、タクシー通勤がち。ギリギリで駆け込む。

 昼休みに担当のOさんに「今日は何時ぐらいまでですか?」と聞く。
「何時って、定時は18時だよ」
「先週も早い時間に終わったから、今日はどうだろうと思って」
「何かあるの?」
「17時から歯医者の予定だったんですが」
「そういうことは昨日言わなきゃだめだよ!」
「いや、調整しようと思って」
「今言ってもダメだよ!そういうのは事前に言ってくれなくちゃ」
「いや、だから、歯医者の方を調整するんで聞いたんです」
「今日いっぱいかかるよ」
「わかりました」
で、歯医者は日程変更。仕事は17時過ぎには終わる。

お仕事があるのは有り難いし別にいいのだけれど、前日22時過ぎに「明日来て」と言われるのだから予定は立てにくいし、他の予定を仕事に合わせて調整するのだから、こちらの都合だっていつ言おうといいじゃないか。

 晩ご飯を1人で外食する余裕はないのだが、夕張行きを控えて食料を買いたくない。
池袋ショッピングパーク『プシケパスタ倶楽部』。
地下街の店には扉がなく、入口付近の席は寒い。
奥にも空席はあったが、近くの人にタバコを吸われたら嫌なので寒風に耐える。
イカ納豆スパゲティにグラスワインで1,200円。

 職場に『週刊SPA!』が置いてあり「ネットで稼ぐ」みたいな記事を見たり、コンビニの書籍・雑誌コーナーでは「アフェリエイト」「ネットで副収入」のような言葉が目に入り、気になっていた。
余程の工夫と頑張りがなければ儲かることなどなさそうだけど、『抱茎亭日乗』も公開から5年経って、新たな展開を試みるのもいいかな、と思い始める。
3月からやることに決める。
2006年02月21日(火)

Nさん


 大学ゼミの先輩Nさんのお見舞いに行った先輩からメール。
私は先週病院にお見舞いに行こうと思ったら、自宅に戻っているとの話だった。

メールはチェックしてないらしいと聞いて、岡本太郎美術館に行った時に買った「母の塔」のカードを送った。
岡本太郎の母への愛と人間への愛、大きくて優しい、生命力に満ちた「母の塔」をちょっとでも感じてもらえたれば、と思った。
Nさんはカードを読んでくれたのと事。

お見舞いに行く前に「かける言葉が見つからない」と言ってた先輩に、「私の代わりに抱きしめてあげてほしいです」とお願いしていたのもかなった。様子がわかって私自身の動揺も少し治まった。

私も夕張から帰ったらお見舞いに行こう。
このまま暖かくなって、桜を一緒に見られたらなあ、と思う。
2006年02月20日(月)

デート,アフェリエイト

 諸事情抱える彼だが「髪型見たいし」と言ってくれて、デート。
「髪型いいぞ」ですと。うふふふー。貴方も素敵よ、ダーリン。きゃははは。

などと言ってる場合じゃない。
1月15日の日記に書いたが、彼は私との約束を破った。私は確信したが黙っていた。
後に決定的事実に遭遇。でも私は黙っていた。
深刻な問題ではないと思ったから。うるさい女だと思われたくないから。

だけど事情が変わった。なので「私知ってるの」と話して説得を試みる。
始めはごまかして言い訳していたが、開き直る彼。お願いだから!と思う。
でも、ばれる嘘をつかれるよりはいい。彼は頑張っている。

彼の手を取って、両手でぎゅーっと握る。「気を送ってるの」。
「いやー(ダメだろう)」。ダメでもいい。伝わればいい。

帰宅後

「(頑張っている姿は)かっこいいんだけどなあ!
どうしても無理だったら、私に決して気づかれないように、こっそり控えめに、ちょっとだけよ〜。あはは。」

とメール。好きの弱みだ。

 昨日飲んだ質問ご近所さんは、食べ歩きブログを書いている。
前はかなり頓珍漢なリンクがはられていた。
今日見てみたら、なんだかやたらにリンクだらけの、しかも内容と関係ないけどクリックしてちょうだい!なブログになっていた。

今度は私が質問攻めにしてやろうと思い、メール。

「ブログ再開したんだね。
アフェリエイトってどうなんですか?おすすめ?」

> アフェリエイト?
> そんな店載せた?
> 載ってなかったらどこ

「え?! 知らないでやってるの?
ブログのリンクで報酬もらってるんだよね?儲かる?という話。」

> しらべます〜
> ありがとね

何が「ありがと」なのかわからない。
そしてこの日記を書いているのは3月11日だが、何の返答もない。
本当に「人に質問しまくって自分は質問に答えないご近所さん」なのだった。フン!
2006年02月19日(日)

『駒沢美粧』,『カーヴ・ド・プティットメゾン』,『BAR Blen blen blen』,『MILLIBAR』

 毎度遅刻や日時変更で担当の斉藤さんもぶち切れるのではないかとビクビクの『駒沢美粧』。
本日は急に仕事が入ったため11時の予約をキャンセル。
仕事が16:30で終わって「17:30に行ってもいいですか?」
来週から夕張なので、どうしても今日行っておきたかった。

昨年は「夕張メロン」色に髪を染めた
最近髪色を考えていて、青空色にしてみたいと思ったのだが今の髪の状態ではキレイに色が出ない、と言われる。
何年ぶりだか覚えていないがパーマをかけてみることにした。

ロットを巻いた髪にパーマ液がかけられる。思い出した。
チュルチュルとパーマ液をかけられ、頭からパーマ液がツツーっと伝い降りていく、この感覚。
くすぐったい!キレイに並んだロットをグチャグチャにしたくなる。

「これ、くすぐったいですね」と耐えられずに言ってしまうと、斉藤さんも
「僕もダメなんです。よくお客さん平気だなあと思うんですけど」
「平気じゃない!」
「頑張って下さい」
「ひー。うぐぐぐ。が、頑張ります」
一時は泡状のパーマ剤など使ってみたが浸透が悪いかったとか。
技術や器具が進化しても、パーマ液チュルチュルはもうずーっと変わらないそうで。

かなりきついパーマをかけるので、タオルを取り替えつつ2回目。
「あと1回ありますから」と斉藤さん。
「ホントですか?! なんか、楽しんでません?いじめられてるような気がするんですけど」
「違いますよ」と言いながら、斉藤さんの口の端が微かに笑っているように見える。

特に耳の後ろ、うなじが堪らない。ぞぞーっと来る。拷問だ。

苦行に耐え、いい感じのクルクル加減が出来上がる。
金髪部分は痛みが酷くパーマもみるみる落ちますよ、とのことなので、染めるのも止めた。

 久し振りに、大人の女路線の髪型で、彼に見せたい!と思うが、叶わず。
悲しい。会えないことも悲しいが彼の諸事情が心配だから。

しかし、私がクヨクヨしても始まらない。
NANIOさんと『檸檬屋新宿』、という話もあったが、これも流れた。
せっかくのブランニュースタイルなのだし、『MILLIBAR』のアルバイトだったG君が独立オープンしたバー『ブレン・ブレン・ブレン』に1人で行くことにする。

 『駒沢美粧』とは駅と反対方向にある『カーヴ・ド・プティットメゾン』にてお祝いのワイン購入。
大学ゼミの先輩でショップオーナーのUさんに選んでもらう。
『ブレン・ブレン・ブレン』はブラジルがテーマの店らしいのでブラジルのワインなんてあるかな?と思ったが、やはりなかった。
スペインワインで、ボトルに砂を施して葡萄を育てた土壌を表現している「モセン・クレト・クリアンサ 赤」が面白いのでは、と薦められて、決める。

 ワインを買いに行く途中、昨年夏の『MARIBAR PARTY』に顔も出さずメッセージもなく、終わって暫く経ってから「儲かった?」「幾らかかった?」などと細切れ短文質問メールを散々寄越して私をぶち切れさせた「質問ご近所さん」からメール。

>久しぶり
>今は表参道に住んでます
>お元気ですか

また「どこにいるの?」「何してるの?」「飲める?」などと一言質問メールに答えるのは面倒臭いので

「すごいところに住んでるねえ。これから渋谷に飲みに行くよ」

と返信。「行こうかな?」「来れば」で終わるかと思ったら「一人?」とか「どんな店?」とか「どこ?」とか、やっぱり質問ご近所さんなのだった。

「電話して」

と返す。

 そうこうしているうちに『BAR Blen blen blen』に着く。
G君にお祝い。オープニングレセプションに来られなかった事を詫びて、ワインをプレゼントして、ビールを飲む。
1月23日にオープンして、順調な様子。店内は手作りのブラジル風。
ブラジルは行ったことがないけれど、こんな感じのバールがありそうだ。

カウンター席だとケータイが入りにくく、窓に張り付くようにして話すが途中で何度も切れる。
やっと質問ご近所さんが、自転車で着く。

まさかワンルーム家賃80万円からの表参道ヒルズに住んでないよね?と聞いたら、当然違った。
デザイン事務所を変わって、どうせ仕事は徹夜続きだから職場から歩いて5分のところに部屋を借りたという。

バンドの話、お母さん話など。相変わらず毎週末茨城の実家に帰っているらしい。

 質問ご近所さんを連れて、久し振りに『MILLIBAR』。今年初めて。
前回カウンターで隣で飲んでた男の子がG君に代わるアルバイトとなって、カウンターの中にいた。
G君の『ブレン・ブレン・ブレン』の様子を清野さんに報告。

『MILLIBAR』は質問ご近所さんの奢り。
質問ご近所さんはまだ飲みたそうだったが、終電で帰る。ギリギリ間に合った。

会う前に「美容院帰りでかわいいよー」と言っておいたのに髪型についてコメントがなかったと思ったら

> 髪型 すっごい似合ってました

とメールが来る。

> 大変なかいはあったね
> ほれちゃう

ですと。一言質問はムカツクが、一言の誉め言葉は気分いい。単純。
2006年02月18日(土)

Nさん,NANIOさん,はあぁー,『別亭鳥茶屋』,TBS『R30』


 朝、闘病中の大学ゼミの先輩Nさんのことを考えてたら涙が溢れ、しゃくりあげながらシャワーを浴びる。

今日は会社の元社長の慰労・激励会なので、プリーツ・プリーズのワンピースで出勤。
職場の人たちに「素敵」と言われる。
「ありがとうございます」とニッコリ。
「そういう服はどこで買うの?」
はっ、そう言えばこのワンピースはNさんに頂いたものだった。
「これはお友達がくれたんですが、そのお友達が……」
と悲しい話になってしまい、朝から職場の雰囲気が重くなる。

 NANIOさんとはBBSでの恋話の続きを朝からメールで延々。

> BBSに書いたことの追加補足だよー。
> 真理ちゃん、でもね(略)はやっぱり、真理ちゃんが思ってるような子じゃないんだよなぁ…。
(略)
> ホントはすごい甘えん坊な子なんだよ。強がってるけど。

「わかっているわ。今までの女よりは遥かにいい。
BBSに書いた、『偉い、あり難い、可愛い』というのはそういう意味よ。
彼女の精一杯よ。これ以上能力がないのは責められない。
次はもっといいのがいるわ。」

> はは…つぎはもっといいのがいる、か(^_^;)
>
> まぁそうかもしれないけど、それは考えないようにするよ

「なんでよ?それこそ進歩じゃん!!」

> いや違うな。次へ進むことだけが進歩じゃない。気持ちを全うすることも、進歩の上では大事だよ。たとえどんな結果でも、エンドマークをつける気になるまでは、自分の気持ちを偽りたくないし、今はまだ気持ちを切り換える必要はないと思ってるから。
> 仮にそういう気持ちにさせてくる人があらわれたら、それが運命だとかんじられたら、その時ゆっくり考えるよ。無理に次に行く必要なんてない。急いては事をし損じる、ってね(`o'ヾ

> 真理ちゃんの彼氏だって、ずっと君のこと見ててくれてたんだよね?
> 僕はまだ彼女を見て、応援しててあげたいんだょ。…まぁ今は一方的でもね、仕方ないよね。自分が損してたって、ちゃんと最後まで愛してあげたいんだ。

「次へ進めなんて言ってないわ。好きなだけ気が済むまで死ぬまでぐじゃぐじゃ考えればいいじゃん。
次を考えないようにするのも無理してすることではないってだけ。次はあるのよ。いずれ。」

> なんでそんな喧嘩腰なの?(^_^;)
> 真理ちゃん、日記のネタ作りしてんだろー(笑)うそうそ、心配してくれてるんだよね、ありがとヾ(*'-'*)
>
> ただね、とりあえずは今、僕が何を感じていたいかだよ。あとはAS TIME GOES BY.AS TEARS GO BY. & LET IT BE.
> そうすれば、いずれ「次」の展開は訪れるでしょう?
> まだ彼女がいなくなって一月経ってないんだ。次があっても、次を急ぐ必要はない。むしろ、「はい次!」なんてできる人間だったら、鬱病になるまでかみさんの面倒なんか見なかったよ。
> グシャグシャ考えるのも、芸のこやしd(^-^)

「なんで?喧嘩のつもりはない。大好きだからよ。
同じ体験しているからよ。
おっしゃる通り、好きなように感じるままにやりゃあいい。
いつも見守ってるわ。ファイティングポーズで。あはは、嘘よ。」

> 真理ちゃんの言葉は、喧嘩腰に感じさせちゃう強情さがあるんだょ(笑)誤解されやすいのは自分でわかってるでしょ?
> ツッコミ杉なの!ツッコミ杉(笑)花粉飛ばしまくりだからさぁ真理ちゃんd(-_-)
>
> まっ、その辺はお互い様だね(^^ゞベクトルが違うだけで。あはは。
> あー昼休み、メールで終わっちゃった(>_<)仕事戻ります〜☆

「ありゃご飯食べてないの?
ところで私口臭い?2chで口臭がひどいと書かれているんだけど。
日記に書いたの読んだ知らない人なのか、口臭知ってるくらい近い人が書いているのか、数メートル離れていても臭うのか、問題だわー。
しかし2チャンネルも私が自ら日記に書いていることしか言ってこないので、つまらないわ。
ナニヲさんのつっこみ杉とか洒落た悪口を言ってみろよ、と言いたいわ。口を酸っぱ〜い臭いにして。わははは。」

> 口?臭くないよ(笑)なんで2chで?真理ちゃんスレでも立ってるの?ウケル(^_^;)
(略)

「宮崎さんのスレッドです。(略)
ひどい言われようですが、かなりのファンと見た。日記読み込んでるもん。あはは。」

> 2ちゃんねらーって、なんでもいいんだねー
> まぁ有名の証し、勲章だね(>_<)甘んじて受けましょう(笑)

「ありがとう。いろいろ言われても気にならないけど、口臭は気になるわよ。
ブスキモイと言われてもああそうですか、だけど、臭いはつらい。
私も臭い人苦手だもん。良かった。彼にも聞いて問題なければ、一安心。
はあーはあーはああー。」

> 口臭いのもつらいけど、胃が痛いのもつらい。今日は一日胃痛がひどくて、運転もキツかったよー(>_<)この痛み、かなりヤバイかも

ツッコミ杉花粉にやられて胃痛に襲われてしまったか。ああNANIO道。切ない。

 口臭問題で、最もケアしなければならないのは彼だ。
「私口臭い?」と聞いてみる。
「全然。チュウは美味しいよ」ですって。あははーん。
OKです!モーマンタイ(無問題)!どうだ。嗅ぎやがれ。ハー、ハー、ハアアアアー!

 なんと16時過ぎにお仕事終了となり、19時半の慰労・激励会までの時間潰しに難儀する。
飯田橋駅近くのネットカフェに行ってみるが分煙にもなっていないので止める。
『モスバーガー』で煎茶1杯で1時間半ねばる。

 神楽坂『別亭鳥茶屋』は名前の感じから居酒屋か和風ダイニングかと思ったら、立派なお店だった。
社長の慰労・激励会なのだから当然か。
30人ぐらい、と聞いていたが、70人以上集まったのではないか。
広間がいっぱいで席が足りなくなるほどだった。

私が着いた時はまだあまり人が集まっていなかった。
一人離れた席に座って、灰皿をどけて、勝手に禁煙コーナーを作り、周りを非喫煙者で固める。
しかし隣で吸われるのとは全然違うものの、圧倒的に喫煙者が多いので大広間も白く霞むのであった。ゲホゲホ。

退任した社長に続いて、司会に指名された人がスピーチをする。
面白かったのは若い女性が「私は一度も(略・元社長)さんとお話したことがありません。なのでどういう人か知りません」。爆笑。

ベテラン女性のスピーチは「(略・元社長)さんには随分騙されて酷い目に遭いました。ありがとうございました」とか。
ぎゃははは。いい会社だなあ。

 2次会はカラオケなので、別行動。
ファミレスでお茶をする人たちについて行ったが、恐らく喫煙席で大変そうなので帰る。

 帰ってTBS『R30』を気合を入れて見る。本日の「豪傑列伝」は勝新太郎。
ああ、生きてる勝新と宮崎学さんとのツーショットが見たかったなあ。

会いたかったなあ、勝新。チャンスはあったのに!
我慢と後悔をしない、が私のポリシーだが勝新に会う機会を逃したのは本当に悔やまれる。思い出す度身悶える。
それ以来私は、もっとずうずうしくあらねばならないと考え、遠慮大敵をモットーにしている。

だって、「総理大臣の代わりはいるが、勝新太郎の代わりはいない」。本当にそう。
そして宮崎さんのような人も他にいない。
宮崎さんには会えた。ずうずうしくいろいろなお話もさせてもらっている。良かった。

宮崎さんに勝新の話をしている中村玉緒がまたいい。非常にいい話だった。憧れる。
2006年02月17日(金)

『やる気manman』,デート,NANIOさん


 お仕事15分遅刻。3日と時間通りに動けないのが社会人としてダメだ。
でもデートには遅れない。恋人としては○でしょ。おほほ。
特に今日は、仕事が入って待ち合わせを変更してもらったので、更に遅れるなど許されない。
2日遅れのヴァレンタイン・デートでもあるし。

 夜は極上晩餐につきお昼は軽く、と思っていたのになかなかいいメニューがない。
時間も迫る中、入ったラーメン屋『やる気manman』で何故か「ジャンボギョーザと麻婆茄子定食」を注文してしまう。
本当にジャンボな餃子は食べ難いし特に美味しいわけでもなく、かなりヘビーなランチになってしまい失敗。

 チョコレートはいらないと言ってたけれど、ヴァレンタイン・デートだから彼の好きな店で、私がご馳走しようと思っていたのに、「いいよ」。
「じゃあ、何か欲しいものある?」
「ない」
「えー、つまんない」
それより身体を大事に、と言われる。
「幸せ?」と聞かれる。
「はい」
もっといっぱい会えるようにするから、と言われる。
嬉しい。本当に、幸せだ。心底好き。愛してる。

そして愛し合う二人は、今後のスケジュールと「2ちゃんねる」について語り合うのだった。なんでやねん。

「2ちゃんねる」は気持ちが悪いから嫌いなのだが「書かれてるよ」と人に教えられて、見てみた。
どうという内容でもなかったのだが、「口が臭い」はショックだった。
口臭を知ってるほど近い人が書いているのだとしたらものすごく不気味だ。
近寄らなくても臭うぐらいなら治療しなきゃならない。
でも、実は臭いについて書いた日記を読んだだけの、全く知らない人かもしれない。

 『MARIBAR BBS』でNANIOさんと恋話。切なくなる。
でも、NANIOさんの幸せもきっと近くにあると思う。多分もう、すぐ。
2006年02月16日(木)

抱茎亭日乗 / エムサク

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