映画『世界』,『池袋ひかり町 ラーメン名作座』,映画『同じ月を見ている』,忘年怪幹事

 映画試写会のチケットをもらったので京橋に出掛けるも、10分遅れで入れてもらえず。
近くの銀座テアトルシネマで『世界』を見る。

中国・北京市郊外に実在するテーマパーク、「世界公園」で働く人たちの日常と思い。
全く面白くなかった。
激動する北京を描くのにこんなテンポでいいのかと思うぐらいとろい、長い。
半分の時間でいいのでは?
世界の観光名所のミニチュアなんて、長々見るもんじゃない。美しくもないし。

その場に閉じ込められている人たちの日常はたいした事件もなく、ちょっと嬉しい、ちょっと切ないだけ。つまらない。

 このまま帰るとかなり損した気分だ。
特別見たかったわけではないが、時間の都合で『同じ月を見ている』にする。

 待ち時間に『池袋ひかり町 ラーメン名作座』に初めて行ってみる。
ここもテーマパークで昭和レトロなハリボテラーメン店街。
『元祖一条流 がんこラーメン』の冬の限定メニュー「オイ!スターラーメン」800円を食べる。あっさり系。

 映画『同じ月を見ている』は窪塚洋介復帰作。山本太郎がいい。
エディソン・チャンも「こんな奴いないよ」と思う日本人キャラクターを無理矢理やってるところがいい。

最後は予想通りで物足りなかったが、良い映画だった。

 昨日までは「シークレットスペシャルゲスト」だったが、宮崎学さんの東京忘年怪に女優水野美紀さんが登場!情報が解禁となる。
皆も喜ぶだろう。宮崎さんも「グフフ」に違いない。ワクワク。
こんなに楽しい宴会幹事は生まれて初めてかも。
2005年11月30日(水)

『SHINJUKU FEST 2005』,映画『イン・ハー・シューズ』,忘年怪ゴージャスゲスト,『SHAMA』


 若松孝二初期傑作選DVD-BOX発売記念『SHINJUKU FEST 2005』というイベントが紀伊國屋ホールであった。
映画とトークショーとライブなど、ゲストもたくさん。

大島渚監督の『新宿泥棒日記』が一番見たかったのだが、12時からで間に合わず。
2本目の『新宿マッド』も着いたら終わってて、松田政男と高橋伴明のトークショウ。
新宿にあった、こんな店あんな店の話。

一回外に出て、列に並んで再入場。『天使の恍惚』を見る。
革命軍の爆弾ゲリラ戦とセックスと拷問の、1972年の映画。痛い。

若松孝二作品はこれと『17歳の風景』の2本しか見たことがないけれど、かなり苦手。
言葉に違和感を感じる。あんな会話するか?こんな時に?ばっかり。

19時からのライブには原田芳雄という気になる名前もあったのだが、見ずに帰る。

 29日は『ブクの日』。冊子『buku』持参で池袋の映画館は1,000円。
『イン・ハー・シューズ』を見る。高橋玄さんお薦めでなければ見なかったであろう。
大変良かった。泣いた。女の靴(=幸せ)探しはいろいろあるのよ。

 映画が終わったところに吉報。宮崎学さんの東京忘年怪になんと、あの人が!
ほとんどの電脳キツネ目組組員にとっては、なんで?な人物だ。でもきっと大喜び。
そこは『万年東一』的というか、いかにも宮崎さん的な人脈の広さ華麗さ。
ああ、嬉しい。

 帰り道にあるネパール&インド料理『SHAMA』でダールマサラ(豆カレー)、ナン、エベレストビール。
美味しかった。ランチも食べてみよう。

 NANIOさんに忘年怪ゴージャスゲスト決定報告&告知コピーを依頼。
「萌え〜」などと言っている。あはは。
4時近く、ゴキゲンなコピーが送られてくる。

 日記がやっと追いついた。5ヶ月ぶりぐらいか?
2005年11月29日(火)

お仕事?,『アトリエマキ』,恋話


 「採用事務のお仕事があります」と派遣会社から電話。
最近ちょこちょこ紹介の電話があるのは景気回復の表れだろうか。

しかし、採用のセクションで金髪はどうなんだ?
会社員時代に、最初に査定を悪くつけられたのも、アルバイトの募集採用担当の時だった。
巻貝のような髪型が「ふさわしくない」と注意され、それ以来落ちこぼれ社員。

「そうですねー。やはり黒く染めて頂くとか」と派遣会社。
やめておく。ふさわしい人がやればいい。

 板橋の『アトリエマキ』に頼んだ洋服の修理ができたので、とりに行く。
1988年にローマで買ったムートンと、母にもらった上着+ワンピースのサイズ直し。
プードルジャケットは襟が取れそうなのを補強してもらった。全部で25,000円。

何年も着てなかったムートンジャケットは、もともと男物なのでまだブカブカだが、随分軽く着易くなった。

 臭いフェチの友人とメール。
彼女が自分のフェチに気づいたのは失恋後。

> いや、私も(略)のとき初めて知った。周囲でぷんぷんするというのではなくて、
> 体に顔くっつけたら分かる程度なんだけど。
> 会ってたときは、臭いがすきなどと思わなかったんだけど、失恋した後、
> 飛行機で隣の席の白人が同じ臭いを放出していた(この人は、だからきついんだね、体臭が)ので、わわわーと記憶がわき上がってきた。
> それで気付いた。

好きじゃないから口臭が気になる、ということもある。「臭う」と言って逃げることもある。

> 私が(夫の口臭が)気になったのも、そーいうことでしょうか・・・
> ひどい女だわ。

「体は正直、生理的な好みってことでしょうがないんじゃない。」

 口臭とか歯周病とか言ってたら思い出したが、岡山の『ご近所さん』は何故か自分の歯の治療状況を細かく教えてくれる。
全く興味ないのだが。私が日記に子宮筋腫が何cmとか書くのと一緒か?

 もちろん恋人の体調、気分、状況は非常に気になる。全部知りたい。
でも彼に「何してた?」と聞かれると、私は困る。
彼は忙しく大変な日々なのに、私はのんびり昼まで寝て、ちょっと用足しとか、遊んでるか遊びの準備か。
なんだか申し訳ない。
2005年11月28日(月)

野村文雄「カガイ」出版祝賀会,救われない男


 寝坊。慌てて出たものの、つくばに向かう予定の電車に間に合わず。
山手線を反対方向に乗っちゃったり、汗だく。
つくばエクスプレスが開通して便利になったと聞いたが、それってどこから出てるの?と思ったら秋葉原から。
JRとは違うということも知らなかった。そんなこんなでつくば駅に11:37着。

宮崎学さんの親友、野村文雄さんが『カガイ』という小説を書いて、『オークラフロンティアホテルつくば』にて出版記念祝賀会。
11時半スタートで、発起人である宮崎さんの挨拶は既に終わっていた。

乾杯には間に合って、電脳キツネ目組の人も何人かいて、お話。
私立高校の社会科の先生に話しかけられて、顧問をしている演劇部のお話。

『カガイ』著者の野村さんは59歳で小説家デビュー。
キツネ目組Yさんに「桜井さんは書く方はどうなんですか」と聞かれる。
「いや、全くどうにもなってない」
「ネタはいっぱいありそうですよね」
いやー、野村さんのように地方政治の表裏を知り尽くし、なんてことは全然ないし。
じゃあ仕事もしないで昨日はデート、今日は宮崎さんと、良い男三昧の日々を書くか。

 帰りはキツネ目組Iさん運転の車で、宮崎さん、Mさんと一緒に帰る。
車中いろいろな話。

西村真悟逮捕について。
「女性蔑視発言しまくってた人ですよね?」と私。
「右翼だからな」と宮崎さん。

――核とは「抑止力」なんですよ。強姦してもなんにも罰せられんのやったら、オレらはみんな強姦魔になってるやん。けど、罰の抑止力があるからそうならない
――例えば、集団自衛権は、「強姦されてる女を男が助ける」という原理ですわ。同じように言えば、征服とは「その国の男を排除し、征服した国の女を強姦し、自分の子どもを生ませる」ということです。逆に、国防とは「我々の愛すべき大和撫子が他国の男に強姦されることを防ぐこと」

ああ、思い出した。
こういうなんでもかんでもそっちに話を持って行く、そればっかりの人だったっけ。
気持ち悪い。
辻本清美に「お前が強姦されとってもオレは絶対に救ったらんぞ」と言ったとか。
救われないのはあんただよ!!

辛淑玉さんが「本質的に痴漢が政治家やっているだけで、この政治家がいま急に痴漢になったわけではない」と言っていたが、弁護士資格も持ってる痴漢だったのね。
頭がいいんだかわるいんだか。

 東京忘年怪集客作戦。お誘いメールを各位に送る。
2005年11月27日(日)

デート,忘年怪幹事


 デート。念願叶う。完全虜だ。うんざりするまで一緒にいたい。
ダラダラいちゃいちゃしたーい。

 宮崎学さんの東京忘年怪の申込状況を聞く。
出足は好調だったと聞いたが、もっと来て欲しい。

会場の『薩摩しゃも』の女将さんからも電話。
内緒の特別裏メニューを出してくれるらしい。
「『R30』をね、もう涎垂らしながらキャーキャー言って見てるの」と女将さん。
あはは、私と一緒だ。

きっと美味しくて面白い忘年怪になるので、皆様参加して下さい!
何か要望・提案あったら教えて下さい。
「こんな人がゲストだったら絶対行く」とか「宮崎さんとお話したいけど緊張するから声をかけて欲しい」とか。
オークションに出品したいとか、仮装していきたいとか。
何かありましたらご相談下さい。
2005年11月26日(土)

お仕事?,『アナスタシア』,TBS『R30』,ライターデビュー?

 派遣会社から電話。浜松町の出版社で編集・校正の仕事があるらしい。
しかし飛び飛びの勤務日で中2週間とか20日間空きとか。ちょっと困る。やめる。

 仕事もしてないのに『アナスタシア』で眉のお手入れ4,515円。
4ヶ月ぶりだからいいか。

 TBS『R30』宮崎学Presents「日本フィクサー列伝」。
その前に片山さつきを見なくちゃいけないのが辛い。
「この番組に呼ばれるってことは人格を認められたってことよね!」とはしゃいでいるが、全く面白くない。
銀座のクラブとかに来るエリート官僚の話が多分全くつまらないのと恐らく一緒。
佐藤優さんとか、出れば良いのに。

まあ、宮崎さんのコーナーの面白さが際立っていいやね。
昔のごっつい自転車に乗る宮崎学。ちょっとふらついてて笑った。
自転車なんて乗らないだろうからなあ。ああ素敵な宮崎さん。

安藤明のエピソードは宮崎さんの小説『万年東一』にも登場するが、一般にはあまり知られていないのでは。
勉強になる。

 ある人からメール。

> (某)てフリーライターになったんですか。

雑誌に文章を発表しているらしい。
その人とは半年ほど言葉を交わしていないから知らない。

去年の今頃、宮崎さんの文章道場についてその人から

> 昨日まで仲の良いふりをしていて、
> 私が直接、真理さんに危害を加えたわけでもなんでもないのに、
> 周囲の様子に迎合して、即座に態度を変えるあたりは
> 小学生レベルのシカトのいじめと変わりませんね。
>
> ところで盛り上がるのも結構ですが
> 貴女も(略)さんも、締めきりを守らないのは
> せっかくの道場が名ばかりの宴会のようで、もったいないです。
> これは嫌味でもなんでもなく、
> 宮崎さんに批評を頂ける機会は貴重ですよ。
> 人が割いてくれる時間や労力は貴重なものです。
> 慣れ合いのレクリエーションになってしまっては本当にもったいない。
> せっかく立ち上げた企画なのですから、
> 残りの回は本筋において、皆さんの実りあるものになるよう
> 願っています。

と有難い意見を頂いた。
自らは参加していない文章道場についてもこのような心がけの人だから、さぞかし立派な記事を書いているのでは。
2005年11月25日(金)

『枉駕』,臭いフェチ


 彼は仕事で忙しくしてるのに、私は働かずに遊んでばかり。ヤバイ。

 母と3ヶ月ぶりに食事。東久留米の四川料理『枉駕』。
ランチではなくディナーのコース。二日酔いだが自家製果実酒と甕出し紹興酒。
美味い!多分東久留米では一番、西武池袋線沿線でも有数の店だと思う。

母は、毛皮をペナルティなしでキャンセルできたことを「私も随分あの店で買ってるからね」と言うが、私は、私の涙うるうるの訴えが効いたと思っている。
ブティック・オーナーは本当に心配してた。

母が心配な状況であることは確かで、人と食事をするのも久し振りだし、最近は体操やコーラスも休みがちだという。

母にしてみれば心配なのは私の方で「収入がなくてどうするの」。
「とりあえず年内は大丈夫」
しかし厳しいお正月になりそうで恐い。

 新座の実家に電気ストーブをとりに行く。
母は宅急便で送ることさえできないと言うから、私がキャリーカートを牽いて持って帰る。
今まで使っていたのより大きくて暖かそう。

時計ももらってきたのだが、実家には止まったままの時計が幾つも。
大丈夫か、お母さん。

 恋多き女友達からメール。「臭い」について。

>臭いの相性ってあるんだろうなあと。

「へえ!臭いフェチとはしらなんだ。

あるでしょうね。私は臭いの強いのは苦手だわ。
好きな人が臭くてコリャ駄目だ、というのもあったわ。
でも、自分の臭いも気になる。婦人科系の手術をしてから特に気になる。」

> だんながなんでさわれないかというときに、40すぎてから、体臭や口臭がでてきた
> ことがある。これが、いい臭いじゃない。それだけじゃないけど、それもあるよなー。
> あと体臭はいいけど、口臭は許せないんだよなー。

「それは歯とか胃や内蔵に問題があるのかもよ。言ってあげた方がいいのでは。
好きじゃないから気になる、というのもあるかもね。
私は内縁夫に『臭い』と言われて、歯医者に行ったら『全然臭くないですよ』。
あれは他に女がいたので私とチュウをしたくなかったんだわ!きっと!!」
2005年11月24日(木)

抱茎亭日乗 / エムサク

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