S邸


 7月9日にお邪魔した大学ゼミ仲間のS邸に再び集まる。
前回同様S妻子、先輩のHさん、Kさん、Aさん、そして久し振りのH夫妻。

卒業から皆それぞれの道、この夏からでさえもいろいろあったが

> やっぱり私たちは、ここにいる。
> そしてまたここから創めましょうよ。

とのKさんの提案で、この場にいない闘病中のNさんや他の仲間の事も思いつつ。

前回は雨で夜で見られなかった35階からの絶景眺望、素晴らしい。
ママさんたちのお料理も美味しく、ボジョレー・ヌーボーやらシャンパンやら。
一人で日本酒まで飲む私。

「前回、お見合いするって言ってたけど、どうなったの?」と聞かれて顛末を話す。
笑われる。

Hさんのタタカイの話。応援しなくちゃ。

23時ぐらいにお開き。楽しかった!
2005年11月23日(水)

慶応義塾大学病院,『日本酒天国2005 東京大試飲会』,『きいろいはな』


 検査結果を聞きに慶應病院。10:40までの受付で10:40着。ふう。
血液検査問題なし。がん検査マイナス。MRIの結果は、卵管?に水が溜まっている。
子宮筋腫4cm。
「経過を見ましょう」と主治医。
「気をつけることは?」
「特にないですねー」
14時過ぎ、会計終了。

 15時から京王プラザホテルで『日本酒天国2005 東京大試飲会』というイベント。
日本酒『ご近所さん』がチケットをくれた。『今半』の特製折詰め付。
日本名門酒会主催で、全国各地から60蔵、300種類のお酒が試飲できる3時間。

実は好きな蔵、美味しいお酒はほんの少ししかなかった。
なんだか奇をてらったような、全く美味しそうではない商品も多い。
私は好きな蔵の一番美味しそうなお酒だけを狙って一人であちこち行ってみる。
2時間で「もういいや」となる。ロビーで座って待っていた。

日本酒『ご近所さん』は会社の人と一緒に、端から1つずつ、全ての蔵の全てのお酒を試飲していく。
3時間きっちり使って一通り全部飲んだとか。すごい。べろべろな様子。

 9月16日に連れて行ってもらった西新宿の居酒屋『きいろいはな』まで二人で歩く。
「ところで、この間(11月14日)はそんなに触ってたかな?」と日本酒『ご近所さん』。
「はい」
「押し倒したり、キスを迫ったりはしてないよね?」
「それはないです。そんなことしてたら今ここにいませんよ」
「そうか。今度そんなことしたら殴っていいから」
「次はないですよ。前にも苦手だと言いましたよね」
「聞いた」
「そういうことがしたければ、他の人を誘って下さい」
かなり酔っ払っているが、ここまで言えば大丈夫だろう。

『きいろいはな』は俳優の石山雄大さんの家族がやっているお店で、演劇関係者の多い店。
先日も話題の公演の主要キャストほぼ全員が来ていたとか、その中の一人が店を気に入って後日一人で訪れて石山さんと熱い演劇論を交わしていたとか。

 19時半には出て、私はそれ程酔っていないので『なすび』に行こうかと思ったが電話が繋がらず。連休か?

 彼とお話。検査結果について。彼の体にも心配なことはあるのだが。
元気でカッコよくいて欲しいし、なるべく美しくありたい。
2005年11月22日(火)

お仕事?,毛皮問題解決,デート


 知的財産研究所とかいったかな?一般事務の仕事がある、と派遣会社から電話。
なんだか堅そうなイメージ。「金髪ですけど大丈夫ですか?」と聞いておく。

そして校正の会社にスケジュール確認。
「うーん、そっちをやっておいたら?」と社長。
「近々に仕事は入らないですか?」
「うーん、実はね…」
社内体制が大きく変ったらしい。ショック。

派遣会社から電話。
「服装はカジュアルでも構わないのですが、年齢層も高く、静かな落ち着いた職場なので、金髪だと浮くかもしれません」
やめておく。

校正の会社の友人から「たいへん」とメール。別の友人に私からメール。
衝撃と情報と噂が駆け巡る。かなりやばい?

 母が気が狂って買うことになった毛皮のキャンセル問題でブティックから
「メーカーに事情を話したら『そういうことでしたら』とのことでした」と連絡。
ペナルティもなし。ああ良かった。母が元気のない原因の一つが除かれた。

母に連絡。「キャンセル料はないけど、顔を潰して迷惑かけたんだからお詫びしないと」と言ったら「そうね」。

 デート。仕事のことは気になるが、夢の世界、二人の世界。

 帰宅後2時過ぎ、部屋の電話が鳴る。
普段なら出ないが、何故か受話器をとってしまった。
「間違えました。スミマセン」
「はい」

聞いたことがある男性の声。誰誰?
「間違えました、スミマセン」と何度も真似して言ってみる。誰だあ?

今度は携帯電話が鳴る。彼からだ。あれ?
「今、家に電話した?」
「した」
「えー?!わからなかった!」
ショック。
2005年11月21日(月)

『ロイヤルパークホテル』,『ジョナサン』,Aちゃん

 Oちゃんに起こされ、シャワー。林檎をむいてもらう。
明るくなってみれば、窓も大きくて眺望もいい、白く快適な部屋だ。
洗面台がカッコよかった。

 名古屋駅まで15分ほど。8:33発の「こだま」で帰る。

 12時から水天宮の『ロイヤルパークホテル』で高校の創立55周年同窓会。
女、女、女。こういう空間は高校以来。あの頃は皆制服で若かった。
今は着飾った女軍団。盛会。

現役バトン部(チアリーダー)の踊り、かわいい。
皆ポニーテールにしているのを見て「規則かしら?」「流行じゃない?」という話になり女子高生にインタヴュー。
「基本はポニーテールなんです」とのこと。
「パーマはかけないの?」
「かけてる子もいますよ」
「そうか。みんなで『かわいー!』って言ってたの。『でもあの子達は"こわーい!"って言ってるわよね』って」
「そーんなことないですぅ」
ああ可愛い。皆お肌がきれいで頬ずりしたくなる。

楽友会(コーラス部)は現役とOGが一緒に校歌を歌っていた。
校歌なんてすっかり忘れていた。
「バトン部OGも現役と一緒に踊ればいいのに!」と言ったら「無理でしょう!」
いや、60周年は是非。

 お開き後、ホテル内のお店はいっぱい。周辺の店は日曜日でお休み。
人形町の『ジョナサン』まで歩く。
お茶一杯で何時間もしゃべり続ける私たち。

「男ができたわ」と、彼氏自慢をしようと思ったら「全く理解できない」と言われる。
彼は「ずるい」らしい。
でも私自身は「責任」とか「安定」を求めていないから、いいのでは?
常人の理解を超えた愛ってことで。ウフフ。

他の人からも「二次会位にはぜひ呼んでくれ給え」とか「もしかして電撃入籍もアリ?!」と言われるのだが、私はどうでもいい。
好きなようにして。望まれればどこへでも行くし、何でもする。それだけ。

 深夜、中学校時代の友人Aちゃんから電話。
Aちゃんは数年前から躁鬱病で苦しんでいる。
電話ができるくらいだから今は調子がいいのかもしれない。
良い医者がいないとか、宗教に誘われるという話。

「彼氏は?」と聞かれて答えると「そっかー。良かったね」と言ってくれるが寂しげで、やっぱり自慢にならない。

でも、Aちゃんには優しい夫と子供がいるので、支えになっているんだろう。
「いつでも電話して」と言って電話を切る。
2005年11月20日(日)

なごや博学本舗,お茶,『イチビキ』,『Don Juan』,Oちゃん邸


 3時間睡眠で「こだま」で名古屋。
なごや博学本舗第7弾「愚者から愚民へ:日本人はどこまでバカなのか」宮崎学さんの講演を聞く。

イベントは14時からで名古屋駅着13:46。
会場の愛知県中小企業センターは駅近くとか。
地図も書いてきた。駅の案内人?警察官?警備員?にも聞いた。よくわからない。
駅前のビックカメラの警備員と店員もわからない。どうやら駅の反対側らしい。

反対口に行く。やっと中小企業センターに着く。
行けばわかるかと思ったら大きなビルで会議室やホールが幾つもあって、部屋がわからない。
最上階とその下の会議室フロアの部屋を全部回るが、それらしき団体名はない。
1階に戻る。電光掲示板を見ると「階段教室」という部屋があった。なんだ地下かよ。

20分遅れでたどり着く。
山口組の東京進出についてお話中。その後自民党の改憲案について。
小泉の丸投げで改憲案を作ったのが誰で、その人物の狙いと恐れとは?
国民投票が実施された時この国はどうなるか?潰れてしまえ、みたいな話。

権力に逆らったら弾圧されるのは当り前。
集会、デモ、署名、アピール、何の効果もない。
「弾圧反対!」は「当たり前のことをやってはいけません」と言ってるのと同じ。
やられたらやり返せばいい。

昔「乗っ取り屋」と言われた横井英樹を襲撃した人物は英雄になった。
今はホリエモンや三木谷が英雄扱い。国民の意識が変った。世論に訴えても駄目。
改憲の動きにも、より混乱するようにシュミレーションして対抗する、とのお話。
面白ーい!

 宮崎さん、静岡の植垣さん、名古屋のサケ・イクラ親子と、二次会会場近くのお店でお茶。
宮崎さんはイクラちゃんをとても可愛がっている。ゴッドファーザーのよう。

 二次会は『イチビキ』という、浅草辺りにありそうな古い割烹で会席料理。
宮崎さんに還暦祝いのネクタイがイクラちゃんから渡される。
『サルヴァトーレ・フェラガモ』のネクタイはよーく見ると無数のキツネ模様なのだった。洒落ている。

そして宮崎さんと同じ誕生日10月25日に長男が生まれた植垣さんにはパンダのぬいぐるみの木馬がプレゼントされる。
「パンダのぬいぐるみの木馬???」と思ったら本当に立派な「パンダのぬいぐるみの木馬」だった。
植垣さんが乗っても壊れなさそう。
新幹線に持ち込んだら怪しまれそうな大きな風呂敷包みでお持ち帰り。

 名古屋に単身赴任しているゼミ仲間のOちゃんが、そろそろお開きの『イチビキ』に登場。皆に紹介。
みなさんお茶に行くとの事で私はOちゃんとかっこいいバー『Don Juan』。
17日解禁のボジョレー・ヌーボーを飲みながら、ゼミ仲間の近況、仕事の話、恋話。

 続きはOちゃんの部屋で、ということでコンビニで買出し、Oちゃん邸へ。
大変お洒落なデザイナーズマンションで驚く。
新聞社の仕事は大変そうだが、最近はマラソンをやってるとかでなんだか若くきれいになったような気がする。

結構飲んで話した後、お風呂に入ったきりのOちゃん。
寝ているのかな?と思いつつ飲み続ける私。
2005年11月19日(土)

デート,忘年怪幹事,書く!

 夢の中でもオンラインでもリアルでも「ラブラブだねー」の私たち。おほほほ。
あんなことこんなこと書きたいけど、今はまだ内緒。うぐぐ、ぐるじい。

 12月3日宮崎学さんの東京忘年会で私は幹事なのだが(宮崎ファンの皆様来てね)、オークションをやることにする。
司会をNANIOさんに頼む。快諾。参加者のお宝出品もお待ちしてます!

 NANIOさんがお手伝いした宮崎さんの本も間もなく出るみたいだし、NANIOさん自身の「シャブ中男」(というタイトルではない)本もあるし、NANIOさんは文章道場の出世頭だ。
そう言えば昨年今頃は宮崎さんの文章道場で、私も「もの書き修行中」とか言ってたっけ。全くどうにもなっていないが。

校正の仕事が空いている今、書けばいいのに、と人事のように思う。

10月末に高校からの友人Sちゃんのお父様が亡くなって、Sちゃんはかなり辛い思いをしているようだ。
私は父親が死んでも悲しくはなかった。共感できなくて申し訳ないが、父との葛藤を書いた『酒仙の宝物』をネットに掲載して、読んでもらったらどうかなと思いつく。
は!そういや『フィフティーン』も放りっぱなしだ。

とりあえず日記。追いついたらやる。書く。
2005年11月18日(金)

16日追記(映画『TAKESHIS’』),木村タカヒロさん,毛皮族問題


 昨日16日の日記に書き忘れた。

 池袋シネマ・ロサにて『TAKESHIS'』を見る。ガラガラ。面白かったけど。 

たけし自身は(ジャパンプレミア舞台挨拶で)「今回の映画は本当に申し訳ない。ちょっと狂ってるんですよ。(笑)オレは大傑作だと思ってるんだけどね。まぁ、『みんな〜やってるか!』といい勝負かな。(笑)」と言っているが、『みんな〜やってるか!』で「たけし映画はもういいや」と思った私としては「祝復活!」という感じ。

『みんな〜やってるか!』は全く笑えなかったが、『TAKESHIS'』はゲラゲラ笑った。
そのシーンで笑っていたのは私だけだが。
たけしには、是非ともわかりやすい路線には戻らず、更にぶっ飛ばしてもらいたい。

以上追記終わり。

 以下は17日。

 朝、ベッドで思いついてアーティスト木村タカヒロさんに電話問い合わせ。
快諾で行動開始。
いつも突然の私の思いつきに「全然いいですよ」と言ってくれる木村さん。素敵。

先日頂いた『キムスネイク』のDVDも魅力的な作品で、木村さんの才能に惚れ惚れ。
BSフジだけじゃなくて地上波でもやればいいのに。

 「『毛皮族』って知ってますか?」とAさんに聞かれて、全く知らなかったがバンドのような劇団のような。
18日にライブだか公演だかがあってチケットが余っているとか。
私は翌19日は名古屋だし、なんだかよくわからないけど、チケットは割引で藤原竜也の載ってる雑誌もつけてくれるとか。
Aさんがそんなにお薦めだというなら行かざあなるめえ。

と思ったら余っているのはAさんのチケットだとか。うーむ。
一人でなんだかよく知らないものを見る?
いい出会いになるかもしれないが、つまらなかったらがっかりだ。
Aさんのチケットを無駄にするのは申し訳ないが、「見たい!」と思うものを見るだけで精一杯。

『毛皮族』のHPではメンバー(全員女性)が「愛用の香水」を挙げている。
ステージも客席も香水プンプンだったりして?やっぱりやめる。Aさんゴメンナサイ。
2005年11月17日(木)

抱茎亭日乗 / エムサク

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