『ご近所』Cさん,映画『モンドヴィーノ』,『MILLIBAR』,まめまめしい彼

 10月28日に「欲しいものは何ですか?」と『ご近所』のCさんに聞かれて「恋人!」と答え、その後のやり取り。

> とてもモテそうな感じがするのですが…。

(なんで?会ったこともないのに。)
「難しいですね。恋愛してますか?」

> しているような、していないような…。
> 最近、ある女性から何度かメールを頂きました。彼女は20代後半の人並みに綺麗な人です。時々仕事の話をする程度で、メールの内容は仕事の連絡事項がメインでした。でも彼女の私物の携帯から送信されたのでメールアドレスが分かります。私はどうしたら良いのでしょう・・・。

「仕事の延長みたいな、日頃のお礼、という感じでお食事に誘えばいいんじゃないですか?」

> 例の彼女は、たまに仕事の話をする程度です。特に恋愛対象では有りません。

「なんだ。恋の予感ではないんですね。なら気軽にメールすればいいのでは。
(略)
ところで、念願の恋人が出来ちゃいました。恋は突然。いやびっくり。でもすっかりその気です。」

> 良い人見つかった(見つけた?)みたいで良かったね。
> 狙ってた人ですか?、それとも友達の紹介でしょうか?。
> どちらにしてもエムサクさんの執念が実ったみたいで良かったですね。
> では、お幸せに!。さようなら。

なんでさようなら?よくわからんがさようなら。

 映画『モンドヴィーノ』。
ワイン業界のグローバル化と地味を守りたい生産家の葛藤を取り上げたドキュメンタリーで、ワイン好きには興味深い話。
寝てしまった。今日は10時間睡眠なのになんで?
つまらなくはなかったのだが。真面目過ぎるからだろうか。

 昨夜爆睡したために電話相談に応じられなかった友人が『MILLIBAR』に来て、悩み相談。
しょうもない恋愛後始末について。
彼女の腹立ちは理解できるが、それをどうしたものか。
しかし、彼女は話したらすっきりしたようだ。そう!次行こう、次。

 友人は悶々としているのに、私はラブラブで申し訳ない!という感じ。
元内縁夫はまめな人だった。
2年前にちょっと付き合った人も始めのうちはまめだった。
しかし遥かにまめまめな彼。これも意外で驚いた。
1日に何度も電話やメールをくれたり「愛してる?」と聞かれて、私はすっかりメロメロ。

これ、やはり始めだけなんだろうか。
これに慣れてしまって、突然ぱったり、とかされたら死にたくなりそう。
やばい。
2005年11月09日(水)

役割,慶應義塾大学病院,毛皮問題,映画『女は男の未来だ』,デート,『なすび』


 朝、シャワーを浴びながら考える。彼は私に何を求めているのだろうか。
刺激?安らぎ?癒し?まさかね。知識?情報?なわけないか。
必要とされて嬉しいけれど、私は何をすればいいのか。
心を尽くせばいいのだけれど、私の役割って何だろう?

ある、理想的なカップルがいる。
あんな風になれたらいいけど、あんな女性になるのは到底無理!みたいな。
でも今すぐには無理だけど、やれるような気もする。愛があれば。
彼がそういう存在を求めているのかは、わからない。
もっと仲良くなれば見えてくるのだろうと思う。

 診察受付時間を過ぎて慶應義塾大学病院。
今日は嫌味を言われることはなかったが、保険証の有効期間が切れていた。
自費診療で後日清算となる。めんどくせ。

階段横で「真理ちゃん!」と声をかけられる。おお、大学の先輩Nさん。
厳しい闘病生活をしていると聞いてた。
「あらま、今診察受付したら病棟にお見舞いに行こうと思ってたんですよ」
「今週は通院なのよ」
そうだったんだ。会えて良かった。
そしてこれも全く偶然だが二人は主治医が一緒なのだった。

待合スペースで、病気の話、共通の知人の話など。
Nさんはすっかり痩せて小さくなっていた。

それより気になるのは顔の絆創膏。
Nさんは美しい人なのに、手も瘡蓋が痛々しく、薬の副作用かと思うが聞けず。
「これね、転んだの」とNさんの方から話してくれる。
カラスに威嚇されて逃げようと走ったらしい。
「そんな、病気で大変なのに…」
「ほんと、踏んだり蹴ったりよ」
いやでも、Nさんには、すっ転んでもなお(失礼!)美貌があるし、素敵な家族がいるし!と肩を抱く。
きっと良くなりますように。

 先に診療を終えたNさんは、私を待ってくれた。
診察を終えて、レストラン『オアシス』。
お見舞いは何がいいかと話していたので私がお見舞い代わりにご馳走するつもりが、ご馳走になってしまう。
先輩、スミマセン!後輩に奢るという功徳を積んで、きっと病気は治るであろう。
ご馳走様でございます。

 母と電話。毛皮キャンセルの連絡はまだしていないとか。
私がブティックに電話する。困惑するブティック。当然だ。
「またこちらから電話します」と言って電話を切る。

契約書はないし、旅行会社のようなキャンセル料規定も恐らくないだろう。
「お詫びのお金を払ってキャンセルの方向で交渉可能か、消費者センターとかに相談してみるわ」と母に連絡。

夏の塗装工事件に続いて毛皮トラブルで、母はますます落ち込むだろう。
可哀想だが自分でやったことなのでしょうがないね。
私は、母が元気になっても「あんたは冷たい」などとは言わせない立場になれるのでいいが。

 映画『女は男の未来だ』。
「酒とおしゃべりとセックス〜フランス映画のような“恋愛スケッチ”」
ということで駄目な男女のトホホな関係を描いているのかと思ったが、駄目過ぎた。
失笑さえできず。男が二人とも気持ち悪かった。

 デートまで少し時間があったので『バーニーズ・ニューヨーク』を覗く。
開店15周年とかで、記念オリジナル商品を作っている。
『CARINE GILSON』のキャミソール、美しい。しかし¥72,450、たっかーい。

 お食事デート。
姿は見えないほど離れた席なのに、まるで耳元でしゃべっているぐらい大声で北朝鮮問題を語っている男性がいて、私たちのラブラブムードを壊される。
それでも美味しく楽しく幸せな私。ああ嬉しい。

私はいちゃいちゃするのが好きなので、手を繋いで歩きたいし路上チューもしたいのだが、笑って拒否される。
そういう年齢じゃないか。映画の男たちを「気持ち悪い」とか言ってる場合じゃない。
しかし、もうそんなことも一生できないのかと思うと寂しい。

 一人で『なすび』。映画の話、電脳キツネ目組東京忘年会についてなど。
2005年11月08日(火)

香水地獄,『ベローチェ』,『仙園』,おしゃれな部屋


 7月9日に始まった機械カタログのお仕事最終日。
本日は13:30頃から始めて、予定通り発送。
素晴らしい。最後まで機械の事はよくわからなかったけど、またやりたい仕事だ。

職場に香水プンプンの人がいて、参る。
前々回は離れた場所での作業だったが、かなり気になった。
前回は近くの席になってしまい、軽い頭痛。
今回は隣の席しか空いておらず、耐え難い臭い。
何故それ程までに?というぐらいキツイ。
その人が帰ってから何時間も経っても、その人が作業していた席は香水臭かった。

『ベローチェ』で職場の人とお茶をした時に
「香水辛くないですか?」と聞いたら彼女も側に座らないようにしていたと言う。
「あれ、言った方がいいですよね。私は今日で最後だし、知らない人だから言えないけど。誰かにさりげなく言ってもらわないと、かなり迷惑ですよ」
「いや、言わない方がいいですよ。睨まれたらずーっと睨まれる。恐いから」
「そうなんだ。でも次臭かったら私は言っちゃうなあ。臭いより睨まれるほうがいいや。睨まれたら睨み返せばいいじゃん。でも臭いのは臭い返しはできないからね。」

 大好きな年上男性と年下男子君、いかす二人とお食事。ああ楽しい。
代々木の『仙園』は元内縁夫の子供の頃の絵の先生がお薦めの中華。

10月28日に予約の電話を入れたら「まだ随分先ね」と言った女将さん。
たどたどしい日本語に不安になり、今日も確認の電話入れたら「たいちょぷ、たいちょぷ」。

お二人のうち年上男性は、なんと元内縁夫と面識があった。
まあ不思議ではない人の繋がりではあるが。

「この間旅行はどこに行ってたんですか?」と年下男子君に尋ねる。
「結局行かなかったんですが、パプアニューギニア」
「え、ホント?!じゃあ、私と行きましょう!私パプアニューギニアに前から行ってみたかったんです!行こう!一緒に!」と年下男子君の左腕を掴む私。
「え、いや、いいです」
二人の会話を笑って見ている年上男性。
「一緒に行きましょう!知り合いが海外青年協力隊で行ってるんです。すっごい面白そうなの。えー、行こうよ行こうよー」と今度は年上男性の右腕を掴む私。
「何で僕が。僕はいいです」
二人に振られる。ぷう。でもパプアニューギニア話で盛り上がって楽しい。

お料理は非常に美味しかった。お二人とも気に入ってくれて私も嬉しい。
そして私は年上男性にご馳走するつもりでこの食事会をセッティングしたのだが、年下男子君の接待ということになる。感激。

「この間はメールで佐々木真理って名前間違っちゃってゴメンナサイ」と年下男子君。
「あー!そうだよー!間違えるのはいいとして、その後『えーん、えーん』ってメールに無反応は悲しかったよー」
「いや、メール今日見て」。苦しい言い訳である。
「でも佐々木真理ってなんか合ってるなあ」と年上男性。虚しい慰めである。

「佐々木真理さんて実際にいて、メールのやり取りがあったんですよ。それで指が勝手に動いちゃった」と年下男子君。
「あれ?俺、佐々木真理って知ってるかも」と年上男性。
そしてその佐々木真理という人はなんだかとんでもない人物らしい。
「うわ、あの佐々木真理と間違えるなんて、それは酷い」と年上男性。くぅー。

恋話。「桜井さんは?」と年上男性に聞かれて、年下男子君を「狙ってました」と告白。
「いやー、それは無理でしょう」と年上男性に言われる。なんで?年が上過ぎるから?
年下男子君は狙っている女性がいるとか。二人で恋に不器用な若者に恋愛指南。
面白ーい。年下男子君、可愛い!

 そして、年下男子君の一人暮らしのお部屋訪問。
私が「見たい!おしゃれなんでしょう?」と言って無理矢理押しかける。
本当に若者向けインテリア雑誌に登場しそうな、センスのいい部屋だった。

『アンダーワールド』のライヴ・ヴィデオを見ながらいろいろな話。

終電を逃して、タクシーで帰る。大通りまで二人が送ってくれる。
明日は狙っている女性と会う日だとか。年下男子君の頭を撫でて「頑張ってね」。
しかし、私ならあの部屋に入った瞬間にチュウを迫るだろう。
いいなあ、狙われている女性。

ああ面白かった!昨日はデートで今日はいかす二人。いい男三昧の日々。
『抱茎亭日乗』って感じ!
2005年11月07日(月)

母,デート,落し物


 やっと母と連絡がつく。全く元気なし。
夏の買い物ブギで母が買うことになった毛皮だが、
「欲しくないならやめなよ。お店に悪いから、と言って仕方なく買うような値段のものではないでしょう」と私。
「今更そんなことできる?」と始めは言ってた母だが、「そうね」。

そして新座の家にある使わない電気ストーブを「送って」と頼んだら「面倒臭い」。
「いや、郵便局は取りに来てくれるし、箱だって持って来てくれるから。電話一本するだけだから、それぐらいできるでしょう?」
「いや、電話もできない。買えば?幾らでもないでしょう。お金出すから」
「そんなの勿体ない。じゃあ私が新座に行って、郵便局を呼ぶよ」
「買えばいいじゃない」
大丈夫かね、お母さん。

元気な時は慶應病院には顔が利くのよ!と吹聴していたのに、知人の相談をしても
「なんだか頼み難いわ」。
かなりヤバイ?

 デート。非常に真面目な気持ちになる。こういう感覚は久し振りだ。
元内縁夫以来かもしれない。
内縁夫と別れてから恋は何回かしたし、愛する男、好きな男は何人もいるけれど、元内縁夫以上に愛せる人は現れないかもしれないと思っていた。

今日、より詳しく思いを聞いて、彼は他の人と違うと思った。
私は多分、急速に元内縁夫より深く彼を愛するようになるだろう。
もっと人間的に成長して、彼を思い、愛される女になる。ような気がする。
なんだか不思議で、とても幸せ。

 すっかり舞い上がって、ポーっとなっていたのかもしれない。
現金数万円をどこかに落としてしまったと気づく。バカ!
2005年11月06日(日)

掃除,志茂田景樹?,『アナスタシア』,『ACTUS』


 部屋もベランダの鳩の糞もすっかりきれいに掃除。
こうなったら早く宮崎学さんに「男はできたか?」とか「掃除してるか?」と、聞いて頂きたいものだ。
おほほほほ。

 『なすび』の千秋さんからメール。

> マリリンも誕生パーティも拝見した。なかなか面白い、まりちゃんの側面50パーセントぐらいがでていると思った。だから25パーセントだ。パーティには行けなかったが 行ったら最高年齢者として厚遇されたかどうか、なすび中高年連中がまりちゃん媒介で世代交流ができると面白いし狐目組の影響力拡張にもなってもらいたいようにも思う。
> 写真を見て率直な印象   下田かげきに感じが似ていたよ、面長の顔の輪郭が似ているのだ。下田がまりちゃんの真似してモンローに似てしまったのだろう。

「なんで25%?よくわかりませんが、まあいいや。

志茂田景樹似はパーティーの髪の色でしょう?顔?
まあ何でもいいですが。」

志茂田景樹は岸田今日子よりずっと酷いが、千秋さんには全く腹は立たない。
自分でも受け口っぽいところが似てるかも、と思うし。ちょっと悲しいけど。

 17:30に予約した眉毛サロン『アナスタシア』。10分遅れで走る。
本当は3週間眉毛のお手入れをしないでおかなきゃいけないのだが、実は気づいたのが今週。
「これだとちょっと描き足すぐらいしかできないから勿体ないですよ」と言われて、何もせずサロンを出る。ばかみたい。

 他に用事もない。久し振りにインテリアショップ『ACTUS』に寄ってみる。
最近DMが来ない。家のものなんて買う余裕がなかった。
でもライトはずーっと探している。
カッコイイのがあるのだが、私の部屋に似合わないし高いし重そう。
いつか買える日が来るだろうか。

ルームシューズがいいのがあって、散々迷って買うのをやめる。
これではライトもまだまだ先になるだろう。
2005年11月05日(土)

忘年会打合せ,『檸檬屋新宿』,告白


 宮崎学さんと東京忘年会打合せ。
詳細は後日公式サイトで告知されると思うが、おつかい係りさんに「任せます」と言われて、今年は私が幹事。
緊張する。会場のお店は女将さんが熱烈な宮崎ファンで家族中で喜んでいるとか。
宮崎ファンの日記読者も多いと思うが、皆様いらして下さいね。

 『檸檬屋新宿』では久し振りの電脳キツネ目組組員たち。
「二人一緒だったの?」と聞かれたので
「デート」と私。
「忘年会打合せだよ」とすぐさま否定する宮崎さん。

日本アウトロー社会のディープな歴史と近況話、逮捕マニュアル(される側の)話など。

宮崎さんは帰って、終電までいろいろな話。
浜田省吾の話から「なんか、同じようなのいるだろ、ほら、あれあれ」とIさん。
「そう、なんだっけ、名前が出てこない。頭がクルクルしてる、あの」と私。
「佐野元春?」
「そう!」
この前は藤原紀香の名前がずーっと出てこなかった。老化現象?

Iさんにも「あれ、お仕事は何でしたっけ?」「今日は何で東京に?」と何度も聞く私。
「全く興味ないってことやろ!」と呆れられる。
笑ってごまかし「また後で同じ質問します」。

 深夜、ある人から思いを打ち明けられる。驚いたけど、嬉しい。すっかりその気になる私。
乗せられやすいのか?あははー。
2005年11月04日(金)

DVD『七年目の浮気』,大好きな人


 今日中に返さなければならないDVD『七年目の浮気』を見る。
マリリン・モンローは最高に可愛くてセクシーだけど、話は退屈。
当時の映画製作倫理規定やら宗教界やらジョー・ディマジオやらいろいろなところから横槍が入って薄い映画になってしまった。残念。

 大好きな人と深夜のお喋り。眠れない夜はいくらでも付き合う。
2005年11月03日(木)

抱茎亭日乗 / エムサク

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