映画『アイドルたち』,『MILLIBAR』


 17時過ぎから20時半過ぎまでお仕事。

 映画『アイドルたち』のレイトショーを見に『渋谷アミューズCQN』。
ぎりぎりに着いたらイベント中で、現役アイドル制服向上委員会(橋本美香・松尾真冬)のトークライヴをやっていた。
早く映画を見せてくれ、という感じ。

しかし、期待していた『アイドルたち』は酷くつまらない映画でがっかり。
アイドルは歌が下手なのも「しょうがない」と思えるくらいにはきれいで可愛くなくちゃ。
聞くに堪えない曲と声とダサい踊りで力が抜ける。

60年代のフレンチ・ファッションて、おしゃれなはずなんだけど、この映画ではカッコよくない。
面白い衣装もあったけど、田舎っぺな感じで全然素敵じゃなかった。
ああ、つまらなかった!

 『MILLIBAR』で一人で飲んで、間もなく終電という時間に、大学時代からの友人E君登場。
「おお、結婚したんだよね?おめでとう。もうすぐ帰るけど1杯ご馳走するわ」
と言ってたら、終電を逃す。
E君が連れてきた、会社の後輩が私と同じ方面で、タクシーで送ってくれることになる。

共通の友人の話、結婚の話、覚醒剤事件の知人の話、仕事の話、E君の後輩は変わった経歴の持ち主という話など。
そして何故か反対にE君が奢ってくれる。

帰りのタクシーではE君の後輩が修道学園出身と判明、7月11日に潜入した関東同窓会や『檸檬屋新宿』の話で盛り上がる。

E君もE君の妻も音楽と美味しいもの好きで、レコードの量がすごいとか、同じレコードを何枚も持ってたとか。
いいなあ、そういうの!
2005年11月02日(水)

佐々木じゃない!,『檸檬屋新宿』,『なすび』


 少なからず思っている人からメール。内容は親しげだが、

> 佐々木真理さま

えー、そりゃないぜ。指摘するのも悲しい。
しかしこういう間違いはすぐに訂正お詫びメールが来たりするもの。
一日待ってみた。何事もない。ここで黙っていられない私。

「えーん、えーん!佐々木じゃないよう。
マリリンだよう。

宮崎さんの関西還暦祝いでマリリン・モンローの『ハッピーバースデー』をやりました。
↓見てくれたら許してあげるわ。うっふん。
http://6116.teacup.com/msakurai/bbs」

無反応。かなりショック。

 宮崎学さん公式サイトがリニューアル、で電脳キツネ目組の数名が『檸檬屋新宿』に集合。
重信房子の公判の話、東京拘置所の話など。ディープで興味深い。

 ささきもと子さんが、目白のバー『なすび』の常連でワサビ生産会社役員のお客さんに頼まれて、ストリングス・アートで『ワサビ』を作ったという。

クライアントが紐の『ワサビ』を見せに『なすび』に来るとのことで、もと子さんに誘われて『なすび』。

因みに上に書いたメールの人は、私ともと子さんを間違えたわけではない。

もと子さんの『ワサビ』は素敵だった。ボコボコ感はしっかり、色は抑え目で「侘びさび」の世界。
『なすび』の千秋さんも「これはいい!」。クライアントも大喜びで良かった。
2005年11月01日(火)

フェンディ!,大好きな人


 10月2日のバーゲンで大枚はたいて買った『フェンディ』のスカートは、一回履いたらファスナーの金具が壊れた。(私がデブだからではない)
今回の京都旅行でも、別の場所の同じ金具が壊れて無くなった。無理な扱いなどしていない。

池袋西武のフェンディショップにクレーマークレーマー。

数年前にもフェンディのスカートではえらい目に遭って、何度も修理に出し、結局最後はバッグ職人のKさんに頼んで縫ってもらったことがある。
今回はそのスカートの倍以上の値段なんだけど!頼むよフェンディ!

 大好きな人が頻繁に連絡をくれる理由を考える。
心配だから?事務的必要事項だから?それとも私のことが好きだから?きゃあ!
って嫌いならまめに連絡はしないわけで、私は嬉しいのだから理由など何でもいいや。

2005年10月31日(月)

ミリバール芋煮会,清野邸,大好きな人


 起きたらチェックアウト10分前!慌てて歯を磨いて着替える。髪は洗えずモンローのまま。

 11:39京都発のこだまで帰る。昨夜コンビニで買った蒸しパンを車内で食べる。
最近の車内販売は声を出さない。気づかないうちに通り過ぎて、何も買えず。

 今日は『ミリバール』恒例の芋煮会だが、15:23東京駅着。
一回帰って2次会から参加しようと思い、G君に電話。
「『ミリバール』には行きませんから、今から和泉多摩川に来て下さい」と言われる。
「いや、今東京駅だし芋煮会に行くような格好じゃないんで」
「どんな格好なんですか?」
「マリリン・モンロー」
「いいじゃないですか!バッチリです!そのまま来て下さい」
ひいー。これから小田急線和泉多摩川駅へ行って川原まで歩くんかい?
芋煮もなくなってるのでは?真っ暗なのでは?と思いながら頑張って行く。

 中央線では隣のオバチャンが激しく肩をゆすり
「ちょっとぉ!肩に乗せないでくれる?!」と私に言う。
あら、私のジャケットの白いフワフワの襟がオバチャンの肩にぽてっと乗っかっていた。
「ゴメンナサイ」
と言ってもアメフトの防具のようにでっかい襟は、どけようがないのであった。
悪いね、オバチャン。

そして電車が四谷で止まる。人身事故。「まーた?!」と隣のオバチャン。
可哀想に、今日は不愉快なことばかりね。申し訳ない。

私は総武線に乗り換える。ああ、芋煮がなくなる、暗くなる、疲れる、と思いながら。

 小田急線では若い外国人の男の子たちが多分酔っ払って、車内は結構混んでいるのに吊革で懸垂などしてゲラゲラ笑っている。
私が各駅停車に乗り換える時には「I wanna be loved by you!」と歌っていた。
相手にする元気もない私。

 16時半過ぎ、漸く和泉多摩川着。芋煮は清野さんがとって置いてくれた。最後の一杯を頂く。
美味しい!それまで小さい蒸しパン一個だけ、お茶もちょっとしか飲まずにいたので、沁みる。

「遅かったね。どっから来たの?」
「京都」
しかし私より遅く、スーツ姿で登場した常連の人もいた。
酔っ払ってぶっ倒れている男性の上に子供がワーワー乗っかったり、いつもながらの光景。
やっぱり来て良かった。うどんも美味しい。
オゴウチ一家も来ていた。Cは歌ったり、マシュマロを焼いたりしている。

 私同様遅くに登場したカップルと、ご近所の家族が清野家訪問。私は初めてお邪魔した。
目の前が川で、向こう岸は成城の高級住宅街というマンション。
いいところだ。ちょっとリゾートっぽくもある。
更に飲む。子供たちはみんなでゲームをしたりお風呂に入ったり、楽しそう。
独り者は私だけだ。

 そんな風に考えると寂しい。でも最近頻繁に連絡をくれる人がいる。
大好きだから嬉しいが、なんだか不思議な感じ。
2005年10月30日(日)

『権兵衛』,伏見稲荷,『資生堂ビューティーサルーン』,『天壇』,『游』,『和'S ダイニング』,『ホテルオークス京都四条』


 8:56東京駅発のこだまに乗らねばならぬ。
マリリン・モンローお稽古と久々の朝から稼動に緊張。眠れず。

こだまだから京都まで3時間半以上。
ずっと寝てようと思ったら、何席か離れた席の団体の一人のオバチャンの声が煩い。

実際眠くてフラフラだけど、更に気分の悪そうな顔を作って
「申し訳ありません、具合が悪いもので、もう少しボリュームを…。お楽しみのところごめんなさい」
と言いに行く。
「あ、スミマセン」
と以降おとなしくなるオバチャン。ああ良かった。
団体は名古屋を過ぎた辺りの駅で降りて、オバチャンは「お騒がせしてスミマセンでした」と謝って降車口へ。
礼儀正しいねえ、日本人。

 四条駅のトイレで驚いたこと二つ。
関西の鉄道は東京より進んでいると聞くが、駅のトイレが臭くない。
消臭アロマトイレなのであった。東京の駅では見たことない。素晴らしい。

そしてトイレを出たところで、男子トイレに向かう男性から
「きれいな髪の色やねえ!」
と声をかけられる。結構大きな声で。
「ありがとうございます」
「マリリン・モンローみたいね」

まだモンローメイクしてないのだが。
宴会前に宮崎学さんに会うから、ばればれでつまらないか?
嬉しいような悔しいような不思議な気分。

 四代目会津小鉄会長を務めた高山登久太郎氏が生前よく通っていたという『権兵衛』でお昼。
店内は着物や舞妓さんのような格好の女性たちがいたり、いかにも京都な風情。
暖かいとろろそば1,600円。東京のとろろそばとはかなり違う。美味しかった。

 14時、宮崎さんの生家近くの伏見稲荷に宮崎さんと電脳キツネ目組集合。
私を見て「派手だなあ」と宮崎さん。
「じゃあ、この黄色い頭を目印に、皆さん行きましょう!」などと言われて散策開始。
京都は雨、と事前に聞いていたが傘はなし。
途中も雨が酷くてどうなることかと思ったが、組員の男性が予備の傘を貸してくれる。有り難い。

 TさんとHさんは元組員のSさんがやっている「絹服(kimonofuku)展」に行くとの事。
私も見たかったが、一人でまた四条駅に戻って『高島屋』。

3階の『資生堂ビューティーサルーン』でマリリン・モンローになる。
予約時に「マリリンモンローにして欲しい」と言ってあるのに「どのようになさいます?」と聞かれて不安になる。
20代前半と思われるヘア担当もメイク担当もマリリン・モンローがわからない!衝撃だ。
ヘアメイクを職業とするならば、押さえておくべき女優じゃないのか?
映画は見たことがないにしても。

良かった、CD持って来て。見たら「ああ」となる担当者たち。
「しかし素材がねえ…」という顔はさせない。
「マリリン・モンローを真似してる、というのがわかればいいです。でもギャグにはしないで」
こういうお客はよくいるのか、あまりいないのかわからないけど、結構楽しそうにやってる二人。

出来上がりは「おお、マリリン!」
つけまつげはどの程度のものにすれば良いのかわからなくて、控え目過ぎたが。

2階のフィッティングルームのあるトイレでスパンコールドレスに着替える。
ひえー、ストッキングが伝線してるよー。
出てきたら、担当者が待ってて、忘れ物のつけまつげの糊を届けてくれた。
ストッキングを1階で買って、また2階のトイレで着替えて、なんてやってたらどんどん遅れる。

 17時開宴だが30分以上遅刻して、宮崎さん還暦祝いの会場『焼肉の名門 天壇』に着く。
「あ、着替えてる!」「髪型も変ってる?」「マリリン・モンロー?!」と知っている人は言ってくれるが、初めての人たちは「なんだあれは…」。
焼き肉屋のお座敷に似合う格好ではないよなあ。しかし、負けない。

お腹がペコペコで、焼肉もガンガン食べる。

そして演芸タイム。クラリネット演奏、手品、京都パープルサンガの応援歌、ポエム朗読、合気道の技などに混じってマリリン・モンローの『ハッピー・バースデイ』をやる。
頭上で手を叩く宮崎さん。ワーイ、受けた受けた。

私のスピーチ。
「マリリン・モンローがケネディ大統領の誕生日に着たドレスはオークションで1億3千万円で落札されたとか。私のこのドレスは大学卒業パーティー用に買ったんですが、宮崎さんと初めて会った時にも着ていました。自分の還暦の時にも着たいし、宮崎さんの喜寿とか米寿でもまたこのドレスでお祝いしたいです!」

しかし、その歳で着られるかな?生きてりゃ着る!

マリリン・モンローなど全く知らない子供たちも大喜び。
「これ、何?お金?」とか言ってスパンコールに興味を示す振りをしながら、お尻に触ってるんですけど。
まあ、子供は無邪気にエロが好きなもの。私たちも「聚楽よ〜ん」に興奮したもの。

真似をすれば誰でもそれなりにマリリン・モンローに見えるという、強いキャラクターだから普遍的なインパクトがあるということでもある。
マリリン・モンロー ノーリターン♪だけど、偉大な女優だ。

 そして2次会はかっこいいバー『游』。飲み放題のワインも極上で美味しい。

『天壇』で宮崎さんが来ていたシャツが『絹服(kimonofuku)』のもので、Sさんのプレゼントと知る。10万円以上するものだ。すごい。
手にとって見せてもらう。素敵だった。

今日来られなかったMさんからは、クリスマスツリーぐらいありそうなケーキ!なんてゴージャス。
今度は皆で「ハッピー・バースデイ」を歌い、「じゃあTさんとケーキ入刀!」と皆が言ってるのに一人でグサリとやってしまう宮崎さん。
ガハハハ。照れ屋さん。

ああ楽しい。

しかし、関西版パスネットのようなカードを出して「マリリン・モンローより岸田今日子に似ている」と話しかける人がいる。
「ああそうですか。これはなんですか?」
「東京から来たHさんにあげようとしたら『いらん』と言うから、あんたが使ったらええと思って」
「ふうん。ありがとうございます」
「岸田今日子に似てると言われるやろう」
「言われません!私もいらない!」
突き返して後ろを向く。まだ「岸田今日子…」と言っているが答えない。

私がマリリン・モンローを模しているのに岸田今日子に似ていると、他の人に言われても多分腹は立たない。
つまみ枝豆とか、あのねのねの原田とか、尾藤イサオより遥かにマシだ。
この人はいつも「あんたは妖怪だ」とか嬉しくないことをシツコクいつまでも言ってくる。
大嫌い。話しかけないでほしい。

 3軒目は東京組3人に、合気道で投げられていた京都の男性と4人で『和'S ダイニング』。
和風居酒屋かと思ったらコジャレた店だった。

 京都の彼は終電まで。東京組は深夜1時ぐらいまで。
Mさんはラーメン、Rさんはサウナ、私は『ホテルオークス京都四条』。
歩くのは遠い、危険、と言われたが大通りだし、繁華街だから大丈夫だろうと歩いてみる。
怖くはなかったが結構遠かった。

覚えていないが写真が残っているので、ホテルの部屋で一人撮影会をしていたらしい。
2005年10月29日(土)

夢,『フロンテ』,ギネス君逃げる,欲しいもの


 昨日、女性と抱き合っている夢を見た。多分マリリン・モンローの見過ぎだ。
夢の中の女性は誰だったか覚えていないけど、気持ち良かった。

 10月末まで有効の2,000円割引券を持って、西新宿の靴屋『フロンテ』。
健康シューズの店でカウンセリングを受けながら靴を選ぶ。店員が皆接客中でかなり待たされる。

変った色のブーツとか、面白いデザインのものなど探していたが、オレンジ色のちょっと子供っぽいデザインの靴を買ってしまった。
しかも、オレンジ色の靴は持ってるし。
しかし、『Think!』(オーストリア)の靴は洒落てて健康靴らしくない。

ベルトのバックルで変色しているから、とのことで1割+2,000円引きにしてくれた。満足。

 買い物後の出社で17時を過ぎる。終電まで。
友人に「下北沢で飲みませんか」と誘われるが、とても無理だった。

 池袋駅から家に向かう道、お、先週久し振りに会ったギネス君、またいるよ。
ナンパ強化月間か?と思ったら、あら、逃げて行く。あら、曲がった。
一瞬追い掛けてやろうかと思ったがやめておく。

何故逃げる?会いたくないから。
何故会いたくない?私と会った日はナンパがうまくいかないとか、ジンクスでもあるのか?
別にこちらが待ち伏せして復縁迫るとか、ストーカーしてるわけじゃなし、失礼な!

追い掛けないが抗議のメール。

「見たわよ。そんな避けなくても良いじゃーん。挨拶するくらい。
しかしお互い異性と一緒にいる時じゃないのがつまらないわね。頑張りましょうね。おほほ」

ますます逃げたくなるだろうけど、それなら別のナンパスポットを開拓せい!ったく。

 引越をして自転車購入をあれこれ検討中の『ご近所』のCさん。

> 今欲しいものは何ですか?

と聞かれる。
靴は今日買ったし、バッグも部屋のライトも欲しいけど、一番は恋人!
ちょっといいかなと思って付き合っても長続きしないような、薄く軽いのではなく、濃いぃ奴!
2005年10月28日(金)

宿題


 夕方出社、21:30までお仕事。
帰りに『TSUTAYA』でマリリン・モンローのCD、『7年目の浮気』のDVDを借りる。
宮崎学さんの関西還暦祝い宿題の芸、「Happy Birthday Mr.President」を何度も聞いて練習。

NANIOさんには

>マリリン・モンローはウケるよ、きっと。でも、あのどくとくなねっとりセクシー感を本気でやんないとだめだよー。

> 当日は恥ずかしがらずにぶっちゃけてください。
> 草葉の陰から応援しています☆

とアドバイスされる。

ドレスはどんなのを着ていたのか、メイクは?など調べるうちにマリリン・モンローの事をいろいろ知る。
セクシーで可愛いだけの女優ではない。壮絶な人生。
2005年10月27日(木)

抱茎亭日乗 / エムサク

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