村田さん,『ご近所』のCさん


 水曜日だから早く仕事を片付けて映画を見ようと思うが、15:30から21:30までかかってしまい、諦める。

 村田さんという方からBBSに書き込みがあって、「???」状態で宮崎学さんに問い合わせ。
ハンドルネームしか知らない、でも親しい人でビックリ。

「知らなかったのか?本名村田英雄っていうんだよ」と宮崎さん。
「ええー?本当ですか!」
「嘘だよ」

私はなんだかよくわからないまま取材のお手伝いをしたらしい。
掲載ページもなんとも可愛らしい雰囲気なのに、言ってることはスゴイ。
宮崎さん、面白い。村田さんも。

 雑談メールが続いている『ご近所』のCさん。
キーワードが「レストラン徘徊/居酒屋・バー徘徊/美術・博物館徘徊」などで、情報交換はしても一緒に行こうという話にはならない。

髪型の話などしてわかったのは、彼は1,900円の床屋に行って、着る物はほとんどユニクロらしい。
それでレストランやバーや美術館を徘徊するのか。

まあ、向こうも私の髪色報告に

> 黄色とは…、大胆な色に染めましたね。

と呆れた様子。この先も恐らく会うことはないだろう。
2005年10月26日(水)

『檸檬屋新宿』,10月17日追記


 誕生日は某地方都市にいると聞いていた宮崎学さんが『檸檬屋新宿』に現る、との情報。
昨日お誘いを断った会社の人に「今日こそは」と言ったのは私だけれど、還暦の宮崎さんに免じて許してもらい、檸檬屋へ。

『檸檬屋新宿』はビルの3階にある。2階の階段の時点で住枝さんの叫び声が聞こえる。
前回も住枝さんはぶっ飛ばしていたような気がするが、今日は特別声も大きく、同じ話を繰り返す回数もお客さんに握手を求める回数も桁違いに多かった。

朝日新聞『人脈記』の記事を見て、住枝さんの小学校時代の初恋の人が従姉妹とその娘(20代)を連れて広島から来店となれば、そりゃあ興奮するだろう。
「でも5年生の時に隣の席の秋山(だっけな?)が好きになってしまったんだ。あの子はええ子やろ、なあ!」
という話も30回ぐらいしていた。

宮崎さんがお誕生日に来てくれたのも嬉しかったみたいで、住枝さん一人でギャーギャー大騒ぎ。可笑しい。
苦笑いの宮崎さん。いつもご馳走になっているから、今日は私が宮崎さんに奢る。
といってもコーヒーと柿の種だけだが。

 今更だが思い出したので10月17日の日記に追加。

自首して尿検査を受けてから、結果が出て逮捕されるまでの間、Hさんはいつお迎えが来てもいいように食料も最低限しか買わず、部屋も整理整頓して長期間留守にする準備をして待っていたという。

Kさんはかつてスッチーだった。
同僚の一人暮らしの女性は、飛行機事故での怪我や死亡など部屋に人が入ることを常に想定して、仕事に出掛けていたという。

そこで気づく私。宮崎さんの「部屋掃除してるか?」は、そういう意味なのか?
私もいつかガサ入れされるかもってこと?うむむ。それは身辺整理、しておかなきゃね。

以上追加終わり。

 しかし我が家の掃除は相変わらず行き届いておらず。たはは。
2005年10月25日(火)

『OASIS』,12万アクセス!


 なんだかんだで寝るのが朝になり、出勤は16時過ぎ。
しかも作業に手間取る箇所に当ってしまった。
お昼を一緒に、とか夜はどう?という会社の人のお誘いを何度も断ることになってしまい申し訳ない。

 23時過ぎ、一人で池袋のバー『OASIS』。もうすぐ25日。25日は宮崎学さんのお誕生日。
一人で乾杯、24時を回ったところで、お祝いメールを送る。

「おまけの人生をやりたい放題好き放題お楽しみ下さい。私も一緒に走り、踊りたいです」

30歳までに死ぬだろうと思っていた宮崎さんが還暦を迎え、生きててくれて本当に良かった!と思う。
宮崎さんのお母様はお嫁入りの翌日お父様に「飯が不味い!」と下駄で頭をぶん殴られたり、妊娠中はもちろん、出産の翌日からドカタ仕事をさせられたという。
ああ良かった、宮崎さんを流産しないで。

 家に帰って、またなんだかんだ。午前3時頃だろうか、日記のカウンターが12万を越えていた。
これもめでたい!嬉しい。読者の皆様ありがとうございます。
更新が遅れて申し訳ないですが、ずっと続けますので見守って下さい。
感想ご意見お待ちしてます!
2005年10月24日(月)

『駒沢美粧』,映画『四月の雪』

 『駒沢美粧』で髪を美輪明宏イエローに染める。開運カラーという感じ。(写真はこちら)

来週末にマリリン・モンローの真似をする、といったら担当の斉藤さんが前髪をカールしてくれた。おお、いいね。

斉藤さんにインタヴュー。
「狙ってた男性に彼女がいるとわかって、緊張が解けて余計なことまでペラペラ言っちゃって…。そういう女って、ひきます?」
「えー?わからないなあ。僕は桜井さんとは違うから。いたって純粋というか純情な男なんで」
「私も純粋、純情だと思うけど」
「純情な人は逆ナンしませんよ!」
「いや、するって決めて1年以上経ってますけど、したことないですから。なかなかできませんよ。したいと思う人もいないし」
「そうなんですか?!逆ナンしまくってんのかと思った」
なんて話。

 ヨン様の『四月の雪』を見る。
韓流ファンの友人は「ありきたりな話だわ」と言っていたが、私は「よくあることではないだろう?!」と思っていた。見るまでは。

自覚はないけど実はヨン様が結構好きなのかもしれない私は、『徹子の部屋』とか映画紹介番組などを見過ぎてしまったらしい。
「ああ、これね。次はこうね」という見方になってしまい、つまらなかった。

事前情報がなければ良かったのか、と言われるとわからない。
複雑な心理を描いてはいたけど、男女の感情はもっと複雑で激しい、醜いものなのではないかと思う。
2005年10月23日(日)

「共謀罪に反対する表現者たちの集い」,アトリエマキ,文学座付属演劇研究所研修科発表会『二十世紀少年少女唱歌集』,『陶玄房』


 15時に渋谷の宮下公園で「共謀罪に反対する表現者たちの集い」があり、主催が寺澤有さんで、高橋玄さんもスピーチをするというので見に行く。
玄さんは「5分で終わるし、終わったらすぐ次に行くから来なくていいよ」と言ったのだが、追っ駆けの私は行く。

などと言っても15時20分ぐらいに到着。開始が遅くなったみたいで、間に合う。
高橋組の皆さんも『ポチの告白』のチラシを配ったり、座談会を撮影したりしていた。ご挨拶。

玄さんの他は内部告発をした元群馬県警警部補とか警察問題に詳しいジャーナリストとか。
面白かった。雨も心配だったが降らないでよかった。

しかし共謀罪なんてテレビじゃ見たことないし、国会でもすすーっと通ってしまうのでは。
「くそ、あいつ殺してやりたい」
「やっちゃう?」
「やっっちゃえ、やっちゃえ、やっちまいなー!」
これ殺人共謀罪。ってことか?恐ろしい。

舩木壱輝さんと髪の話。
「明日美容院なんですが、どうしようかと思って」と相談。
「刈上げは?」
「いいですよ」
「いや、嘘です。伸ばす方向でどうですか?」
「はい。そうします」
何気ない会話もああ楽しい。

 埼京線で板橋。『アトリエマキ』に直しに出していた夏のドレス3点を取りに行く。
3,800円で、丁寧な仕上げ。素晴らしい。
15年ぐらい着ているものだが、まだまだ着られそう。嬉しい。

 帰りは東上線の下板橋から北池袋駅へ。
我が家にドレスを置いて、信濃町にある文学座アトリエへ。

バンド『ナインアンダー』の松本美弥子さんのお姉さんは文学座の演出家松本祐子さん。
文学座研究生のお芝居を演出するとのことで、松本美弥子さんと一緒に見に行く。

無料だし、研究生だし、などと言われて見た『二十世紀少年少女唱歌集』は、想像を超える素晴らしさ。
プロであるはずの池袋演劇祭とはえらい違い。
お芝居の基本がしっかり鍛えられているということなのか。

『二十世紀少年少女唱歌集』はタイトルのイメージとは違う話だった。
関西の在日朝鮮人部落が舞台で、時代は帰還政策が始まった頃。
部落から抜け出したい少女と、少女の家族と近所の人たちの日常と大騒ぎが描かれる。

泣いた。昨日宮崎学さんと姜誠さんに在日朝鮮人部落の話を聞いて、まさにその頃のその辺りの話だったので、物語に入りやすかったのかもしれない。

研究生、頑張ってるなー、というのもあった。
休憩のない2時間の舞台で、同じ大きなアンパンを3個食べる女優。
セリフを言いながら、1個をほんの数口で食べていた。
松本祐子さんに「ここはアンパン食べながらやって」と演出されたのかしら?すごい。

秋刀魚をのせた七輪を持ったサラリーマンが3人、しゃがみ込んで「いい夕暮れですねー」と繰り返す場面は必要ないのでは?と思ったが、秋刀魚が食べたくなる。

 終了後松本美弥子さんと新宿に出て居酒屋『陶玄房』。秋刀魚塩焼きを注文。
今日見た舞台の話、バンドの話、仕事の話、など。
「意識している男性が結婚してるとか彼女がいると知ると、返ってリラックスしていろいろ話せる」というのは割と独身女性に共通している気持ちなのだと知る。

しかしいい男というのはなかなかいないのであるから、いい男を彼氏とか夫に持つ女性には「是非寛大な心で男をシェアしませんか」と言いたい。
いい男の妻とか彼女はたいてい性格も非常に良いので、仲良くやれそうな気がするんだけどなあ。
だめか?
2005年10月22日(土)

ランチでブー,『檸檬屋新宿』


 ランチデート。
温かい松茸そばにワサビを入れようとしたら、ものすごい勢いで止められる。あわわわ。
他にも面白い話いろいろ。笑った。

 いつもは、ご馳走してもらうと仕事がはかどるのに、今日は全く駄目。
昨日は3時間で80枚だったが、今日は6時間で29枚。ふう。
クライアントへの発送作業などもあったせいだが、効率悪かった。

 『檸檬屋新宿』では宮崎学さんとルポライター姜誠(カン・ソン)さんから在日朝鮮人コミュニティの話を聞く。
京都の「ゼロ番地」の今とか、『血と骨』の世界が日常風景だったとか。

 宮崎さんオレオレ詐欺犯疑惑について。
宮崎さんから「メール届かなかったか?」と聞かれた。
「来てません。どんな内容ですか?」
「いや、たいした話じゃないんだ」
「ラブラブメールだったりして!」
「正解」
などと言っていた。

あれ?最近知らない番号から「携帯番号が変りました」というメールをもらった私。
これはテレビで見た、「携帯変えました」とメールを送り詐欺犯の番号を家族名で登録させて、改めて家族を装い「お金振り込んで」と電話するという、新手のオレオレ詐欺に違いないと思い、早速携帯電話会社に通報した。
「それってこの番号ですか?」
「そうだな」
「ぎょえー!オレオレ詐欺犯の番号ですって、通報しちゃいましたよ!」
「知るか」
「ひいぃ!変えた途端にブラックリスト掲載ですよ!」
「関係ねえよ」
宮崎さーん!ごめんなさい!でも、名前なかったから……。てっきり……。あああ。
2005年10月21日(金)

NANIOさん,『ネイキッド・ロフト』,ギネス君


 宮崎学さんの京都の還暦祝では宿題があって、一人3分間の芸を披露しなくてはならない。
悩んでNANIOさんに「何やるの?」と聞いてみたら、NANIOさんは今回不参加とのこと。
それでも優しいNANIOさんは一晩ちゃんと考えてくれて、アイデアメールをくれた。

> 先ごろ、マリリン・モンローがJFKにプレゼントしたという金の時計が1400万円で落札されて話題になってるけど、マリリン・モンローとJFKと言えば、マリリンがでっかいスタジアムかなんかでセクシーに「ハッピーバースデー・トゥーユー♪」って歌ったじゃん?あれのパロディで「ハッピーバースデー・ディア親分〜んふん〜♪」って、モンローばりの悩殺コスチュームで歌えばー?

「それにする!ありがとうナニヲさん!歌うシーンは映画ではないのですね?また金髪にしなくちゃだわね。うふーん。」

よし。やるぞ。

 このところ会社が満席状態なので、仕事を家に持ち帰ってみた。
今日は19時半に新宿の予定なのに、16時近くになってやっと始める。
しかし驚くべき集中力と、割と簡単な内容のため3時間で80枚。やるね、私。
それはいいけど仕事は一回会社に持って行かねばならない。

 『ネイキッド・ロフト』では三上治さんの「憲法村」。ゲストは宮台真司さん。
ファンなので遅刻したくなかったが無理。
電脳キツネ目組組員からは宮崎さんが飛び入りで出てるから早く来るように、と連絡が入るが会社を出たのが20時ぐらいで、20時半頃になってしまった。

宮崎学さんのお話は少しだけ聞けた。宮台さんは私の5分前ぐらいに着いたとか。
宮台さんは改憲論者で、三上さんとのやり取りは面白かった。

9条をめぐる議論で私がわからないことはいくつかあるのだが、「他国から攻撃された時のために自衛する軍隊は必要」って、誰がなんのために攻撃してくるのかがまずよくわからない。
で、「軍隊もなくて国際社会で発言力もリーダーシップもない。尊敬されない」って、軍隊持つと尊敬されんのか?
脅威と見られるんではないの?第一「僕、尊敬されたいの!」と頑張るのがかっこ悪くて恥ずかしい。

で、なんだか知らないけど攻撃されたとする。
そして日本は「軍隊を持たない。軍事力を保持しない」でやられっぱなし。
そしたら国際社会は「ああ、あの平和ボケ日本がやられてるよ。アハハ、バカだね」って言うのか?
国連も、アメリカも、アジア諸国も「あらまー、平和憲法遵守するとこんなことになるんだねえ」って事の成り行きを見てるのか?

なわけないだろう。と私は思うのだが。
攻撃する側は国際社会に「誇り高き平和憲法を持つ日本を攻撃するなんて!おやめなさい!」って非難されないわけ?
と宮台さんに質問してみたいのだが「小学生レベルですね」と言われそうで聞けない。
終了後も宮台さんとはお話できず。

三上さんと電脳キツネ目組Mさんとお話。
宮台さんの「民度が低い」と、宮崎さんの「国民はバカ」は同じか違うか。
Mさんは「親分は照れ屋だから。ああは言っても愛がある。俺はそう思うなあ」
「それは皆わかってんじゃないの?宮台さんだって『日本が好き』って言ってるよ」と私。

 0時過ぎ、池袋駅近くで、向こうから歩いてくるギネス君発見。8月11日以来だ。
「久し振り。また(ナンパ)?」
「待ち合わせだよ」
「デート?」
「かもね」
「髪形変わったね」
前よりずっといい。

私は初めてギネス君と会った時と同じモスキーノのスカートを履いていた。ちょっと悔しい。
帽子は見たことないかな?そんなことを気にしてもどうなる相手でもないが。
2005年10月20日(木)

抱茎亭日乗 / エムサク

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