映画『エデンより彼方に』

 二日酔い。午後出勤。最後の月くらい真面目に働こうと思っていたのに全く駄目だ。

 夜になっても回復せず。ここは無理すべきところなのかわからないけど頑張って映画。
『英雄 HERO』を見ようと思ったが、有楽町マリオンで違う映画の列に並んでしまう。
気がついて駆けつけると満席。疲れきって日比谷に向かい『エデンより彼方へ』。
こちらは余裕。前に来た時は立見も売切れ状態だったのに。

つまらなかった。宣伝されているほどファッションも素敵じゃない。
まだゲイが治療が必要な病気とみなされていた時代に、夫がゲイだとわかって大ショックの奥様が庭師の黒人に恋してしまう。黒人の子供がプールに足をつけたらプールから人がいなくなっちゃうような時代。2人が話をしていただけで噂になる町。

以下ネタばれあり。

夫婦は離婚、黒人は町を離れる。「さようなら」、終り。
なーんじゃ、そりゃ。よえー。つまらーん。
がっかりして帰る。
2003年08月20日(水)

『ネプチューン』,『あんばらんす』,『味の助』

 3日ぐらい前から左眼がおかしい。上瞼が痙攣する。寝不足で疲れているからか?
会社の仕事はPC画面をジーっと見つめ続ける。それが原因か?でも今になって?

 私とW君とKさんは今月末でアルバイト契約が切れる。
月末は夏休みをとる人がいるから送別会はランチになる。
3人だと送る側の負担も大きいだろう。飲み会よりランチの方がこちらも気楽だ。
豊洲のステーキレストラン『VOLKS』で、という予定を「『ネプチューン』に行きたい」と駄々をこねた私。
豊洲駅から徒歩15分だから、お昼休みに行くのは無理かもしれないと思いつつ提案。

 『ネプチューン』は母の友人の店で、お魚が大変美味しい。
豊洲の会社にいるうちに一度皆で来たいと思っていた。
同じチームの6人で行くのかと思ったら総勢11人になった。
「気に入ったら、この先会社の皆で使って下さい」と次長のNさんにお願い。

ランチに来たのは初めて。混んでいた。「なんでこのお店知ってるの?」と皆に聞かれる。
それぞれメニューからまぐろ照り焼き丼、穴子丼、ネプチューン丼、ミックスグリル、ミックスフライ、海鮮スパゲティなど1品ずつ頼んで、お刺身盛り合わせ。
ご主人がウニをサービスして下さる。
「すげー!」と歓声が上がって、あとは「うまーい!」「美味しい!」「マジうまいよ、桜井さん!」の連呼。良かった良かった。

特に喜んでいたのはKさんで、ウニは苦手だったらしいが、皆が余りに喜んでいるので食べてみたら美味しかったと感激していた。

7月末で退職したYさんも参加する予定が、渋滞で皆が食べ終わっても現れず。
既に昼休みの時間は過ぎて、やはり失敗だったかと焦る私。
食事に間に合わないYさんのために皆の余ったご飯と刺身で海鮮丼を作るNさん。

Yさん到着。なんとバースデイケーキを調達してくれて、そこから私の誕生日会になる。
Yさんが歩きながらリボンを解こうとして、ケーキをひっくり返しそうになり、悲鳴。
Yさんが指をケーキに突っ込むも一部の損傷で済んで、お店が修復してカットしてくれる。

誕生日メッセージ入りのホールケーキは多分生涯初めてで、感激する。
しかも、社内『甘いものデータベース』を自認するOさんご推奨のアンリ・シャルパンティエの苺のケーキ。美味しい。

お腹一杯で苦しい。皆も「今日は晩御飯は食べられない」。

タクシーがなかなか来ない場所で、呼んでもらって会社に戻ったのは14時近く。
時給45分を引かれてしまう。企画に無理があったと反省。
まあ最後だし、美味しかったという事で許してもらおう。

 NANIOさんにチケット手配を依頼され、今日が引渡しの予定だった。
「お礼に奢るから」と言われていて、「ご馳走して」と衝動的におねだり。
昼がご馳走だったから、今日でなくても良かったのだが。

全くお腹は空いていないが、東京ドームシティ・ラクーアにあるKONISHIKIプロデュースのハワイアンとちゃんこと寿司の店『あんばらんす』。

ハワイ料理は初めてかもしれない。
ご馳走してもらって申し訳無いが、本当にアンバランスだった。
マグロのサラダなど頼んではいけなかった。ネプチューンとは比べ物にならない。

豚肉を葉っぱに包んで蒸す?料理はKONISHIKIサイズで、空腹で食べたとしても相当きつい。
NANIOさんは気に入っていたが。

海老とアボカドのサラダは、ボウルはでかいが小さな海老が3つ、薄いアボカド3切れしか入ってない。
「『あんばらんす』だからね」

 ワインを1本空けてタクシーで池袋に移動。日本酒の店『味の助』に入ってみる。
店の外にある看板は『久保田』を出していて、一般的なわかりやすい銘柄で人目を引こうとしているのか、或いは本当に『久保田』が売りなのか、前から気になっていた。

ご主人がよく喋る人で、手品まで披露してくれる。
私が日本酒好きだとわかると『酔鯨』の品評会出品酒(受賞酒だったかな)、『天法』、『天の戸純米大吟醸 白雲悠々』、『やっぱり満寿泉』などお薦めを出してくれる。

1時過ぎくらいか?
池袋のキャバクラ探訪に繰り出すNANIOさんをエリア入り口まで送って帰る。
食べ飲み過ぎ。ワンピースのまま寝る。
NANIOさん、ご馳走様でした。
2003年08月19日(火)

誕生日,『CAFE de CRIE』,『Jonathan's』

 誕生日のお祝いメール数件、大変嬉しい。
誕生日とは関係ないお誘いも数件舞い込む、どれも楽しみ。

 『真理さんへ』の共著者名原さんと打ち合わせ。
約束した19:00の数分前には新橋駅に着いて、時間通りにSL広場にいた。
携帯に電話をかけて、車を見つけ、19:05には走り始めていたのに
「携帯は留守電になってるし、来ないから静岡に帰ろうかと思った」
と言われてビックリする。

後でメッセージを聞くと18:56と18:58、「まだ来ないので、どうしたかと…」。
会ってからも「予定が狂った」とさかんに言っている。
地方から来る目上の人との待ち合わせにギリギリ到着は非常識だったか、と今更気付く。
名原さんの予定では知り合いの喫茶店で打ち合わせをして、ふぐ料理をご馳走してくれることになっていたらしいのだが、喫茶店は18:30閉店、ふぐ屋はお休み。
私は来ない、千葉の息子家族は旅行から夜遅く帰る、そんなんじゃあ静岡に帰ろう!と思ったとのこと。

とりあえず、『カフェ・ド・クリエ』でお菓子を食べて空腹を紛らせながら原稿読み合わせ。
量が多いので無駄な話をしている時間はない。話が横道に逸れるのを修正しながら進める。
「真理さん、いくつになったの?」
「教えません」
「37歳ぐらい?」
「教えません」
「男はそうでもないけど女性は年齢を気にするよね」
「人によるんじゃないですか。私は気にしたくないから教えない」
「あははは」
「さあ、やりますよ」

普段はメールだけのやり取りなので会えばいろいろな事を話したくなる。
原稿についてもじっくり検討したいが時間がない。
名原さんの話をさえぎってばかりで申し訳無いと思いつつ、急ぐ。

22:00、カフェ・ド・クリエ閉店。原稿はまだまだ終わらない。
遅くまで開いてる店は?と交番で聞いて『ジョナサン虎ノ門店』。

名原さんは車なので飲めないが、私はビールと冷麺。名原さんにご馳走になる。
誕生日にジョナサンは相当悲しいが、仕方がない。

そして、私の記述個所を巡って激論になる。
「こんなことを言われるんだったら、この文章全体を書く意味がなくなる」と名原さん。
「それは違います。私はそう思ったから書いたんです」
「『思った』じゃ駄目だ。事実を書いてくれ」
「宮崎学さんにも聞いてみました。『そうだろう』って言ってました」
「宮崎さん宮崎さん言わねえでもらいてえな」
「調べます」
「調べてそうだったら書いてもいいよ」
「調べてそうでなくても『私はそう思ったけど調べたらそうではなかった』って書きます」
「頑固だね」
「はい」
深夜のファミレスで大声で言い合う私たち。
結局名原さんが「わかった」と言って先に進むことになる。
しかしまだ半分も終わってない。

終電がなくなる。名原さんは車で送ってくれると言うが、午前中に静岡を出て東京をまわり、新橋→池袋→千葉って、かなり大変。
「あともう少しだから頑張ってやっちゃいましょう」と言っていたが1時を過ぎて、
二人とも朦朧としてくる。

2月24日に名原さんが上京した時も非常にハードで、名原さんは静岡に帰って体を壊した。
心配なので今日は諦めることにする。

家の前まで送ってもらって、静岡茶と干物とメッセージつきの可愛い花束を頂いて帰る。
かなり強烈で面白い誕生日だった。
名原さん、本当にありがとうございました!
2003年08月18日(月)

『いし山』

 NHK料金取り立ての訪問で目が覚める。
「見てません」と言ってるのにNHKは3度ベルを鳴らす。
「『大地の子』を見たでしょう!」とか言われるかと思って焦る。まさかね。小心者の私。

お昼には起きてしまい、家事いろいろ。

 母と東久留米のフレンチ『いし山』。
自ら電話して「お誕生日ディナーなんですけど何かサービスはありますか」と聞く。
「いえ、特にありません。でもワンドリンクサービスしますよ」とのこと。

夏季特別コースで、うなぎのゼリー寄せ、パンプキンスープ、季節野菜のサラダ、
牛フィレステーキ、デザート。美味しかった。
母は「これじゃ少ないんじゃないの」と食べる前に心配して、
魚を頼もうとしたらシェフに「コースで十分だと思いますよ」と言われる。
確かにお腹一杯。

中学の同級生Aちゃんの話、『サンダカン八番娼館』の山崎朋子について、22日のパーティーのことなど久し振りにいろいろ話す。母は割と元気な様子。

 帰って『真理さんへ』の原稿、3:00過ぎまで。
やっと3回目のチェックが終わって名原さんに送信。プリントアウトは明日にする。
2003年08月17日(日)

『真理さんへ』

昼過ぎまでたっぷり寝て日記、『真理さんへ』原稿のチェック。翌朝9時まで。
昨日も今日も雨で神宮の花火は中止かな。
2003年08月16日(土)

行き違い

私はお盆休みではないのでお墓参りには行けないが、大学時代の友人でスカパラのドラムだった青木君のお父さんと皆で食事をするから合流しましょうって話だった。

それならこのワンピースでなくちゃ、と思っていた服の裾がほつれて、繕い物をしていたら遅刻。会社に連絡してついでに図書館、ATMに寄ったら更に遅れてしまう。

給料日で一息つけるかと思っていたが、予想外の残高で衝撃を受ける。困った。

雨のお墓参りも大変なのでは、と思いつつ連絡を待つも電話が来ない。
お墓参りの後どこに流れるか決まっていないという話だった。
思いつくいろんな人に電話してみる。
スカパラの川上君は「どうした?俺今北海道。これからライヴだよ」。
あらら、それは頑張って。

20時を過ぎて諦めて帰る。夜、お詫びのメールが来る。そういうこともあるさ。

なんだか気が抜けて、clubasiaも行かず。誰からもメールは来なかったし。

NHK『大地の子』最終回を見て泣く。何回見ても泣ける。
2003年08月15日(金)

Aちゃん,緑さんのHP,映画『サンダカン八番娼館 望郷』

 朝8時過ぎに中学の同級生Aちゃんから電話。「起しちゃった?今日は休み?」「仕事」「ゴメンネ」って、休みでも8時に電話は勘弁してほしいが。
「サクにあとがきを書いてほしいの」
「え?私がAちゃんの自分史のあとがき書くの?」
「ほら、よくあるじゃん、最後に感想っていうか、そういうの」
「ああ、でもまだ原稿も読んでないからねえ。まあ書く方向で」
ってこれは仕事の依頼か?

 急に思いついて、友人だった緑さんのHPを発見。
『Midori Nishizawa works on web 2002』は私が作っていたものとは全然違い、
とてもスタイリッシュで感心する。
挨拶がないのは当然のことだし私も連絡しないが「良かったね」とお祝いしたくなる。

 新文芸坐で『サンダカン八番娼館 望郷』を見る。
私はサンダカンがどこにあるか知らなかった。
前に行ったボルネオ島のコタ・キナバルに近いところだった。
楽しかった旅行の記憶と史実の厳しさとのギャップで眉間に皺が寄る。
最後は涙涙。ハンカチを持っていなかったので大変だった。

田中絹代の出演作品を見たのは初めてかもしれない。
しかし私にとって印象深いのは水の江滝子。最初は誰だかわからなくて、背が高くてかっこいい、なんだかしゃべり方が三浦和義さんみたいだな、と思ったらターキーだった。
私は「女の60分」からしか知らないが、これが「男装の麗人」なわけね。
ロス疑惑当時は三浦さん水の江滝子隠し子説(実際は甥)があったけど、成る程似ている。

 今日も激しい雨。震えながら帰る。夏はどこへ行ったのやら。
2003年08月14日(木)

抱茎亭日乗 / エムサク

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