『北京ヴァイオリン』

『マトリックスリローデッド』『アバウト・シュミット』とつまらない映画が続いたのでなんとしてもいい映画を見たい。
疲れているがレディス割引の水曜日に映画を見なくてどうする、と思ったら銀座シネ・ラ・セットはレディス割引をやっていないのだった。迷ったが、見る。

果たして『北京ヴァイオリン』は素晴らしかった。上半期ベスト1かも。
田舎と都会、金持ちと貧乏、現代っ子と昔気質、男と女、中国の旋律とクラッシック。
対比のさせ方が見事。
音楽も男の子もお父さんもオネエチャンもいい。劇場全体すすり泣き。
涙でマトリックスもシュミットも流され、心洗われた。
2003年06月18日(水)

東京地裁,『アバウト・シュミット』,『稲田屋』

 自主忌引き休暇。午後、宮崎学さんの親友が殺された事件の裁判があって東京地裁。
懲役20年の判決。

雑誌『噂の真相』6月号によると、この事件の背景には元大阪高検公安部長三井環が告発した、検察の裏金作り以上のスキャンダルがあるらしい。
しかし、裁判ではそのことには触れず。

 「知人に不幸があって」と言って会社を休みながら、映画『アバウト・シュミット』。
大失敗。これはフォスター・ペアレントの宣伝映画か?
定年退職後妻を失った寂しい男の情なーい話。弛緩しきったジャック・ニコルソン。

75歳で亡くなるまで権力と差別と闘い続けた高山さんの死を悼む日に、命の取り合いの末懲役20年の判決を覚悟して受けたやくざの公判を傍聴した日に、見るべきではない映画だった。

 高山登久太郎さんの訃報を各所に連絡。話しているうちに涙が溢れてくる。
有楽町西武の入口で泣きながら電話をかける。

 水道橋に新しく出来たアイガーデンテラスの『稲田屋 飯田橋店』。
以前働いていた会社の先輩Mさん、Jさん、後輩Iさん、私の後に会社を辞めた先輩Sさんと。
Sさんは日記の読者で「お前、この話は日記に書くなよ!」と言ってご近所や家族の話。
面白い。

何かの話でSさんに「桜井は欲求不満なんだよ」と言われる。確かに満ち足りてはいない。
帰宅するとyuhi君からエイジアの招待券、優待券、フライヤーが届いていて感激。
シュミットの気持がわかるような気がして、私も情なーい。
2003年06月17日(火)

高山登久太郎さん逝去

 夜、宮崎学さんを「兄弟」と呼ぶYさんから電話。
会津小鉄会の元会長高山登久太郎さんが亡くなったとのこと。

宮崎学さんが高山さんの生き様を書いた『鉄(KUROGANE)』を読んだり、お話を聞いたり、
裁判の応援を通じて、多くのことを教えて頂いた。大変な人格者であると感じた。

ご病気だったとの事だが私にとっては突然で、ショックだ。
2003年06月16日(月)

キャナルシティ博多,『マトリックス・リローデッド』,ひしむら

 9時に起きて一人で朝食バイキング。結構元気。
レストランにはアパ社長を髣髴させる女性客が数人いて不気味。ファンなのか?

 11時過ぎにチェックアウト。Aさんは昨夜「12時まで延長して寝てる」と言っていたが、
ロビーで待っていてくれた。

歩いてキャナルシティ博多。映画を見ることにする。
映画館のエスカレータがガラス張りで、向かいにあるホテルの部屋を覗きながら移動する。
会社のW君が「(キャナルシティ内の)グランド・ハイアット・福岡は部屋の窓の向こうですぐそこに人が歩いていて、カーテンを開けられないんですよ」と言っていたが、意味がわかった。

AMCキャナルシティ13には、13もスクリーンがあるのに『マトリックスリローデッド』を見ることになって残念。予想以上につまらなくて悲しくなる。
Aさんは好きだったらしいが。
映像が面白いということもない。人がやってるゲームの画面をずーっと見ているだけって感じ。
なんで皆あんなに汚い格好なの?別に知りたくもないが。

 さてお昼、と言ってももう3時過ぎ。やっている店は限られる。
近くで和食で、と探してソープランド街を抜けて中州1丁目の『ひしむら』。
観光客相手の店のようだが結構美味しい。昨日は日本酒だったので今日は泡盛と焼酎。
MさんとNANIOさんが合流して、飛行機の時間まで飲む。お土産にお赤飯を頂く。
いい店だった。

 帰宅後みかん風呂。いつもより早めに寝る。
2003年06月15日(日)

『はるや』,某ホテル,居酒屋,ショットバー,スナック,『ぼんちゃん』

 7:00発JAL353便で福岡。4:00に起きる。昨晩飲んだ白酒が残っている。
5:00に昨日一緒だったFさんが心配してモーニングコールをくれる。
彼女はメジャーリーグや全米ゴルフなど海外スポーツ好きで、中継を見るため早起きさんなのだ。

 福岡空港から空港バス。一緒に来たAさんと、(た)ちゃんの話。
6月1日の(た)ちゃんからのメールにあった「別の真理ちゃん」とは「以前の優しかった真理ちゃん」のことじゃないの、とAさん。成る程。

 10時半頃北九州のある街に着く。観光案内所で、安くて美味しいお昼ご飯は?と聞く。
焼きうどん発祥の店を教えてもらう。
地図を頼りに歩いていると「ここのうどんは美味しいよ」とおばさんが声をかけてくる。
そこは案内所で教えてもらった店ではない。
「こっちの店はお昼になると行列が出来てすぐに入れなくなる。一番美味しいよ」
とのことなので『はるや』にする。うどん380円。

おばさんは自身もうどんを食べながらしゃべるしゃべる。面白い。
「何しに来たの?このへんは美味しいものは無いよ。魚だって良くない。私は日本中の美味しいもの随分食べ歩いたけどね。この通りの向こうで売ってる鯖のぬかだきは美味しい。明太子はかばたがいいよ。試食もできる」
「これからどこ行くの?この辺はギャンブルばっかり。競馬、競輪なんでもあるよ。今日も近くでやってるよ」。
食べ終わるとあちこちで買物したレジ袋を幾つも下げて「じゃあね」と言って、
Aさんに「飲んでるの?」聞いて、去る。Aさんは一滴も飲んでいないが。

 予定の時間まではまだ随分あるが、とりあえず約束のホテルに向かう。
タクシーの運転手に、ホテルの近くに見るようなところありますか?と聞く。
「何も無いねえ」とのことだが、大河ドラマの舞台となっている観光地を薦められ
「あそこを見ないでどうしますか」と言われる。
このままタクシーで連れて行かれそうな勢いだったが、ホテルで下車。

 ホテルロビーで時間潰し。イベント参加。バスで移動して居酒屋。ショットバー、クラブ。皆はカラオケへ。私とAさんとYさんは博多へ。

 博多へ来たら必ず寄らずにいられない居酒屋『ぼんちゃん』。
23:30頃電話すると「もうすぐ終りなんですけど」。
しかし「ああ、東京の桜井さん?」と覚えていてくれ、自慢の日本酒を次々出してくれる。
始めは値段を気にしていたAさんもYさんもくいくい飲む。最高級の真精大吟醸ばかり。
肴は鯨。

17:00から飲んでる私は眠くてたまらなくなる。
飲むほど元気になるAさんは家族の話、ぼんちゃんはお酒の話、Yさんは魚の話、皆それぞれ同時に喋っていて可笑しい。2:00まで。ああ美味しかった。

 Yさんは天神のホテル、私とAさんは5月31日まで福岡ビューホテルだった、アパホテル福岡渡辺通。アパホテルなんて絶対泊まりたくなかったが、ツアー申し込み後に経営が変わってしまった。
予想通り女社長のアパ魂がホテル内至る所に行き届いていて恐ろしい。
デスクの大きな鏡の前に、大きな帽子を被った細ーい目の女社長の著書が置いてあり、
目障りなので他のパンフレットで隠す。

3:00過ぎ、寝る。
2003年06月14日(土)

(た)ちゃん,『蘭苑飯店』

 大学ゼミ仲間のFちゃんは、(た)ちゃんと話したことは無いと思うが、
この日記を読んで気になったみたいで、(た)ちゃんのことを心配している。

決裂慣れしてしまった私も、6月1日の変なメールでそれっきりなのが気になっていた。
そして(た)ちゃんが相当頑張って(た)ちゃんワールドを展開していたHPが「現在調整中」となっているのも気にかかる。
「HPは閉じちゃったのですか?」とメールで聞いてみる。
「訳ありでね。データは、あるからいつでも開始できるけど、本人いたらそれでいいから」
「HP再開或いは新たに始めることがあれば教えて下さい」
「マネージャーがするから、私はわかりません。」
「当然『わかったら、始まったら』ってことです」
「当然国民全員には、知らせないと思います」
「(国民全員に)知らせようったって無理だわな」
終り。これは「たとえ再開しても真理ちゃんには教えない」って事だよな。

 会社のW君のリクエストで、Fさんと3人で新橋『薩摩しゃも』。のつもりだった。
3人で豊洲から歩く。予約した19:00には間に合いそうもない。
途中から地下鉄とかタクシーとかいう手もあったが「歩こうよ」と私。
遅れる旨電話を入れたら「予約?金曜日は予約できませんよ」と言われる。
どういうこと?と思ったがとにかく店に向かう。意外に遠くて19:20ぐらいになってしまう。

「予約席」と書かれて空いている席がいくつかあったが、
この店の女将、高橋玄監督『突破者太陽傳』で共演(?)したカツ婆こと新橋鳩美さんは
「金曜日は予約できないのよ」。
「でも、火曜日に電話して、男性が予約受けてくれたんですよ」
「もう一回電話くれたらよかったんだけど。ごめんね」
「そうなんだ…」
がっかりして出る。空腹と疲労で店の前で途方に暮れていたら、カツ婆が出て来てまた謝る。
忙しいところ悪いので「また来ます!」

さてどうしよう、と暫く考える。
W君が新年会幹事なのに体調を崩して行けなかった『蘭苑飯店』に決まる。
新年会の時は安くて美味しいと思ったが、今日はあまり良くなかった。
特に紹興酒が酷く不味くて驚いた。会社の話など。
2003年06月13日(金)

喝の入れ方

 e+に申し込んだ小澤征爾のオペラは抽選に外れて購入できず。残念。
代わりに7月は猿之助に行こうかしら。

 大学ゼミの先輩が郊外の大学でゼミを持っていて、今月末のゼミ合宿にお呼びがかかる。
「学生に喝を入れて欲しい」とのことで、会社の隣席のW君25歳に相談。
「喝を入れるってどうすりゃいいのかね?」
「そうですねえ、うーん」と考え込んでしまう。
「私なんかでいいんだろうか?もっと活躍している人とかいるのに」
「そういう人だと学生が萎縮しちゃうんじゃないですか」
「そうか。じゃあ『何でこの合宿来たの?』『来いって言われたから』『面白くなければ帰っちゃえば?』とか?」
「うーん…」

 日記。もう2:30。今日は『真理さんへ』手をつけられず。人に喝入れてる場合じゃない。
2003年06月12日(木)

抱茎亭日乗 / エムサク

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