Diary of thirty one syllables
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2020年12月21日(月)

師も奔る流石に時の駆け抜けてふっと気づけば一日飛ばし


2020年12月19日(土)

みそひとのただこの歌も毎日はいつか疲れるものなのに


2020年12月18日(金)

十八のその年にこそ書けぬこと綴り切れるもそれも僥倖


2020年12月17日(木)

窓を見る覗く瞳がそこにいるヒュンと心臓縮み上がる


2020年12月16日(水)

日々綴る記録の彼方に過ぎはてるその痕跡を拾い集めて


2020年12月15日(火)

顔を出し名前を出して霞網捕らわれに行く今の時代よ


2020年12月14日(月)

満を超え企み通りと思えどもやはり嬉しく密かに笑う


2020年12月13日(日)

火をくべるその言い回しが目新しくて炎上させる燃やす以外に


2020年12月12日(土)

若僧が生きるを急いでぶち当たる壁を突き抜けそこが奈落か


2020年12月11日(金)

愚か者虎の住処と気付かずに足を踏み入れ喰われて終われ


大地を馬に呑んだくれる |MAILHomePage

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