Diary of thirty one syllables DiaryINDEX|past|will
師も奔る流石に時の駆け抜けてふっと気づけば一日飛ばし
みそひとのただこの歌も毎日はいつか疲れるものなのに
十八のその年にこそ書けぬこと綴り切れるもそれも僥倖
窓を見る覗く瞳がそこにいるヒュンと心臓縮み上がる
日々綴る記録の彼方に過ぎはてるその痕跡を拾い集めて
顔を出し名前を出して霞網捕らわれに行く今の時代よ
満を超え企み通りと思えどもやはり嬉しく密かに笑う
火をくべるその言い回しが目新しくて炎上させる燃やす以外に
若僧が生きるを急いでぶち当たる壁を突き抜けそこが奈落か
愚か者虎の住処と気付かずに足を踏み入れ喰われて終われ
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