私ってもしかして買い物依存症？なんて思えるくらい最近は毎日のように洋服を買ってる。
パートが午前中だけになって時間ができたってのもあって、時間があると買い物に行きたくて仕方ないのだ。
と言っても借金なんてしてないし、高価なものも買ってないけどね。
天神まで行くのはめんどうだから、だいたい大型のスーパーをブラブラしてるのだ。
そして自分のものを見て、子供のものを見て、値段のわりにはいいかなって感じのものを買って帰る。
整理しても整理してもどんどん服が溜まっていってる。
たまには夜に飲みに行ったりできれば楽しいんだろうけど、そんな相手もいないし、子供だっているしね。
私の専らの楽しみはやっぱりこれだね。

家で夫の浮気のことばかり考えてる自分がイヤになって、パートに行くことにした。
できれば午前中だけの仕事がいい。
四社面接に行った。
ひとつは昨日、採用なら電話がある。
６時鳴らない。
７時鳴らない。
お店は九時半くらいに閉まるのかなと思って待った。
やっぱり電話は鳴らない。
日曜日出れる人がいいって言ってたから、ダメだったのかな。
今日はコンビニの電話待ち。
電話はなかなか鳴らない。
このことばかり考えてると気分が悪くなる。
今の時間は忙しいのかななんて思うけど、今日も電話ないのかな。
全部採用されたら、どうやって断ろうなんて考えてた私がバカだった。
明日のクリーニングはどうなるんだろう。
また不採用なのかな。
だいたいパートなのに、即決してくれないところがおかしい。
このまま全部不採用になって、また部屋でじめじめ夫のことを考える日々が続くのかな。
勉強したいけど、入会金高いし。
はぁ〜、病気になっちゃいそう。
なんだかしんどいよ・・・

パートに出て、夫のことを考えないようにしたいとは思ったものの、娘のことを考えるといろいろ迷ってしまう。
娘は今年から４年生なので、少しくらいは大丈夫かなとも思うけど、娘に聞いてみると、「ママがいないと寂しい」なんだ。
最初はクリーニングの受付をしようと思ってたから、携帯電話も使えるのでホッとしていた。
でも受付の仕事はもう決まってしまってた。
近所のケーキ屋さんが募集してたので、そこに明日面接に行こうと思ってる。
でも、私の最初の考えは、娘が「ママ、ママ」って言ってくれるうちは、ずっと傍にいようと思ってたのだ。
小学生の間は仕事しないで、家にいようと思っていたのだ。
それが夫の浮気で変わってしまった。
私は娘がかわいい。
娘がいちばん大切。
でも、今、私が仕事しないでいると、娘にたくさん依存してしまう。
娘には娘の世界がある。
それを寂しく思い邪魔してしまうかもしれない。
私が仕事することによって、娘に対しても夫に対しても、私が今より笑顔でいられればそれがいちばんだと思う。
夏休みのことをたくさん考えた。
でも仲のいい私の友達が「主婦のパートなんだから、まだ先の夏休みのことなんて考えなくていいじゃん」って言った。
ちょっと無責任かもしれないけど、今はもう少し軽い気持ちでパートに行きたいと思う。
私がパートに行くことで、娘が寂しい思いをしてしまうのかな。
それがいちばん心配。

早いもので娘たちもあっというまに４年生になった。
心配していたクラス替えも、仲良しのお友達と同じクラスになって、ママは安心したよ。
きっと二人は一緒にいることで、＋になってるからだろうね。
でも時間割りを見たら、週に三日も６時間授業なのだ。
６時間授業だと帰ってくるのは、５時前なのだ。
最近は家にずっといると、パパの浮気のことばかり考えてしまうし、子供たちがこんなに帰りが遅いのなら、働きたいって思った。
さっそくアルバイトニュースを買ってきたけど、よさそうなのがない。
前に見た新聞の折込のチラシの求人で、よさそうなのがあったのを思い出した。
それは日祝日以外の９時から１２時半までのクリーニング屋さんの受付のパートで、月給で５万だった。
最初は５万も貰えるなんてって思ったけど、時給に換算してみると、すごく安い。
でもよく考えたら、クリーニングの受付だったら、子供からかかってきた携帯電話にだって出ることができる。
仕事中に携帯電話に出れる仕事なんて、そうない。
時給に換算すると安いけど、子供がいる私にとってはちょうどいいかもしれない。
なんか働くことを考え出したら、ウキウキしてきた。
でも募集はもう一週間以上前なのだ。
電話してみても、もうダメかもしれない。
でもダメもとで明日電話してみよう。

私たち家族は超インドア派。
連休でずっと家にいても、娘たちはぜんぜん平気。
それどころか私がどこか行きたいって言っても、イヤな顔をされるくらい。
ここ一ヶ月半くらいは私たちは３人家族のようなもの。
娘たちはここ最近パパと会話してない。
私もケンカはするものの、会話らしいものはしてない。
今日は長女を急患センターの眼科に連れて行った。
急患センターはテレビ局とかがあるおしゃれな埋立地のほうにある。
急患センターの近辺は、人通りが多くて、小さい子供を連れた夫婦、カップルなどが多かった。
家にいるときは、パパと仲良くなくても会話がなくても、そんなに気にしないけど、外に出て仲良さそうな家族をみると羨ましくなる。
娘たちは普段パパのことなんて忘れてる。
まぁ仕事が忙しくなかったときから、どこか連れて行ってくれるわけじゃないし、昼間は部屋でごろごろしてただけだもんね。
娘たちにとっては、とくにパパが必要じゃないかもしれない。
でも私はたまには一緒にお出かけしたい。
でもね、いたからって一緒に楽しく出かけるような奴じゃないんだけどね。

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