無責任賛歌
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藤原敬之(ふじわら・けいし)

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2001年04月22日(日) おしゃべりラブ/DVD『キングコング対ゴジラ』ほか

 女房から依頼されていた次回の芝居の台本第一稿、夜っぴて書き上げようと思っていたのだが、仕事疲れが溜まっていたのだろう、睡魔に勝てずにくたばってしまった。
 朝、何も原稿が進んでいないことを知った女房から、「ウソツキ」呼ばわりされるし、せっかくの休日だというのに幸先が悪い。
 どうもまた体調を崩したらしく、立ちくらみがひどい。練習に顔くらい出そうかと思ったのだが、横になって休むことにする。

 いつものごとく『仮面ライダーアギト』を見たあと、今日は『どれみ』に行かずにウラの『超GALS寿蘭』を見てみる。
 制作がスタジオぴえろ、キャラクターデザイン田中比呂人(『METAL IDOL KEY』の人ね)、とあるので、おお、これは意外とイケルかも、と思って見てみたが、フーゾクが今時の渋谷になっただけで、十年一日の他愛ない少女マンガ。
 と言うか、今時の女の子って、あんなにバカでしかもアレがカッコイイと思ってるのか? 自分で自分のことを「GAL」って呼んでる時点で私に言わせりゃダサいんだが。
 続けて『コメットさん』第4話。
 今回はライバルのメテオちゃんが出て来ない代わり、ご近所のパニッくんのお母さんが『奥さまは魔女』における隣のグラディスさん的役柄を演じている。前回よりマンガチックな表情が増えて(特にラバボー)、何となく『どれみ』風になっている。顔を崩すのはギャグマンガの定番になってるけど、『コメットさん』でまでムリヤリ笑いをとりに行こうとしなくてもいいと思うけどな。
 ついでに『いつ見ても波瀾万丈』、石川ひとみの回を見る。B型肝炎で言われなき偏見を受けた話、会社から落ち目になった途端解雇された話、それをケロリと明るく話せるあたりがかえって苦悩の大きさを感じさせる。それほどファンというわけではなかったけれど、『プリンプリン物語』は出来ればリメイクしてほしいなあ。

 DVD『キングコング対ゴジラ』を見る。
 初見は多分、テレビか『東宝チャンピオンまつり』の短縮版だろう。この短縮版を作った時に、アホな東宝はネガフィルム自体を裁断したために、長らく『キンゴジ』は完全版が存在しない幻の作品になってしまった。
 ビデオ発売の際、残されていた三番館用のフィルムをツギハギして、なんとか全長版は作ったものの、ネガと退色の激しいフィルムとでは、その画質の違いは如何ともしがたく、これ以上の復元は不可能かと思われていた。
 それが今回、完璧とまでは言えないものの、遜色がないほどに修復されている。それだけでも今回のディスクには大きな価値がある。
 コメンタリーは藤木悠氏と梶田興治氏。……高島忠夫が出ないってことは、やっぱり病状が悪いのかなあ。アナウンサーの話の引き出しかたが下手で、今一つ面白いエピソードが聞かれなかったのは残念だけど。
 予告編のBGMに黒澤明の『隠し砦の三悪人』が使われていたのには驚き。そんなに古い映画だったんだなあ。

 練習が終わった女房と待ち合わせして、イムズのシズラーで食事。
 四割引券が郵送されてきたので、これも使わねばもったいないと、前々から約束していたのだ。でもこういう食べ放題の店だと、ついつい食いすぎちゃうんだよなあ。
 女房から練習の様子を聞くが、桜雅嬢ことラブちゃん、相変わらず飛ばしているようである。
 演劇の練習の一つにエチュードってのがあるのだが、あるシチュエーションを提示されて、それをマイムで演じてみるというものである。まあ、昔の『ジェスチャー』(古いなあ)のリアルなもんだと思ってもらえりゃいいかな。
 ラブちゃん、お題を求められて曰く、「今日」。
 ……いや、シチュエーションってのは、具体的に「夏の暑い日に」とか、状況を説明するものなのよね。「今日」って、いつの今日を指すんだか、わかんね―じゃね―か。
 更に実はラブちゃんは隠れて×××××××××が判明。「『××、××、××』の三拍子揃ってるね」と女房は言うが、人は見かけによらないと言うか、ある意味見かけ通りと言うか。

 キャナルシティに寄って、「無印」で女房のパンツを買う。
 なぜか最近パンツが減ってきているそうである。「あれ? ここに干しておいたのにない」、ということらしいのだが、もしかしたら空き巣に入られてるのであろうか。
 ……だとしたら、そいつはよっぽど不思議な趣味の持ち主であろう。
 「ラ・ブ―ン」に回って、「百鬼夜行」シリーズを探してみるが新入荷が全くない。やっぱり高い金出して買わねばならんのだろうか。
 諦めて帰ろうとした時、ふと、黒い箱のようなものが目にとまる。
 なんと限定販売したはずの押井守・藤原カムイの『犬狼伝説』完全版、CD付きを千円引きで売っている。こ、これは買わねばと、慌てて購入、でもふと女房を見ると、いかにも渋い顔をしているのであった。
 千円引きでも結構なお値段だったせいかな(^_^;)。

 帰宅して早速CDを聞く。『紅い眼鏡を待ちつつ』って、もろベケットの『ゴドーを待ちながら』じゃないか。
 内容はコミカルな会話劇、と言った感じで、『ケルベロス』シリーズの導入としてはいいかも。昼寝たせいで、なかなか寝つけなかったが、ラスト直前と言うところでまたまた落ちちゃったのであった。


2001年04月21日(土) 帰り道涙道/映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ! オトナ帝国の逆襲』ほか

 わははい、給料が出たぞ♪
 ということで、映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ! オトナ帝国の逆襲』を見に行くことにする。
 何となく上司が「残業お願いできませんか?」と言ってたような気もするが、恐らく空耳か幻聴であろう(^^)。

 帰宅して時間を調べてみると、2時20分の回に間に合うためには1時25分のバスに乗るしかない。時計は1時15分。
 なのに女房は、予め出かける準備をしておくように言っておいたのに、布団の中で「ぐごお、ずびび、ふんがらべっちゃびー」と、寝ていたのである(毎回いろんなイビキを聞かせてくれるなあ)。
 女房のケツをひっぱたいてバスに乗り込む。道中、女房と「間にあうか、間にあわないか」で言い合い。「地下鉄に乗り遅れなければ間に合う」と繰り返して説明してやってるのに、女房はまるで信用しようとしない。「遅れるよ、間にあわないよ」といつもながらの不安神経症ぶり。これさえなけりゃ、女房と出歩くの苦痛じゃないんだけどなあ。
 天神東宝には15分前に着く。
 ところが公開初日だったせいか、既にチケットは完売。……凄いなあ。去年もたしか初日に見に行ったけど、座れないほどじゃなかったのに。『クレしん』人気、未だ衰えずという感じでうれしい。
 仕方なく4時20分の回を見ることにして、時間つぶしをする。
 天神東宝に来たらハイテク回転寿司を食う習慣になりつつあるが、今日はあまりいいネタがなく、女房、やや不満足な面持ち。
 「中とろが今イチ」なんて贅沢なことを言いやがる。ああ、でも寿司となるとなんでもうまく食えてしまう私のほうが、実は女房よりずっと小市民なのかも。いや、別に自分が貴族だなんて思ってないけどさ。
 ベスト電器で予約しておいたDVDを買う。今月は旅行もあるので控えたつもりだったが、それでも一万五千円。福家書店に回って、マンガその他を買ってやっぱり数千円。……この辺で打ち止めにしておかないとなあ。

 4時台の回も下手をしたら座れぬかもしれないので、1時間前に並ぶ。
 それでも既に列には親子連れが二十組ほど並んでいる。でも躾が結構いい子が多いのか、走り回ったりする子はいない。
 待ってる間に今買った本を読もうと思って、六道神士の『市立戦隊ダイテンジン』を読み始めたら、これがなんとエロマンガ。そうかあ、六道さん、そっち方面から出てたヒトだったのね。『エクセル・サーガ』だけじゃよくわかんなかった。
 お子様がウッカリ覗いちゃ教育上悪いかと思って(抱っこされてて上から覗き込もうとすればそれができる子もいたし)、ほかのマンガと取り換えたが、女房は私が袋にもどした『ダイテンジン』を平気で読みだしやがった。
 「だって覗くほうが悪いし」
 そりゃそうだけどねえ。

 待ってる間に、日渡早紀『未来のうてな』4巻(完結)、野間美由紀『パズルゲーム☆はいすくーる』33巻、読み切る。
 『うてな』はまあ、無難な終わり方。
 いじめの問題はきれいごとで片付けられることではないから、このマンガのようにハッピーエンドになっちゃうというのは、理想的過ぎるという批判も有り得よう。
 かといってリアルに描いて希望のない終わり方をしたいかどうかは、その作家の姿勢の問題である。何となく駆け足でコトが片付いてしまった印象はなきにしもあらずであるが、短い巻数での完結の理由は、人気がなかったというより、作者が陰惨ないじめを描く前にやめたくなったのではないか。
 早いとこ主人公を幸せにしてあげたかったんだろうなあ。おかげで作品的には『ぼく地球』ほどに濃くはならなかったけど。
 『はいすくーる』、久々の高校生編。……今までずっとアダルト編が続いていたから、なんだか新鮮で初々しい印象。既に十年以上続いているから、香月が「おっはー」なんて言ったりするわきゃないんだが、まあそこはご愛嬌。
 トリックはたいしたことないけど、陰惨な殺人は出て来ないし、肩が凝らずに読める点ではちょうどいいミステリ。本来ミステリは暇つぶしのためのものだしね。

 さて、映画本編の感想であるが、これはもう個人的には今までのベスト作品、『ヘンダーランドの冒険』を凌いだ。
 ともかく、映画を見ている時はおろか、外に出てからも、今見た映画を思い返すたびに涙が止まらなくなるのである。
 女房は「あんたが泣くなんて珍しい」と自分の亭主を珍獣扱いしてくれるが、そう言われても泣けるものは仕方ないのである。いや、もともと涙腺は弱いほうなので泣くのはしょっちゅうなんだが、一応、私はオトナなので、人前になるとその涙腺を抑えることもできるのである。
 でも今回はダメだった。
 映画の感想も書いておきたいところだが、書けばまた涙が出てくるのでもう書かない。
 ともかくなんでそこまで感動するかと疑問に思うなら、映画を見てちょ。お子様に混じって恥ずかしい、なんて思って行かないくらいなら(思うだけならいいけど、それを言い訳にするなら)、アニメファンをやめた方がいい。

 帰りに「ブック・オフ」に寄って、安売りDVDを物色、帰宅してようやく『ダイテンジン』を読む。
 しかしこんな福岡人にしかわからんネタ満載のマンガ、よくアニメにしたよなあ(エロ抜きだけど)。しかも原作では連載打ちきりのために動くシーンのなかった大天號、アニメでは最終回1個前でしっかり発動させてたし。
 でもエクセルが渡辺にしっかり犯されてたのはちょっと悲しかったな。なんかまあ、アレっすよ、やっぱりイルパラッツォ様と結ばれてほしい、なんて思ってたりはするしねえ。……悪いか純愛嗜好で。
 しかし和黒病院って、やっぱりモデルはあの……ああ、ヤバ過ぎてとても書けん(^_^;)。オーグラ劇場ってつまりあの……だから書けないってば。

 夜、買って来たDVD『デジモンアドベンチャー/デジモンアドベンチャー・ぼくらのウォーゲーム』見る。
 アメリカではちっとも受けなかったというこの映画版、そりゃ仕方ないよなあ、と改めて思う。これはもう、完璧に大人向けアニメであって、アニメ後進国でガキの集団であるアメリカ人に理解できるしろものではないのだ。
 だいたいデジモンの進化を表すのにBGMにラヴェルの『ボレロ』を使うという抽象的な感覚自体がなんだか分らないだろう。
 確かに、どちらも30分、という短い時間のせいで、設定が今一つわかり難い嫌いはあるが、「ワケ分らん」と放り出すほどのものではない。何より人物の表情をここまで豊かに描けているアニメはそうそうない。
 おかげで日曜の『デジモンテイマーズ』が楽しみになっているこのごろである(^^)。
 


2001年04月20日(金) ただいま治療中/『クラッシャージョウ』(細野不二彦)ほか

 職場での健康診断の結果表を渡される。
 この用紙が、年々カラフルに、しかも記載事項が複雑になってきている。
 なんだか自分の病気が年ごとに複雑化して悪化しているように思えてくるんだけれど、こういうのって逆効果じゃないのか。
 体重が肥満度1で収まってたのは自分でも意外だった。太っちゃいるけど百貫でぶってほどではなかったのだなあ。ついでに調べてみたが、百貫って375キロなのだな。……小錦以上じゃねえか。肥満度100ぐらい行ってるよな、アレは。
 最近デジカメにはまって、女房が私の写真を撮りまくっているのだがそこに映っている私はどう見ても中年ぶとりのオヤジである。そんなん写してもクソつまらんのじゃないかと思うのたが、なにをトチ狂ったか女房は「ポスター作ってカレンダーにしようか」などとフザケたコトを言う。……テメエもその三段バラの水着ポスターでも作ってやろうか。
 気色の悪い話題はさておき。
 既に治療中のものについては今更の結果。
 糖尿、中性脂肪、肝機能については治療中ということで「医師の指導に基づくこと」との所見。夏場はこれで入院しそうな気配なのだが、不思議なことにいつも血圧だけは正常なのだ。毎日ひいふう言ってるわりになんとかカラダが持ってるのは心臓がマトモに働いてくれてるおかげなのだなあ。
 えらいぞマイハート。
 今回の結果でよく解らんのはレントゲンで横隔膜に異常が見られたこと。所見にゃ「観察してください」って書いてあるんだが、自分で自分の内臓観察できね―から医者にかかってんだろーが。具体的にどこがどうでどういう問題があるか指摘しなけりゃ健康診断の意味ないじゃん。
 でもいくら治療したって、体にガタが来るのが止められるわけじゃなし、だもんで働けるまで働こうって無理して、早死にするやつが日本人には多いと思うのである。お袋がだいたいそうだったしなあ。
 その点、私は既に感覚的に余生を生きてる気分なので、入院する時は平気で入院してしまうのである。
 兼好法師は「人間四十で死ぬのがちょうどいい」と七十歳の時に言ったが、自分ではそれなりの分別もでき、熱心に働いてるつもりでいても、四十過ぎの人間のエネルギーはどこか社会を停滞させる方向にしか動いていないのである。「若者に対して怒る」ってのが既に社会をリタイアしかかってる証拠だからねえ。
 まともな大人は怒る前に自分が働くものですって。……少ないよな、大人。

 テレビ『クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ映画公開モーレツSP』、昨日読んだばかりの単行本、『エンピツしんちゃん』がもうアニメ化だ。
 スペシャルバージョンの1回こっきりの放送みたいだけど、原作もアニメも、少しずつでいいからしんちゃんたちを成長させてほしい、あるいはたまにでいいから中学生編なんかも見てみたいという気がしている。
 マンガのキャラがトシをとらないのを「サザエさん現象」と呼ぶやつがいるが、実はその類型に当てはまっているマンガというのは意外に少ないのだ。
 例えば、一見何の変化もないように思われている『ドラえもん』にも、時の流れはちゃんと存在している。中学生や高校生、大人になったのび太が登場したこともあるし、『のび太の結婚前夜』のような感動編もちゃんと描かれている。だいたい『ドラえもん』自体がタイムマシンで未来から来てるんじゃないか。
 江川達也は「『ドラえもん』はのび太が人間的に成長しないのがよくない」とバカな意見を吐いていたが、あの作者には基本的にマンガを読む力がないのだ。だから『タルるーとくん』が『ドラえもん』の二番煎じにしかなっていないことに気付いてもいないのである。
 「しんちゃん」もまた成長しない子供ではない。幼稚園というユートピアを繰り返し過ごしてはいても、未来予想図を持たない子供ではないのだ。映画、テレビを何本も見ているうちに、いつの間にか私は、「ああ、この子がどんなオトナになるか見てみたいなあ」という気持ちにさせられている。それだけ、『しんちゃん』のキャラクターには血が通っているのだ。
 しんちゃん本人もだが私はひまわりのオトナバージョンも見てみたいぞ♪
 さあ、明日はいよいよ映画第9作の公開だ。初日に行くぞ、待ってろよ万博コンパニオン(何のこっちゃ)。

 近所のカラオケのサービス券が今日までなので、晩飯がてら女房と出かける。
 二人で行く時にはできるだけ練習を兼ねるので、日頃歌いつけてないやつや、所々忘れてるやつを確認しながら歌うことが多い。
 そうか、金井夕子(覚えてるヒトいるかなあ)の『パステル・ラブ』、尾崎亜美の作詞・曲だったのか。フルコーラス歌えるような気がしていたが、やはり途中を忘れている。しかもキーが合わない(^_^;)。
 谷山浩子の『猫が行く』(なんと大島弓子の『綿の国星』のイメージソングなんだよね)、15、6年ぶりに歌ってみたが、サビの部分のメロディーがどうしても思い出せない(帰宅して昔のカセットテープ引っぱり出して聞いてみようかとも思ったが、もう部屋のどこにあるのか分らない。さて、こんなマイナーなの、CD化されてるのかなあ?)。
 郷ひろみ・樹木希林『林檎殺人事件』、驚くほどキーが合う。というか、音の高低がないおかげなんだけど。
 そのことを女房に言ったら、
 「じゃあ、あんたって、声はヒロミ・ゴー?」
 ……んなわけあるか。
 女房は女房で『チャコの海岸物語』だの『不良少女白書』だの、いったいいつどこで覚えたんだと言いたくなるものばかり歌う。
 サービス券を使いきり、焼きそばとお好み焼きを食って、二人で3400円。まあこんなもんか。
 近所に新しく出来たカラオケ屋にもまだ行ってないし、そのうち行かねばなあ(何が「ねば」だか)。

 マンガ、高千穂遙原作・細野不二彦作画『クラッシャージョウ』文庫版読む。
 細野さんのこの作品、もう買うの3冊目なんだが、再版されるたびに新作や加筆などの書き足しが増えるので、買うしかないのだ。なのに今回も完全版じゃなく、『復讐鬼の葬送』が未収録。なんでだ(-_-メ)。
 ジョウがヒーロー然としたヒーローで、キャラとしての特徴が少ないものだから、その分SF的アイデアで攻めてほしかったんだけど、新作短編はそれほどのものではなかった。むしろデビュー作とのあまりの絵柄のギャップを楽しんだほうがいいのかも♪


2001年04月19日(木) 今日は眠いので短いよん/『クレヨンしんちゃん』29巻(臼井儀人)

 今日は暉峻康隆とマイケル・リチーが死去。
 だから別に今日の死亡者日記にしたいわけじゃないのに(-_-;)。
 何を隠そう、隠すほどの意味もないが私はブンガクブの出身なので、近世文学の文献を読むのに暉峻さんの著書にはずいぶんお世話になった。なっただけでお礼はしていない(当たり前だ)。
 マイケル・リチーの映画は『がんばれ!ベアーズ』と『フレッチ/殺人方程式』しか見てない。どちらも好きなコメディーだけれど監督としての才知はあったのかどうか。役者の才能におんぶに抱っこの映画だったようにも思うし。

 だんだん暖かくなってきて、自転車通勤もひと汗かくようになってきた。
 冬場はいちいち着替えるのも面倒臭いので背広のまま自転車で通ってたんだが、そろそろジャージにしないと汗だくで風邪をひいてしまうかもしれない。
 暖かくなるにつれて、なんとイカレかけてた自転車のバッテリーも復活してきた。……寒いと充電機能って落ちるものなのか?

 帰宅するとちょうど女房が餃子を焼いているところ。
 そうかあ、今日の晩御飯のおかずは餃子かあ。あとは何かなあ、と思って待っていたら、出て来たおかずは餃子だけ。しかも見た目がほとんどふやけたワンタンである。
 「失敗しちゃった♪」
 見りゃ解るわ。
 どうもバカ正直に説明書通り、水を入れて蒸そうとしたらしい。あれは水の加減がムズカシイので、油で炒めるだけで充分だったりするのだが。
 女房自身も物足りない様子だったので、仕事に出かけたあと、スバゲッティを作っておいてやる。
 私が寝てる間に、多分、あの欠食児童は喜んで食らいつくことであろう。サービスのいい夫だなあ。

 マンガ『クレヨンしんちゃん』29巻読む。
 しんちゃんの小学生編のタイトルが『エンピツしんちゃん』。するってえとやっばり「クレヨンしんちゃん」のクレヨンって、クレヨンでお絵かきするのが好きって意味なのかな。
 小学生編まで出したってことは、いよいよネタギレかって気もするけど、テレビの視聴率はまだまだいいようだし、終わるに終われないっていうのが正直なところなのかも。
 いや、早く終われって意味じゃないからね。


2001年04月18日(水) 中華思想の尻の穴/『名探偵コナン』32巻(青山剛昌)

 山田智彦が死去……ってもういいや。(山田さんゴメン)

 毎日がなんだかバカのように忙しいし、実際青息吐息で仕事をしているのだが、不思議と昨年より充実している。
 去年は仕事量そのものは今年よりも少なかったのだが、それでも意欲がどうにも湧かなかった。「ベンチがアホやから」と言うのは、たいてい無能の言い訳だったりするのであまり言いたくはないのだが、実際、アホの下だと何やっても足を引っ張られるだけなのである。
 でもアホが異動で消えたおかげで、私も仕事ができるようになったのだから、あいつがアホだったと断定しても、私の逃げ口上にはなるまい。
 おっといけねえ、仕事のことは言わない約束だったぜ(^^)。

 自民党総裁選そのものに興味はないが、小泉純一郎氏一人の足をほかの三人が引っ張ろうといている構図はなかなかに面白い。
 派閥の解消を謳っているのは小泉氏だけであるから、1対3の対決となるのに不思議はないが、たとえ小泉氏が当選したとしても、その政治力を今から牽制しておこうという目論見は透けて見える。政治的な駆け引きで言えば小泉氏のような青臭い万年青年は、他の三人にかなうはずがないのだ。だから当選の可能性のない麻生、亀井両氏も余裕綽々としていられるのである。
 政治家として長生きするためには定見を持たぬことが第一であるから、とりあえず自分の地盤を固める機会として総裁選を利用して、さて、小泉政権が木舟か泥舟か見極めた上で乗るか乗らぬかを決めようというのがお三方の目算なのであろう。どうせ小泉氏にあの三人が切れるはずもないし。

 更に面白かったのは、四人が四人とも、靖国参拝肯定、李登輝前総統来日ビザ発行許可については意見が一致していた点であった。
 日本の政治家がここまで露骨に対中国を表明したのは戦後初めてではないのか。あの粛清の文化大革命時にすら玉虫色の表現で批判を誤魔化していたというのに。
 ここんとこ、中国の対外政策は素人目にもドジ踏んでばかりとしか見えないから、確かに擁護したって得はないもんな。
 民衆は基本的にムズカシイ小理屈は好まない。
 「病気を治療したい」と言ってる人間の入国を妨害するようなことをやってりゃあ、自ら敵に廻してくれと言ってるようなもんだ。
 李登輝氏が日本との政治的結びつきを深めようと画策してるのは中国側が批判している通りだろう。確かにホントに病気かどうかなんて、わかるこっちゃない。しかし、それでもあえて見て見ぬフリをするだけの度量を見せなければ、悪者になるのは中国の方だということになぜ気付かないか。仮に本当に李登輝氏の健康が悪化でもした日にゃあ、中国は非人道的な国として、世界的に孤立しかねないんだぞ。李氏の行動はそこまで計算した上でのことだろう。既に情勢は李氏の思惑通りに進んでいる。どう転んでも李氏に負けはないのだ。
 李氏の来日に外務省はあくまで反対しているそうである。あそこにゃ相当中国のスパイが入り込んでるというウワサがあるが、あながちウワサばかりと否定ができない感じじゃないか。
 イデオロギーに拘っている国は融通が利かないからいやんなるのだ。だいたい「一つの中国」に拘るのだって「世界の中心はおれらだけ」って思想からじゃないか。
 ……そう思うんなら思ってていいからよ、ケツの穴の広いとこぐらい見せろや、なあ。

 女房が晩飯用にでかいハンバーグを買ってきている。
 「お風呂入るから、その間に温めといて」
 なんだ、作るのは私か。
 ハンバーグだけでは物足りないので、ネギを炒めて目玉焼きにまぶす。あとは野菜炒め。ところが女房、ハンバーグだけでおなかいっぱいだと言って、野菜炒めは食べようとしない。
 ……本当に少食になったのか、とも思ったが、これが肉ならやっぱり食うにちがいないのである。
 私は女房が、「シズラー」で食い放題がしたいと、私の給料が出るのを舌なめずりして待っているのを知っているのだ。

 何となく新番組バラエティにチャンネルを合わせる毎日であるが、今日は『せきらら白書』というくだんねー番組をついつい眺めてしまっていた。
 番組表には「徹底調査で日本の実態をせきらら報告」とあるが、のっけから「親友って何?」というバカげた調査。
 自分が親友だと思っている相手が、自分のことも親友だと思ってるか、というせきららというよりは底意地の悪い企画である。日本人ってマジメだからなあ、そう言われると、真剣に考えちゃうのだねえ。企画者の方はまるでマジメに考えちゃいないのに。
 お年寄りが「友達はみんな親友」と答えてたのを少しは身に染みて考えたらどうかね。この調査がなんの結論も見出せないものだってことに気付けよ。
 芸能人の頭よい度を高校の偏差値で輪切りにするってのもアホの真骨頂。ゲストの大橋巨泉に思いっきり批判されてたが、出演者から総スカンを食らうような企画立ててんじゃねーよ。

 マンガ、青山剛昌『名探偵コナン』32巻。
 今更トリックがど〜のと言ってもしょーがないのかもしれんが、焼死体がなぜ傘を握っていたかとか、犯人の証拠が色紙に残っていたとか、もちっと説得力のあるトリックが思いつけんのか。
 絵柄は好きなんだが、どうもコナンがカッコつけてる割にストーリーがお寒いと、トホホ感が弥増してしまうのである。無理に本格物にしないで、サスペンス物で通した方がいいと思うんだけど。
 そう言えば今回、満を持した感じでモリアーティ教授(をモデルにしたキャラ)が登場したけど、劇場第一作『時計じかけの摩天楼』に出て来た森谷帝二との関係はどうなってんだ。今度の劇場版『天国へのカウントダウン』にも、森谷帝二の関係者が出てくるという話だし(つまりモチーフは『空家の冒険』なわけね。……見る前からネタバレさせんなよ)、なぜそうモリアーティに拘るか。
 関係ないが森谷帝二の声は大塚明夫。つまり『名探偵ホームズ』でモリアーティを演じた大塚周夫のご子息である。親子二代のモリアーティ役者ってのもなんだかなあ(^_^;)。



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藤原敬之(ふじわら・けいし)