無責任賛歌
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藤原敬之(ふじわら・けいし)

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2001年01月12日(金) 一陽来復

 唐沢俊一さんの「一行知識掲示板」を覗いてみると、「人間は『蜘蛛』のようなカサカサ系と『蛇』のようなヌメヌメ系を嫌う人間の二種類に分けられる」と書き込みがある。なんでも手塚治虫先生のお言葉とか。可哀相に手塚先生は新婚旅行で浴場に蜘蛛がいたために、奥さんと一緒にお風呂に入れなかったそうである。
 ウチの劇団のよしひと嬢などは典型的な蜘蛛嫌い&爬虫類好き型だろうが、翻って私はどうか。小さな蜘蛛は平気だが、大きな蜘蛛はダメである。子供の頃、朝便所に入ると壁にタカアシグモがべたっと張りついてるのを見て硬直し、学校に遅刻しかけたことも多々ある。
 蛇はと言うと、動物園のガラスケースに入ってる分には平気。でも山道歩いてて道を蛇に横切られた日には、それが毒蛇であろうがなかろうが立往生。泉鏡花『高野聖』には蛇がドサッと頭上に落ちてくるシーンがあって未だに読み返せない。「川口浩探検隊」シリーズもその手のシーンが多くて実はあまり見てないのだ。
 つまりどっちもダメなのかというと、私は「虫の腹嫌い」なのである。表を見てる分には、蜘蛛だろうが蛇だろうが、ゴキブリでもカメムシでも平気なんだけど、ひとたびそいつが腹を見せ、あまつさえ私の手の甲あたりを這ったりして、と想像すると……ああ、もうダメだ。
 私がゴキブリをつぶせるのは表を向いているから。殺虫剤で殺すのがイヤなのは、もがき苦しんで腹見せるからである。
 だから女房が「ゴキブリ出た! 早く殺して!」なんて悲鳴あげてたりすると、つくづく、女はいいなあ、男に甘えられて、と思うのである。たまには自分で殺せよ。

 ようやく体調元に戻る。仕事も全てシメキリ瀬戸際でUP。何だか努力してるなあ、俺。でも自分で自分を誉めるような見苦しいマネはしない(^o^)。
 近く「人権」についての講演の仕事があるので(ホントに私は何の仕事をしているのでしょうね)資料を読むが、これがタテマエだらけの「僭称語は使うな」式の「臭いものにはフタ」的発想で塗り固められたものばかり。笑えるのはそんな資料を提供しておきながら「臭いものにフタではいけない」と誰もが堂々と主張していることである。矛盾に気づかんのか(^_^;)。

 帰宅後、女房とスーパーで休日用の食料を買いこむ。外はそろそろ雪も降りそうな、流石の私もそろそろコートを着るかなあと肌寒さを感じるほどであった。冬だなあ(今更)。


2001年01月11日(木) 一週間が長いなあ/映画『ノース 小さな旅人』

 このところの体調不良、風邪かとも思っていたが、どうも体のバランスそのものが狂っているらしい。自律神経失調症ってやつか? ともかく充分に睡眠がとれない。寝ちゃ起き寝ちゃ起きを繰り返してりゃ、体バランスも狂うわな。
 今日はついに腹に来た。自分でも限界だと分ったので早退しようとしたが、急な仕事を入れられて断念。やはり体調を崩して休んだ同僚の後始末である。いや、私も無理して仕事してるんスけど、という言い訳は成りたたない。夕方にはもう頭がパァになっていて、何もおかしくないのに顔がニヤニヤしてくる。あぶねーぞ、オレ。

 帰宅して、風呂と便所と寝床を往来して過ごす。
 具合が悪いときこそ、女房に甘えたくなるところだが、ウチの女房はいわゆる「内助の功」なんて言葉とは全く無縁の存在である。薬を買って来てくれと頼んでも「正露丸飲めば?」の一言。正露丸が頭痛に効くか。どうせ飯も作っちゃくれまいと自分でチャンコ鍋を作っていたら、器に移す時に眩暈がして、右手に熱湯を浴びてしまった。すぐに冷やしたので大したことはなかったが、手の甲全体がヒリヒリ痛い。弱り目に祟り目たぁよく言ったもんだ。

 CSで『ノース 小さな旅人』見る。親にほったらかされた子供が理想の親探しをするという筋だけは知っていて、要するに『青い鳥』パターンの「幸せは身近に」ってやつだろうとタカを括っていた。それがどうしてどうして、民族・人種差別ギャグのオンパレードである。テキサス男は大メシぐらいのノータリン野郎だし、ハワイアンは拝金主義者だし、エスキモーは姥捨て民族だし、フランス人はジェリー・ルイスの喜劇しか見ないバカだし、中国人は全員弁髪だし、アーミシュは……。笑う以前に呆れた。よく上映できたな、こんなもん。でも女房はダン・エイクロイドが出てりゃ満足なのであった(^_^;)。

 ひと寝入りして持ち帰った書類仕事をこなす。仕事をウチに持ちこんだのは数年ぶりだが、職場では眩暈がしてミスしそうだったので窮余の策である。ああ、休日までまだあと一日仕事があるのか。どうせ明日もいきなりの仕事があるのだろうな。

 ああ、それからハナの女子大生さんへ。キカイダーの原作マンガでは、アレはツンツルテンでした。同じ原作者による『サイボーグ009』や『仮面ライダー』ははただの改造人間なのでバッチリです(何がや)。
 しかしホントにシモの話が好きだねえ。


2001年01月10日(水) 史上最悪の日/アニメ『プロジェクトA子』

 何を大げさな。
 でも、実際にコンディションは最悪で、夕べ寝つけずに何度も風呂と布団を行ったり来たりしたのも原因だろうが、1時間寝ては眼が覚めてを繰り返し、CD『ちんちろまい』を聞きながら、「小松政夫の歌はやっぱりいいなあ」と思いながらウトウト、でも寝つけずにDVD『チャーリー』を吹替えで見て、「山寺宏一は天才だ!」と叫んでウトウト、しかしやはり寝つけずに、朝になってみると、頭痛はひどいは、屁は止まらないは、悪寒はするは、鼻血は出るは、顔はむくんで青黒いし、目はまともに開かず、本を呼んでもパソコンに向かっても眩暈がして焦点が合わないは、自分でもよくこれで仕事に行けたものだと感心、年の初めで仕事が重なってなけりゃあ、絶対休んでるぜ(ここまで一文。誰の文体模写か分るかな?)。
 でも、こういう役立たずが無理して仕事に行ったところで、周囲の足を引っ張るばかりである。案の定、ミスが続出。書類を何度も書き直すが、そのたびにまたミスが増える。余裕がある時はここで落ちこみ、自分の無能を呪い、便所の穴に首突っ込んでガス自殺したくなるものだが(今時汲み取り式の便所なんてそうそうあるかい)、そんなヒマもない。ともかく仕事をこなしていかねば、おっつかないのである。
 本当は今日は、月に一度の通院の日であったが、それも延期。しかし仮に行ったところで、検査結果は最悪であったろう。これ以上クスリが増えるのはご免である。今のところ医者に行く時間もとれないので、これはもう、本気で何とかせねばまた再入院である。いかに仕事を効率的にサボるかというのは、職場にとっては迷惑この上なかろうが、私にとっては死活問題なので諒とせられたい(誰がするんだ)。

 帰宅してそのままぶっ倒れる。4時間ほど寝て、起き出してみると、頭痛は継続中だが、少しはマシになっている。CSファミリー劇場で懐かしのアニメ『プロジェクトA子』をやっている。これ、宮崎駿から「セーラー服の女の子がメカ戦やるようなアニメばかりやってちゃダメだ」と酷評されたせいで評価が低いが、実はコメディとして脚本が結構キッチリ作られてる。A子の正体が○○と見せかけて実は○○というオチもニクイ。長江健二や向井亜紀が声優出演してるのはご愛嬌だが、新人時代の林原めぐみがチョイ役出演してるのも実はポイント高し。
 ……って具合が悪いならアニメ見てねーで寝てろってば(-_-;)。


2001年01月09日(火) 仕事初め

 そうなんスよ、今日が実は仕事初めなんスよ……って、いきなりなんでこうドカドカと仕事が来るんだ。私は他の同僚より比較的仕事が少ない方ではあるが、それにしたって量があまりに多い。原因は上の連中の計画性のなさにあるんだが、それを反省してる気配すらないのが致命的だな。
 もともとウチの職場は、愚痴を垂れまくる人間が多いんだが、今日もあちこちで朝から晩までヒステリックに喚いたり、ブツブツ言ってる連中が目白押しである。こういう環境をなんとかしなきゃと誰もカケラも思ってないところが既に正常な感覚を見失っている、と考えてんのは、逆にそれだけこちらのほうが周囲からは異常だと思われてるってことなんだろうな。やれやれ。
 ともかくも黙々と仕事。でも到底勤務時間内に終えられる仕事量ではない。なんかもう、シメキリ過ぎたってかまうものかという感覚で仕事してるぞ、いいのかよう。

 帰宅して風呂に入ると落ちる。ハッとして目覚めるがまた落ちる。あ、マジで疲れてるぞ。大丈夫か?
 それでも活字中毒の私は『キネ旬』や『トンデモ世紀末2000』を再読したりするのであった。


2001年01月08日(月) 成人の日スペ……じゃないよ

 エノカナもうハタチかあ。……って別にファンでもなんでもないけど。ウチのメンバーでは其ノ他君が、もう何年も前からハタチだったが、このほどやっとハタチになった(意味わかんないヒトのために、前者の「ハタチ」は「自称」ね。世間はともかく、ウチのメンバーの中でも、ちょっと婉曲表現したり、考えオチを書いたりすると、「わかんない」という反応が来るので、いちいち注を付けとかないといかんのだ。……面倒臭えなあ)。

 自分のハタチのころを思い返すと、ひたすらバカだったとしか言いようがない。その頃のアルバムが残っていて、いちいち写真にコメントをつけているのがもう、青春真っ盛りという感じでバカ丸出しなんだが、これがメンバーの女性陣の間で妙に受けている。しかし男性陣は痛いところを突かれるのか、笑うに笑えないヒトが多いようだ。
 しかし、役者たるもの、過去の恥もまた自分の芸のコヤシと考えねばならない。どうもウチの男性陣はプライドだのポリシーだの、愚にもつかん自分を守ろうという意識の方が強くて、芝居は基本的に恥を人目に晒すものだという自覚ができていないようだ。
 いっそのこと次の芝居、うちの男ども全員で『フル・モンティ』やったらどうかという気もしてくるが、上演禁止になりかねんのでそれはできない。でも、その覚悟ができてこその演劇である。
 私が脚本までは書いても演出面で口を出さないようにしてるのは、学校のクラブ活動の延長みたいなオアソビに付き合う気はないと思っているのだということを自覚してもらいたい。『CAST』の藤井さんとの合同公演を考えているのは、そういうオアソビ気分を払拭してもらいたい気持ちもあるからである。
 掲示板の方に合同のし方の具体的なアイデアがなかなか書きこまれてないけど、出そうと思えば10や20は軽く出せるのを控えているのだ。やりたくないならはっきりやりたくないと表明すること。こちらもやる気がない者と協力態勢は取れない。
 ともかく「こんなこと言ったら自分が悪者になるんじゃないか」みたいな感情でノラリクラリした行動をとるやつは演劇をやる資格がないことは明記しておく。芝居は善人にはできない。悪人がやるものである。

 明日から仕事なんで、本を読みまくったが、とても日記には書ききれないので、今日は日頃思ってることの感想文みたいになった。本の感想も気が向いたら明日以降に書くかもしれない。



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藤原敬之(ふじわら・けいし)