無責任賛歌
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| 2000年10月19日(木) |
異端審問と放火魔タマキと消えたメールと |
チャットがあるというので、短めに書く。
職場で上司から吊るし上げを食う。要するに私の仕事ぶりが気にくわないのだ。しかし、表向きは優しげに「いや特に他意はないですが」みたいなことを言うので、少しこちらがカマをかけると、どうやらチクリ屋がいろいろと私の仕事振りをいちいち報告していたらしいことが分る。 まあ、そういうチクリ屋が横行する環境事態を改善してくれた方がいいような気もするが無理かな。 驚いたのは若い子たちが、上司にないしょで「私たち味方ですからね!」と激励してくれたこと。意外と人気あったんだな、俺(思いあがり?)。
帰宅して、唐沢俊一さんのホームページに紹介されていた「電波文」変換のサイトにウチの劇団のホームページの文章を変換させて遊ぶ。 例えば『鴉』のストーリーがどうなるかと言うと…… 「暗い街の暗い夜。するとどうしたことでしょう、駅の方から爆撃ヘリが編隊を組んで僕を救いにやってきました。そこはバー『鴉』の地下室。 黒服の青年、記憶は封印して胡秀明がホステスの姚美芳と言い争っているところに、多岐川環は出くわしてしまった。真夜中のサンダーロード。今夜こそは僕の話も聞いて世DJ」 といった具合。……誰なんだDJって。 ……塩浦嬢には裏声で話しかけると話しやすいそうです。放火魔だけど。
友人にメールを送ろうと文章を書いていたら、送る直前にいきなり全文消滅。……というわけでまた思いっきり疲れて書けなくなっちまったが、許してください、こうたろう君。明日元気が戻ったらまたメール書きます(って日記じゃなくて私信だな)。
| 2000年10月18日(水) |
オニギリとわらび座とフリカケと/『彼氏彼女の事情』10巻(津田雅美) |
今朝も空模様がぐずついている。こんな日はタクシーでさっと職場まで行きたいが財布がそれを許してくれない。給料日まであと少し。とりあえず晩飯はオニギリ一個だ(^_^;)。 出張した同僚の代わりの仕事まで引きうけているので今日も忙しい。相変わらず仕事の連絡は不充分なので、戸惑うことしきり。今日など同時に仕事が二つ重なったぞ。いわゆるブッキングだが、そんな状態にしておきながら、責任者は誰も「すみません」とは言わない。「謝れば負け」とでも思ってるのか。
突然、職場まで「わらび座」のKさん(実はもう名前を忘れているが、イニシャルは何となくKのような気がする)が訪ねて来る。しかも私を名指しだ。 おかしいなあ。どこから私の名前を知ったんだろう。職場関係者にはあまり芝居に携わってることを吹聴してないんだが。 会ってみるとKさん、何となくほんわかした感じの女性。雰囲気が何となくヨシヒト嬢に似ている。なぜ私の名前を知ったのか尋ねたが、聞いて納得。以前いた職場からの繋がりだったのだ。……あの頃は私が「芝居をやっている」ってことが周囲に知れ渡っていたからなあ。 ……話の内容は「わらび座」の芝居の営業。それにしても演劇関係者を探すのにこうも地道に足を使うものなのかと感心する。 勧められた芝居、「歌舞集・21・飛翔』というのと、司馬遼太郎原作『菜の花の沖』。後者は去年から福岡まで来ないかと楽しみにしていたもの。美術が妹尾河童なのだ。ただ会場が福岡市民会館と、福岡で一番古く寂れたボロいところなので、妹尾さんの舞台を生かしきれるか心配。
帰宅すると鴉丸嬢、C−1藤田くん、其ノ他くん、遊びに来ている。 土産に「ネズミ男饅頭」なんてモノを持ってきているので、てっきりあの鳥取地震の現場、境港まで行って来たのかと思って聞くと、今、キャナルシティで水木しげるグッズの販売コーナーが出来ているそうな。なんでも「フリカケババア」「フリカケジジイ」なんてのまで売ってるらしい。 ……これは仕事が一段落したら行ってみねば。
津田雅美『彼氏彼女の事情』10巻読む。1巻の頃の面白さは既にないが、今でもちょっとしたコマや台詞に、この作家のニヒリズムがかいま見えて面白い。……でもそろそろブラック有馬の正体をばらしてほしいもんだ。それにいくらキャラクターを増やしたところで、描き分けが今イチじゃねえ……。
| 2000年10月17日(火) |
博多弁とベターハーフと女好きな女と/映画『知らなすぎた男』 |
ああ、また雨だ。予報によれば今週はずっとグズつき気味の天気だとか。 自転車通勤は途中が山越え、カッパ着たって汗だくになって結局はびしょ濡れ、意味がない。鬱鬱鬱……。
仕事がマジで忙しい。今日は昼飯も食えず、居眠りもできなかった(だからするなって)。しかし居眠りせずに一日過ごすと、午後には眼が痛くて開けられなくなる。網膜が薄いので光には滅法弱い。かと言って、光がなければ物も見えない。難儀なものだ。 今日もまたもや仕事でミス。こう日常茶飯事じゃ誰も同情してくれん(当たり前だ)。思わず「あいたぁ!」と言ったら若い子から笑われる。日頃できるだけ共通語で喋るようにしているので、私のことを他地方人だと思ってる連中も多いが、先祖代々博多んもんである。でもふとしたキッカケで地は出るもの。 不思議なもので、そういうとき若い子は妙に親しげにすりよってくる(誤解すんなよ、女房)。地元言葉はやはり人と人との垣根を越える役割を果たすのだ。……でも他地方の人間を疎外もするんだよな(^_^;)。 ……博多以外の人のために念のため。「あいた!」とは「しまった!」という意味の博多弁であります。関西弁なら「しもた!」かな。
帰宅すると塩浦嬢が遊びに来ている。ビデオと本が山崩れを起こして狭っ苦しい部屋なのに、みんなよく来るよな。 塩浦嬢が「理想の夫婦ですよ」なんておだててくれるが、我々は少なくとも一般的な夫婦の概念に当てはまるものではない。何しろお互いに家事を徹底的にしない。見るに見かねて根負けした方が洗濯をし食事を作りゴミをまとめるという……ガマン大会か(+_+)。 それで9年も離婚してないんだから根っからお気楽なのである。 塩浦嬢を迎えにきたダーリン、食事もせずに待っていたらしい。ああ、健気だ。私なら女房ほったらかして先に食ってるのに。……今日も「庄屋」かな(^o^)。
女房に昨日録画した『キカイダー』を無理矢理見せる。「原作の絵っぽくって女が色っペー」……って、お前も女だろう。『ズバット』や『ゴレンジャー』や『シロクロード』も面白がって見てたくせに、「石森は嫌い」と言うのはなぜだ。 DVD『知らなすぎた男』見返す。ビル・マーレーは何度見てもいい。新作の『クレイドル・ウィル・ロック』では腹話術を披露するようだが、特撮ではなくて実演してくれるのだろうなあ。こりゃまだまだ死ねんな。
| 2000年10月16日(月) |
ファジー理論とエスパーとサイボーグと/アニメ『犬夜叉』『人造人間キカイダー』第一話ほか |
同僚の何人かと仕事のことで言い争う。 ともかく私が不真面目なのに対して周囲がみんな真面目なのがよくない。……って、それじゃ悪者は私のほうになるな(^_^;)。 不真面目と言うより、私は物事はファジーな方がいいと考えているのだが、同僚たちはキッチリしないと気がすまないタチ。しかも正しいのは自分と思い込んでいる。 どんな職場でも、自分が正義と信じてるやつほど始末に悪いものはない。今日の会議でもその同僚たち、先日のお偉いさんの指導について真っ向から対立意見を述べていたが、本心でそうは思っていても、公の席で口にするのはちょっとマズイのだが。 マジメ過ぎて、毎日みんな余裕がなく息苦しそうな顔をしている。いいのかなあ、それで。……イライラの原因の一端は私にあるのかもしれんが(^o^)。
今日もいきなり残業。事前の連絡がないのはもうこの職場には蔓延している。こちらもカンを働かして行動しないといけないが……エスパーじゃないよ、私は。 でも今日はカンが働いた。残業があることを見越して、ビデオを仕掛けておいたのだ。これで『犬夜叉』の1回目を見逃さずにすんだ。……仕事に使えよそのカン。
『犬夜叉』さすが演出がサンライズ。しかも監督は『ガンダムW』の池田成。アクションシーンでパンしまくること(^o^)。高橋留美子の原作の連載は続いているが、独自の結末をつけて26話くらいでまとめてくれれば、結構いい出来になるのではないか。でも山口勝平と日高のり子を使うのは作者の希望か知らんが新鮮味はないぞ。 『人造人間キカイダー』……こここここれはけけけけけっさく! 多少トメ絵が目立ちはするが、第1話にして既に「作られた者」の悲しみがにじみ出ている。ミツコがジローに恐怖を抱く幕切れと言い、改めてこの原作が『フランケンシュタイン』を意識していたことがよく判る。「怪物」は決して幸せになれない。そしてその罪は人間にある。これはぜひともシャドウ編まで作ってもらわねば! 『サイバーシックス』、てっきりアチラのアニメかと思ったら合作。作画スタッフは殆どこちら。……でも日本のアニメ技術で向こうのクサイ演技をなぞろうとしてなぞりきれないような違和感がある。果たして面白くなるかどうか。
勢いで『雀鬼』まで見てしまう。読みかけの本が何冊もあるというのに。せめて帰宅して寝るまでの時間が8時間はほしいな(贅沢だって)。
| 2000年10月15日(日) |
ステーキとモーレツとSFミステリと/『海底密室』(三雲岳斗)ほか |
思い切り朝寝。『クウガ』も『どれみ』も見損ねた。 女房が練習に出かけた後、昼飯はレトルトカレー。品名を出すのは避けるが不味い。新発売のレトルトは一通り試すようにしているが、まあアタリは一割。400円越さないとうまくないってんじゃ、庶民にゃキツイがな。 晩は美味いものが食いたいので、ステーキを焼く。女房に焼かせようかとも思ったが、絶対確実に焦がすので(^_^;)自分で焼く。
チャンネルNECO『OH!それ見よ』第1話見る。 演技する小川ローザを見るのは初めて。と言っても殆ど走りまわるだけで台詞は殆ど無し。モデル出身で演技力は全然無かろうと踏んだ監督(真船禎!)の配慮かな。でもこういう形の主演じゃあ、裏で他のキャストからは苛められたんじゃなかろうか。程なく芸能界から消えたし。 ミヤコ蝶々の追悼番組を放送していたので、女房に「『夫婦善哉』知ってるか?」と聞くと知っている。漫談などもよく見ていたとか。私より10歳も若い癖に侮れないやつ。
三雲岳斗『海底密室』読む。 理系ミステリというワリに非論理的で笑った森博嗣に比べて、こちらは堂々たる傑作。舞台設定とトリックに充分説得力があるのだ。ただ、ミステリを書き慣れてないせいだろう、文章が固く、登場人物の挙動不審をうまく迷彩できていないため、犯人がすぐにバレる。横溝正史はそこがうまかったけどなあ。 そうした瑕瑾も含めて山田正紀が見事に冷静な解説を書いている。提灯解説に堕せずミステリ論として読み応えがあるもので、これだけでもこの本は買い。 榎戸洋史『フリクリ』2巻。 ノベライズも随分質が上がった。これまでアニメのノベライズで面白かったものと言えば、富野由悠季の『ガンダム』のように、本編の設定を一旦壊して再構築するものに限られていたが、これはアニメの筋をそのままなぞっていながら小説として読める。読みながらアニメの画を思い浮かべて補強する必要がないのだ。それだけ表現が簡にして明瞭なのである。
持ちかえった仕事をウダウダとやるが、一向に進まない。今日はある程度で切り上げ、明日職場でやろう。ドンガバチョ曰く、「今日が駄目なら明日にしましょ」てなもんだ(←お気楽)。 長野県知事、田中康夫に決まったとか。石原都知事の2匹目の泥鰌を狙った感じが強いが、もちろん横山ノックの二の舞になる可能性も大。長野県民の英断には感服だね(^o^)。
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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