無責任賛歌
日記の表紙へ昨日の日記明日の日記




ホームページプロフィール掲示板「トーキング・ヘッド」メール
藤原敬之(ふじわら・けいし)

↑エンピツ投票ボタン(押すとコメントが変わります)
My追加


2001年04月20日(金) ただいま治療中/『クラッシャージョウ』(細野不二彦)ほか

 職場での健康診断の結果表を渡される。
 この用紙が、年々カラフルに、しかも記載事項が複雑になってきている。
 なんだか自分の病気が年ごとに複雑化して悪化しているように思えてくるんだけれど、こういうのって逆効果じゃないのか。
 体重が肥満度1で収まってたのは自分でも意外だった。太っちゃいるけど百貫でぶってほどではなかったのだなあ。ついでに調べてみたが、百貫って375キロなのだな。……小錦以上じゃねえか。肥満度100ぐらい行ってるよな、アレは。
 最近デジカメにはまって、女房が私の写真を撮りまくっているのだがそこに映っている私はどう見ても中年ぶとりのオヤジである。そんなん写してもクソつまらんのじゃないかと思うのたが、なにをトチ狂ったか女房は「ポスター作ってカレンダーにしようか」などとフザケたコトを言う。……テメエもその三段バラの水着ポスターでも作ってやろうか。
 気色の悪い話題はさておき。
 既に治療中のものについては今更の結果。
 糖尿、中性脂肪、肝機能については治療中ということで「医師の指導に基づくこと」との所見。夏場はこれで入院しそうな気配なのだが、不思議なことにいつも血圧だけは正常なのだ。毎日ひいふう言ってるわりになんとかカラダが持ってるのは心臓がマトモに働いてくれてるおかげなのだなあ。
 えらいぞマイハート。
 今回の結果でよく解らんのはレントゲンで横隔膜に異常が見られたこと。所見にゃ「観察してください」って書いてあるんだが、自分で自分の内臓観察できね―から医者にかかってんだろーが。具体的にどこがどうでどういう問題があるか指摘しなけりゃ健康診断の意味ないじゃん。
 でもいくら治療したって、体にガタが来るのが止められるわけじゃなし、だもんで働けるまで働こうって無理して、早死にするやつが日本人には多いと思うのである。お袋がだいたいそうだったしなあ。
 その点、私は既に感覚的に余生を生きてる気分なので、入院する時は平気で入院してしまうのである。
 兼好法師は「人間四十で死ぬのがちょうどいい」と七十歳の時に言ったが、自分ではそれなりの分別もでき、熱心に働いてるつもりでいても、四十過ぎの人間のエネルギーはどこか社会を停滞させる方向にしか動いていないのである。「若者に対して怒る」ってのが既に社会をリタイアしかかってる証拠だからねえ。
 まともな大人は怒る前に自分が働くものですって。……少ないよな、大人。

 テレビ『クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ映画公開モーレツSP』、昨日読んだばかりの単行本、『エンピツしんちゃん』がもうアニメ化だ。
 スペシャルバージョンの1回こっきりの放送みたいだけど、原作もアニメも、少しずつでいいからしんちゃんたちを成長させてほしい、あるいはたまにでいいから中学生編なんかも見てみたいという気がしている。
 マンガのキャラがトシをとらないのを「サザエさん現象」と呼ぶやつがいるが、実はその類型に当てはまっているマンガというのは意外に少ないのだ。
 例えば、一見何の変化もないように思われている『ドラえもん』にも、時の流れはちゃんと存在している。中学生や高校生、大人になったのび太が登場したこともあるし、『のび太の結婚前夜』のような感動編もちゃんと描かれている。だいたい『ドラえもん』自体がタイムマシンで未来から来てるんじゃないか。
 江川達也は「『ドラえもん』はのび太が人間的に成長しないのがよくない」とバカな意見を吐いていたが、あの作者には基本的にマンガを読む力がないのだ。だから『タルるーとくん』が『ドラえもん』の二番煎じにしかなっていないことに気付いてもいないのである。
 「しんちゃん」もまた成長しない子供ではない。幼稚園というユートピアを繰り返し過ごしてはいても、未来予想図を持たない子供ではないのだ。映画、テレビを何本も見ているうちに、いつの間にか私は、「ああ、この子がどんなオトナになるか見てみたいなあ」という気持ちにさせられている。それだけ、『しんちゃん』のキャラクターには血が通っているのだ。
 しんちゃん本人もだが私はひまわりのオトナバージョンも見てみたいぞ♪
 さあ、明日はいよいよ映画第9作の公開だ。初日に行くぞ、待ってろよ万博コンパニオン(何のこっちゃ)。

 近所のカラオケのサービス券が今日までなので、晩飯がてら女房と出かける。
 二人で行く時にはできるだけ練習を兼ねるので、日頃歌いつけてないやつや、所々忘れてるやつを確認しながら歌うことが多い。
 そうか、金井夕子(覚えてるヒトいるかなあ)の『パステル・ラブ』、尾崎亜美の作詞・曲だったのか。フルコーラス歌えるような気がしていたが、やはり途中を忘れている。しかもキーが合わない(^_^;)。
 谷山浩子の『猫が行く』(なんと大島弓子の『綿の国星』のイメージソングなんだよね)、15、6年ぶりに歌ってみたが、サビの部分のメロディーがどうしても思い出せない(帰宅して昔のカセットテープ引っぱり出して聞いてみようかとも思ったが、もう部屋のどこにあるのか分らない。さて、こんなマイナーなの、CD化されてるのかなあ?)。
 郷ひろみ・樹木希林『林檎殺人事件』、驚くほどキーが合う。というか、音の高低がないおかげなんだけど。
 そのことを女房に言ったら、
 「じゃあ、あんたって、声はヒロミ・ゴー?」
 ……んなわけあるか。
 女房は女房で『チャコの海岸物語』だの『不良少女白書』だの、いったいいつどこで覚えたんだと言いたくなるものばかり歌う。
 サービス券を使いきり、焼きそばとお好み焼きを食って、二人で3400円。まあこんなもんか。
 近所に新しく出来たカラオケ屋にもまだ行ってないし、そのうち行かねばなあ(何が「ねば」だか)。

 マンガ、高千穂遙原作・細野不二彦作画『クラッシャージョウ』文庫版読む。
 細野さんのこの作品、もう買うの3冊目なんだが、再版されるたびに新作や加筆などの書き足しが増えるので、買うしかないのだ。なのに今回も完全版じゃなく、『復讐鬼の葬送』が未収録。なんでだ(-_-メ)。
 ジョウがヒーロー然としたヒーローで、キャラとしての特徴が少ないものだから、その分SF的アイデアで攻めてほしかったんだけど、新作短編はそれほどのものではなかった。むしろデビュー作とのあまりの絵柄のギャップを楽しんだほうがいいのかも♪


2001年04月19日(木) 今日は眠いので短いよん/『クレヨンしんちゃん』29巻(臼井儀人)

 今日は暉峻康隆とマイケル・リチーが死去。
 だから別に今日の死亡者日記にしたいわけじゃないのに(-_-;)。
 何を隠そう、隠すほどの意味もないが私はブンガクブの出身なので、近世文学の文献を読むのに暉峻さんの著書にはずいぶんお世話になった。なっただけでお礼はしていない(当たり前だ)。
 マイケル・リチーの映画は『がんばれ!ベアーズ』と『フレッチ/殺人方程式』しか見てない。どちらも好きなコメディーだけれど監督としての才知はあったのかどうか。役者の才能におんぶに抱っこの映画だったようにも思うし。

 だんだん暖かくなってきて、自転車通勤もひと汗かくようになってきた。
 冬場はいちいち着替えるのも面倒臭いので背広のまま自転車で通ってたんだが、そろそろジャージにしないと汗だくで風邪をひいてしまうかもしれない。
 暖かくなるにつれて、なんとイカレかけてた自転車のバッテリーも復活してきた。……寒いと充電機能って落ちるものなのか?

 帰宅するとちょうど女房が餃子を焼いているところ。
 そうかあ、今日の晩御飯のおかずは餃子かあ。あとは何かなあ、と思って待っていたら、出て来たおかずは餃子だけ。しかも見た目がほとんどふやけたワンタンである。
 「失敗しちゃった♪」
 見りゃ解るわ。
 どうもバカ正直に説明書通り、水を入れて蒸そうとしたらしい。あれは水の加減がムズカシイので、油で炒めるだけで充分だったりするのだが。
 女房自身も物足りない様子だったので、仕事に出かけたあと、スバゲッティを作っておいてやる。
 私が寝てる間に、多分、あの欠食児童は喜んで食らいつくことであろう。サービスのいい夫だなあ。

 マンガ『クレヨンしんちゃん』29巻読む。
 しんちゃんの小学生編のタイトルが『エンピツしんちゃん』。するってえとやっばり「クレヨンしんちゃん」のクレヨンって、クレヨンでお絵かきするのが好きって意味なのかな。
 小学生編まで出したってことは、いよいよネタギレかって気もするけど、テレビの視聴率はまだまだいいようだし、終わるに終われないっていうのが正直なところなのかも。
 いや、早く終われって意味じゃないからね。


2001年04月18日(水) 中華思想の尻の穴/『名探偵コナン』32巻(青山剛昌)

 山田智彦が死去……ってもういいや。(山田さんゴメン)

 毎日がなんだかバカのように忙しいし、実際青息吐息で仕事をしているのだが、不思議と昨年より充実している。
 去年は仕事量そのものは今年よりも少なかったのだが、それでも意欲がどうにも湧かなかった。「ベンチがアホやから」と言うのは、たいてい無能の言い訳だったりするのであまり言いたくはないのだが、実際、アホの下だと何やっても足を引っ張られるだけなのである。
 でもアホが異動で消えたおかげで、私も仕事ができるようになったのだから、あいつがアホだったと断定しても、私の逃げ口上にはなるまい。
 おっといけねえ、仕事のことは言わない約束だったぜ(^^)。

 自民党総裁選そのものに興味はないが、小泉純一郎氏一人の足をほかの三人が引っ張ろうといている構図はなかなかに面白い。
 派閥の解消を謳っているのは小泉氏だけであるから、1対3の対決となるのに不思議はないが、たとえ小泉氏が当選したとしても、その政治力を今から牽制しておこうという目論見は透けて見える。政治的な駆け引きで言えば小泉氏のような青臭い万年青年は、他の三人にかなうはずがないのだ。だから当選の可能性のない麻生、亀井両氏も余裕綽々としていられるのである。
 政治家として長生きするためには定見を持たぬことが第一であるから、とりあえず自分の地盤を固める機会として総裁選を利用して、さて、小泉政権が木舟か泥舟か見極めた上で乗るか乗らぬかを決めようというのがお三方の目算なのであろう。どうせ小泉氏にあの三人が切れるはずもないし。

 更に面白かったのは、四人が四人とも、靖国参拝肯定、李登輝前総統来日ビザ発行許可については意見が一致していた点であった。
 日本の政治家がここまで露骨に対中国を表明したのは戦後初めてではないのか。あの粛清の文化大革命時にすら玉虫色の表現で批判を誤魔化していたというのに。
 ここんとこ、中国の対外政策は素人目にもドジ踏んでばかりとしか見えないから、確かに擁護したって得はないもんな。
 民衆は基本的にムズカシイ小理屈は好まない。
 「病気を治療したい」と言ってる人間の入国を妨害するようなことをやってりゃあ、自ら敵に廻してくれと言ってるようなもんだ。
 李登輝氏が日本との政治的結びつきを深めようと画策してるのは中国側が批判している通りだろう。確かにホントに病気かどうかなんて、わかるこっちゃない。しかし、それでもあえて見て見ぬフリをするだけの度量を見せなければ、悪者になるのは中国の方だということになぜ気付かないか。仮に本当に李登輝氏の健康が悪化でもした日にゃあ、中国は非人道的な国として、世界的に孤立しかねないんだぞ。李氏の行動はそこまで計算した上でのことだろう。既に情勢は李氏の思惑通りに進んでいる。どう転んでも李氏に負けはないのだ。
 李氏の来日に外務省はあくまで反対しているそうである。あそこにゃ相当中国のスパイが入り込んでるというウワサがあるが、あながちウワサばかりと否定ができない感じじゃないか。
 イデオロギーに拘っている国は融通が利かないからいやんなるのだ。だいたい「一つの中国」に拘るのだって「世界の中心はおれらだけ」って思想からじゃないか。
 ……そう思うんなら思ってていいからよ、ケツの穴の広いとこぐらい見せろや、なあ。

 女房が晩飯用にでかいハンバーグを買ってきている。
 「お風呂入るから、その間に温めといて」
 なんだ、作るのは私か。
 ハンバーグだけでは物足りないので、ネギを炒めて目玉焼きにまぶす。あとは野菜炒め。ところが女房、ハンバーグだけでおなかいっぱいだと言って、野菜炒めは食べようとしない。
 ……本当に少食になったのか、とも思ったが、これが肉ならやっぱり食うにちがいないのである。
 私は女房が、「シズラー」で食い放題がしたいと、私の給料が出るのを舌なめずりして待っているのを知っているのだ。

 何となく新番組バラエティにチャンネルを合わせる毎日であるが、今日は『せきらら白書』というくだんねー番組をついつい眺めてしまっていた。
 番組表には「徹底調査で日本の実態をせきらら報告」とあるが、のっけから「親友って何?」というバカげた調査。
 自分が親友だと思っている相手が、自分のことも親友だと思ってるか、というせきららというよりは底意地の悪い企画である。日本人ってマジメだからなあ、そう言われると、真剣に考えちゃうのだねえ。企画者の方はまるでマジメに考えちゃいないのに。
 お年寄りが「友達はみんな親友」と答えてたのを少しは身に染みて考えたらどうかね。この調査がなんの結論も見出せないものだってことに気付けよ。
 芸能人の頭よい度を高校の偏差値で輪切りにするってのもアホの真骨頂。ゲストの大橋巨泉に思いっきり批判されてたが、出演者から総スカンを食らうような企画立ててんじゃねーよ。

 マンガ、青山剛昌『名探偵コナン』32巻。
 今更トリックがど〜のと言ってもしょーがないのかもしれんが、焼死体がなぜ傘を握っていたかとか、犯人の証拠が色紙に残っていたとか、もちっと説得力のあるトリックが思いつけんのか。
 絵柄は好きなんだが、どうもコナンがカッコつけてる割にストーリーがお寒いと、トホホ感が弥増してしまうのである。無理に本格物にしないで、サスペンス物で通した方がいいと思うんだけど。
 そう言えば今回、満を持した感じでモリアーティ教授(をモデルにしたキャラ)が登場したけど、劇場第一作『時計じかけの摩天楼』に出て来た森谷帝二との関係はどうなってんだ。今度の劇場版『天国へのカウントダウン』にも、森谷帝二の関係者が出てくるという話だし(つまりモチーフは『空家の冒険』なわけね。……見る前からネタバレさせんなよ)、なぜそうモリアーティに拘るか。
 関係ないが森谷帝二の声は大塚明夫。つまり『名探偵ホームズ』でモリアーティを演じた大塚周夫のご子息である。親子二代のモリアーティ役者ってのもなんだかなあ(^_^;)。



↑エンピツ投票ボタン
日記の表紙へ昨日の日記明日の日記

☆劇団メンバー日記リンク☆


藤原敬之(ふじわら・けいし)