無責任賛歌
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| 2000年10月16日(月) |
ファジー理論とエスパーとサイボーグと/アニメ『犬夜叉』『人造人間キカイダー』第一話ほか |
同僚の何人かと仕事のことで言い争う。 ともかく私が不真面目なのに対して周囲がみんな真面目なのがよくない。……って、それじゃ悪者は私のほうになるな(^_^;)。 不真面目と言うより、私は物事はファジーな方がいいと考えているのだが、同僚たちはキッチリしないと気がすまないタチ。しかも正しいのは自分と思い込んでいる。 どんな職場でも、自分が正義と信じてるやつほど始末に悪いものはない。今日の会議でもその同僚たち、先日のお偉いさんの指導について真っ向から対立意見を述べていたが、本心でそうは思っていても、公の席で口にするのはちょっとマズイのだが。 マジメ過ぎて、毎日みんな余裕がなく息苦しそうな顔をしている。いいのかなあ、それで。……イライラの原因の一端は私にあるのかもしれんが(^o^)。
今日もいきなり残業。事前の連絡がないのはもうこの職場には蔓延している。こちらもカンを働かして行動しないといけないが……エスパーじゃないよ、私は。 でも今日はカンが働いた。残業があることを見越して、ビデオを仕掛けておいたのだ。これで『犬夜叉』の1回目を見逃さずにすんだ。……仕事に使えよそのカン。
『犬夜叉』さすが演出がサンライズ。しかも監督は『ガンダムW』の池田成。アクションシーンでパンしまくること(^o^)。高橋留美子の原作の連載は続いているが、独自の結末をつけて26話くらいでまとめてくれれば、結構いい出来になるのではないか。でも山口勝平と日高のり子を使うのは作者の希望か知らんが新鮮味はないぞ。 『人造人間キカイダー』……こここここれはけけけけけっさく! 多少トメ絵が目立ちはするが、第1話にして既に「作られた者」の悲しみがにじみ出ている。ミツコがジローに恐怖を抱く幕切れと言い、改めてこの原作が『フランケンシュタイン』を意識していたことがよく判る。「怪物」は決して幸せになれない。そしてその罪は人間にある。これはぜひともシャドウ編まで作ってもらわねば! 『サイバーシックス』、てっきりアチラのアニメかと思ったら合作。作画スタッフは殆どこちら。……でも日本のアニメ技術で向こうのクサイ演技をなぞろうとしてなぞりきれないような違和感がある。果たして面白くなるかどうか。
勢いで『雀鬼』まで見てしまう。読みかけの本が何冊もあるというのに。せめて帰宅して寝るまでの時間が8時間はほしいな(贅沢だって)。
| 2000年10月15日(日) |
ステーキとモーレツとSFミステリと/『海底密室』(三雲岳斗)ほか |
思い切り朝寝。『クウガ』も『どれみ』も見損ねた。 女房が練習に出かけた後、昼飯はレトルトカレー。品名を出すのは避けるが不味い。新発売のレトルトは一通り試すようにしているが、まあアタリは一割。400円越さないとうまくないってんじゃ、庶民にゃキツイがな。 晩は美味いものが食いたいので、ステーキを焼く。女房に焼かせようかとも思ったが、絶対確実に焦がすので(^_^;)自分で焼く。
チャンネルNECO『OH!それ見よ』第1話見る。 演技する小川ローザを見るのは初めて。と言っても殆ど走りまわるだけで台詞は殆ど無し。モデル出身で演技力は全然無かろうと踏んだ監督(真船禎!)の配慮かな。でもこういう形の主演じゃあ、裏で他のキャストからは苛められたんじゃなかろうか。程なく芸能界から消えたし。 ミヤコ蝶々の追悼番組を放送していたので、女房に「『夫婦善哉』知ってるか?」と聞くと知っている。漫談などもよく見ていたとか。私より10歳も若い癖に侮れないやつ。
三雲岳斗『海底密室』読む。 理系ミステリというワリに非論理的で笑った森博嗣に比べて、こちらは堂々たる傑作。舞台設定とトリックに充分説得力があるのだ。ただ、ミステリを書き慣れてないせいだろう、文章が固く、登場人物の挙動不審をうまく迷彩できていないため、犯人がすぐにバレる。横溝正史はそこがうまかったけどなあ。 そうした瑕瑾も含めて山田正紀が見事に冷静な解説を書いている。提灯解説に堕せずミステリ論として読み応えがあるもので、これだけでもこの本は買い。 榎戸洋史『フリクリ』2巻。 ノベライズも随分質が上がった。これまでアニメのノベライズで面白かったものと言えば、富野由悠季の『ガンダム』のように、本編の設定を一旦壊して再構築するものに限られていたが、これはアニメの筋をそのままなぞっていながら小説として読める。読みながらアニメの画を思い浮かべて補強する必要がないのだ。それだけ表現が簡にして明瞭なのである。
持ちかえった仕事をウダウダとやるが、一向に進まない。今日はある程度で切り上げ、明日職場でやろう。ドンガバチョ曰く、「今日が駄目なら明日にしましょ」てなもんだ(←お気楽)。 長野県知事、田中康夫に決まったとか。石原都知事の2匹目の泥鰌を狙った感じが強いが、もちろん横山ノックの二の舞になる可能性も大。長野県民の英断には感服だね(^o^)。
| 2000年10月14日(土) |
「野草」刈りと漂泊者と生ベルばらと/『あこがれの遠い土地』(トーベ・ヤンソン)ほか |
職場の周りの雑草を刈る。これも仕事か? 昭和天皇が化けて出るぞ(←植物学者で「『雑草』なんて草はない」と言った)。 今日も勤務時間超過で更に次の仕事を依頼されそうになる。しかも上司は残業手当も出ないというのに悪びれもせず「残ってください」と頼んでくる。この職場、みんながみんなワーカホリックにかかってるとしか思えんな。付き合ってられないので「来客がある」と告げて退散。
来客は実は桜雅嬢。『グラビテーション』のDVDを買ったはいいが、本体を持っていないので、ウチまで見に来たのだ。ハード買ってからソフト買えよ……と言うのは簡単だが、私も昔、まだデッキを持ってもいない頃、あのソフトがほしいなあ……とつい買ってしまいそうになったものだった。 最初に買ったビデオテープは『ザッツ・エンタテインメントPart2』『幕末太陽伝』『怪奇大作戦・京都買います』の三本。価格も今の4、5倍は高かった。学生の頃で小遣いはもうスッカラカン、その三本ばかり1ヶ月食い入るように見ていたのも遠い思い出。 ……桜雅嬢の先走りも分るんだよねえ。
マンガ、石川賢『真ゲッターロボ』2巻(完結)、トーペ・ヤンソン『ムーミンコミックス2 あこがれの遠い土地』読む。 昔のアニメ『ムーミン』を見て育った世代には、原作及びコミック版の『ムーミン』はイメージが違っていて取っ付きにくい。本末転倒なのだが、それくらいアニメのムーミンはキャラクターが生きていた。特に西本裕行氏演じるスナフキンは原作以上に旅の哲学者であり、その宇宙観は明らかに芭蕉をモデルにしていた。日本人向きなのである。 コミックのスナフキンはもう少し軽くてムーミンをからかったりもする。おおらかだが周囲の騒動に翻弄されやすいムーミン一家を導いてあげる点は同じだが。
チャンネルNECOで『ベルサイユのばら』『ルパン三世念力珍作戦』と、コミックの実写映画版を立て続けに流している。 『ベルばら』、ラストはアンドレの死までしか描かれない。でも問題なのは『禁じられた遊び』のモロパクリなこと。革命に沸き立つ群衆の中を『アンドレ!』と叫んで消えていくオスカルって……。よくこんなの作ったな、山本又一郎。この人と荒戸源次郎と西崎義展は、映画界の三大「山師」だと思う。
『ちんちろまい』ほか博多関係のHPにやたら感想を書きこむ。何燃えてんだろう、俺。
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藤原敬之(ふじわら・けいし)
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