無責任賛歌
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藤原敬之(ふじわら・けいし)

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2000年09月28日(木) 百鬼夜行とヤオイSFとデクノボーと/『イミューン ぼくたちの敵』(青木和)ほか

 フルタの百鬼夜行シリーズ、「青坊主」三体(色違い)、「網剪」二体、「ぬっぺっぽう」、「人魚」各一体まで集める。
 今のところダブリは一体しかないから、効率はよい方か。でも近所で仕入れている店が一軒しかないので、そこが入荷してくれなくなったらもうアウト。ダブっても構わないから、買いこんだろかと思案中……って、女房は反対するに決まってるが。

 仕事から帰ると、女房が家にいない。そういえば今日は『笑劇! バスストーリー』を観劇に行っているのだった。しまったなあ、早目に帰れると分っていれば、私も一緒に見に行くのだった。
 ……と思っていたら、帰ってきて女房、出来は「まあまあ」だとか。その程度なら行かなくて正解だったかな?

 青木和『イミューン ぼくたちの敵』またまたデュアル文庫。
 異能力者が結集して人類の敵と戦う、というハナシは『幻魔大戦』を初めとして腐るほどあるが、その戦士達が戦い終わった後どうなるか? という視点で書かれたもので、これはユニーク。
 というか、アニメ『幻魔』のラストで、「おめでとう、幻魔の脅威は去ったようだよ」のヒトコトで話が終わってしまい、「オイ、これからこいつらどうなるんだよ!」と突っ込んだ経験のある世代にとって、その疑問を氷解してくれる展開なのだ。
 でも少年同士の友情のハナシって、今時はどうしてこう、ヤオイっぽくなるかなあ。……『銀河鉄道の夜』(ネコだったけど)以来の流行か?

 DVD『雨あがる』見る。監督の小泉堯史、野上照代の対談解説や英語字幕など、見る楽しみが倍増する特典が充実。宮崎美子が井川比佐志たちを「デクノボー」と呼ぶところ、英語では「FOOLS」。……身もフタもないな(^_^;)。
 外国では「クロサワズ・ラストフィルム」として宣伝されたらしいが、これはマズイのではないか。遺作はあくまで『まあだだよ』だぞ。
 本作での黒澤明の脚本も、収録資料を見る限りはおよそ未完成で、小泉監督によって相当補填されている。ラストも変更されているし、「黒澤映画」とは言い難いのだ。小泉監督にネームバリューがないなら、せめて黒澤追悼映画、ぐらいに言えなかったものか。
 ミステリチャンネル『殺人鬼蜘蛛男』見る。……藤田進と岡譲司という、その方面のファンにとっては垂涎の組み合わせ。私の超ごヒイキ、天津敏も出ていたがチョイ役。残念。


2000年09月27日(水) とろける膵臓と行きずりの恋と膝小僧と/『おもいでエマノン』(梶尾真治)

 お泊まり二日目。でも通院で仕事を抜ける私(^o^)。

 H病院(悪口を書くつもりなのでイニシャル)で内科眼科耳鼻科皮膚科をハシゴ。……楽しくないハシゴだ。
 内科の検査、結果が最悪だと言われる。血糖値は200越えてるし、膵臓が溶けそうだとか。でも前回も前々回も最悪だと言われたぞ。前のは実は最悪ではなかったと言うことか。いっそのこと次回も最悪と言われるかどうか暴飲暴食してやろうか(……死ぬって)。
 けれど耳鼻科の検査では蓄膿はほぼ完治。「糖尿病が安定してるためでしょう」と言われる。おい、どっちの言うことが正しい?
 鼻の通りがよくなった割にイビキのひどいのは一向に治っていないらしいし、いったい私の体はどうなっているのだ?

 梶尾真治『おもいでエマノン』読む。またデュアル文庫。
 梶尾作品は『地球はプレイン・ヨーグルト』くらいしか読んだことがなく、てっきりバカSFしか書かない人だと思い込んでいたのは大間違いだった。日常から非日常への飛躍が見事な、堂々たるSFである。
 ゆきずりの少年と少女の出会いと別れ、いかにもセンチメンタルな設定だが、少女には余りにも重い運命が課せられていた……。
 それをここで詳しくは書けないが、実によく考えられたアイデア。ロングヘアーの旅する美少女エマノンは、作中にも触れられている通り、男にとっての理想のアニマ。イラストが鶴田謙二と言うのも「狙ってるなあ」と言う感じなのだが、苦もなくその手に乗せられてしまっている私がここにいる(^_^;)。
 ああ、エマノンに会ってみたい!
 第一作がショッキングなあまり、続編の印象がどうしても薄くなってしまうが、一読をお勧めしたい本ではある。

 仕事に戻り、若い子たちと話すが、芝居に誘ったら面白そうな子が一人いた。絵を描くのが趣味らしいが、「多分死ぬまでカキ続けます」と言う。……猿の○○○○かい。縁があれば悪の道に引きずりこめるかも。

 夜、一緒に泊まる同僚から怪談話をいろいろ聞かされる。
 「膝小僧」のネタ(「お前、膝が痛くないか?」「うん、痛いけどどうして?」「……妖怪が憑いてるんだよ」「えっ?! どんな妖怪?!」「……膝小僧」)はもう何人から聞いたか分らないが、そう大して面白くもないのに、なぜここまで広がっているのか。
 ほんとに怖い話も聞かされたが、このHPが祟られるとイヤなので省略。


2000年09月26日(火) 泊まりの仕事で本も読めねえ

 何が家出だ。仕事じゃ仕事。
 とは言え、こんな泊まりの仕事が入って来るなんて、昨日まで全く聞いてなかったぞ。職場に2泊3日だとお!? 着替えも何も用意しとらんわあ!
 ……いや、正確に言えば、連絡を受けてはいた。……四月に。
 つまりなんだな? この職場では半年も前の連絡を間に何の確認もなくてもいちいち覚えていろというのだな? ……(-_-メ)
 女房に連絡しておかないと、いきなり家を空けるなんて浮気じゃないかと疑われそうなので、慌てて携帯電話に掛ける。案の定悲鳴を上げる女房。だからこの程度のことで泣くなってば。
 しかし幸か不幸か、水曜日に通院するよう予定をずらしていた。一時仕事を抜けてウチに帰ることはできる(で、この日記は水曜の朝、書いている)。もともと月曜に通院するつもりだったのを水曜にズラしたのは職場のほうだ。泊まりの最中に仕事を抜けたからといって、文句は言えまい。

 水曜日に医者に行くことは周囲に知らせていたので、てっきり私は泊まらないものと思われていたらしい。一緒に泊まる女の子たちに(あああ、こういう書き方をするから浮気かと誤解される。いや、男も女もたくさんいるのよ)自分も泊まることを告げると、顔を合わせてニヤニヤ笑う。……いや、笑うだけじゃなくて何か言えよ。いったいどういう反応なんだかわかんねえよう。
 何となく職場での私の存在がイロモノのように認識されてる気がするのは気のせいだろうか?
 最近、いろいろな事情で職場の雰囲気が悪くなっているが、案外若い子は気にせずのほほんとしているものだ。神経質になってるのは年寄りばかりなりだナア、とつくづく思う。

 寝床が変わると眠れないものだというが、私の場合それはない。どこでもいつでもどんな姿勢でも眠れるというのが得意ワザである(のび太か)。というか、常に体調が悪いので、気を抜くと途端に眠れてしまうのである(だから会議ではすぐ寝る)。
 薄っぺらな布団に毛布ナシ掛け布団のみ、隙間風入りまくりの寒い部屋だったが、数秒で寝つく。朝起きてみると夜風のせいか喉がやたら痛い。……雪山に登ったら、真っ先に死ぬタイプだな、俺。



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